とり屋で旧交を温める … 居酒屋「かしま支店」(呉)

串の盛り合せ


 「オオムラ亜」での『ひとりゼロ次会』を終えて、向かう先は「かしま支店」である。

 飲み会は午後6時からの予定なのに、10分前に店に着くと、ほとんどのメンバーが到着していて、しかもすでに飲み始めていた。

「乾杯するたびに、ひとりずつ増えるのぉ。浜田も『生』でええか? おねえさん、『生』、もう1つちょうだいや」

 ということで、私も生ビールをもらって、みんなと乾杯すると、案の定、その途端に新たに二人がやってきて、今日のメンバーが全員そろった。

 どんなメンバーかというと、さかのぼること35年ほど前。呉の同じ独身寮で過ごしていたメンバーなのである。そのころの寮長も来てくれた。

 当時、若くてピチピチ(?)だったメンバーも、何人かはすでに定年になっていたりして、すっかりいいおじさんになってしまっている。それでも、このメンバーで集まると、ピチピチだった当時の感覚がよみがえるから面白いよねえ。

 ここ「かしま支店」は、当時、自治会長(=われら寮生の代表)として活躍されていたTさんの行きつけのお店。東京から戻ってくると、よくこの店で宴会を開いてくれるのでした。

 ここも「本家鳥好」(昭和26年創業)をルーツとする、呉独自の『焼鳥と活魚の店』の1軒だ。

 この系統の店は、「鳥好」「三とり」「鳥八」「鳥晃」「鳥乃家」などと、『鳥・とり』の字が付くお店が多かったので、昔から、総称して『とり屋』と呼ばれることが多かった。

 『焼鳥と活魚の店』という、うたい文句どおり、表面上の大きな特徴は、『焼鳥』と、店内の生簀(いけす)で泳いでいる『活魚』の二枚看板となっていること。そして『鶏皮の味噌煮』があること。

 東京下町の大衆酒場で、店に入るなり「チューハイと煮込み!」と注文する人が多かったのと同じように、呉の『とり屋』では、店に入るなり「生と味噌!」(=生ビールと鶏皮の味噌煮)と注文する人が多かったのだ。

 もつ煮込みも、鶏皮の味噌煮も、煮込み鍋で煮込まれているものを、小鉢や小皿についでくれるだけなので、出が早い。最初の1品としてちょうどいいのである。

 現在は、下町の大衆酒場や呉の『とり屋』でも、お通し(つき出し)が出される店もあったりするので、昔ほど「よく聞くフレーズ」ではなくなってきたようだ。

 そんな表面上の特徴とは別に、裏に隠れた大きな特徴もある。

 それは、『とり屋』の経営者に、鹿島(呉市倉橋町)出身の人が多いこと。

 これは「本家鳥好」の創業者・長尾一良さんが、同じ倉橋町の室尾出身だったり、その跡を継いだ二代目店主・上瀬弘和さんが鹿島出身だったりしたことによるもののようだ。

 大人気だった『とり屋』は、鹿島出身の若者にとっても、いい就職先だったのだ。

 ここ「かしま支店」の店名も、その鹿島に由来している。

 そして、この店を始め、『とり屋』各店で出される新鮮な魚介類も、鹿島から直送されてきたものなのである。

 積もる話はつきないが、みなさん明日も仕事なので、午後8時半ごろ、お開きとした。
 平日の夜にもかかわらず、ありがとうございました。>みなさん

Img_4510b Img_4507b Img_4512b
「かしま支店」 / 店の向かいが広い更地になっていた! / 店頭のメニュー

Img_4514b Img_4520b Img_4521b
刺身盛り合わせ / サービスの魚あら味噌汁 / 今宵のメンバー

店情報前回

《平成29(2017)年9月28日(木)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

1年ぶりに呉で飲む! … ビヤハウス「オオムラ亜(おおむら・あ)」(呉)

オオムラ亜


 出張で福山まで行ったついでに、1日、お休みをもらって呉まで足を延ばすことにした。

 大学を卒業し、社会人となって初めて赴任したのが呉の町。そこで知り合った妻も呉の人だし、二人の子供たちも戸籍上は東京生まれだけれど、実際に産まれたのは呉の病院だ。

 いろんな意味で呉は、私にとって「第二の故郷」ともいえる場所なのでした。

 福山から呉までは、在来線で行っても2時間ちょっと。新幹線なら1時間半もかからないが、そんなに急ぐこともない。

 三原駅の売店で購入した「ウラベのたこ天」と、車窓から見える沿線の風景をつまみに、缶ビールを飲みながら呉へと向かう。

 午後3時過ぎには呉に到着。駅前のホテルにチェックインし、荷物を置いて一休みしたら、さっそく呉の飲み屋街へと足を運ぶ。

 呉も、福山も、さらに言えば広島も、どういう理由(わけ)かは知らないが、駅のある場所と、繁華街とが離れているのだ。なんででしょうね?

 そんな呉での1軒めは、改めて考えることもなく決まっている。

『グッと1杯! 思わず2杯!!』

 のキャッチコピーでもおなじみの、ビヤハウス「オオムラ亜」である。

「おぉ、お帰り。久しぶりじゃねえ。去年、カープが優勝したとき以来じゃけえ、もう1年ぶりじゃない。どうしよったんね!」

 まるで、昨日も一昨日も、この店に通っていたかのような自然さで迎えてくれる店主の亜矢さん。

「いやあ、なかなか来れんで、ごめんね」

 と言いながら、カウンター席の一角に腰を下ろすと、すぐに用意される生ビール(500円)。

 なにしろこの店には基本的に生ビールしかないんだから、注文する必要がないのだ。

 その生ビールを、昔ながらの氷冷式の、スイングコック(蛇口をひねるようなタイプ)の生ビールサーバーで、泡たっぷりに注いでくれるのが、この店の大きな特徴だ。

 明治時代末期に、呉れんが通りで繁盛したビヤホール「日英館」を起源とし、その「日英館」が大正10(1921)年に閉店し、何店かに分割されたときに開店したのが、ここ「オオムラ」だ。

 私が、自身2度めの呉勤務となった2010年にも、まだ「オオムラ」としての営業が続いていた。

 ところが!

 その年の暮れあたりに店主が体調を崩し、「オオムラ」が休店になってしまった。

 そして事態は改善しないまま、2011年は、まるごとお休み。

「オオムラは、どうなるんじゃろうのぉ……」

 呉の呑兵衛たちが、そろそろ心配になりかけてきた2012年。「オオムラ」の近くで、ご自身の店をやっていた亜矢さんが、自分の店をたたんで、「オオムラ」を継ぐという情報が飛び込んできた。

 聞けば、「オオムラを買い取りたい」という人が現れたんだけど、その人は、「オオムラ」が欲しいわけではなくて、「オオムラ」がある建物ごと更地(さらち)にして、自分のビジネスを展開したかったようなのだ。

「この歴史ある呉の酒場をなくしてはならじ!」

 ご自身も「オオムラ」の常連さんだった亜矢さんは、そんな思いをもって、「オオムラの跡を継ぐ」ことを決心したのだった。

 亜矢さんが継いだ時点では、ボロボロだった店内は、大きく手を入れてリニューアルした。

 しかし、そのリニューアルは、かつての「オオムラ」の雰囲気を損なわないことを第一優先に行われたので、昔からの常連さんにとっても、ほぼ違和感がない状態で、2012年5月17日に、「オオムラ亜」としてリニューアル・オープンしたのだった。

 あれからもう5年。もうすっかり「オオムラ亜」として定着した。

 そして今日も、『思わず2杯!!』を通り越して、たっぷりと3杯とおつまみで、お勘定は2,000円。どうもごちそうさま!

 そういえば、定休日が、かつては「不定休」だったのが、「月火休」に変更になっていました。

Img_4485a Img_4487a Img_4490a
三原駅の立ち食いうどんが閉店してた / ウラベのたこ天 / 呉に着いて「オオムラ亜」

Img_4491a Img_4492a Img_4493a
泡たっぷりの生ビール / のんちゃんの北海道土産 / スパゲティサラダ

Img_4494a Img_4497a Img_4499a
バックバーの様子 / 今日のメニュー / アーモンド

店情報前回

《平成29(2017)年9月28日(木)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おでんの後は瀬戸の幸 … 洋食・おでん「自由軒(じゆうけん)」(福山)

おでんの豆腐


 福山に来たら、ここも絶対に外せない。福山を代表する大衆食堂「自由軒」だ。

 その創業は昭和26(1951)年というから、今年で創業66年だ。

 洋食とおでんは、創業当初からこの店の二枚看板だったんだって!

 店内はコの字カウンター20席程度。2階にも20席ほどの座敷席があるのだが、今は1階のみで営業しているそうだ。

 入口を入るとちょうど目の前、コの字カウンターの一番手前のところに、おでん鍋が据えつけられているので、店に入るとすぐに、おでんが目に飛び込んでくる。

 ここに来ると、おでんの豆腐(150円)とスジ(300円)は外せない。

 同行者と3人でやってきた今日は、まずスーパードライを大瓶(600円)でもらって、おでんの豆腐を人数分(3個)、スジはとりあえず1人前を出してもらった。

 豆腐は3分の1丁分の大きさなので、ひとり1個でちょうどいいぐらい。

 スジ(おでんの牛スジ)は好き嫌いがあるといけなので1人前だけもらったのだが、まったくいらぬ心配で、あっという間に空になった。

 スジそのものもさることながら、上からかけてくれる、おでん専用の味噌がうまいからねえ。ちなみに豆腐も、その味噌ダレでいただきました。

 そのスジを、おかわりでもらってもいいんだけれど、せっかくなので、「自由軒」らしいもの、福山(広島県)らしいものをいただくことにした。

 「自由軒」らしいものの筆頭格が「キモテキ」(530円)だ。

 キモテキという名称は、「キモ(レバー)のステーキ」の略称だろうと思うが、その実態は薄くスライスした牛レバーのケチャップ炒めである。

 福山らしいものとしては、「ねぶと唐揚」(400円)と「ちいちいいか辛子みそ」(500円)を注文。

 「ねぶと」の正式名称は「テンジクダイ」。呉あたりでは「めんぱち」と呼ばれている小魚で、頭を取って、唐揚げにしていただくことが多い。これがうまいっ。

 「ちいちいいか」は、「瀬戸内海のホタルイカ」とも呼ばれる、胴の長さが8センチほどの小さなイカのこと。正式名称は「ベイカ」らしいが、「ベカ」(岡山)、「ベコ」(大分)、「ミミイカ」(香川)などとも呼ばれるそうだ。

 瀬戸内海の他に、九州の有明海でもとれるようだ。

 今日は、ゆで冷ましたものを辛子酢味噌でいただいたが、天ぷらにしたり、煮付けにしたりしても美味しい。

 こうなると飲み物は日本酒だ。今日も福山の「天寶一(てんぽういち)」を、私は燗で、他の二人は常温でいただく。燗酒は、おでん鍋についている燗づけ用の孔に、チロリを差し込んでつけてくれる。

 つまみは「おばいけ」(500円)と「れんこん天ぷら」(400円)を追加する。

 「おばいけ」は、漢字で書くと「尾羽毛」。クジラの尾に近い部分の肉を、塩で漬けたあと、薄く切って熱湯をかけ、冷水でさらしたものなんだそうな。「さらしくじら」と呼ぶ地域も多いらしい。

 我われが子供のころ、クジラの肉は筋っぽくて硬いものが多かったんだけど、オバイケは当時から(今ほどではないものの)軟らかかった。だから、けっこう好きだったなあ。懐かしい味と食感だ。

 そしてレンコン。収穫が始まったばかりの9~10月は、新レンコンの季節でもある。これをサッと天ぷらにして、塩でいただく。うまくないはずがない。

 3杯(3合)めの日本酒をたのんだところで、〆の食事も兼ねて、「ヤキメシ」(580円)と「オムライス」(630円)を注文する。

 ここの「ヤキメシ」は、色合いも濃くて、ちょっとスパイシー。いかにも「洋食屋さんの焼きめし」という味わいなのがいいね!

 そしてぷっくらとボリューム感のある「オムライス」。

「ヤキメシとオムライスと両方とも注文すると、おじさん3人には、ちょっと多いかもなあ……」

 と、ちょっと心配だったんだけれど、これまたまったく要らぬ心配であった。ペロリと完食した。

 1時間半ほどの晩酌タイム。今宵のお勘定は3人で7,730円(ひとり2,580円ほど)でした。どうもごちそうさま。

Img_8041a Img_8036a Img_4466a
洋食・おでん「自由軒」 / おでん鍋 / 豆腐(おでん)

Img_4469a Img_4471a Img_4473a
スジ(おでん) / キモテキ / ねぶと唐揚

Img_4474a Img_4476a Img_4477a
天寶一(燗) / ちいちいいか辛子みそ / おばいけ

Img_4478a Img_4479a Img_4480a
れんこん天ぷら / ヤキメシ / オムライス

店情報前回

《平成29(2017)年9月27日(水)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鳥好で晩しゃくセット … やき鳥「鳥好(とりよし)」(福山)

鳥好晩しゃくセット


 福山にも「鳥好」あり。

 前々からその存在は知ってたんだけれど、やって来たのは今日が初めてだ。

 同行者と3人で、小上がりの4人用座卓を囲み、まずは「お得な鳥好晩しゃくセット」(1,000円、以下、価格はすべて税込み表記)を注文した。

 この晩酌セットは、「キリン生ビール(中)」(単品500円)に、焼き鳥が「串(ねぎま)」(単品150円)と「つくね」(単品150円)。さらに「冷やっこ」(単品250円)のハーフと、「枝豆」(単品300円)のハーフで構成されている。

 ハーフサイズの分を、単品の半額ずつとして合計すると1,075円分となる。

 実際にはハーフサイズという設定はないし、焼き鳥も注文は1種2本からとなるので、単品同士の組み合わせでこのセットを作りあげることはできない。まさに「鳥好晩しゃくセット」だけの、お得な組み合わせなのでした。

 「鳥好」と言えば、その原点は呉の「本家鳥好」。戦後すぐ、昭和25~26年ごろの創業である。(ことの詳細は当ブログのこちらの記事をどうぞ→とり屋創業の真相は?!

 そこを起点に、呉市内に何軒かの「鳥好」ができ、広島市内にも広がって、と徐々に各地に広まっていったもののようだ。

 そしてここ、福山の「鳥好」の創業は、「本家鳥好」創業から15年後の、昭和41(1966)年。今年で創業51年である。

 この地で50年となると、これはもう、すっかり地元の老舗である。その暖簾(のれん)にも、「福山名物 鳥好」と、堂々と染め抜かれている。

 しかし! 「鳥好」ならではのメニューは、ここ福山にもありますねえ。

 さっそくその中から、『鳥好名物』と書かれた「ささ天」(1本160円)と、これもまた他では見たことがない「串かつ」(1本150円)を、それぞれ人数分(3本)ずつ注文する。

「串カツなんて、どこにでもあるでしょう?」

 とお思いになるかもしれないが、「鳥好」の「串かつ」は、焼き鳥の「串(=ねぎま)」をカツに揚げたもの。呉が「鳥好」流の「串かつ」なのだ。ウスターソースをかけていただくのがうまい。

 飲みものを福山の酒「「天寶一(てんぽういち)」(450円)の燗酒に切り替えて、つまみには、瀬戸内海の海の幸、「小いわし天ぷら」(550円)と「たこ天ぷら」(550円)をいただく。

 さらに、これまた「鳥好」の名物である「どて煮」(鶏皮の味噌煮、400円)をもらって、飲みものは「ウキウキレモン酒(ソーダ割り)」(400円)だ。

 そして最後は「焼めし」(500円)で〆るのも、「鳥好」の定番だ。

 「本家鳥好」(呉)の「やきめし」もうまいが、こちら福山「鳥好」の「焼めし」もいいねえ!

 さっくりと1時間半ほど楽しんで、今夜のお勘定は3人で8,080円(ひとりあたり2,690円ほど)でした。どうもごちそうさま。

鳥好 Img_4464a Img_4443a
「鳥好」 / のれんには「福山名物」 / 生ビールで乾杯

Img_4446a Img_4455a Img_4447a
枝豆(ハーフ) / 冷やっこ(ハーフ) / 串・つくね

Img_4449a Img_4451a Img_4452a
ささ天 / 串かつ / 串かつにはソースをかけて

Img_4454a Img_4456a Img_4457a
小いわし天ぷら / 「天寶一」燗酒 / たこ天ぷら

Img_4459a Img_4460a Img_4462a
どて煮 / うきうきレモン酒(ソーダ割り) / 焼めし

店情報

《平成29(2017)年9月26日(火)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

店情報: やき鳥「鳥好(とりよし)」(福山)

    鳥好
  • 店名: やき鳥・季節料理「鳥好」
  • 電話: 084-925-3632
  • 住所: 720-0063 広島県福山市元町12-12
  • 営業: 17:00-23:00(22:30LO)、不定休(原則として日曜休)
  • 場所: JR福山駅を出て、バスロータリーに沿って左に回り、大きな信号付き横断歩道を「天満屋(てんまや)」側に渡って左へ。「天満屋」の端っこで右に曲がり、「福山元町通商店街」のアーケードに入る。1ブロック先の左手路地に入った先、左手。駅から徒歩5分ほど。
  • メモ: 昭和41(1966)年創業。1階はカウンタ19席+座敷20席(4人卓×5)、2階座敷約35席、合計約74席。予約可、カード使用不可。公式Facebook公式ブログ。以下、表示価格は税込み。
    【お得なセット】鳥好晩しゃくセット(生ビール(中)+焼き鳥(串、つくね)+冷やっこ(ハーフ)+枝豆(ハーフ))1,000。
    【飲みもの】〔ビール〕キリン一番搾り樽生ビール(中)500、キリンクラシックラガー大瓶600、アサヒスーパードライ大瓶600。 〔焼酎〕(麦)いいちこ370、(麦)二階堂370、(芋)白波370、(麦)神の河400、(麦)白水400、(芋)黒霧島400、(芋)黒白波400、(芋)幻の露500、(米)白岳400、(麦)中々600、(芋)鰐塚(わにつか)650、(芋)山猪(やまじし)650、(芋)喜六(きろく)650、(芋)金黒(きんくろ)400。 〔酎ハイ〕梅400、レモン400、ライム400、カルピス400、巨峰400、青りんご400、グレープフルーツ400。 〔ボトルキープ(期間1年)〕(麦)いいちこ2,800、(芋)白波2,800、(麦)二階堂2,800、(芋)黒霧島3,000、(芋)黒白波3,000、(麦)神の河3,300、(ウイスキー)オールド4,000。 〔日本酒〕「天宝一」(お燗・常温・冷酒)450、「千福」吟松(お燗・常温)470、冷酒「黒松千福」460、冷酒「千福」純米酒(300ml)750、新潟「緑川」純米酒1合850、新潟「麒麟山」吟醸辛口1合830、呉「千福」千の福 味わいの純米吟醸1合750。 〔その他〕ハイボール(サントリー角瓶)400、うきうきレモン酒(ソーダ割り)400、ニッカシードル(リンゴのお酒)430、梅酒370、ワイン(ボンマルシェ赤)180ml瓶430。 〔ノンアルコール〕キリンフリー380、ノンアルコールカクテル(カシスオレンジ)350、ノンアルコール梅酒350。 〔ソフトドリンク〕コカコーラ300、オレンジジュース300、ウーロン茶300、ラムネ300、カルピス300、ジンジャーエール300。
    【食べもの】〔焼き鳥(★は1本分の値段、注文は2本から)〕鳥足600、★かわ170、★串ねぎま150、★つくね150、★ささみ150、★ずり150、★きも150、手羽焼(むね肉、要予約)600。 〔鳥の揚げ物〕若鶏唐揚げ650、鳥足600、手羽先600、ささみチーズかつ500、ささみ竜田揚げ(梅しそ巻)500、なんこつ唐揚げ450、ささみかつ160、★ささ天(鳥好名物)160、★ずり天160、★串かつ150、★串天150、手羽天(むね肉、要予約)600、串物盛り合わせ(串、ずり、つくね、ささ天、串かつの5本)760。 〔すぐにお出しできるもの〕自家製らっきょ400、どて煮(鳥皮の味噌煮)400、枝豆300、冷やしトマト280、もろきゅう250、冷やっこ250、キャベツ200。 〔揚げ物〕れんこんのはさみ揚げ500、小いわし天ぷら550、たこ天ぷら550、小エビ唐揚げ500、小ふぐの唐揚げ450、ポテトフライ350、とうふの唐揚げ350、かきフライ(季節物)600。 〔焼き物〕★豚バラ肉の塩焼き170、特製オムレツ650、げそのバター焼き550、ほたて貝のバター焼き500、ししゃも500、ウインナー400、しいたけ350、ピーマン350、ヤリイカの姿焼き350。 〔鍋物〕とり鍋700、若鳥の水炊き(季節物)1,850、湯どうふ550、スープ鍋550。 〔酢の物〕とり皮酢の物500、とりわさ500、たこ酢500、なまこ(季節物)600。 〔一品料理〕馬刺し650、かつおのたたき650、水ぎょうざ350、蒸しシュウマイ400、ししとう350。 〔お食事〕とり天丼500、焼き鳥丼500、お茶漬け(のり/さけ/とり/梅)各500、とりぞうすい500、焼めし500、焼むすび450、ライス300、わかめうどん500、茶そば370、みそ汁200。 〔サラダ〕蒸し鶏サラダ600、マカロニサラダ450、野菜サラダ450。 〔デザート〕アイスクリーム300。(2017年9月調べ)

Img_4438a Img_4440a Img_4441a

| | コメント (0) | トラックバック (1)

福山での夕食は関東煮 … 大衆食堂「稲田屋(いなだや)」(福山)

関東煮


 福山にやって来た。

 「自由軒」に行こうか、それとも「稲田屋」に行こうか。

 同行のSさん、Aさんと、ちょっと検討して、お二人がまだ行ったことがないという「稲田屋」に向かうことにした。

 現在の時刻は午後6時半。「稲田屋」は午後7時40分にラストオーダーを迎えるので、あと1時間ちょっとある。急げ急げ。

 到着した「稲田屋」には、先客は8人ほど。我われ3人も、奥のテーブル席に陣取って、まずは大瓶ビール(650円)を、アサヒ(スーパードライ)でもらって乾杯である。

「白・黒1本ずつを、各人にお願いします。ネギ(100円)も1皿。あと肉皿(650円)も1人前、お願いします」

 『白・黒1本ずつ』というのは、この店の名物・関東煮(1本160円)のこと。『白』は牛シロ(腸)、『黒』は牛フワ(肺)である。

 あっという間に出てくる関東煮。

 これはいわゆる牛もつ煮込みなんだけど、ものすごく甘いのが大きな特徴なのだ。

「全部を串から抜いて、最初はそのまま食べてみてください。甘過ぎるようだったら、この刻みネギをかけて、卓上の唐辛子もたっぷりとかけて、よ~くかき混ぜて食べてみてください」

 どれどれ、という感じで、関東煮を口に運ぶSさんとAさん。

「おっ。これは美味しいじゃないか!」

「甘いけど、大丈夫だよ。美味しい、美味しい」

 あぁ、良かった。ひと安心だ。

 ちょうど近くにやって来た大将が、

「甘みはすぐに出せるんだけど、このコクがなかなか出せないんですよね」

 と教えてくれた。ただただ甘いだけじゃダメなんだね。

 大瓶ビールを3人で2本飲んだところで、飲みものを福山の日本酒「天寶一(てんぽういち)」(1合400円)に切りかえる。

 甘い関東煮と肉皿が、日本酒にもよく合うのだ。

 関東煮や漬物(白菜、150円)を追加注文して飲むうちに、そろそろラストオーダーの時間が近づいてきた、Sさんは「肉うどん」(600円)を、Aさんは「かけうどん」(450円)をそれぞれ注文して〆に入る。私はうどんは注文せず、最後に「天寶一」をもう1杯だ。

 1時間ちょっとの、駆け抜けるような「稲田屋」だったけど、初めてのお二人がとても喜んでくれたことに大満足だ。

 お勘定は3人で5,630円(ひとりあたり1,900円弱)でした。どうもごちそうさま。

Img_3738a Img_3740a Img_4431a
大衆食堂「稲田屋」 / 営業時間 / 肉皿

Img_4434a Img_4435a Img_4436a
漬物 / かけうどん / 肉うどん

店情報前回

《平成29(2017)年9月25日(月)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

会社帰りにゲソづくし … 立呑み「やきや」(荻窪)

げそわさ


 会社帰りに「やきや」にやってきた。

 午後6時半の店内は、今日もやっぱり満員だ。

 かろうじて空いているすき間に入れてもらって、今日もホッピー(320円)でスタートした。

 最初のつまみは、刺身から入ることにする。そうすると選択肢は「いか刺身」(200円)、「いかみみ刺身」(200円)、「げそわさ」(200円)の3品。

 しばらく「げそわさ」を食べていないので、今日は「げそわさ」にした。

 「いか刺身」と「いかみみ刺身」は生のイカが出されるが、「げそわさ」は、ゆで冷ましたゲソが出される。イカ1匹分、つまり足10本分が1人前だ。

『ゲソ、いいねえ。今日はゲソづくしにしてみよう』

 久しぶりにいただいた「げそわさ」が、とにかく美味しくて、そう思い立った。

 2杯めとなるナカ(160円)をもらうと同時に、まだ残っていた「珍味わたあえ」(200円)を注文。

 これはゆで冷ましたゲソを、イカワタで和えたものなんだけど、ふんわりと甘い味付けになっている。この甘さが、イカワタのコクをより増してくれるんですね。

 グイグイとホッピーが進む一品なのだ。

 わりと早い時間帯に無くなってしまうことが多い逸品なので、あれば早めに注文することが大切だ。

 3杯めに注文したのは、これまた大好物の「げそ揚げ」(200円)だ。

 あらかじめ揚げたものが、カウンター上のバットに準備されていて、注文すると、それをお皿に取り分けてくれる。だから注文してから出てくるまでが早いのだ。

 さっきいただいた「珍味わたあえ」の小鉢に残っているイカワタに、この「げそ揚げ」を絡めていただくのが旨いんだなあ。

 そして、ソト1・ナカ4となる4杯めには、「いかげそ焼」(200円)を合わせる。

 「いかげそ焼」は、注文を受けてから、カウンター内の焼き台で、イカゲソを焼きあげてくれる。焼いてるときは、イカゲソがつながった状態になっていて、焼きあがってから、足1本ずつに切り分けてくれるのだ。

 味はタレ焼きで、マヨネーズも添えられる。

 冷たい「げそわさ」、常温の「珍味わたあえ」、同じく常温の「げそ揚げ」と食べてきたので、焼きたて熱々の「いかげそ焼」の熱さもまたうれしい。

 そして、これでゲソ系の4品をすべて制覇することができた。(冬になると「イカ大根」も加わって5品となる。)

 ちなみに「やきや」のイカ料理は、今の時季にはない「イカ大根」も含めて全部で11品で、すべて200円均一。

 ゲソ系の5品以外は、身が「いか刺身」、「自家製塩辛」、「いか納豆」の3品、ミミが「いかみみ刺身」と「いかみみ焼」の2品、そしてアタマの部分を焼いた「いかなんこつ焼」だ。

 どれを食べてもハズレはないので、ぜひあれこれ食べてみてください。

 1時間15分ほど立ち飲んで、4品と4杯。今夜のお勘定は1,600円でした。

 どうもごちそうさま!

Img_4094a Img_4095a Img_4098a
ホッピー / げそわさ / 珍味わたあえ

Img_4100a Img_4103a Img_4106a
げそ揚げ / わたを絡めていただく / いかげそ焼

店情報前回

《平成29(2017)年9月6日(水)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

煮大根が始まりました … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)

煮大根


「煮大根、始めましたよぉ~っ!」

 という店主・アキさんの言葉に、さっそくその煮大根(200円、以下すべて税抜き表記)を注文した。

 この店の煮大根は、私の大好物の一品。もつ煮込みの鍋で、じっくりと煮込まれた、言わば「モツ大根」なのだ。

 「ブリ大根」、「イカ大根」も、もちろんいいんだけれど、我われ、もつ好きには、やっぱり「モツ大根」だよねえ。

 もつ煮込みの煮汁をたっぷりと吸った大根が、モツ以上にモツらしい旨みを提供してくれるのだ。

 この店の煮大根は、もともと冬場だけのメニューだったんだけど、あまりにファンが多いので、早めに復活させてくれたんだそうな。ありがたいことである。

 ホッピー(380円)の最初の1杯を煮大根でいただいたあと、ナカ(おかわり焼酎、250円)をもらって、レバ、ハラミ、テッポー(各100円)を1本ずつ、味付けを指定せずに注文すると、レバ塩ねぎ、ハラミポンズ、テッポー正油という味付け(=ホワイトボードに記載されているオススメの味付け)で焼き上げてくれた。

 3杯めに合わせて春雨サラダ(300円)をもらうと、この春雨サラダがパクチーが効いててボリュームたっぷり。

 さらに、しめじ肉まき(150円)も追加注文した。

 ソト1・ナカ4となるナカをもらって、最後はハムキャベツ(200円)で締めくくる。

 ハムキャベツと言えば、渋谷「富士屋本店」の名物だが、ここ「弐ノ十」にもあるんですねえ。

 ゆっくりと2時間弱楽しんで、今日のお勘定は2,460円(2,280円+消費税)なり。どうもごちそうさま!

Img_4074a Img_4076a Img_4078a
レバ塩ねぎ / ハラミポンズ / テッポー正油

Img_4079a Img_4082a Img_4085a
春雨サラダ / しめじ肉まき / ハムキャベツ

店情報前回

《平成29(2017)年9月3日(日)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いかげそ焼でホッピー … 立呑み「やきや」(荻窪)

いかげそ焼でホッピー


 久しぶりに中野の「やきや」に行った週末は、今度は荻窪の「やきや」である。

 「やきや」は中野店と荻窪店の2軒しかない。

 中野店は大将(ご主人)が中心になって、荻窪店は女将さん(奥様)が中心になって、どちらもスタッフを含めて3名ずつで切り盛りしているのだ。

 土曜日の今日は、店に到着したのが午後7時半。

 ホッピー(320円)をもらって、つまみを選ぶものの、すでに「げそ揚げ」(200円)や「みみ刺身」(200円)は売り切れていたので、「いか刺身」(200円)を生姜(しょうが)でもらってスタートした。

 「いか刺身」には、通常はワサビが添えられるのだが、「生姜でお願いします」と注文すると、ワサビの代わりに「おろし生姜」を添えてくれるのだ。

 ワサビ醤油でいただくイカ刺しもうまいけど、生姜醤油がこれまた美味いんだ!

 ナカ(おかわり焼酎、160円)をもらって、2品めのつまみとして「いかげそ焼」(200円)を注文するころには、「いかなんこつ焼」(200円)や「しめさば」(270円)も売り切れた。さすが、土曜日である。

 他のお客さんが焼きものを注文しているときに、女将さんが「残ってる焼きものはミミだけよ」と話しているのを聞いて、私も大急ぎで、その「いかみみ焼」(200円)と、3杯めとなるナカを注文した。

 「いかみみ焼」も、いつもは早く売り切れてしまう一品。こんな時間に残っているとはびっくりだ。

 土曜日の昼過ぎに「宇ち多゛」に行って、「タン生あるよ」と言われたときと同じような気持ちというと、わかっていただける方も多いだろうか。

 「いかげそ焼」、「いかみみ焼」と焼きものが続いたので、4杯めのナカには、「お新香」(170円)を合わせる。今日のお新香は、白菜のぬか漬けだ。これもまた美味いんだなあ。

 1時間半ほど立ち飲んで、ホッピー4杯(ソト1・ナカ4)に、つまみが4品。今夜のお勘定は1,570円でした。どうもごちそうさま!

Img_4058a Img_4060a Img_4062a
ホッピー / いか刺身(生姜で) / いかげそ焼

Img_4065a Img_4068a Img_4069a
いかみみ焼 / お新香(白菜漬) / 店内のメニュー

店情報前回

《平成29(2017)年9月2日(土)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

こちらの目玉は焼き鳥 … 立飲「やきや中野店」(中野)

焼き鳥でホッピー


 ものすごく久しぶりに「やきや中野店」にやって来た。

 どのくらい久しぶりかというと、前に来たのが平成16(2004)年なので、なんと13年ぶりである!

 実は店の前までは、ときどきやって来たのだが、いつも来ても入口の外から見てもわかるほどの満員状態。すぐに「また今度にしよう」とあきらめて、すごすごと撤退していたのでした。

 ところが今日は、店内に明らかに立てるすき間があることが見て取れた。

 「よしっ!」とばかりに店内へと突入したのであった。

「いらっしゃいませ。おひとりさん? 奥の窓際のところでいいでしょうか?」

 立ち飲みスペースを切り盛りしている、年配の女性店員さんから、そう声がかかる。

 入口を入って左手にある、大きな立ち飲みテーブル(1卓のみ)はグループ客用、右手の立ち飲みカウンターは、ひとりか二人のお客さん用といった感じである。

 その立ち飲みカウンターは、厨房との仕切り部分から始まって、壁ぎわにそって、Uの字に曲がって、入口近くまで戻ってきている。そのUの内側で立ち飲む仕組みだ。

 私が立ったのは、そのUのもっとも奥の、そこだけが窓に面した部分である。

 さっそくホッピー(320円)をもらって、つまみは、中野店ならではの焼き鳥(すべて1本100円)を注文することにした。

「手羽先、ハツ(鶏)、砂ギモ、ツクネを1本ずつお願いします」と注文すると、「味付けはどうしましょう?」と聞かれた。

「ハツと砂ギモは塩で、ツクネはタレで。手羽先は……。え~と、どうしようかな」とちょっと考えていると、「手羽先は味噌(みそ)も美味しいですよ」と女性店員さん。

「それじゃ、味噌でお願いします」

 焼き鳥の味付けは、塩、タレ、味噌の他に、醤油(しょうゆ)もあるようだ。

 どんと大きい手羽先まで100円というのが、うれしいね。

 カウンター内の厨房スペースには、白髭の大将(=店主)と、焼き台担当の男性店員さん。先ほどの女性店員さんと合わせて3人で店を切り盛りしている。

 その大将が、他のお客さんに、「梅入りのホッピーを出してるのは、うちだけだよ」と話しているのを聞いて、ナカ(160円)をもらうときに、

「これから梅入りにすることはできますか?」と聞いてみると、

「いいですよ。最初のホッピーを380円(←梅入りホッピーの値段)だったことにさせてもらいますね」と大将。

 返ってきたグラスには、ナカとともに、大きめの梅干しが1個入っている。

 これにソトを加えて、箸で梅干しを突きくずしながら、かき混ぜる。

 ど~れどれ。

 ほぉ。なるほどなぁ。ホッピーに、ややフルーティーな酸味が、ちょっとだけ加わった感じだけど、レモンスライスを加えるほどのインパクトはない。気になる方は、ぜひお試しください。黒ホッピーが合うかもね!

 焼き鳥を食べ終えたところで、3杯めとなるナカをもらい、これまた中野店にしかない「煮込(玉子入)」(320円)を注文する。

 ちなみに玉子が入っていない煮込みは荻窪店にもあって170円。ここ中野店では、普通の煮込みは280円だ。

 値段の違いは、出てくる量の違いのようだ。

 荻窪店が小鉢で出てくるのに対して、中野店の煮込みは、器が大きい!

 これはけっこうボリュームがありますよ。

 カウンター越しに、4杯めとなるナカを注文すると、白髭の大将から、

「何杯め?」という確認が入った。

「4杯めです」と小さな声で答えると、

「最初の1杯はセットだから、これで3杯めだね」と笑ってナカを注いでくれた。

 13年も来てなければ、一見いちげんの客と同じようなもの。その一見客が、すっかり酔っ払いきっていないかどうかを確認するのに、「何杯め?」と聞くのは、とってもいい質問なのだ。

 ちゃんと答えることができて、良かった良かった。

 2時間弱の立ち飲みタイム。ソト1・ナカ4でのお勘定は1、580円なり。

 さすがは「やきや」。中野店も、やっぱり安いなあ。どうもごちそうさま。

Img_4041a Img_4018a Img_4025a
「やきや中野店」 / 窓際でホッピー / ツクネ、手羽先、ハツ、砂ギモ

Img_4030a Img_4036a Img_4038a
ホッピー梅入り / 煮込(玉子入) / 玉子を崩していただく

店情報前回

《平成29(2017)年8月28日(月)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«煮豆富も美味いよねえ … やきとん「たつや」(沼袋)