自家製発酵ソーセージ … おでん「丸忠(まるちゅう)」(京成立石)

発酵ソーセージ


 「二毛作」をあとに、京成立石駅でI和泉さんをお見送りして、宇ち中さんとふたりで、「もう1軒」と向かったのは、立石仲見世商店街の中にある「おでん丸忠」だ。

 宇ち中さんは燗酒(正一合750円~)を、私はスダチハイ(400円)をもらって乾杯すると、今日のお通しはアジの酢の物。

 自家製だという発酵ソーセージ(400円)も注文した。

 ここが元々「二毛作」だった。

 その「二毛作」が平成27(2015)年3月に、現在の場所に移転したときに、旧店舗のほうを「おでん丸忠」として再スタートした。

 「おでん丸忠」を切り盛りしているのは、元の「二毛作」時代に、「二毛作」店主の日高寿博さんと二人三脚でやって来られていた西村浩志さん。

 「二毛作」ファンから見ると、1軒だった「二毛作」が、「おでん丸忠」と新しい「二毛作」の2軒に増えたような感じ。

 しかも、それぞれが進化を続けて、違いが出てきたりしているのが面白くもあり、うれしくもあり。

 2杯めに、宇ち中さんはスダチハイ、私は黒糖焼酎ロック(500円)をもらい、つまみは「イワシなめろう」(500円)と「牛スジ煮込み」(400円)を追加注文した。

 これまた2時間半ほどゆっくりと楽しんで、午後8時前にお開きとしたのでした。

 今日は午前11時過ぎから、たっぷりと9時間近くもお付き合いいただき、本当にありがとうございました! > 宇ち中さん

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おでん「丸忠」 / おでん鍋 / お通しのアジ酢

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スダチハイ / 燗酒 / 発酵ソーセージ

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黒糖焼酎ロック / イワシなめろう / 牛スジ煮込み

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《平成29(2017)年8月5日(土)の記録》

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やっとトマトのおでん … 「二毛作(にもうさく)」(京成立石)

トマトのおでん


「立石方面に行く用事があるので、ぜひ『二毛作』のトマトのおでんが食べたいなぁ」

 ブラジルに一緒に赴任していたI和泉さんから、そんなお話をいただいた。

 「それはぜひ!」ということで、宇ち中さんに「二毛作」を予約していただき、I和泉さん、宇ち中さんと3人でやって来た。

 宇ち中さんがブラジルに飲みに来てくれたときに、現地でI和泉さんとも一緒に飲んだりしたので、お互いに面識もあるのでした。

 前回、I和泉さんと一緒に「二毛作」にやって来たのは、2015年12月のこと。

 このとき、私はすでに帰国していたが、この日「二毛作」に集まった、I和泉さん、N川さん、I藤さん、S藤さん、S々木さん、N西さん、I重さんといった面々は一時帰国中だった。

 年明けにはまたブラジルに戻るということで、ここ「二毛作」で、忘年会(兼)壮行会となったのでした。(この約2週間後に、急転直下の決定で、みなさんこのまま本帰国となりました。)

 そのときにも、当初は「ぜひトマトのおでんを食べなきゃね」と言いながら飲んでたのに、飲むつけ、酔うにつけ、そのことをすっかり忘れてしまって、結局、トマトのおでんは食べられなかったのでした。

 そんなわけで今日は、そのリベンジも兼ねての再訪である。

 宇ち中さんと二人で、「アサヒプレミアム熟撰」(610円)をもらって乾杯し、お通しの「マカロニサラダ」や、「水なすの漬物」(410円)などをつまみながら待つうちに、I和泉さんも到着された。

 晩柑を使った「特製モヒート」(860円)やワイン、焼酎、日本酒などをいただきながら、「おでん盛り合わせ」や「もつ煮(てっぽう)小鍋仕立て」(大610円)と食べ進んだあと、満を持しての「トマトのおでん」(410円)である。

 あぁ、今日はトマトのおでんにたどり着けて良かった良かった。

 午後1時から5時半まで、たっぷりと4時間半もの長っちり。

 今日のお勘定は3人で14,700円(ひとり当たり4,900円)でした。

 やぁ、美味しかった、楽しかった。どうもごちそうさま。


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「二毛作」 / お通しのマカロニサラダ / アサヒプレミアム熟撰

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黒板メニュー / 本日のおすすめ / 飲みものなど

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水なすの漬物 / 晩柑の特製モヒート / おでん盛り合わせ

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赤ワインをグラスで / 焼酎ロックも / もつ煮(てっぽう)小鍋仕立て

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余語さんも来店 / 冷酒「鯉川」 / いまちゃんハイ

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《平成29(2017)年8月5日(土)の記録》

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酒はにてれつ禁煙の店 … 手打そば「土日庵(どにちあん)」(京成立石)

せいろ


 宇ち中さんと行く、立石飲み歩きツアー。

 午前11時20分に京成立石駅に集合し、「宇ち多゛」からのスタートを目指してたんだけど、今日の「宇ち多゛」は、いつにも増して大行列。

 しばらくその行列に並んだものの、進みが遅い。

 今日は「宇ち多゛」は諦めて、別の店から飲み始めることにした。

 こんな昼間でも、あれこれと酒場の選択肢があるのが、立石ならではですよねぇ。呑兵衛はまったく困らない。

「どこにする?」

 と相談しながら、ここもまた、「宇ち多゛」と同じく、『酔人禁入店』の店、「土日庵」に向かうことにした。

 「土日庵」の開店時刻は午前11時半。まさにいま開いたところだ。

 L字カウンター7席だけの店内には、すでに先客が二人。

 我われもカウンター席の一番奥に陣取って、まずはエビスビール(650円)をもらって乾杯だ。

 つまみは今日の手書きメニューの中から、「なす・オクラ煮びたし」(400円)をもらう。

 すぐに他のお客さんもやって来て、店内は満席となった。

 続いて注文した「だし巻玉子」(550円)は、卵3個を使ったボリュームたっぷりの人気の品。なにしろ、そば屋ならではの美味しい出汁を使って作られてるからねぇ。

 その「だし巻玉子」が出てきたところで、「そば焼酎そば茶割り」(500円)をもらう。

 立石に来たからには、ハシゴ酒は必至。

 1軒めは、さっくりとこのくらいで切り上げることにして、最後は「せいろ」(750円)で締めくくる。

 締めくくるといっても、この「せいろ」もまた、おつまみにもなるんだけどね。

 さっくりと1時間半ほどの1軒目でした。

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手打そば「土日庵」 / 店の外のお品書き / 入口横の手書きメニュー

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取り皿と手拭き / エビスビールで乾杯 / なす・オクラ煮びたし

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店内のメニュー / だし巻玉子 / そば焼酎そば茶割り

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せいろ用のつゆ / せいろそば / ごちそうさま

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《平成29(2017)年8月5日(土)の記録》

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5杯めにはガラスープ … やきとん「すっぴん酒場」(野方)

ガラスープ


 前回に続いて今回も、黒ホッピーがソト1・ナカ5の5杯である。

 ホッピー5杯の破壊力はものすごい。これだけ飲むと、めいっぱいの酔っ払いができあがる。

 その5杯めのホッピーに合わせて注文したのが、ガラスープ(300円)だ。

 熱々のスープが、ホッピーで冷えたのどに心地よい。このスープの中に、少量の麺が入っているのも、〆の一品としてちょうどいい。

 金曜日の今日、仕事を終えて「すっぴん酒場」にたどり着いたのは午後7時。

 いつものように黒ホッピー(450円)と、れば、ちれ、しろ(各100円)を注文すると、すぐにお通しのお新香(100円)を出してくれる。

 店内にずらりと居並ぶ常連さんたちの会話のほとんどは、ミャンマー人の常連・Nさんのこと。

 一昨日、Nさんが出社して来ないので、アパートを訪ねてみたところ、亡くなっているのが見つかったんだそうな。

 のちに行われた行政解剖の結果、脳出血であった可能性が高いとのこと。

 Nさんは32歳と若いのに、びっくりだ。

 常連のみなさんたちが話してくれるNさんとの思い出話が、それぞれNさんへの思いにあふれていて、Nさんのことをあまり知らない私も、思わずグッとくる。

 みんなに愛されてたんだなぁ、Nさん。

 れば、ちれ、しろの間にナカ(250円)をおかわりしたあと、さらにナカをもらって、れんこん(150円)と、豚バラ味噌だれ(200円)を追加注文。

 れんこんは、レンコンの穴の部分にツクネを詰めこんで焼き上げたものだ。

 4杯めとなるナカには、あぶらにんにく(100円)と、ハラミナンコツ(100円)を合わせる。

 そして5杯めに、ガラスープをもらって〆とした。

 たっぷりと4時間ほど立ち飲んで、今夜の支払額は2,700円なり。

 どうもごちそうさま。

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「すっぴん酒場」 / 黒ホッピーとお通し / れば

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ちれ / しろ / れんこん

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豚バラ味噌だれ / あぶらにんにく / ハラミナンコツ

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《平成30(2018)年2月9日(金)の記録》

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燗酒にはやっぱり塩辛 … 立呑み「やきや」(荻窪)

燗酒にはやっぱり塩辛


 仕事が終わって、有志一同(≒呑み好きなみなさん)と、職場の会議室でウイスキーのロックをグイグイとやったあと、荻窪の「やきや」である。

 店に着いたのは午後9時20分。

 この時間帯なら空いてるかと思いきや、まだまだほぼ満員。

 入口横の、L字カウンターの短辺部分で立ち飲んでいたお客さんが帰るのと入れ替わりに、店内に入ることができた。

 蒸留酒はもう飲み足りたので、今夜は燗酒(250円)を注文した。

 逆につまみは、少量の乾きものだけしか食べていないので、お腹がすいている。

 そこでまず、どんとボリュームがあるイカ大根(250円)をもらう。

 イカ大根は、大きくカットした大根2切れと、イカゲソが1頭分10本。

 いつもはこれでホッピー2杯(セット+ナカ1杯)がいけるんだけど、今日はイカ大根をワッシワッシと食べ進み、燗酒1杯のうちに、あっという間に食べ終えた。

 もう1本、燗酒をもらって、つまみは、燗酒には絶対にこれ! 自家製塩辛(200円)である。

 これまでに何度も書いてきたとおり、「やきや」の塩辛は薄味のフレッシュタイプ。

 塩辛もグイグイといけるのである。

 さっくりと1時間弱の立ち飲みタイム。二品と二杯でのお勘定は950円でした。

 どうもごちそうさま。また来ます。

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燗酒 / いか大根 / 自家製塩辛

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《平成30(2018)年2月8日(木)の記録》

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呉の夜を締め括るのは … 屋台「一二三(いちにっさん)」(呉)

屋台「一二三」


 呉の夜を締め括るのは、やっぱり屋台。

 なかでも呉に単身赴任しているときに通いつめたのがここ。昭和51(1976)年創業の「一二三」である。

 創業当時、近くに「ひふみ」という屋台があったため、ここ「一二三」は、「いちにっさん」と読ませるようにしたそうだ。

 でも、今はその「ひふみ」はなくなったので、この屋台のことを「一二三(ひふみ)」と呼んでる人も多い。

「よう来たのぉ。元気なんか?」

 まるで昨日もやって来ていたかのように、ごく自然に笑顔で迎え入れてくれるのは、女将の山口槇子さん(72歳)。

 呉の沖合にある島(大崎上島おおさきかみじま)出身の女将は、今もなお島の言葉が抜けていない。

 そこでは、男女の言葉の差があまりなかったんだそうで、文字で書くと男性の言葉のような感じになるのである。

「焼酎のロックと、おでんはスジと厚揚げをください」

「よっしゃ。おいさん、焼酎のロックじゃ。おでんはスジと厚揚げじゃの」

 注文を受けると「よっしゃ」と応えるのが女将の口ぐせ。

 「おいさん」と呼び掛けているのは、ご主人の俊樹さん(77歳)のこと。女将を手伝って、飲みものやラーメンを作ってくれるのだ。

 元会社員だったご主人は、開業当初は客商売は苦手で、お客さんが来るとスゥ~ッと陰に隠れたりしていたそうだ。

 創業から40年を過ぎた今では、お二人の役割分担も板についている。

 焼酎(400円)は麦焼酎「いいちこ」。飲みものは他に、ビール(キリンラガー中瓶、550円)と酒一級(白牡丹、400円)がある。

 おでんは、きんちゃく(150円)以外は、すべて100円だ。

 店主ご夫妻がご高齢になってからは、毎週、金曜日と土曜日の2夜だけの営業になっていたが、少し前に、麺を茹でる大鍋が倒れて女将が火傷をしたりしたこともあって、しばらく休業していた。

 このまま閉店しちゃったらどうしようと心配したものだが、無事に再開となった。今回、もっとも来たかった酒場なのだ。お二人ともお元気そうで、本当に安心した。

 店内には若いお客さんも多くて、今も相変わらずの大人気店のようだ。

 おでん以外の料理は、ホルモン(750円)、豚足(600円)、豚耳(600円)、メザシ(450円)、ナスビ(350円)、中華そば(ラーメン、500円)の5品。

 なかでも名物なのは、豚足と中華そばの2品。

 しかしながら、足1本分の豚足は、ちょっとボリュームが多過ぎるので、今日は豚耳を注文して、焼酎ロックもおかわりした。

 豚耳は、ゆで冷ました豚の耳を、細くスライスして、塩コショーで味つけしながら、鉄板で炒めたもの。最後に刻みネギも混ぜ込んで仕上げてくれる。焼酎が進む一品だ。

 本当は最後にラーメンで〆たかったんだけど、もうお腹いっぱい。次回のお楽しみに取っておくことにした。

 今夜のお勘定は1,600円。屋台を出たら、もう午前2時でした。

 どうもごちそうさま。お休みなさい。

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屋台「一二三」 / 焼酎ロック / おでん(スジ、厚揚げ)

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屋台のお客さんたち / 豚耳 / 焼酎ロックおかわり

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豚足の下ごしらえをする女将 / 鉄板上の豚足 / まだまだにぎわう午前2時

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《平成29(2017)年9月29日(金)の記録》

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シロクマ⇒ムートン⇒ … バー「アンカー(BAR ANCHOR)」(呉)

巨峰のウォッカマティーニ


 平成20(2008)年創業のオーセンティックバー「アンカー(ANCHOR)」。

 まだ創業10年ほどなんだけど、すでに呉を代表する人気バーの1軒になっている。

 ここの名物のひとつが、季節ごとのフルーツカクテル(1,000~1,100円ほど)。

 今夜のフルーツカクテルは、「巨峰のウォッカマティーニ」(1,100円)とのことで、さっそくそれからいただいた。

 季節によっては、2~3種類のフルーツカクテルがあることもあって、迷ってしまうこと、この上ないのである。

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「シロクマ」 / カープ優勝ウイスキー(2017) / 千福「激熱(ゲキアツ)」と店主

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1984年の優勝ウイスキー / お通しとウイスキー / 「シロクマ」に集まった面々

 ここに来る前に、まず立ち寄ったのが、昭和32(1957)年創業の老舗スタンド「シロクマ」。

 「アンカー」がオープンしたのと同じ平成20年に発生した、呉繁華街の火事で、「シロクマ」も被災したが、翌月には旧店舗のすぐ近くに再建・再開した。

 それが今のこの店舗である。旧店舗の内装など、使えるものは極力使って、以前のイメージを保っているのがいいね。

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渋酒場「ムートン」 / チーズをつまみに / まずは赤ワイン

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色合いがいいね / ボトルワインは値札付き / 「ムートン」に集まった面々

 続いては渋酒場「ムートン(MOUTON)」。総席数35席のワインバーである。

 1本1本のワインには値札が付いていて明朗会計。

 料理も「チーズつくね」(420円)、「燻製ベーコン」(580円)、「牛スジシチュー」(880円)、「洋風肉じゃが生卵包み」(680円)など、ワインに合うものがそろっている。

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バー「アンカー」 / チャーム(お通し) / 今月のウイスキー

 しかる後に、ひとりでやって来たのが、ここ「アンカー」だったのでした。

 季節のフルーツカクテル「巨峰のウォッカマティーニ」に続いては、『今月のウイスキー』をいただくことにした。

 この店では、『今月のウイスキー』と決めたウイスキー1本を、1杯500円で提供してくれていて、知らないウイスキーを勉強することができるのである。

 『今月のウイスキー』というネーミングではあるが、実は決めたウイスキー1本が空いたら、次の新しいウイスキーに切り替える。

 今夜の『今月のウイスキー』は、アイリッシュ・ウイスキー「カネマラ(Connemara)」。アイリッシュでは唯一のピーテッド・シングルモルトなんだそうな。

 ゆっくりとウイスキーを飲み終えて、今夜のお勘定はチャージ(チャーム込みで500円)も加算されて、2,100円でした。どうもごちそうさま。

・バー「アンカー」の店情報前回

《平成29(2017)年9月28日(木)の記録》

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呉の誇る三大大衆食堂 … 「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

「森田食堂」の清酒


 「寿食堂」で遅めの朝呑み、、「くわだ食堂」でランチタイムの昼呑みとハシゴして、夕方は呉駅前の老舗大衆食堂「森田食堂」だ。

 これら3軒が、呉の誇る三大大衆食堂。

 呉のように、自動車通勤の人も多い地方都市では、酒場だけの専門店(≒大衆酒場)というのは、なかなか成り立ちにくいようだ。

 食事もできるし、酒も飲めるという大衆食堂が、大衆酒場の代わりも果たしているのでした。

 しかも3軒とも、午前中に開店して、そのまま中休みなしに夜まで営業してるから、思いついたら、ほぼいつでも飲める。これは、夕方オープンの大衆酒場よりは優れている点かもね!

 なかでもここ「森田食堂」は、大正2(1913)年創業と、もっとも古くからやってるし、呉駅からも一番近いし、朝8時から夜9時までの11時間営業(日曜定休)だしということで、朝から夜まで、いつもにぎわっている。

 ここに来たら、まずは瓶ビールを注文するのがおすすめ。

 シュポンッ! と、すっごく景気のいい音を立てて、栓を抜いてくれるのだ。

 いろんな銘柄、大瓶(510円)・小瓶(360円)が選べるなか、今日はキリンラガーの大瓶を選び、シュポンッ! と栓を開けてもらった。

 他の2軒同様に、ここもまた、冷蔵陳列ケースに並ぶ料理から、好きなものを選んでくる仕組み。

 まずは「はもの湯引き」(500円)を酢味噌でいただく。

 そうこうしているうちに、会社の先輩や、呉時代に同じ職場だったみなさん、同業他社のみなさんたちがそろってきた。

「久しぶりに呉に帰るからね」

 という話をしていたら、みんなが集まってくれたのでした。どうもありがとうございます。

 しかも、こうして「森田食堂」で、みなさんと飲めるというのが、とても嬉しいではありませんか。

 そしてみんなで名物の湯豆腐(300円)や牛肉スープ(350円)などをもらって飲み進む。

 湯豆腐は、イリコでとった出汁で豆腐を茹でて、カツオ節、とろろ昆布、刻みネギなどをトッピングして、醤油で味付けをしたもの。

 昔は醤油は別皿で出していたそうなんだけど、こうして汁そのものを味付けしたほうが美味しいし、醤油のムダも少ないということで、このスタイルになったんだそうな。

 名物というだけあって、この湯豆腐は、人気もあるし、とっても美味い。ここに来ると必ず注文する一品である。

 スープも、牛肉スープ、豚肉スープ、鶏肉スープ、野菜スープの4種類が選べ、それぞれ350円。これもまた、いいつまみになる。

 ビールに続いて、飲みものは燗酒に切りかえる。

 短冊メニューに「清酒(二級)」(300円)と書かれている、この店の標準的な日本酒は、広島は西条の「白牡丹」の普通酒。この甘口の酒を熱燗にしていただく飲み方が、呉でも大人気なのだ。

 お好みで、呉の「千福」の普通酒(精撰粋松)を選ぶこともできる。

 「清酒(一級)」(340円)は、呉「宝剣」の本醸造である。

 他に300ml瓶入りの冷酒も、数種類置いている。

 ここでS木さんが注文したつまみは、なんと親子丼(500円)である。これがまた、ごはんごと、つまみになるんだから面白い。

 店の閉店時刻(午後9時)まで、たっぷりと4時間ほど楽しんで、お勘定はひとり2千円ずつでした。

 長時間、大勢で押しかけてすみませんでした。どうもごちそうさま!

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「森田食堂」 / 入口横のメニュー / まずは大瓶ビールから

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鱧(はも)の湯引き / 湯豆腐 / 牛肉スープ

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燗酒 / 親子丼 / 女将さんにも入ってもらって記念写真

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《平成29(2017)年9月29日(金)の記録》

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朝食の後はすぐに昼食 … 「くわだ食堂」(呉)

ポテトサラダと肉皿で


 「寿食堂」での朝食呑みを終えて、店を出たのは午前11時50分。

 なんと、もう昼ではないか。

 昼食は、呉駅近くの「くわだ食堂」でいただくことにしようと歩き始める。

 来たのと同じコースを逆行するのも芸がないので、今度は呉の屋台街がある「蔵本通り」経由で戻ることにする。

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 上の地図の中で、赤い線で示した部分に屋台が出る。

 屋台と川の間の緑色の場所は、川沿いの公園で、ここに複数の公衆トイレが完備されているのだ。

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「寿食堂」を後に / 「よしのや」 / 呉市の新庁舎

 「寿食堂」を出て、その屋台街に向かって歩き始めると、川を渡ってすぐの角地に現れるのが、昼から飲める、うどんの老舗、「よしのや」だ。

 大通り(=蔵本通り)に出ると見えてくる真新しい大きい建物が、平成28(2016)年1月に落成した、呉市の新庁舎だ。地上9階建てと、背は高くないが、大きい!

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屋台設置場所を示す白枠 / 扉の中に上下水道と電源 / 屋台の駐車場

 そして、蔵本通りの、レンガを敷き詰めた歩道上に出てくる白枠が、屋台が出る場所を示している。

 それぞれの区画は間口4メートル、奥行き3メートルの、12平方メートル。三坪半ぐらいの大きさである。

 屋台の営業については、呉市が管理していて、ときどき出店者の公募と選定が行われる。

 選定基準は、「管理運営計画」「周辺環境への配慮等」「観光資源」がそれぞれ20点、「基本方針」「屋台製作計画」「過去の実績」「公園内での屋台営業であることへの理解」がそれぞれ10点の、合計100点。

 それぞれの区画には上下水道と電源(100ボルト)の設備が用意されていて、使用料は6,080円/月。

 この区画が使用できるのは、屋台を設置したり、撤去したりする時間も含めて、午後4時半から、翌日の午前5時までの12時間半。

 設置や撤去には、それぞれ2時間ほどかかるそうなので、実質的な営業時間は、フルに営業しても8時間ちょっとだ。

 だから、真昼間の今の時間帯には、つるんとしたただの歩道で、屋台の痕跡すらない。

 じゃ、この時間帯、屋台はどこに居るかというと、呉税務署横にある屋台専用の駐車場の中なのである。ここの使用料が6,550円/月。

 だから設置場所の使用料と、駐車場の使用料を合わせると、毎月12,630円の使用料となる。

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目的地に到着 / 「くわだ食堂」 / 大瓶ビールはキリン秋味

 正午過ぎには「くわだ食堂」に到着した。

 ちょうど昼どきとあって、普通に昼食を食べる客でにぎわうなか、私はやっぱり大瓶ビール(580円)をもらうことにした。

 「寿食堂」もそうだったが、ここ「くわだ食堂」も、すでに小皿・小鉢に盛り分けられて、冷蔵陳列ケースにずらりと並べられている料理から、自分の好きなものを選んでくるタイプの大衆食堂だ。値段も明記されている。

 これらの料理を取ってきて、ごはんとみそ汁をもらうと定食になり、お酒をもらうとつまみになる。

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ポテトサラダ / 肉皿(温玉入りすき焼き) / きんぴらごぼう

 そんな中から、まず選んできたのはポテトサラダ(150円)と肉皿(温玉入りすき焼き、250円)だ。

 どちらも、この店に来ると必ず置いている定番料理だ。

 肉皿は電子レンジで温め直してくれる。

 陳列棚には並んでいない、丼もの(親子丼、他人丼、牛丼、玉子丼)、焼めし、チキンライス、うどん類などは、注文を受けてから調理して出してくれる。

 最後にもう1品、陳列棚から、きんぴらごぼう(200円)を取ってきて〆とした。

 お勘定は1,180円なり。どうもごちそうさま。

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《平成29(2017)年9月29日(金)の記録》

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遅く起きた日の朝食は … お食事処「寿(ことぶき)」(呉)

あら煮でビール


 呉で目覚めた朝は遅い。

 呉駅近くのホテルを午前10時過ぎに出発して、トコトコと朝食をとりに向かったのは、お食事処「寿」(=「寿食堂」)である。

 駅から「寿食堂」までは、距離にして1.3キロ。歩いて20分ほどかかる。

 久しぶりにやって来た呉なので、「寿食堂」までの道すがら、呉の飲食街を通ってみることにした。

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 呉の飲食街は、中通1~4丁目エリアに多い。なかでも名店がそろっているのが、れんが通り(アーケード商店街)と、本通り(バス通り)の間にある、細い通り(上の地図での朱書き部分)沿いだ。

 呉駅はこの地図の左下部にあり、「寿食堂」は右上部、地図中の赤線が終わったあたりにある。

 駅から「寿食堂」に歩いて向かう場合、赤線の下側から、赤線に沿って歩き、赤線の上側に抜けるというルートになる。

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 赤い線の下側から入ると、すぐ左手にあるのが、季節のフルーツカクテルが外せない呉の名バー「アンカー(ANCHOR)」だ。

 その先、左手が「ムートン(MOUTON)」。ワインが美味しい、洋風居酒屋である。

 さらに進むと、右手に並んでいるのが「どん底」、「桐の木」、そして「關白」の3軒だ。

 「どん底」は、呉で最古のスタンドバーなんだけど、現在は休業中。

 先ほどの「ムートン」も「桐の木」も、何度か行ったいいお店なんだけど、このブログには記録が残っていないのが残念だなぁ。どちらも、ひとりで飲みに行ったことがないからだろうな。

 「關白」は、なんといっても牛バラのジンギスカン焼と、鶏唐揚、そして牛テールスープで作るラーメンだ。ランチタイムから飲めるのもいい。

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 信号交差点を渡ると、左手が海軍さんのお好み焼き「たいちゃん3」で、そのとなりが料理屋「」だ。「たいちゃん3」も、このブログに記録がないなぁ。

 その先、左手角が「自由軒」。福山の「自由軒」の親戚のお店である。

 その先の右手が「三とり」、左手にちょっと入ると「第三鳥八」。呉の『とり屋』の老舗である。

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 次の角を左折すると、田舎洋食の「いせ屋」や、呉名物・細うどんの「山乃家」の本店が、同じ角を右折すると、呉を代表するラーメンの老舗「モリス」がある。

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 この角の先に、「どん底」に次いで、呉で2番めに古いスタンドバー「シロクマ」や、細うどん「山乃家」の中通店。さらには、おでんの「迷亭」があって、夜な夜な、酔っ払いたちがたむろしている。

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 ここを過ぎると、まわりはスタンドバー(≒スナック)が多いエリアに入る。なかでもVSビルは、昔から多くの呑兵衛たちでにぎわっている。

 そのすぐ先に、『アイスもなか』で有名な「巴屋」があるんだけど、なんと三日前(2017年9月26日)に閉店していた!

 これはショックだ。「寿食堂」で飲んだ帰り道に、ここで『アイスもなか』を1個だけ買って、それをかじりながら帰るのが、私の定番のスタイルだったのになぁ。

 その先を左折すると、「寿食堂」に到着。

 冷蔵陳列ケースからアサヒスーパードライの大瓶(600円)と、つまみには「あら煮」(250円)を取り出した。

 すぐにビールの栓が抜かれ、「あら煮」は電子レンジで温め直してくれた。

 しかしこの「あら煮」。全然「あら」じゃない。すべて魚の身だ。魚はすべて丸ごとで仕入れるので、その切れ端を煮込んだんだって。

 もう1品、「若竹煮」(350円)をもらって、1時間ほどの朝食タイム。

 今日のお勘定は1,200円でした。どうもごちそうさま。

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お食事処「寿」 / 大瓶ビール / あら煮

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店内にはセルフサービスのコーヒーも / メニュー / 若竹煮

店情報前回

《平成29(2017)年9月29日(金)の記録》

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