チーズと麻婆の好相性 … 炭火串焼「テング酒場」(赤羽)

焼きチーズ麻婆豆腐


 「テング酒場」の「焼きチーズ麻婆豆腐」(290円、以下すべて税別表記)は、麻婆豆腐を耐熱容器に入れてチーズをかけ、オーブンで焼き上げた一品。

 ジュージューと大きな音を立てながらやってきた。

 添えられたスプーンで、熱々トロリとのびる焼きチーズ麻婆豆腐を、ハフハフと口に運ぶ。

 麻婆豆腐の味わいに、チーズのコクが加わって、これは旨い!

 チーズと麻婆って、相性がいいんだなあ。とてもいい酒の肴に仕上がっている。

 今日は赤羽での、呑兵衛仲間の新年会。

 でもその前に、ひとりゼロ次会で暖機運転だ。

 大勢での、にぎやかな新年会の前に、ゆっくりと静かに、誰ともしゃべる必要もなく過ごせるゼロ次会用の酒場として、事前に「テング酒場 赤羽店」に白羽の矢を立てていた。

 「テング酒場」のような、大衆酒場を標榜する居酒屋チェーンであれば、ひとりでも入れるし、店員さんたちも、必要なとき以外は、良くも悪くもほっといてくれる。

 何も考えず、ボォ~ッと過ごすのにちょうどいいのだ。

 でもその前に、せっかくの赤羽なので、界隈の酒場の様子をながめていくことにした。

 高円寺駅北口から、赤羽駅東口へと向かう「赤31」系統のバスが到着するのは、赤羽駅東口と言いつつも、駅からは少し離れたカトリック赤羽教会の前あたりにある、降車専用のバス停だ。

 ここから、ちょっと引き返す方向に歩いて、右方向(赤羽駅方面)に回り込むと、そこにあるのが立ち飲みの「いこい支店」。

 土曜日、午後4時過ぎの店内は、すでに大勢のお客さんたちでにぎわっている。

 「いこい支店」前のト字路を右に折れて、進むこと1ブロック。左手の細い路地の右側が立ち飲みの「喜多屋」。ここもまた、入口まで目いっぱいお客さんが入ってる。

 元の道に戻ってさらに北上すると、左手の24時間営業の立呑み居酒屋「桜商店」を経て、「いこい本店」へ。

 どの店も、あふれるほどのお客さんが入ってるのがすごいなぁ。さすが北の酒都・赤羽である。

 「いこい本店」の先を左折して、赤羽駅東口方面に向かうと、その先の左手角をちょっと回り込んだところが「まるよし」だ。おぉ。ここは店の外に、短いながらも待ち行列ができている。

 赤羽駅東口を通り過ぎてさらに北へ。

 『赤羽1番街商店街』に入り、1本右側の『1番街シルクロード』を北上する。

 この『1番街シルクロード』の中にも多くの酒場があるんだけど、その多くがすでに営業中。まだ午後4時過ぎなのに、すごいね赤羽。

 こっち側から進むと『1番街シルクロード』の出口にあるのが「丸健水産」だ。

 うわぁ。「丸健水産」は人であふれていて、『1番街シルクロード』の出口まで待ち行列が続いている。さすが大人気店だなぁ。

 『1番街シルクロード』の出口を左に折れると、目の前の角にあるのが「まるます家」。こっちももちろん大行列だ。

 以前にも増して、ますます赤羽の各酒場の人気が高まっている感じがするなぁ。

 そのまま「まるます家」の横を通り過ぎ、次の角を左折すると、そこが『OK横丁』だ。

 そこに入ったところにあるのが、以前、TBS「有吉ジャポン」の『北区おでんタウン』でご紹介させていただいた酒房「たちばな」だ。

 ここは午後5時から営業開始のはずなんだけど、午後4時過ぎの今、すでに店が開いている。

 店頭のメニューにも書かれている「仙台より三角定規油揚げ」(480円)や「おでん雑炊」(600円)が美味しかったなぁ。おっ。「イカのメンチ」(420円)もある。

 思いっきり引かれたんだけど、ここで飲み始めると『軽くゼロ次会』とはならない。腰を据えて思いっきり飲むのがいい酒場なので、今日はあきらめた。改めて来なくっちゃね。

 『OK横丁』と言えば、昭和29(1954)年創業の老舗酒場、「八起」が、昨年(2018年)7月に惜しまれつつ閉店した。まことに残念なり。

 そして赤羽駅東口に戻り、やっと目的地である、「テング酒場 赤羽店」へ。

 ビルの3階にある店内は入ってすぐ左手が、厨房を囲むようにL字のカウンター席になっていて、何人かのひとり客がすでに飲んでいる。

 私もそのカウンター席の1席に座り、「サッポロラガービール(大びん)」(550円)と、大好物の「カシューナッツ」(290円)を注文した。

 揚げたて熱々で出されるカシューナッツは、食べてるうちに段々とカリカリ感が出てくるのという『食感の変化』が好きなのだ。

 この店に来たのは、今回が初めて。

 よく行く「テング酒場 麹町店」は、ほとんどのスタッフがアジア系の外国人なんだけど、ここ赤羽店は厨房もホールスタッフも、全員が日本人のようだ。

 午後4時半前のこの時間帯、総席数133席という店内は7割程度の入り。客層は中高年が多くて、若い人は少ない。

 すぐ近くのおじさんたちのグループ客は、すっかり出来上がっていて、大声で叫び合うように会話を交わしている。

 話の内容から、タクシーの運転手さんたちのグループのようだ。

 基本的に個人個人の仕事だし、普段はシフトが違って一緒に飲めないだろうし、そもそも運転手さんなので、通常は大酒が飲めない。

 今日は仲間たちが一緒に休みだったかなにかで、昼からここに集まって思いっきり飲んでるんだろうなぁ。

 うるさいんだけど、とても楽しそうだ。

 社会人になったばかりのころ(今から35年ほど前)の職場の飲み会が、こんな感じだったなぁ。

 昔にタイムスリップしたような、懐かしい雰囲気だ。

 カシューナッツを食べ終えて、冒頭でご紹介した「焼きチーズ麻婆豆腐」(290円)を注文した。

 この麻婆豆腐。『契約栽培の北海道産大豆を使い、14度以上の高豆乳度で抽出した濃厚な豆乳と、名水として知られている富士山麓の伏流水を使い、お店で手作りしています』という自家製豆腐を使って作られてるんだそうな。

 とっても美味しい一品でした。

 さっくりと1時間ちょっとくつろいで、お勘定は1,220円(1,130円+税)でした。どうもごちそうさま。

 さぁ、新年会に向かうぞ!

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「いこい」支店 / 「喜多屋」 / 「桜商店」

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「いこい」本店 / 「まるよし」 / 1番街シルクロード

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大行列の「丸健水産」 / 「まるます家」も行列 / OK横丁

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「たちばな」 / 「たちばな」の店頭メニュー / 「テング酒場」ビル1階の入口

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「テング酒場」3階の店舗入口 / サッポロラガービール(大びん) / カシューナッツ

店情報

《平成31(2019)年2月2日(土)の記録》

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店情報: 炭火串焼「テング酒場」(赤羽)

    テング酒場 赤羽店
  • 店名: テング酒場 赤羽店
  • 電話: 03-3902-8484
  • 住所: 115-0045 東京都北区赤羽1-7-4 赤羽興業ビル3F
  • 営業: (平日)16:00-23:30、(土)14:00-23:30、(日祝)14:00-23:00、無休
  • 場所: JR赤羽駅東口を出て、広場の正面の、左角がそば・うどんの「梅もと」、右角がカラオケ「BIGECHO」の路地に入り、突き当り(みずほ銀行)を右折した先の左手ビル(レンガ風外観)の3階。ビルの入口に「テング酒場」の看板あり。赤羽駅東口を出て80m、徒歩1~2分。
  • メモ: 133席。カウンター席、テーブル席、座敷席、堀ごたつ席。公式サイトぐるなびホットペッパー食べログあり。(2019年2月調べ)

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いちごウィスキーハイ … たちのみ酒場「よるべ」(荻窪)

いちごウィスキーハイ


 仕事終わりに突然、会議室での飲み会に突入。

 あまりに突然だったので、ビールもちょっとしか冷えていないし、つまみも「柿の種」ぐらいしかない。

 それでも焼酎やウイスキーはたくさんあったので、ほぼ空酒からざけでグビグビとやる。

 夜9時過ぎに飲み終えて、帰路につく。

 とはいうものの、ほとんど何も食べていないので、帰り道のどっかで仕上げにちょっと飲み食いしないとなぁ。

 そんなことを思いながら駅への道を歩いていると、アップルウォッチがビビッと振動した。

「荻窪で飲んでたりしませんか?」

 というメッセージは、「古典酒場」の倉嶋編集長からだ。

 渡りに船とは、まさにこのこと。大急ぎで荻窪に向かうことにした。

 四ツ谷から荻窪までは、中央線快速電車で16分。わりと近いのだ。

 倉嶋さんが飲んでいる「よるべ」に向かうと、店内はまさに立錐の余地もないほどの大にぎわい。

 以前にも増して流行はやってますねぇ! さすがです!

 お客さんの多くはご常連さんらしく、それぞれ別々に入ってきながらも、店内に知り合いがいるようで、店全体が和気あいあいとしている。

 私も、無理くり倉嶋さんのとなりに割り込ませてもらって、倉嶋さんが飲んでいた「黄猿きえんソーダ割り」(430円)を注文して乾杯する。

 「黄猿」は、完熟させた『黄金千貫こがねせんがん』(サツマイモの一品種)から造られた芋焼酎だ。

 店主ひとりでのオペレーションながら、料理も充実しているのが「よるべ」の特長のひとつ。

 今日も「岡山直送 蒸しガキ(セイロ蒸し)」(5個680円)や「バゲットピザねぎブルーチーズ」(480円)、「れんこんオーブン焼き」(380円)などなど、引かれるメニューが数多い。

 そんな中から、「ひよこ豆ドライカレー」(480円)をいただいた。

 もうこれ以上は入れないだろうと思っていた店内だけれど、常連さんたちは、まだまだ続々とやって来る。

 そのたびに、「ここちょっと詰めてね」とか、「ここにひとり入れてあげてください」という的確な指示が、カウンターの中の店主から飛んで、なんとかうまく入っていく。

 それでもなお増えるお客さん。

「みんな、ちょっとずつ斜めになってください」と店主。

 出た。ダークだ。

 カウンターに対して正面を向いていた身体を、ちょっと斜に構えるようにして、利き腕だけで飲み食いするようにすることで、より大勢のお客さんが入ることができるのだ。

 大阪のほうでは、当たり前の立ち飲みマナーのようだが、東京の立ち飲み屋では、なかなかダークスタイルは見かけない。

 ここ「よるべ」のお客さんたちは、とても協力的で、みんなちゃんとダークになっている。

「あたし丸いから、ダークになっても、幅があまり変わらないんですよ……」

 という倉嶋さんの言葉に、飲んでたお酒を思わず吹き出しそうになった。

 いやいや。そんなことはないですよ。ちゃんとダークになってます(笑)。

 2杯めは、季節がわりの『旬のフルーツ生しぼりサワー』をいただく。今夜は和歌山の「はっさく」(560円)だ。

 倉嶋さんは「いちごウィスキーハイ」(500円)を注文。

 これがすごかった。

 ウイスキーの中にイチゴを浸け込んだものなんだけど、ウイスキーの味は、ほんのりとイチゴの風味が加わったぐらいなのに対して、イチゴのほうは完全にウイスキーの味に染められていて、見た目はイチゴなのに、食べるとウイスキーそのもの!

 これはもう、固体になったウイスキーだね!

 最後は「倉嶋スペシャル」(珈琲酎の豆乳割り+シナモン)で締めて、どうもごちそうさま。

 店を出ると午前0時40分。日付けが変わっちゃいましたねぇ。

 今夜も楽しい時間をありがとうございました。>倉嶋さん

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「よるべ」 / 黄猿(黄金千貫) / 黄猿ソーダ割り

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本日のお品書き / ひよこ豆ドライカレー / はっさくサワー

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いちごウィスキーハイ / はっさく、いちごウィスキー / 〆は倉嶋スペシャル

店情報前回

《平成31(2019)年2月1日(金)の記録》

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ホヤ塩辛で八鶴の燗酒 … 酒房「北国(きたぐに)」(中野)

ホヤ塩辛


「このホヤの塩辛を食べるためだけに、うちに来る人もいるのよ」

 と女将さん。青森から直送されてきたという「ホヤ塩辛」(480円)は確かにうまい!

 この「ホヤ塩辛」と同時に、同じ青森(八戸)の地酒、「八鶴はちつる」の燗酒をもらったものだから、さらにその味わいが増すってもんだ。

 その土地のさかなには、その土地の酒。

 この組み合わせがいちばん合うに決まってる。

 水曜日の今日は、会社帰りに中野駅に降り立ち、久しぶりに「北国」へとやってきた。

 前に来たのが、2017年6月なので、実に1年半ぶりである。

 でも自分の感覚としては、もっと長いこと来てなかったような気がする。

 女将さんも同じような思いだったらしく、店に入るや否や、

「どうしたの? 何年も来なかったじゃない! 元気なの?(笑)」

 と笑顔を向けてくれた。

「元気なんです。なかなか来れなくてすみません。女将さんもお元気そうで、安心しました。」

 とごあいさつして、まずは大瓶ビールをキリンラガーでもらって、のどを潤す。

 いつもは、めいのユミさんも手伝ってるそうなんだけど、足を悪くして、今年に入ってからの1ヶ月で、まだ2日しか店に出ることができていないらしい。

 ユミさんがいると、女将さんがカウンターの中にいて、ユミさんが厨房で料理を作ってという連携ができるんだけど、ユミさんがいない今は、どっちも女将さんがやらないといけない。

 しばらくカウンターを離れて、奥の厨房に行き、お通しの「つみれ汁」を出してくれた。

「ユミがいなくて、一人でやってるから、私も疲れるわよ。」

 という女将さんは、88歳になられたそうだ。

 そのユミさんも、来週(2月から)は復帰予定とのこと。

 お通しの「つみれ汁」で大瓶ビールを飲み終えて、冒頭でご紹介した「ホヤ塩辛」と「八鶴」の燗酒をもらったのでした。

 店内には、いつもの常連さんたちに加えて、若いカップルもいる。このカップル、女性は北海道出身、男性は秋田出身とのこと。

 「北国」という店名に引かれて、やって来たのかな。

 ニコニコと美味しそうに飲み食いしている様子が、とっても微笑ましい。

 私も燗酒をおかわりし、冬場だけの「おでん」をもらう。玉子とガンモを注文すると、昆布も一緒によそってくれた。

 ここ「北国」おでんは、玉子が殻付きで入っているのが大きな特徴。

 といっても、完全な殻付きではなくて、鍋に入れるときに、コツンと殻にヒビを入れてから投入する。

 このヒビのところから、おでんダシの味が染み込むんですね。

 アチチ、アチチ、と言いながら、この玉子の殻をむくのも、これまたこの店のスタイル。

 ゆっくりと2時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は2,500円でした。どもごちそうさま。

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店側壁の電灯 / 「北国」 / 本日の品書き

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つみれ汁、大瓶ビール / 八鶴(燗酒) / おでん

店情報前回

《平成31(2019)年1月30日(水)の記録》

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塩辛をヤッコにのせて … 立呑み「やきや」(荻窪)

塩辛やっこ


 今日は、荻窪の眼鏡屋さんに寄ってから「やきや」に向かったので、到着したのはいつもより遅い午後6時50分。

 この頃(午後7時前後)に、お客が入れ替わるため、ちょっと空きがあることが多いんだけど、今日はどうかな?

 開けっ放しの入口からのぞき込んだ店内は、残念ながら満員状態。

 すると店の奥のほうにいるカイトくんと目が合い、『奥に進め』というサインを出してくれた。

 店の一番奥の立ち飲みテーブルにも5人の客がいるんだけど、このテーブルはギュッと詰めればもう少し入ることができるのだ。

 テーブルのお客さんたちに、「すみません、もうひとり入れてくださいね」とお願いして、テーブル席の最奥部に立つ。

 すぐにカイトくんが「ホッピー」(320円)を出してくれたので、「いか大根」(250円)を注文した。

 このところのゲソ不足で、「いか大根」もイカミミと大根の組み合わせだったのだが、今日の「いか大根」は、イカ胴の輪切りと大根で煮込まれている。

 私のだけでなくて、他の人のにもやっぱり胴の輪切りが入っているので、今日の「いか大根」は、すべてこのタイプのようだ。

 イカミミも不足してきたのかなぁ。

 テーブル席のお客さん二人が、相ついでお勘定をして席を離れ、テーブル席もゆったり気味になってきた。

 このお二人がそろそろお勘定をしそうだ、ということがわかってたから、カイトくんが『奥に進め』というサインを出してくれたんだろうな。

 最初の「なか(おかわり焼酎)」(160円)をもらうころには、カウンター席のお客さんも何人かが帰り、カウンター席にも空きができてきた。

 今が7時過ぎ。やっぱりこのくらいの時間帯が入れ替わり時期なんだな。

 しかしながら、新しいお客さんもどんどんやってきて、すぐにまた、カウンター席も、テーブル席も満員状態に戻ってしまった。

 カウンター上の大皿を見ると、「珍味わたあえ」の大鉢には箸もスプーンも入っていない。もしかしたら、残りダレもない状態なのか?

 さらに「げそ揚げ」のバットも空っぽだ。これも売り切れたんだなぁ。

 3杯めとなる「なか」をもらって、「いかげそ焼」(200円)を注文すると、これはあった。良かった良かった。

 「いかげそ焼」は、イカ1匹分のつながったゲソをタレ焼きにして、焼きあがったところで1本ずつに切り分け、マヨネーズを添えて出してくれる。つまり1人前がイカ1匹分のゲソ(短い足8本と長い足2本)なのだ。

 マヨネーズに七味唐辛子をたっぷりと振りかけていただく。

 ソト1・ナカ4の4杯めには、「自家製塩辛」(200円)と「冷奴」(170円)を同時に注文。

 もちろん『塩辛奴』としていただきます。

 塩辛を食べ終えた後は、小鉢に残った塩辛ダレの中に豆腐を投入し、グチャグチャにかき混ぜていただく。

 こうすることで、塩辛のタレまですべて、残さず美味しくつまみにすることができるのでした。

 1時間半ほど立ち飲んで、今宵のお勘定は1,620円なり。どうもごちそうさま。

 毎度のことながら、実に満足感の高いお店です。

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立呑み「やきや」 / ホッピー / いか大根

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いかげそ焼 / 自家製塩辛 / 冷奴も合わせて注文

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塩辛のタレに / 豆腐を投入し / かき混ぜていただく

店情報前回

《平成31(2019)年1月29日(火)の記録》

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久々のジャックローズ … カクテルラウンジ「日登美(ひとみ)」(新井薬師前)

ジャックローズ


 東中野の大衆インドカレー酒場、「タラキッチン」の前で、東中野からJR線で帰宅するここちきさんと別れ、直ちゃんと二人、西武新宿線は新井薬師前駅へと歩く。

 その途中に現れるのが、カクテルラウンジ「日登美」だ。

 昭和53(1978)年4月に創業した「日登美」は、去年(2018年)、創業40年を迎えた。

 あれれ?

 いつも店頭に置かれているはずの、「カクテルラウンジ ひとみ」と書かれた電灯看板が出ていない。

 しかしながら、その店内には明かりがともっているようなので、入口扉を開けてのぞいてみる。

「いらっしゃい(笑)」

 と笑顔で迎えてくれるマスター(=オーナーバーテンダー)。

「表の電灯看板がなかったから、やってないのかと思いましたよ」

「あの看板。大風のときに倒れてねぇ。壊れちゃったんですよ」

 なんだ。そういうことでしたか。

電灯看板 お店は普段どおり営業しているそうで、ひと安心。(その後、お手洗いの横にひっそりと片付けられている電灯看板も確認いたしました。右の写真がそれです。)

「今はザクロが美味しい季節ですよ」

 ということで、直ちゃんはマスターおすすめのザクロのカクテル(ざくろウォッカ)からスタート。

 私はジャックローズを作ってもらった。

 このところ、『横に倒したハシゴ酒』ということで、1日1軒ずつなんだけど、毎日のように酒場に行くような生活をしてたので、1軒め向きの大衆酒場や立ち飲み屋にはよく行ってたんだけど、バーにはあまり来てなかった。

 本当に久しぶりの本格的カクテル、本当に久しぶりのジャックローズだ。

 バーはやっぱり、今日のように何軒かハシゴをした後にやって来るのに向いてる酒場だからなぁ。

 直ちゃんの2杯めは、日本酒ベースの「東京日和」。フワッと金粉が浮いていて美しいカクテルだ。

 私はアクアビットベースのカクテル、「レッド・バイキング」をいただいた。

 さっくりと1時間半ほど楽しんで、お勘定は二人で3,700円(ひとり当たり1,850円)でした。どうもごちそうさま。

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ざくろウォッカ / 東京日和 / レッド・バイキング

店情報前回

《平成31(2019)年1月26日(土)の記録》

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大衆インドカレー酒場 … 「タラキッチン」(東中野)

カレーをつまみに


 東中野の「うなぎ串焼 くりから」を出て、二次会はそのすぐ隣にある『本格インドカレーとおいしい無国籍料理』の店、「タラキッチン」だ。

『「くりから」の次にどこに行こうかな?』

 と事前に検討していて気になったお店で、今日のメンバー3人は誰も行ったことがない。

 店は階段を上った2階にあり、店内は広い喫茶店のような感じ。

 店員さんはインド人シェフが1人とネパール人が3人。日本人はいないが、みんな普通に日本語もしゃべれるようで、注文は困らない。

 まずは「生ビール」(299円、以下価格はすべて税込表記)2杯と「芋焼酎ロック」(290円)をもらって乾杯すると、お通し(サービス)として「パパドゥ」という豆の粉で作ったクラッカーのような料理を出してくれた。

 それにしても、生ビールが299円だったり、芋焼酎が290円だったりするのがすごいね! 驚くほど安い。

 この2品だけが特別安いわけではなくて、「角ハイボール」や「ホワイトホースハイボール」なども290円。グラスワインも299円だ!

 この店に関するデイリーポータルZの記事に、『サイゼリアみたいなインドカレー居酒屋』と紹介されているが、まさにそんな感じ。

 料理も安いので、いろんな料理をグイグイと試してみたいところなんだけど、いかんせん「くりから」の後で、もう満腹。

 「チャナマサラ」(599円)というヒヨコ豆のカレーと、「ナムル」(299円)をいただいた。

 カレーは、いわゆるルーの部分だけが出されて、「ナン(プレーンナン)」(290円)や「サフランライス」(290円)は別売り。辛さは甘口・普通・中辛・辛口・激辛の5段階から選ぶことができる。

 平日のランチタイム(11:00から、なんと16:00まで!)は、カレー1種に、ナンまたはライス、そしてサラダが付いた「カレー1種セット」が590円。カレーが2種選べる「カレー2種セット」でも790円と、人気が高いらしい。

 生ビールに続いては、「マリブラッシー」(399円)や「赤ワイン(グラス)」(299円)をもらって飲み進める。

 料理の中には「タンドリーチキン」(299円)や「シークカバブ」(399円)などの、いかにもインド料理といった料理に加えて、各種のアヒージョ(499円)や「鶏の和風唐揚げ」(290円)、「もろきゅう(梅)」(299円)、「焼き枝豆」(299円)といった、いわゆる『居酒屋メニュー』まであるのがおもしろい。

 今度は1軒めとしてやってきて、いろいろと食べてみたいですね。

 2時間ほど楽しんで、お勘定は3人で3,762円(ひとり当たり1,254円)でした。どうもごちそうさま。

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「タラキッチン」1階入口 / 店内の様子 / 生ビールや焼酎をもらって乾杯

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パパドゥ / チャナマサラ / ナムル

店情報

《平成31(2019)年1月26日(土)の記録》

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店情報: 「タラキッチン」(東中野)

    タラキッチン
  • 店名: タラキッチン 東中野店
  • 電話: 03-5330-5299(予約可)
  • 住所: 164-0003 東京都中野区東中野3-16-8(2F)
  • 営業: 11:00-23:00(22:39LO)、無休
  • 場所: 都営大江戸線・JR総武線東中野駅より徒歩5分・東京メトロ東西線落合駅より1番出口徒歩5分。
  • メモ: 2011年5月5日オープン。店内はカウンター席(7席)とテーブル席(19席)で合計26席。ランチあり。コース料理あり(飲み放題コースもあり)。喫煙可。カード可。公式サイト公式Facebookホットペッパーぐるなび食べログ。(2019年1月調べ)

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中井から東中野に移転 … うなぎ串焼「くりから」(東中野)

店主と共に!


 「くりから」の店主・鈴木規純(すずき・のりよし)さんは、中野「川二郎」の二代目店主・鈴木正治さん(現在は中野「味治」の店主)のおいで、「川二郎」初代店主の孫という、うなぎ串焼き界のサラブレッド。

 うなぎ問屋「小林川魚」で4年間、その後「川二郎」で8年間の修業を積んだあと独立し、平成25(2013)年11月25日に自らの店、「くりから」を中井の地で創業した。

 しかしながら、中井駅周辺の都市開発に伴って移転を余儀なくされ、昨2018年10月14日に閉店。翌月、11月8日、移転先の東中野で営業を再開した。

 そんな東中野の新たな「くりから」に、酒友・直ちゃんが予約を入れてくれて、ここちき&みやさんご夫妻と4人でやって来た。

 店内はカウンター10席、テーブル12席の合計22席。中井時代は2階席もあったが、ここは1階席だけのようだ。

 案内されたテーブル席に座り、まずは思い思いの飲みものを注文。私は「ホッピーセット(白)」(400円)をもらった。

 主要なメニューは、中井のときとあまり変わりはないようだ。

 まずは「くりから」(280円)、「ヒレ」(250円)、「カワ」(250円)を人数分ずつ注文し、その焼き上がりを待つ間に、出が早い品々、「ホネ」(300円)と「うなぎやさんのキャベツ」(250円)、そして生姜醤油かニンニク醤油が選べる「キモ刺」(650円)を生姜で注文する。

 「ホネ」は、うなぎの中骨を揚げたもの。これがけっこう大骨で、がっつりと硬い。バリバリとかじると、ホッピーが進む進む。

 「うなぎやさんのキャベツ」は、「川二郎」や「川勢」などではお通しとして出される、キャベツとシソの実の和えものだ。

 うなぎ串焼きも焼き上がってきた。

 「くりから」は、うなぎの片身を幅方向に3~4等分した細長~い身を、クネクネとくねらせながら串に刺して焼き上げたもの。店名にもなっているほどの、うなぎ串焼きの中でも王道の一品だ。

 「ヒレ」は、うなぎの背ビレや腹ビレを、ニラと一緒に串に巻いて焼いたもの。私はこれが大好物。

 「カワ」は、店主・鈴木規純さんが創作した、新しいうなぎ串焼き。うなぎの尻尾あたりの身も付いた皮を、スパイシーに焼き上げている。数量限定の一品だけど、人数分注文することができて良かった。

 「ナカ(おかわり焼酎)」(250円)をもらって、「レバ」(250円)と「バラ」(250円)を追加注文。

 「レバ」は、うなぎの内臓のうち、肝臓(レバー)だけを串に刺して焼いたもの。これも数量限定なんだけど、人数分いけました。

 「バラ」は、うなぎの腹骨まわりの身を串に刺して焼いたもの。うなぎ串焼きだけではなくて、数量限定の「バラポンズ」(500円)としても楽しめる。

 さらにナカをもらって、うなぎの頭の肉を焼いた「エリ」(250円)と、冷製の「うな肝レバーパテ」(480円)をもらう。

 あと、「ヒレゴボウ」(250円)と「短冊」(330円)を注文すれば、うなぎ串焼き全品制覇なんだけど、残念ながらもう食べられそうにない。

 風邪気味なため、この1軒だけで帰宅されるみやさんは、小ぶりのうな丼、「〆丼しめどん」(1,100円)で締め。

 3時間近く楽しんで、お勘定は4人で14,630円(ひとり当たり3,658円)でした。

 どうもごちそうさま。

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うなぎ串焼「くりから」 / うなぎ各部位解説図 / ホッピー

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ホネ / うなぎやさんのキャベツ / キモ刺

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くりから / ヒレ / カワ

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レバ / バラ / うな肝レバーパテ

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エリ / 〆丼 / 本日のメンバー

店情報前回

《平成31(2019)年1月26日(土)の記録》

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店情報: うなぎ串焼「くりから」(東中野)

    くりから
  • 店名: うなぎ串焼 くりから 東中野店
  • 電話: 03-6908-1607 (FAXも同じ)
  • 住所: 164-0003 東京都中野区東中野3-16-7
  • 営業: 平日 17:00-23:30(22:30FLO、23:00DLO)、土日祝 16:00-22:30(21:30FLO、22:00DLO)、水休
  • 場所: JR東中野駅西口から400m(徒歩5分)ほど。西口改札を出て直進し、信号横断歩道で大通りを渡って、正面の商店街(右斜め方向に進む路地)に入り、そのまま道成り直進。右手のセブンイレブンを通り過ぎて、さらに少し進んだ先、右手。 西武新宿線・中井駅の改札(1箇所のみ)を出て左へ。100mほど進んだ突き当り(右向こうがセブンイレブン)を右へ。そこから道成りに80mほど進んだ右手。駅から200m弱、徒歩3分ほど。
    都営地下鉄大江戸線・中井駅からはA2出口を出て左へ。100mほど進むと西武新宿線・中井駅、さらに100mほど進むと、右向こうにセブンイレブンがある突き当りに出るので、そこを右折して80m、右手。駅からは350m、徒歩6分ほど。
  • メモ: 平成25(2013)年11月25日に中井で創業。中井駅周辺の都市開発のため平成30(2018)年10月14日に閉店し、東中野に移転。平成30(2018)年11月8日に東中野店として営業を再開した。
    店主・鈴木規純(すずき・のりよし)さんは、中野「川二郎」の二代目店主・鈴木正治さんのおい(=初代店主の孫)。うなぎ問屋「小林川魚」で4年間、その後「川二郎」で8年間の修業を積んだあと独立し、自らの店「くりから」を創業した。
    店内はカウンター10席、テーブル12席の合計22席。予約可、カード不可、喫煙可。
    店主のブログtwitterあり。東長崎店もある。
    以下、価格はすべて税抜表記。席料100円/人。
    うなぎお品書き〕《うなぎ串焼》くりから280、キモ250、ヒレ250、バラ250、エリ250、ヒレゴボウ250、レバ(数量限定)250、カワ(数量限定)250、短冊(にんにく正油・たれ・しお)330。
    《うなぎスピードメニュー》ホネ300、しゃれこうべ300。
    《うなぎ冷製》キモ刺(にんにく・しょうが)650、バラポンズ(数量限定)500。
    《うなぎ逸品》うなぎパクチー780、うな肝レバーパテ480、うなのせだしまき玉子680、関東風まむし焼(白・黒)1,000、〆丼1,100。
    〔サイドメニューお品書き〕《焼き物》長ネギ串150、ししとう串150、しいたけ串150、銀杏串200、あつあげ串150。
    《サラダ&生野菜》温玉のせシーザーサラダ450、手づくりポテトサラダ420、オニオンスライス300、生カブみそ280、エシャレット300、うなぎやさんのキャベツ250。
    《定番のおつまみ》とちお納豆焼き450、とちお揚焼き320、もやしのナムル300、だしまき玉子420、冷奴250、おしんこ300、にらのおひたし玉子のせ380、セロリの浅漬350。
    〔お飲み物〕《ビール》ハートランド生ビール550、キリンラガー瓶ビール(中)600。
    《サワー》チューハイ400、レモンサワー400、バイスサワー400、ウーロンハイ400、緑茶ハイ400、梅干1個100、レモンハーフ100、中(キンミヤ)250、外(ビンのみ)250。
    ホイス450、ガラナサワー450、角ハイボール450、梅酒(ロック・水割・ソーダ・湯割)500、グラスワイン(赤・白)380・(デキャンタ)1,300、ホッピーセット(白・黒)400、中(キンミヤ)250、外(ビンのみ)250、金宮焼酎(ひとり3杯まで)380。
    《本格焼酎》富乃宝山(芋)550、海(芋)550、二階堂(麦)550、白水(米)450。
    《日本酒》高清水(1合)400・(2合)750、奥の松650、高清水(純米)550、黒帯700、銀盤650。
    《ソフトドリンク》ウーロン茶400、オレンジジュース400、緑茶400、ガラナ400、ゼロイチ(ノンアルコールビール)400。 (2019年1月調べ)

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