冬休みの前によじかわ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

焼鳥「川名」

 日曜日の今日は、古くからの酒友である『呑んだフル』さんから、所用で阿佐ヶ谷方面にやって来るという連絡をいただいて、その所用が済んだ後に『よじかわ』である。

 『よじかわ』というのは、「川名」の開店時刻である午後4時に、「川名」で飲み始めること。

 15年ほど前、近くに住む酒友たちが日曜日の午後4時になると、『よじかわ』と称して「川名」に集まり、毎週のように飲んでいたのでした。

今日のメニュー

 午後4時ちょうどに店に到着すると、呑んだフルさんもちょうど到着したところ。カウンター席の奥2席に並んで座った。

赤ホッピーとお通し

 まずは二人とも「赤ホッピー(他店で言う白ホッピーのこと)」(380円、以下価格はすべて税別表記)をもらって乾杯すると、お通し(サービス)で出されるフルーツは、みかん二切れである。

牛すじ煮込み

 1品めのつまみも、二人そろって「牛すじ煮込み」(300円)をもらった。

 人気の「牛すじ煮込み」は、早く売り切れることが多い人気の品。早めに注文することが肝心なのだ。

千枚漬

 「これも食べてみて」と店主が出してくれたのは「千枚漬せんまいづけ」と「たくわん漬」。

 「川名」は、明日から2週間ほどの冬休み(ウインターバケーション)に入る。

 店内は、その休みの前に「川名」めをしておこうという常連さんたちでいっぱいである。

豚ロース西京焼

 とそこへ、我われのとなりの席に入ってきたのは、これまた昔からの酒友・巨匠さんである。

 その巨匠さんが「豚ロース西京焼」(440円)を注文すると、「豚ロース西京焼」はそれで売り切れた。

 そして出てきた「豚ロース西京焼」の分厚いこと! 我われもちょっと分けてもらった。

まいたけバター

 「焼酎のみ(なか)」(340円)をおかわりしつつ、「まいたけバター」(440円)をもらう。最後にトッピングされる、おぼろ昆布がいい味わいを生み出してくれるのだ。

ジャガバター

 呑んだフルさんは「ジャガバター」(300円)を注文した。

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 赤ホッピーをソト1・ナカ3で飲みきったあとは、「酎ハイ(生レモン)」(380円)をもらう。

 赤ホッピーをソト1・ナカ2で飲みきった呑んだフルさんは、2ラウンドめの赤ホッピーを飲んでいる。

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 これまたサービスで出してくれた「野沢菜」(上の写真)と「ミックスナッツ」(下の写真)。

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 午後7時前まで、たっぷりと3時間近く楽しんで、席料100円と消費税が加わってのお勘定は、私が2,508円、呑んだフルさんが2,354円。

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 明日からのハワイでの冬休み、楽しんできてくださいね。>店主・川名さん

 そして呑んだフルさん、ぜひまた機会を見つけて、中央線、西武線方面にも来てくださいね。

 どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和元(2019)年12月1日(日)の記録》

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限定・棒ダラの煮付け … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

棒ダラの煮付け

 今日の「ほんずなし」の黒板メニューは、「棒鱈(ぼうたら)の煮付け」。数量限定ながら200円という特別価格だ。

 棒鱈は、真鱈(まだら)の素干しのこと。江戸時代から東北や北海道で水揚げされた真鱈を使って作られてきたんだそうな。(出典

 ブラジルに赴任しているときも、干し鱈(バカリャウ)のコロッケをよく食べた。

 冷蔵庫のない昔から、足の早い(鮮度が落ちやすい)鱈を、どうやって保存するか。いろんな試行錯誤の末に、棒鱈やバカリャウが生み出されたんでしょうね。

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 金曜日の今日、「ほんずなし」に到着したのは、午後6時半。

 うなぎの寝床のように奥に向かって細長い店内は、左手奥の厨房前と、右の壁沿いに立ち飲みカウンターが並んでいる。

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 今日は左のメイン立ち飲みカウンターで、4~5人ほどの常連さんたちが立ち飲んでいたので、私はその背後の壁際カウンターに立って、「得得セット(飲みもの1品+つまみ1品のセット)」(550円)を「ホッピーセット(白)」(単品なら500円)と「あじよし」(単品なら250円)でお願いした。

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 「味よし」は、青森県では定番のごはんのお供なんだそうで、刻んだ大根・キュウリを、数の子、昆布、するめなどと一緒に醤油漬けにしたもの。

 ごはんのお供は、酒のお供としてもぴったりですねぇ。

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 「ナカ(おかわり焼酎)」(180円)をもらって、2品めに注文したのが、冒頭でご紹介した「棒鱈の煮付け」だった。

 この店のメニューには、煮物系の料理は並んでいないので、ここで煮物を食べるのは初めてだと思う。

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 3杯めとなる「ナカ」には、今月(2019年11月)いっぱい、特別価格200円で提供されている「〆にしん辛味噌和え」を注文。

 こうやって、特定の何品かの料理を特別価格で提供するという取組みは、いまメインカウンターで立ち飲んでいる女性の常連さんが、「ほんずなし」を運営している会社の社長に直訴して受け入れられたものなんだって!

「ここで飲んでたら、社長さんが来られたので、『このまわりの立ち飲み屋を見てみてくださいよ。みんなもっと安い値段で出してるんですから』って直接、訴えたんですよ(笑)」

 なるほどなぁ。でもそれをすぐに聞き入れてくれる社長の判断もすばらしい。

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 今日のおまけ情報は「津軽弁単語カード」。津軽弁は、他の青森県人にもわからないぐらい難しいんだって。

 3時間ほど、ゆっくりと立ち飲んで、今日のお勘定は1,490円でした。

 前回のレシートに印字されている「まんだこいへ~ 100円割引券」が使えるのは、お勘定が1,500円以上の場合のみ。ねらったような絶妙さで、ぎりぎりアウトだったなぁ!(笑)

店情報前回

《令和元(2019)年11月29日(金)の記録》

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メニューが外税表記に … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

焼鳥「川名」

 仕事を終えて、阿佐ヶ谷「川名」に到着したのは午後6時半。

固定メニュー

 カウンターの奥のほうに空席があったので、そこに座り、いつものようにまず飲みものを注文しようと、目の前に貼り出されている飲みものメニューを見ると、なんだかいつもより安い。

外税表記の案内

 改めて確認すると、店内に「価格表示は外税とさせて頂きます」という表示が出されている。

 10月1日から、このスタイルになったそうなのだが、これまで気がついてなかったなぁ。

ホッピーとお通し

 そんなわけで今夜も「赤ホッピー」(380円、価格はすべて外税表記)からスタートすると、サービスで出される果物のお通しは「みかん」。

 年配のご常連客が多かったため、その人たちに果物を食べてもらおうということで、マスターが考案したのがこのお通し。

 それ以来、「川名のお通しはフルーツ」ということが定着している。

 ちなみに「赤ホッピー」というのは、他の店では「白ホッピー」と呼んでいるホッピーのこと。王冠の色が赤いので、この店では「赤ホッピー」と呼んでいるのだ。「黒ホッピー」は、王冠の色が黒いので、この店でも「黒ホッピー」である。

 ホッピーファンの方々はお気づきと思うが、白ホッピーと黒ホッピーとの違いは王冠の色だけ。瓶はまったく変わらない。

 明かりに透かせると、白ホッピーは色が薄く、黒ホッピーは色が濃いのがわかるのだが、もっとも簡単な識別方法は「王冠の色」なんですね。

牛すじ煮込み

 つまみの1品めは「牛すじ煮込み」(380円)。

 皮付きのゴボウなど、野菜もたっぷりと入った「牛すじ煮込み」は、お持ち帰り用の店頭販売でも人気の品。早い時間に売り切れてしまっていることも多いのだ。

日替りのボードメニュー

 その「牛すじ煮込み」で1杯めのホッピーを飲み終えて、「焼酎のみ(なか)」(340円)をもらって、次なるつまみは初めて目にした「粒うに豆腐」(280円)を注文した。

粒うに豆腐

 「粒うに豆腐」は、冷奴のてっぺんを、スプーンでくるりと切り取って、その穴に、粒うにをのせて、刻み海苔(のり)をトッピングしたもの。

 スプーンで切り取った豆腐も、ちゃんと横に添えてくれてるのが「川名」らしいなぁ。食材を無駄にしないのである。

小さな刺盛

 「これもどうぞ」とマスターが小さな刺身盛り合わせを出してくれた。

 阿佐ヶ谷「川名」は、週明けの月曜日から2週間のウインターバケーションに入る。

 その前に『「川名」での食いだめ』をしておこうという常連さんたちも大勢いらっしゃるので、ちょっとしたサービスの品も用意してくれたんですね。ありがとうございます。

黒ホッピー

 「川名」のホッピーはジョッキが大きいので、ソト1・ナカ2ぐらいで飲むのがちょうどいいバランスになる。

 焼酎の量も多いので、ソト1・ナカ2で、よその店でソト1・ナカ3~4で飲んだのと同じぐらいの酔い加減になるのだ。

 しかし、ウインターバケーションの前でもあるので、今夜はもうちょっといただきますか!

 ということで白ホッピーソト1・ナカ2のあと、「黒ホッピー」(380円)を注文。

生キャベツオリーブ

 その黒ホッピーに合わせるつまみとして「生キャベツオリーブ」(180円)をもらった。

 これはメニューの名称のとおり、ざっくりとくし切りにした生キャベツに、荒塩をふって、オリーブオイルを回しかけたもの。

 オリーブオイルが実にいい働きをしてくれるのだ。

鳥軟骨つくね串(手前)、鳥中おち串

 「焼酎のみ(なか)」をもらって、最後は看板メニューの焼鳥で締めくくる。

 今夜は「鳥軟骨つくね串」(160円)と「鳥中おち串」(130円)をいただいた。

 ゆっくりと2時間半ほど楽しんで、ホッピーがソト2・ナカ4でのお勘定は、席料100円(税別)も加算されて、2,849円(2,590円+税)でした。PayPayで支払って、どうもごちそうさま。

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《令和元(2019)年11月28日(木)の記録》

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泣きのカニわさびマヨ … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

カニわさびマヨ和え

「カニはもう無くなったんですか?」

 サオリさん(店を手伝っている女性)にそう確認してみたところ、

「はい。もうないんですよ」

 という返事。やっぱりなぁ。そうじゃないかと思ってたんだ。

 丸ごと1杯のカニの代わりにはならないけれど、今日のメニューの中から、泣く泣く「カニわさびマヨ和え」(440円)を注文。

 おぉ~っ。これもボリュームがあって美味しいではないか! ちょっと救われた気分になった。

 塩釜への出張の道中、「ほんずなし」のFacebook(2019/11/22(金)の投稿)を見て驚いた。

 なんと! 丸ごと1杯のカニが400円で提供されているとのこと!

 しまったなぁ。気づくのが遅かった。あっという間に売り切れるんだろうなぁ。

 ところが、その翌日(2019/11/23(土))の投稿にも、やっぱり丸ごと1杯のカニが出ているほか、豪勢な「カニの味噌汁」(250円)もあるという。

 っくぅ~~っ。汁物好きにはたまりませんなぁ。

 さらにその翌日(2019/11/24(日))にもカニが紹介されている。

 その翌日の月曜日が臨時休業で、私が塩釜から帰って来る予定の火曜日は定休日。

 となると、水曜日に来るしかないな!

「ほんずなし」

 そんなわけで、満を持して水曜日の今日、意気揚々と「ほんずなし」にやって来たのでした。

得得セット

 ところが。店内のメニューをざっと見渡してみたところ、楽しみにしていたカニの表記がどこにもない!

ホッピーセット(白)

 そこで、まずはいつものとおり、「得得セット」(550円)を「ホッピーセット(白)」(単品500円)と「イカ三升漬け」(単品設定なし)からスタートした。

イカ三升漬け

 「イカか三升漬け」は、細切りにしたスルメイカの身を、青なんばん・麹・醤油で作った調味液に漬け込んだ、北海道や東北地方の郷土料理。イカ塩辛とは違う味わいなんだけど、こっちもまたいい酒の肴(さかな)になること間違いなした。

季節のメニュー

 ホッピーの「なか」(180円)をもらうついでに、サオリさんと冒頭のやり取りをして、週末(金・土・日)の3日間だけでカニが完売したことを知ったのでした。

 で、改めて今日のメニューを確認し、「カニわさびマヨ和え」(440円)にするか、「カニの煮こごり」(420円)にするか、ちょっと迷って、初めてとなる「カニわさびマヨ和え」を注文したのでした。

 1時間半ほどの立ち飲みタイム。今夜のお勘定は1,170円でした。どうもごちそうさま。

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《令和元(2019)年11月27日(水)の記録》

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イカ大根の季節が到来 … 立呑み「やきや」(荻窪)

いか大根

 今年も「いか大根」(310円)の季節がやって来た。

 昨日(11月25日(月))から始まったそうだ。

 大きな大根2切れと、イカの身。以前はゲソだったが、ゲソ不足の今は「珍味わたあえ」と同様、イカの身を使うようになった。

 「いか大根」は2019年10月1日からの消費増税(8%→10%)を受けて、それまでの250円から310円に値上がりした。

 それでもなお安く感じる。今やおでんの大根だって高いからなぁ。

「やきや」

 塩釜から帰京して、荻窪「やきや」に到着したのは午後5時半。

 午後4時の開店時刻から飲んでたお客さんたちが、ちょうと1回転する時間帯で、店内は比較的ゆったりとした状況だけど、私は出張用のキャリーバッグを引っ張ってるので、邪魔にならないように、一番奥の立ち飲みテーブルの奥側に立つことにした。

 この場所であれば、横にちょっと荷物を置いておくことができるのだ。

 これからあと30分。午後6時には店内はまた満員になるから、大きな荷物が邪魔にならないようにしておかなきゃね。

ホッピー

 すぐに「ホッピー」(セット360円)を出してくれたので、すかさず「いか大根」を注文したのだった。

いかみみ焼

 このボリュームたっぷりの「いか大根」で、「ナカ(焼酎)」(170円)を2回おかわり。

 その3杯めのホッピー(セット+ナカ2)を半分ぐらい飲んだところで「いか大根」を食べ終えて、「いかみみ焼」(230円)を注文した。

七味唐辛子マヨ

 「いかみみ焼」も、今やめったに登場することにない貴重な一品。あるときは必ず注文するようにしている。

 気を付けないといけないのは、この店のメニューには『売り切れ』や『入荷なし』といった特別な表記はされていないということ。

 だれかが「ミミ焼きをください」と注文して、お店の人が「今日はありません」と答えるのを聞いて、『あぁ、今日もミミ焼きはないのか』と認識するのである。

 今日はたまたまさっき、他のお客さんがミミ焼きを注文したところ、「はい」という答えだったので、「え! 今日はミミ焼きあるんだ。じゃ私もミミ焼き」と、私も便乗注文したのでした。

 ミミ焼きがあるとわかると、あっという間に注文が入って、すぐに売り切れちゃいますからねぇ。

 みんなが大好きなミミ焼き。マヨネーズに七味唐辛子を振りかけて、ちょっとピリ辛にして食べるのがオススメです。

いか納豆

 焼きたての熱いうちに「いかみみ焼」を食べ終えて、4杯め(セット+ナカ3回め)となる「ナカ」をもらうとともに、〆の1品として注文したのは「いか納豆」(230円)だ。

 スルメイカの胴の上部(ミミに近いあたり)の、弾力感の強い身が、納豆の食感とよく合うんだそうで、「いか納豆」には、あえてその部分の身を、少し小さめにカットしたものが使われている。

よーくかき混ぜて

 まずは納豆の部分だけをよくかき混ぜて、その後、イカ、刻みネギ、そして練りワサビを徐々に加えながら、全体を混ぜ合わせていく。最後に醤油をちょっとかけて、かき混ぜたら準備完了。冷奴をもらって、一緒に食べるのもまた美味しい。

 2時間弱の立ち飲みタイム。ホッピー4杯(ソト1・ナカ4)と料理3品(いか大根、いかみみ焼、いか納豆)でのお勘定は1,640円なり。どうもごちそうさま。

 「いか大根」があるのは、これから2月末までの3ヶ月間のみ。ある間に一所懸命食べておかなきゃね。

店情報前回

《令和元(2019)年11月26日(火)の記録》

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スルミはサンマすり身 … おでん「三吉(さんきち)」(本塩釜)

スルミ

 「スルミって、どんな具材なんですか?」

 おでんのメニューを見ながら、これまで見たことのない一品が気になった。

 「秋刀魚(さんま)のすり身なんですよ」

 と大将。さっそく注文してみたら、その強い旨みがすばらしい。燗酒に合うなぁ。

おでん三吉

 日曜日の今日は、本塩釜への移動日。東京を昼過ぎに出発し、仙台でちょっと寄り道して、本塩釜に到着したのは午後4時半。

 駅近くのホテルにチェックインして、酒場を探してフラリと出かけた。

 開いていれば、前回、本塩釜に来たときにもやってきたホルモン料理「ひょうたん」に再訪したいところだが、残念ながら「ひょうたん」は日祝休。今日はお休みなのだ。

おでん三吉

 たどり着いたのが、駅から歩いて5分ほどの場所にある「おでん三吉」。なにやら気になるたたずまいではありませんか。

お酒・剣菱

 店内は、左手に奥に向かってL字のカウンター席。右手は小上がり席。さらに奥には個室風の座敷席がある造り。

 私はL字カウンターの奥のほう、カウンターが角になっている手前に座り、燗酒2合(剣菱、500円)をいただいた。

お通し・枝豆

 すぐに出されるお通しは枝豆。

おでん1皿5品

 1品めのつまみとして、看板メニューの「おでん一皿」(5品500円)をもらうと、さつまあげ、ホタテ、こんぶ、糸こん、ロールキャベツの5品が出された。

 東北というとずっと、しょっぱい(塩味が強い)イメージがあったのだが、実際に東北に来てみると、そんなにしょっぱくはない。

 このおでんだって、とても上品な味つけだ。これは旨いねぇ。

焼魚・さんま

 店は大将の阿部三男さんとママの他、若い女性が二人の合わせて4人で切り盛りしている。

 店内には常連さんたちが多くて、みんながまるで家族のようなやり取りだ。この雰囲気が老舗大衆酒場のいいところだよねぇ。

 おでん5品のあと、にしん、あじ、ほっけ、いわし、さんま、銀たら、ししゃもが選べる「焼魚」(500円)から「にしん」を選ぶと、なんと「にしん」だけが売り切れ。

 「他のは全部あるんですけどねぇ」と大将。

 そう言われて、今シーズンはまだ「さんま」を食べていないことに気づき、「さんま」の焼魚を注文した。

 そして出てきた「さんま焼き」。やっぱり秋刀魚はうまいねぇ。

黒霧島・水割り

 日本酒2合を飲み終えたところで、次なるお酒を選ぶ。

 「甘くないのがいいんですけど」と大将に尋ねると、

 「焼酎の水割り(300円)はどうですか。「眞露じんろ」か「黒霧島」が選べます」

 という返事。芋焼酎「黒霧島」の水割りをいただいた。

 店内に低い音量でゆるやかに流れるのは「乾杯」(長渕剛)、「傷だらけのローラ」(西城秀樹)、「北酒場」(細川たかし)、「やさしい悪魔」(キャンディーズ)、「京都慕情」(渚ゆう子)などなどの、わが青春の懐かしの歌謡曲。これまた癒されるなぁ。

たこ、スルミ、焼とうふ

 秋刀魚を食べ終えたあと、「最後の〆に、もう一度、看板メニューのおでんを」と注文したのが、たこ、スルミ、焼とうふの3品だったのだ。

 スルミももちろんだけど、タコと焼とうふもいいねぇ。

おでん三吉

 店の創業は昭和52年頃。大将のお母さんが始め、大将は二代目なんだそうな。

 後継者がいない(お子さん達は継ごうとしないし、親も継がせたいとは思っていない)のが最大の課題で、ママと二人で「今日で辞めようか、明日で辞めようか」と言いながら営業してるんだと、冗談半分・本気半分に語ってくれた。

 大衆酒場ファンとしては、ぜひとも長く続いてほしい酒場なんだけどなぁ。

 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,500円。

 「どうもごちそうさまでした」と席を立つと、

 「ありがとうございました。また明日あした!」と見送ってくれた。うれしいなぁ。

店情報

《令和元(2019)年11月24日(日)の記録》

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店情報: おでん「三吉(さんきち)」(本塩釜)

おでん三吉

  • 店名: おでん三吉
  • 電話: 022-365-9266
  • 住所: 985-0021 宮城県塩竈市尾島町13-18
  • 営業: 15:30-22:00(日は21:30まで)、月休
  • 場所: JR仙石線・本塩釜駅のアクアゲート口(海側の出口)をでて、ロータリーの向こう側にある信号交差点で、国道45号線を渡って直進すること約3分(220m)、右手。(駅出口からの総距離は300m(徒歩4分)。
  • メモ: 昭和52(1977)年頃、現在の店主・阿部三男さんのお母さんが開店。ネット情報によると、昭和24(1949)年に仙台で創業した「おでん三吉」の暖簾(のれん)分け店のようだ。店内はL字カウンター席と、小上がりの座敷席。奥には個室になる座敷席もある。
    〔お飲み物〕ロイヤル3,500、焼酎(黒霧・いいちこ・ジンロ)2,000、ビール生・瓶(サッポロ・アサヒ・キリン)500、お酒「剣菱」(2合)500・(1合)300、冷酒「浦霞」800、チューハイ(水割り・レモン・ウーロン・ライム・ライチ・グレープフルーツ・ピーチ・青リンゴ・梅・巨峰)300、ジュース(オレンジ・サイダー・コーラ)300、ハイボール500。
    〔一品料理〕揚げ出し豆腐400、おろし蛸(たこ)400、いかそうめん400、おしんこ400、いか納豆400、冷奴400。
    〔焼魚〕にしん500、あじ500、ほっけ500、いわし500、さんま500、銀たら500、ししゃも500。
    〔刺身盛り合わせ〕大板(3~4人前)3,000、中板(2~3人前)2,000、小板(1~2人前)1,000。
    〔季節料理〕《春・夏》ほや酢500。《秋・冬》かき酢500、湯豆腐500。
    〔定食〕お刺身定食850、天ぷら定食850、おでん定食850。
    〔その他〕おでん1皿(5品)500、天ぷら1皿500、焼き鳥1串150(注文は2串から)、アタリメ500。
    〔おでん〕もちきん、ガンモ、ごぼ巻き、さつまあげ、たこ、たまご、ホタテ、大根、こんぶ、スルミ、ハンペン、平こん、糸こん、焼とうふ、あつあげ、ちくわ、ロールキャベツ。(2019年11月調べ)

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煮込みの汁で冷やっこ … 立呑み「やきや」(荻窪)

「やきや」

 仕事を終えて、午後6時過ぎに荻窪「やきや」に到着した。

 この時間帯であればまだ、スルッと「やきや」に入れる可能性が高い。

 本当は午後5時半から6時の間ぐらいが、開店時刻(午後4時)に入った人たちとの入れ替わり時間になって入りやすいのだが、残念ながらその時間帯に店に到着することができないんだなぁ。

ホッピー

 午後6時過ぎのこの時間帯でも、立ち飲みカウンターには空きはなく、一番奥の立ち飲みテーブルのすき間に入れてもらって、今夜も「ホッピー」(白セットのみ、360円)からスタートした。

珍味わたあえ

 1品めのつまみは「珍味わたあえ」(230円)。七味唐辛子を振りかけていただくのがおすすめ。

いかみみ刺身

 「珍味わたあえ」で1杯めのホッピーを飲み干したところで、「ナカ(焼酎おかわり)」(170円)と「いかみみ刺身」(240円)を注文。

 「いかみみ刺身」は、この注文で売り切れた。危なかったなぁ。

 とは言うものの、「いかみみ刺身」のコリッとした弾力感もいいし、「いか刺身」のねっとりとした弾力感も捨てがたい。

 「ミミ刺よりもイカ刺のほうが好き」という常連さんも多いのだ。

 「いか刺身」は、「いかみみ刺身」よりは売り切れるのが遅いので、「いかみみ刺身」が売り切れているときは、ぜひ「いか刺身」を食べてみてください。

 ちなみに、ひとりで注文できるのは「いか刺身」か「いかみみ刺身」か、どちらか1品のみ。両方を一度に食べ比べたい場合は、二人以上で来る必要がある。

わたダレでミミ刺

 「いかみみ刺身」はもちろん、「珍味わたあえ」の残りダレにワサビを溶きこんだタレでいただく。

げそ揚げ

 今日は「いかみみ刺身」を食べ終えても、まだ「珍味わたあえ」の残りダレが残っていたので、3杯めとなる「ナカ」とともに、「げそ揚げ」(230円)も注文。「げそ揚げ」もまた、「珍味わたあえ」のタレによく合うのだ。

もつ煮込

 4杯め(最初のセット+ナカ3回)となる「ナカ」をもらって、「もつ煮込」(190円)を注文すると、なんと「もつ煮込」もこれで売り切れた。1日に2回も売り切れに当たるのは、とても珍しい。

 売り切れの1杯だったので、煮込みの汁も多めに入れてくれたため、上の写真では具が見えないが、汁の中にたっぷりと入っている。これが190円というのは激安だ。

ウイスキー水割

 4杯めのホッピーで、「もつ煮込」を食べきれば、いつもと同じく、ホッピー4杯に料理が4品で終了するところなのだが、せっかく「もつ煮込」を『ツユだく』にしてくれたので、このツユを活かしたい。

 そこで、ホッピー4杯のあとに「ウイスキー水割」(420円)を追加注文した。

 「ウイスキー水割」を注文すると、「ブラックニッカ クリア&ウォーター350ml瓶」と、氷入りのサワーグラスが出される。これで2杯分のウイスキー水割りが飲めるのだ。

冷奴

 そして「冷奴」(190円)を注文。

 パックの豆腐に、カツオ節と刻みネギをかけただけのシンプルな冷奴なんだけど、毎回、必ずこの冷奴を注文する常連さんも多い人気の品だ。

煮込みの汁で冷奴

 いつもはサッと醤油をかけていただく冷奴だが、今日はこの冷奴を「もつ煮込」の汁(ツユ)でいただいた。

店頭のメニュー

 今夜もまた2時間半ほど立ち飲んで、お勘定は2,370円でした。どうもごちそうさま。

 今まで気がつかなかったけど、店頭のメニューも新しくなってるんですね。しかもこっちには「焼酎おかわり」(170円)もちゃんと載ってるし!(店内のメニューには「焼酎おかわり」は多分ないのだ。)

店情報前回

《令和元(2019)年11月22日(金)の記録》

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できたてのイカメンチ … 立ち呑み「ほんずなし」(高円寺)

イカメンチ

 『できたてのイカメンチ』というタイトルではあるが、ここの「イカメンチ」(420円)は、いつも揚げたての熱々で出してくれる。

 今日のイカメンチの何が『できたて』かというと、ちょうど目の前の厨房で、イカメンチの下ごしらえが終わったばかりのものを、そのまま間髪入れずに揚げてもらったから。

 こんなに野菜がたっぷり入るものだとは思ってもいなかったなぁ。

 混ぜ合わせるためのボウルの中に、刻んだ野菜がどんどん投入されていく様子を見て、「何ができるんですか?」と尋ねたところ、「イカメンチですよ」という答えが返ってきた。

 思わず、「下ごしらえが終わったら、1人前お願いします」と注文したのでした。

 いつも美味しいイカメンチだけれど、『できたて』だと、より美味しく感じるなぁ。

黒板メニュー

 福山駅を出発した新幹線「のぞみ」は、3時間半で東京駅に到着する。

 福山駅前の「さっくる」で立ち呑んだ酔いもちょうどさめたころなので、中央線経由で高円寺の「ほんずなし」にやって来た。

 立ち飲みカウンターに立って、目の前の黒板メニューを確認する。

 今日のオススメは、「サーモン塩辛」(330円)と「たらこ和え きんぴらごぼう」(250円)か。両方とも気になるなぁ。

得得セット

 まずは平日だけの「得得セット」(550円)を「ホッピーセット(白)」(単品500円)と「たらこ醤油漬け」(単品340円)で注文した。

 単品合計が840円のところが、「得得セット」だと550円になるので、290円(35%)もお得。平日は、多くの常連さんが「得得セット」からスタートするのだ。

たらこ醤油漬け

 「たらこ醤油漬け」は、1本のたらこを、食べやすいようにカットして出してくれる。

 箸の先っぽで、ほんのちょっとずつつまみながら飲むお酒がうまいのだ。本当はホッピーよりは日本酒のほうが合うだろうなぁ。

今日の日本酒

 青森の料理とお酒が売りの「ほんずなし」だけあって、日本酒も青森の地酒ががずらりと並んでいる。

今月のお得メニュー

 ホッピーの「中」(おかわり焼酎、180円)をもらって、次なるつまみは、今月(2019年11月)だけスペシャル価格の「〆にしん」(200円)をもらう。

〆にしん

 「〆にしん」や「にしんの切り込み」(310円)は、この店に来るようになってから、美味しさを覚えた料理だ。

 瀬戸内の魚と同じように、旨みがギュッと濃縮されているのだ。

 「〆にしん」に、醤油をサッとかけて食べるお客さんも多いが、私はいつも醤油はかけず、添えられたワサビだけをちょっとつけていただくようにしている。それで十分に美味しい。

 この「〆にしん」をいただいているときに、ちょうど目の前の厨房でイカメンチの仕込みが始まって、この記事の冒頭でご紹介したような展開になったのでした。

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 ボリュームたっぷりのイカメンチで満腹になり、気になっていた「サーモン塩辛」や「たらこ和え きんぴらごぼう」にはたどり着けませんでした。

 たっぷりと2時間半ほどの立ち飲みタイム。ホッピーがソト1・ナカ4(最初のセット+ナカ3杯)でのお勘定は1,710円のところ、前回のレシートに印字されている「まんだこいへ~ 100円割引券」で1,610円でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《令和元(2019)年11月21日(木)の記録》

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福山での仕事を終えて … 串揚げ「さっくる」(福山)

小魚「阿も珍」

 福山での仕事を終えて、福山駅まで戻ってきた。予約している新幹線まで、あとちょうど1時間。

 「ちょい呑みセット」と「ちーいか天ぷら」でちょいと一杯、とやって来たのは、福山駅の駅ナカ商業施設「さんすて福山」の中にある小魚「阿も珍」

「阿も珍」の店頭メニュー

 ところが! なんとその「ちょい呑みセット」が売り切れているではないか!

 しかも店内が満席のため、15分ほど待たないといけないそうな。

 1時間ほどしかない残り時間の中で、15分の待ち時間はちょっと厳しいなぁ。

 「自由軒」だと、じっくり腰を据えて飲みたいので、時間が少なすぎる。

 そういえば、駅前に立ち飲み屋があったなぁ。まだ行ったことがないけど。

「福山さっくる」

 福山駅を出た目の前にあるのが、立ち飲み串揚げの「福山さっくる」。

 平成28(2016)年11月にオープンした、福山で初めての立ち飲み屋なんだそうな。

昼呑み看板

 店頭には「昼呑み、始めました」なんて看板も出ている。

 昼前11時半から、夕方4時までの間に提供される、昼呑み用のお得なセットは、好きな飲みもの2杯に、おまかせの串揚げが5本付いた「呑み得セット」と、好きな飲みものが1杯になる代わりに、串5本に加えて、おまかせのおばんざい2品が付く「食べ得セット」の2種類があって、どちらも1,000円(価格はすべて税別表記)。

 おぉ、「呑み得セット」くらいが新幹線の待ち時間にちょうどぴったりだ。これにしよう。

生ビール(中)

 外から見える店内には、ガランと誰もいない立ち飲みテーブルがいくつか見える。

 「あらら? 福山にはあまり昼呑みする人はいないのかなぁ?」

 なんて思いながら入口引き戸を開けて店内に入ると、その立ち飲みテーブル席の奥に、ウナギの寝床のように長く奥に向かって立ち飲みカウンターがあって、先客のみなさんたちはずらりとそこで飲んでいた。

 さっそく「呑み得セット」を注文し、1杯めの飲みものとして「生ビール(中)」(単品450円)をもらった。

 すぐに出されるキャベツは無料。となりで立ち飲んでるお父さんは、キャベツのおかわりをもらっていた。

串揚げ5本

 キャベツをかじりながら生ビールを飲んでいるところへ、串揚げもでき上がってきた。

 おまかせの5本は、「ししとう」(単品100円)、「えび」(単品250円)、「豚バラ」(単品200円)、「玉ねぎ」(単品100円)、「うずら」(単品100円)。

 単品で注文すると、これだけで750円になるから、早くもこの時点で「呑み得セット」は、かなりお得ということがわかる。

天宝一 常助

 生ビールに続く2杯めは、せっかくの福山なので、その福山(広島備後)の地酒「天宝一てんぽういち 初代辛口 常助つねすけ」(単品500円)をいただく。

もっきり

 お酒は『もっきり』で注いでくれた。

 飲みもの2杯と串揚げ5本を単品で注文した場合の合計金額は、なんと1,700円。

 これを1,000円ちょうどで出してくれるんだから、なんと41%引きという大特価である!

串揚げ「さっくる」

 予定の新幹線の15分前ぐらいまで、40分ほど立ち飲んで、お勘定は消費税が加わって1,100円でした。どうもごちそうさま。

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《令和元(2019)年11月21日(木)の記録》

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