つまみにもなる酔来丼 … 中華料理「酔来軒(すいらいけん)」(横浜市・阪東橋)

酔来丼


 「Gaily Amaha の 未熟な舌 過敏な腸」のG.Aさんと一緒に、横浜橋にある中華料理屋、「酔来軒」に来ています。

 我われのとなりのテーブルのおにいさんは、夕食に入ってきた様子。しかし、その量がものすごくて、トマトの肉団子(600円)、揚げワンタン(600円)、五目焼きそば(720円)に小チャーハン(200円)という4品を、テーブル上にずらりと並べてワシワシと食べています。4人分のつまみと考えても十分なほどの量ながら、これで合計2,120円というのも素晴らしい安さですねぇ。

「揚げワンタンは600円ながら10個入ってますからねぇ。「栄楽園」なみです」とG.Aさん

 飲み物を紹興酒(ボトルで1,400円)に切りかえて、つまみにはメニューに「酔来軒 名物」と注記されているトリカラ(特製トリの唐揚、400円)と、お母さん推薦のネギチャーシュー(700円)をもらいます。

 トリカラは、丸ごと唐揚にした鶏もも肉をぶつ切りにして、煮込んだもののようで、肉がしっかりと硬くて、噛みしめるとジワッとうまみが出てきます。個人的にはこういうしっかりとした鶏肉が好きなので、ピタリと壺にはまります。これが400円というのもすごいなぁ。

 ネギチャーシューは、その名のとおり、たっぷりのネギとチャーシューをざっと炒め和えたもので、お母さんによるとチャーシューのできがいいときは、もっともっと美味しいのだそうです。

 店内は、小上がりも含めて、すべてのテーブルにお客さんが座っている状態で、入ってくるお客さんを「ごめんなさいね」と断っているほど。ほとんどの料理が600~800円ほどなので、ちょっと夕食に入るにも、仕事仲間と飲んだりするにも、ちょうどいいんでしょうね。

 最後は、これまたG.Aさんの記事を読んで、ぜひ食べてみたかった酔来丼(400円)です。これは、丼についだご飯の上、四方に、メンマ、チャーシュー、味付モヤシ、刻みネギがのり、最後に半熟の目玉焼きがまん中にのります。それとは別に、小皿に辛子醤油が出され、これを全体にまわしかけて、グリグリと混ぜ合わすのです。

「おそらく、お店の人たちの賄(まかな)い用だったんでしょうが、これがうまいんですよ。つまみとしてもいけます」

 と言いながら、G.Aさんが手馴れた手つきで酔来丼を混ぜ合わせてくれます。これが400円というのもすごいですよねぇ。

 この店では、ご飯ものには+200円で小ラーメンか小ワンタンを、麺類には+200円で小チャーハンを付けることができるのだそうで、酔来丼と一緒に小ワンタンも注文すると、これがとても「小」とは思えない量です。うーむ。これが「小」なんだったら、普通のワンタン(500円)は、どんな量なんでしょうねぇ。おそるべし、酔来軒!

 ゆっくりと2時間弱、楽しんで、今日はふたりで5,250円(ひとりあたり2,625円)でした。また来ようっと!

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特製トリの唐揚 / 紹興酒 / ねぎチャーシュー

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小ワンタン / 酔来丼はよく混ぜて / できあがり

店情報 (この記事は前編からの続きです。)

《平成20(2008)年3月26日(水)の記録》

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ちょうど創業60周年 … 酒寮「さいき」(恵比寿)

「一ノ蔵」凍結酒


「おかえりなさぁ~いっ!」

 恵比寿にある酒寮「さいき」の入口引き戸を開けると、今日も元気な声で迎えてくれます。金曜日の夜とあって店内は満席模様ですが、カウンター中央部に一人分の空きがあり、そこに入れてもらうことができました。

 まずは瓶ビール(サッポロ黒ラベル大瓶、700円)をもらうと、今日のお決まりお通し3品セット(1,300円)は平政刺、稚貝酒蒸し、ロールキャベツの3品です。お通し3品は、けっこうボリュームもあって、普通に飲んでる分には、これだけで十分なほどです。

 昭和23(1948)年創業の「さいき」は、今年でちょうど創業60年。この建物自体も、創業の翌年、昭和24年の築だそうですから素晴らしい。恵比寿もどんどん都会化してきて、まわりの店が次々と変わっていく中、60年間変わらず愛され続けるというのはすごいことだと思います。

 お客さんたちは、年配の常連さんたちももちろん多いのですが、三十代後半くらいの若い常連さんたちもいるのが頼もしいですよねぇ。常連さんたちは店主の那(くに)さんとの会話を楽しむために、カウンター内に置かれた那さんの椅子に近い、カウンターの入口付近に座りたがります。

 もちろん料理も美味しいのですが、カウンターをはさんで交わされる、那さんと常連さんたちとの丁々発止のやり取りが本当におもしろくて、一番の酒の肴になるのです。

 ビールを飲みおえたところで、今度は「一ノ蔵」を燗でもらい、つまみは串カツ(450円)を追加します。

 昔から、多くの作家が通った店としても有名で、現在も立松和平(たてまつ・わへい)さんや、我らが太田和彦(おおた・かずひこ)さんたちがやってくるお店でもあります。今日も、立松和平さんが、奥様とともにやって来られて、ふたつくらい横のカウンター席で飲みはじめます。花見の帰りなんだそうです。

 私のほうは、今度は同じ「一ノ蔵」を凍結酒でいただきます。これは「一ノ蔵」を、一升瓶のまま冷凍庫で凍らせたもので、シャカシャカとグラスに山盛りまで注いでくれます。こうやっていただく日本酒は、まるでアルコールっ気を感じることなく、シャーベットのように気持ちよく飲めて(食べれて?)しまうのです。もちろん後からガッツリと効くことは言うまでもありません。気をつけて飲まなきゃね。

 毎日のメニューは、カウンター奥の黒板に書き出されます。今日は鯨竜田揚げ1,200、鯨ベーコン1,200、エイヒレ煮付け850、エボ鯛干物950、レバ炒め850、ヤリイカセロリ炒め850、関鯖開焼900、子持ちシシャモ800、小肌750、海老しんじょう揚げ850、カキフライ850、串カツ450、砂肝唐揚650、カニクリームコロッケ700、平政あら煮900、ヤリイカ煮付け750、あじフライ450、真子がれい一夜干し650、キャベツ炒め600、湯どうふ700、冷奴650、タコキムチ600など。その他に、短冊で張り出される定番メニューとして、らっきょう650、トマト400、だし巻き玉子650、銀杏800、お新香450、うど酢味噌750などが並びます。

 もう1杯、凍結酒をいただいて、午後10時半まで、2時間ちょっとの滞在は、3,800円。預けておいたカバンを出してくれたおねえさん(ユリさん)に、

「行ってらっしゃぁ~いっ!」

 と見送られながら、駅へと向かったのでした。うーむ。そろそろ凍結酒が効きはじめたかな。

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「さいき」 / お通し三品とビール / 串カツと燗酒

店情報前回

《平成20(2008)年3月28日(金)の記録》

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店情報: 中華料理「好吃(はおちい)」(井荻)

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  • 店名: 創作中華「好吃」
  • 電話: 03-3397-4139
  • 住所: 167-0022 東京都杉並区下井草5-23 ドエル杉並1階
  • 営業: 11:30-22:00(日祝は -21:00)、不定休
  • 場所: 西武新宿線・井荻駅南口を出て左(鷺ノ宮・新宿方面)に向かうと、すぐ先左手。駅から1分以内。
  • メモ: 〔飲み物〕生ビール(中)500、生ビール(グラス)300、瓶ビール(中瓶)530、サワー(レモン、梅、ライム、巨峰、桃)300、ウーロンハイ330、焼酎(湯割り、水割り、ロック)300、永昌源(果実酒)(梅、杏露、サンザシ、ライチ、レモン、藍苺、金柑)ロック300(ソーダ割り400)、ソフトドリンク(オレンジジュース、コーラ、ラムネ、ウーロン茶)200、日本酒(冷や)1杯400、眞露(ジンロ)1本1800。
    〔紹興酒〕3年もの 1杯350、1本1200、5年もの 1杯380、1本1500、9年もの 1杯420、1本2000、15年もの 1杯480、1本2500、十年陳醸(250ml壺入り)2000、陳年珍蔵(500ml白壺入り)2500、ザラメ・氷は無料、レモン1皿100、燗できます。ボトルキープもできます。
    〔張さんおすすめメニュー〕干豆腐と人参のあえもの450、マーボー春雨鍋650、カキとニラの炒め物780、からしチャーハン650、キムチ鍋 張さん風700。
    〔山盛りおつまみ(サービス品につき一人、いずれか一品のみ)〕ほうれん草とはるさめのさっぱりサラダ300、豚しゃぶともやしの冷菜300、きゅうりのニンニクぴりから和え300。
    〔おつまみ〕冷奴中華風150、ザーサイ200、高菜炒め200、特製煮玉子250、ピータン300、張さんのピータン豆腐450、普通のサラダ350、バンバンジー風サラダ450、油淋鶏(張さんの特製ソース)500、クラゲのきゅうり和え450、大根とホタテのサラダ400、ミミガー和え(豚耳)400、砂肝のピリ辛和え400、豚足中華煮400、チャーシューおつまみ500、前菜盛り合せ(おまかせ5品)1000。
    〔一品料理〕チンゲン菜の塩炒め550、豆腐と高菜炒め550、マーボー豆腐600、マーボー茄子650、茄子の味噌炒め650、玉子と木耳炒め650、玉子とエビの塩炒め700、野菜炒め600、ホイコーロー650、チンジャオロース680、レバニラ炒め680、ニラ玉(特製ソース)550、蟹玉780、白身魚のチリソース780、エビのチリソース800、鶏とナッツの味噌炒め700、鶏とナッツの塩炒め700、鶏とにんにくの芽(塩または味噌)炒め680、豚とにんにくの芽(塩または味噌)炒め700、ヤリイカとセロリの塩炒め700、酢豚780、八宝菜780、トンポーロー1050、皮から手作り焼餃子(5個)340、ライスセット(ライス、小菜、スープ)200、ライスセット大盛り300、半ライス150、ライス200、大盛ライス300。
    〔麺類〕ラーメン420、高菜ラーメン550、野菜タンメン650、坦坦麺(タンタンメン)650、酸辛麺(スーラーメン)650、マーボーメン680、豚バララーメン780、海鮮あんかけラーメン800、麺大盛り(1.5玉)100円増し、特盛り(2玉)150円増し。
    〔ご飯もの〕マーボー豆腐土鍋丼600、チンジャオロース土鍋丼700、海鮮あんかけ土鍋丼800、豚バラぶっかけ土鍋丼800、豚肉とナス・野菜の土鍋丼720、大盛りは100円増し。
    〔チャーハン類〕チャーハン500、高菜チャーハン600、キムチチャーハン600、豚バラチャーハン750、エビレタスチャーハン780、海鮮あんかけチャーハン800、半チャーハン300、からしチャーハン650、大盛りは100円増し。(2008年3月調べ)

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Fさん行きつけのお店 … 中華料理「好吃(はおちい)」(井荻)

カキとニラの炒め物


 西武新宿線沿線に住む酒友・Fさんが、このところ入り浸っている中華料理屋があるということで、午後3時から6人で飲み会です。店は、井荻(いおぎ)駅のすぐ近くにある「好吃」。店は近所で別の店(食べ物屋ではない)をやっているオーナーの奥さんと、中国人の料理人・張さんのふたりで切り盛り中。奥さんが接客を担当し、張さんが調理を担当するという役割分担のようです。

 店内は右手が6人ほどのカウンター席で、左手には4人掛けのテーブル席が3つ。

 ラーメンや昼のランチなどもある、街なかの中華屋さんながら、メニューに並ぶ品数が多くて、しかもその中に「おつまみ」なんてジャンルもあるのが嬉しいですね。「この店では、ゆっくりと飲んでもいいんだよー!」と言ってくれてるようなものです。

 もちろん飲み物もビール、サワー、日本酒、紹興酒とそろっていて、特に紹興酒は3年もの(ボトルで1,200円)、5年もの(1,500円)、9年もの(2,000円)、15年もの(2,500円)などなどと、種類がそろっていて、ボトルキープもできます。

 午後3時から7時過ぎまで、4時間以上となった飲み会は6人で15,000円(ひとりあたり2,500円)ほどでした。

 もちろん、このまま終わるはずはなく、このあと「秋元屋」「満月」「ゴテンズバー」「御天」とまわり、自宅に着いたのは午前3時。実に12時間にも及ぶ大飲み会となったのでした。

〔好吃〕
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お通しの味付モヤシとザーサイ / 干豆腐と人参のあえもの / 皮から手作り焼餃子

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ミミガー和え / ガツと野菜土鍋 / 豚バラ煮

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酢豚 / ヤリイカ焼きそば / 油淋鶏

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豚しゃぶともやしの冷菜 / ほうれん草と春雨のサラダ / キュウリのニンニクぴりから和え

〔秋元屋〕
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子袋刺し / ポテトサラダ / ガツ酢

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青のり / 山芋醤油漬 / 煮豆腐

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肉巻トマト焼 / たんした / ハムステーキ串

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てっぽう / チキンボール / うるめ

〔満月〕
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ハンバーグ / コーヒー割りとトマト割り / 里芋煮

〔ゴテンズバー / 御天〕
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焼酎湯割り / 2杯目 / せん菜炒め

・「好吃」の店情報

《平成20(2008)年3月29日(土)の記録》

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小金井での花見の後で … 焼き鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

豚煮込み


 昨夜は午前3時に帰宅して、ちょっと眠ったらもう朝です。今日は鷺ノ宮のバー「ペルル」のお花見の日。朝9時半に西武新宿線・鷺ノ宮駅に集合して、桜の名所・小金井公園へと向かいます。現地では「ペルル」のマスターや、ムーちゃん(店を手伝っている女性)がすでに場所取りをしてくれていて、常連さんやそのご家族が続々と集結。みなさん、「ペルル」の店内で見かけるときとは、また違った雰囲気なのが楽しいですねぇ。花を愛でつつ、お酒を飲んで、ちょっと天気が悪くなってきた午後2時過ぎには終了です。

 地元に戻って、午後4時からは近所の酒友・にっきーさんとともに「川名」です。今日の店内は予約でいっぱいで、なんとか入れてもらった奥の座敷も、午後6時には予約が入っているので、それまでの間のみ。ま、2時間もあれば十分ですね。

 「川名」は、表から見ると完全に焼き鳥屋さんそのものながら、中に入ると、カウンター上の冷蔵ネタケースには、新鮮な魚介類が並んでいて、しかもそれらが安いときているから嬉しいのです。

 今日の刺身(すべて420円)は、鮭スモークにアオリイカ刺、真鯛刺、〆サバ、飛び魚刺に、魚介じゃないけど鴨あぶり刺など。焼き魚(336円)は、アジ開き焼に、銀鮭かま焼です。

 先に到着された、にっきーさんが瓶ビール(アサヒスーパードライ大瓶、504円)とアオリイカ刺(420円)、揚げ出し豆腐(252円)を注文してくれていたので、グラスだけをもう1個もらって乾杯。この店の名物のひとつ、豚煮込み(252円)も追加します。豚煮込みは、野菜もたっぷりと入った豚ナンコツの煮込み。野菜から出た自然な甘みが実に素晴らしいのです。

 5時半ごろになって、今日はサッカー観戦をしていたという呑んだフルさんも合流。生ビール(504円)や、生グレープフルーツサワー(336円)をガンガンといただいて、約束の6時まで。さぁ、久しぶりに呑んだフルさんも阿佐ヶ谷まで来てくれているので、もう1軒行ってみますか!

【追加情報】 「川名」の定休日は、平成20年5月から月曜、火曜の週2日になります。(これまでは月曜定休でした。)

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アオリイカ刺 / 揚げ出し豆腐 / 生グレープフルーツサワー

店情報前回

《平成20(2008)年3月30日(日)の記録》

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サワーも料理も面白い … 立ち飲み「立呑風太くん(たちのみふうたくん)」(阿佐ヶ谷)

サワーを作る店長


 阿佐ヶ谷での2軒目は、「直立不動で前を向き正しく呑みましょう」がキャッチフレーズの立呑「風太くん」。平成18(2006)年9月に開店したこの店は、現在創業1年半ながら、いつも大勢のお客でにぎわう人気店になっています。

 支払いはキャッシュ・オン・デリバリー(品物と引き換え払い)。入店時に渡される一合升にお金を入れておくと、そこから料金を取って、お釣を入れてくれます。この一合升そのものを、お釣を入れたままお店にキープしておくこともできる仕組みで、次回来たときは、その続きからスタートになります。

 呑んだフルさん、にっきーさんと3人で、ひとり千円ずつ出しあって升に入れ、その資金が底をつくたびに、さらに千円ずつ徴収するということで、「風太くん」での飲み会をスタートします。

 前回来たときは気付かなかったのですが、この店はサワー(各350円)の種類が爆発的に多くて、しかもそのネーミングがユニークなのです。

 最初にもらった「馬並み」は人参ジュース割り。「アラレちゃん」は緑茶割りに、玄米のアラレを浮かべたもの。秀逸なのは「だし割り」や「アタリメ」。「だし割り」はカツオ節と昆布の上から焼酎のお湯割りを注いだもので、「アタリメ」はスルメイカ(アタリメ)を数本入れて同じく焼酎のお湯割りを注いだもの。飲んでいる間に、じわりじわりと旨みが出てくるし、中(焼酎湯割り)だけのお代わりも可で、最後はスルメイカや昆布などをつまみとして食べることもできるのです。

 つまみのほうは、名物の黒々と煮込まれた名古屋おでん(各100円)や、あぶりしめさば(300円)や、ホタルイカからし酢みそ(300円)、カリカリじゃこねぎ豆腐(300円)などを注文します。

 飲み物も食べ物も安いし、おいしいので、安心してどんどん注文することができます。なるほどなぁ。人気があるのもわかりますよねぇ。

 最後にデザート代わりにいただいたのは、焼酎の「ミロ割り」(これも350円)。ココア割りというのは飲んだことがありますが、ミロ割りは初めてですねぇ。これがまた飲みやすいからおもしろい。

 けっこうたっぷりと飲み食いしたのですが、ひとり2千円ずつほどでした。この店はいろいろと工夫があるし、美味しいし、いいですねぇ。

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「立呑風太くん」 / 馬並み / あぶりしめさば

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塩もつ煮 / おでん(じゃがいも、大根、牛スジ) / アラレちゃん

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赤いすい星 / ちゃーりーさん / だし割り

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ホタルイカからし酢みそ / アタリメ / おでん(豆腐)

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おでん(ナス) / とんプラ / レバーハツ

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カッパ / ミロ割り / カリカリじゃこねぎ豆腐

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レモン? / リアルハツラツ / 金宮焼酎を補給

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揚げ物三連発(中身失念!?)

店情報前回

《平成20(2008)年3月30日(日)の記録》

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店情報: 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地)

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  • 店名: 築地「ねこ屋」
  • 電話: 080-1355-7827
  • 住所: 104-0045 東京都中央区築地7-14-13 2F
  • 営業: 18:00-23:00(22:30LO)、月土日祝休
  • 場所: 地下鉄築地駅1番出口を出て右へ。築地本願寺を回り込むように、蕎麦屋「更生庵」との間を右に入り、500mほど彼方に見える赤い高層ビル(住友生命)を目指して直進。5分ほど(300m弱)進んだところで「築地七丁目」信号交差点で、T字路に突き当たるので、左に折れて約1分(50mほど)。左手にセブンイレブンがあるところを右に折れて、路地に入る。2ブロック(1分半、70mほど)先を左に折れ、徒歩約1分(約50m)、右手にある黒塗りの2階建て民家の2階(1階はSO・BAR)。1番出口からの全行程は約9分(450m)ほど。
  • メモ: 平成20年3月4日創業。カウンター4席、座敷のテーブル席が10席分ほど。日本酒十数種が700~850、焼酎/和リキュール十数種が600~700、生ビール550、ソフトドリンク300。お通し400、まぐろ三昧1200、砂肝たたき450、ハムごろごろポテトサラダ400、水餃子500、ずわいかに身入りにら玉600、鳥なんこつつくね味噌煮込み豆腐550、ねこさつま揚げ500、目光の丸干し500、甘鯛の一夜干し550、えいひれ400、焼そら豆500、昆布と梅のだし茶漬け550、ご飯300。公式サイトあり。(2008年4月調べ)

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まりみるさんが女将に … 居酒屋「ねこ屋(ねこや)」(築地)

「ねこ屋」女将


 「まりみるのおいしい生活日記」の、まりみるさんが、今年3月、築地に「ねこ屋」という、日本酒・本格焼酎・和リキュールと家庭料理のお店を開かれました。本当は、開店早々に伺いたかったのですが、会社の出張などと重なったこともあり、今日になってやっと来れたような次第です。

 店は地下鉄・築地駅から隅田川方面に歩いて10分ほどの、古い住宅街の中にあって、非常に落ち着いた立地条件です。

 「ねこ屋」と書かれた小さな行灯(あんどん)に導かれるように、家と家との隙間の路地を入ると、右手に大きく「ねこ屋」と書かれた白い提灯があり、そこから2階へと続く階段を上ると、そこが「ねこ屋」の入口です。

 店内に入ると、すぐそこが4人掛けの小さなカウンター席で、その内部が厨房です。

 「あっ」と、やわらかい笑顔で迎えてくれる美人女将のまりみるさん。開店、おめでとうございます。

 カウンターの奥で靴を脱いで、奥の座敷席へ。座敷席には2人掛けの黒いテーブル席が5卓ほど置かれていて、ゆったりとした造り。今日は呑んだフルさん、宇ち中さんと3人になる予定なので、奥の座敷席に座らせていただきます。

 まりみるさんのブログを拝見すると、赤を基調とした店内の様子が載っていて、かなり派手なのかなぁ、と思っていたのですが、実際の営業中には照明のトーンをぐんと落としていることもあって、非常に落ち着いた雰囲気です。

 待つ間もなく、すぐに宇ち中さんもやってきて、まずは生ビール(550円)をもらって乾杯すると、今日のお通し(400円)は小鉢に盛られた自家製のウニ塩辛です。

 さっそくひと口いただくと、うわぁーっ、旨味がものすごいっ。さすが、まりみるさん。ご自身も日本酒好きだし、料理好きなので、お酒に合うつまみもお手のものですねぇ。ちょっとだけいただいて、残りは日本酒用に取って置くことにしました。

 呑んだフルさんも到着し、肴は「限定3食 生本まぐろの刺身とあぶり まぐろ三昧」(1,200円)に「ハムごろごろポテトサラダ」(400円)、「焼そら豆」(500円)を注文します。

 料理のメニューは全部で十数品で、「まぐろ三昧」をのぞくと、400~600円ほど。品数は多くないものの、呑ん兵衛好みのする品々がそろっています。白いご飯(300円)もあるところが嬉しいではありませんか。

 予定のメンバーがそろったころで日本酒に移ります。日本酒も純米吟醸酒を中心に女将が厳選した十数種類ほどが、それぞれ700~850円。焼酎も十数種類ほどに、和リキュール(梅酒、すだち酒、柚子酒など)十種弱が、それぞれ600~700円。

 今日は3人いるので、瓶売りの発泡酒をもらうことに決定。最初は高知の「美丈夫うすにごり 純米吟醸生酒」(500ml、2,300円)を注文すると、「このお酒は、なかなか大変なんですよ」と言いながら、女将が静かに抜栓してくれます。抜栓の仕方を誤ると、半分くらい噴き出しちゃったりしますもんねぇ。

「これも食べてみてください」

 と女将が出してくれたのは「自家製 枝豆たっぷり ねこさつま揚げ」(500円)。これがなんと、ねこの形をしていて、目にあたる部分が卸ししょうがと刻みネギになっているのです。あはは。かわいい、かわいい。

 3人で飲むと500mlもあっと言う間で、次なる日本酒はこれまた瓶売りの「獺祭(だっさい)にごり酒 純米吟醸50%」(720ml、2,750円)です。ちなみに、瓶売りの日本酒は、先ほどの「美丈夫」と、この「獺祭」の2種類のみです。

「このお酒は、さっきのよりも、もっと暴れるんですよ」

 女将のまりみるさんは、ボウルの上に「獺祭」の瓶をのせ、さっきよりもより慎重に栓を緩めていきます。ブシューーンッ。それでも噴き出す力強いにごり酒が、宇ち中さんを直撃です。さすが宇ち中さん。日本酒にまで好かれますねぇ!

 料理のほうは「さっと焼いた えいひれ」(400円)と「ずわいかに身入り にら玉」(600円)を追加です。

 店は、基本的に女将ひとりが切り盛りしますが、忙しい時はご主人や妹さんも手伝いにいらっしゃるのだそうです。6~7人以上のお客さんになると、ひとりでは大変ですもんね。

 午後7時から11時前まで、4時間近くもゆっくりとさせてもらって、3人で10,500円(ひとり3,500円)でした。どうもごちそうさま。やぁ、美味しかった。

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お通しのウニ塩辛 / ハムごろごろポテトサラダ / まぐろ三昧

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焼そら豆 / 美丈夫うすにごり / ねこさつま揚げ

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獺祭にごり酒 / えいひれ / ずわいかに身入り にら玉

《平成20(2008)年4月1日(火)の記録》

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セントルイス紀行

アラスカ上空


 仕事関係の出張で、アメリカはセントルイスです。海外出張は、実に8年ぶりですねぇ。

 セントルイスという町は、ミズーリ州にあり、アメリカ全体で見ると中央やや東よりにありますが、地区的には中西部地方という位置付けです。ミシシッピ川とミズーリ川が合流するところにあるセントルイスは昔から交通の要衝として栄えたのだそうです。

 1804年に、当時の米大統領トーマス・ジェファソンが、フランス領だったミシシッピ川以西の地域を、皇帝ナポレオンから買い取って、それまでアメリカの西の果てだったセントルイスが、大西部への入口となったのだそうです。そのことを記念するモニュメントとして、ミシシッピ川沿いにゲートウェイアーチ(高さ約200m)が建てられています。

 ホットドッグやアイスクリーム、アイスティーなどの発祥の地でもあるセントルイスには、「バドワイザー」(アンハイザー・ブッシュ社)の本社もあります。アメリカの中でも、屈指の古さを誇る歴史年らしく、街なかにも煉瓦造りの建物が並んでいます。

 残念ながら、セントルイスならではの名物料理みたいなのはないようで、到着した初日(日曜日)はホテル近くのゲームセンター兼用のようなレストランで、バドワイザーの瓶+2杯目は生を飲みながら、牛(サーロイン)、鳥(胸肉)、豚(スペアリブ)の炭火焼き・ジャックダニエルソース(15ドル=1,600円弱)をいただきます。瓶ビールには、グラスは出されず、瓶のまま飲むんですねぇ。

 2日目(月曜日)はステーキハウスで、バドワイザーの後に赤ワインを飲みつつ、大きなプライムリブステーキ。ミディアムで注文したのですが、ちょうどいいふんわりとした焼き具合。アメリカのレストランで、こんなにも繊細な焼き方をしたステーキが食べられるとは思いませんでした。「Kreis'」(535 S. Lindbergh St. Louis, MO 63131, TEL:(314)993-0735)というお店なのですが、日本人観光客らしきお客さんも(ひと組だけですが)居たりして、このあたりでは有名なお店のようです。私のは12オンス(340グラム)のステーキでしたが、メニューには32オンス(907グラム)もある大きなステーキも載ってました。

 3日目(火曜日)はさすがに肉も飽きてきて、「Lewis and Clark's」(217 South Main Street, St. Charles, MO 63301, TEL:(636)947-3334)というアメリカン・レストランで、マヒマヒ(シイラ)のマカダミアンナッツ・バター焼(17ドル=1,800円弱)をいただくと、これが美味しいこと。地ビールらしきビールもガンガン進みます。アメリカは、地域によってはどうしようもないほど大味(大ざっぱな調理?)なところもあるようなのですが、ここセントルイスでこれまで食べたものには、はずれはありませんでした。

 4日目(水曜日)は早めの午後にすべての仕事を終えて、セントルイスの市街地へ観光に出かけます。ゲートウェイアーチやバドワイザーの工場見学(試飲)をして、ビュッフェ(バイキング)スタイルのレストランで夕食。米国での全日程を終えました。

 5日目(木曜日)は、朝一番にセントルイスからデトロイトに飛び、デトロイトを午後3時半に出発。日本に到着したのは時刻的にはそれから26時間後となる、翌日の午後5時半。実際に飛んでる時間は、行きも帰りも12時間前後なのに、帰り道は地球の時点に反抗して、ずっと太陽を追いかけるように飛びながら、途中で日付変更線を越えちゃうので、こういうことになるんですね。

 機内で私のとなりに座っていたのは、イスラム系らしき男性。この人が宗教のせいなのか、ほとんどの料理を食べることができないらしく、機内食が出されるたびに、果物や野菜などのプレート以外(メインディッシュとデザートの部分)は「よければ食べてください(Do you like it?)」と私のほうにくれるのです。

 しかも、2種類が選べる食事で私が鶏肉を選べば、彼は牛肉を。私がオムレツを選べば、彼は豚肉チャーハンをと、違うほうを選んでくれるので、いつも両方を味わうことができたのでした。

 いやぁ、よく食べた5日間であったことよ。まったくお腹がすく間がありませんでした。今はまだ変化を感じていませんが、今後1週間くらいのうちに、きっと太るに違いない。

【その後の顛末】帰った翌週に体重を計ってみると、渡米前に比べて3キロほどの増加。体重を減らすのは難しいですが、増やすのはあっという間なんですねぇ!(涙)

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バドワイザーの瓶と生 / ミックスグリル / チーズケーキ苺ソース

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「Kreis'」 / ビールとワイン / プライムリブステーキ

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「Lewis and Clark's」 / エール / マヒマヒ・バター焼

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ゲートウェイアーチ / アーチ内の展望台 / バドワイザー工場見学

《平成20(2008)年4月6日(日)~10日(木)の記録》

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酒盗に漬物で無双一丁 … 大衆酒場「兵六(ひょうろく)」(神保町)

三代目亭主・柴山真人氏


 アメリカでの食事も美味しかったのですが、日本に帰ってきたらまずは和風の肴(さかな)をつまみたい。何軒かの候補店が思い浮かぶ中、成田空港から京成電車に乗り、本八幡で乗り換えて都営新宿線で神保町へ。向かったのは「兵六」です。

 成田空港から都内まではけっこう遠くて、「兵六」に到着したのは午後8時前。金曜日の夜だけあって店内はほぼ満席で、ふたつあるテーブル席(4人掛け)のうち、ふたり連れが座っていたテーブルに相席させてもらって、まずはビール(キリンラガービール大瓶、750円)です。

 ッカァ~ッ。よく冷えた日本のビールの、なんとうまいことよ! ほんの数日の海外とは言え、なんだか久しぶりにビールのうまさを味わったように感じますねぇ。バドワイザーもよく冷えてたんだけど、なんか違うんだよなぁ。

 今日のお通し(サービス)は、ひじき。いきなり和風のどまん中、嬉しいですねぇ。

 つまみに兵六あげ(450円)をもらうと、カリッと炙られた薄揚げが3個。中にはそれぞれネギ、チーズ、納豆が入っていて、一緒に出される醤油の小皿にちょいとつけていただきます。

 飲み物を薩摩無双(芋焼酎湯割り、650円)に切りかえて、つまみは酒盗(350円)です。おぉっ、酒盗の旨みのすごいこと。やっぱり醗酵製品はいいなぁ。アメリカに居るときは、和食が食べたいなんてちっとも思わなかったのに、こうやって酒盗なんかをつまむと「これに勝るものはない!」と思っちゃいますねぇ。

 カウンター席にも空きができたようで、この店の大常連でもある、呑んだフルさんのとなりへと移動して、今度はらっきょ(350円)をもらいます。「うーん。和風がいい!」なんて言ってたら、呑んだフルさんに「たった1週間ほど日本を離れただけじゃない。まるで何ヶ月も行ってた人みたいなことを…(笑)」と大笑いされてしまいました。

 最後にさっぱりと、あかかぶ漬け(350円)をいただいて、本日は終了。さぁ、たっぷりと寝て時差ボケを直さなきゃ。今日のお勘定は2,850円でした。どうもごちそうさま。

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「兵六」 / ビールとお通し(ひじき) / 兵六あげ

080411d 080411e 080411f
薩摩無双と酒盗 / らっきょ / あかかぶ漬け

店情報前回

《平成20(2008)年4月11日(金)の記録》

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