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鮭児は原価販売! … 居酒屋「夕凪(ゆうなぎ)」(横浜・屏風ヶ浦)

仕事のあと、同僚たちと5人で飲みに出かけます。向かったのは、京急・屏風ヶ浦(びょうぶがうら)駅の近くにある居酒屋「夕凪(ゆうなぎ)」です。

実は、先月末(1/30)にも、ここ「夕凪」で職場の宴会を開いたばかりで、「また行ってみよう」ということで、有志5人で出かけたのでした。

店内は、入ると正面が直線のカウンター席になっていて、入口の左右、カウンター席の後ろ側に4人掛けのテーブル席が何卓か並んでいます。そして、右手奥には、座敷があって、宴会などはここでできるのです。

今日は5人なので、入口左側のテーブル席に、1個椅子を追加してもらって座ります。午後6時半の店内には、先客はおらず、われわれ5人のみ。

さっそく生ビールをもらい、まずはモツ煮豆腐(580円)やドンコ煮付(480円)、京揚げと水菜のサラダ(680円)などを注文して、飲み始めます。

この店は、素材のよさが売りで、店主は毎朝、佐島漁港まで魚介類の仕入れに行くほか、野菜や調味料なども厳選しているのだそうです。

メニューの中に『当店自慢のミネラルウォーター「寿鶴(じゅかく)」で仕込んだ芋焼酎「海(うみ)」』というのがあるので、これをもらってみましょうか。「海」は、720mlボトルが2,980円です。

飲んでいると、若い3人組が入ってきて、入口右手のテーブル席へ。刺身などを注文して飲みはじめています。さらには、女性のひとり客も入ってきて、カウンター席へ。

店は店主とそのおかあさん、そして手伝いの女性という3人で切り盛りしています。店主が調理を担当し、残りの女性二人が注文とりと、飲みものや料理のお運びを担当しているようです。

さぁ。つまみはスルメイカ沖漬け(480円)や真サバ竜田揚げ(580円)などを追加し、焼酎も空いたので、今度は大麦焼酎の「中々(なかなか)」(2,800円)をもらいましょうか。

「中々」は、今や幻の焼酎となってしまった「百年の孤独」と同じ、宮崎の黒木本店で造られた焼酎です。ま、原酒としては同じ系統といえるでしょうか。「百年の孤独」は、この原酒を長期熟成させたもので、度数も40度。720mlのボトルが1万円強するらしいのです。(注:この価格はインターネット等で出ている価格です。「夕凪」での「百年の孤独」のボトルは5,800円だそうです。)

「百年の孤独」は、以前、こんなに有名になる前に1~2回飲んだことがあるのですが、味はあまり覚えていません。「中々」も、その名のとおり中々おいしい焼酎です。きっと、この延長線上の味だったんだろうなぁ。

つり好きのメンバーから、「メニューの中に鮭児(けいじ)がありますよ!」という驚きの声があがります。

鮭児は、「幻の鮭」といわれている鮭で、1万本に1~2匹の割合しか獲れず、全身がトロといわれるほど脂がのっているらしいのです。

専門家の分析によると、この鮭児は、どうやらアムール川系の鮭らしく、日本近海やカムチャツカ半島を回遊しているうちに、冬場にときどき主に知床から網走付近でとれるらしいのです。ちなみに、日本の鮭は遠くベーリング海を回遊するのだそうです。

う~む。1人前が1,980円かぁ。店主に「1人前でみんな食べられますか」と確認したところ、「1切れずつぐらいはあたるでしょう」ということだったので、1人前だけもらうことにしました。この値段で、原価販売なのだそうです。

出てきたのは、きれいなルイベ。鮭児といえども、天然の鮭であることには変わりはない。養殖でない魚には寄生虫がゼッタイいないとは断言できないらしいのです。そこで、鮭児も、獲れるとすぐに急速冷凍されて運ばれるそうなのです。

最初はまずルイベの状態で、そして、しばらく置いて解凍した状態でいただきました。ルイベだと、鮭児らしい脂ののりはあまり感じませんが、それでも口の中で溶けていく感覚はいいですね。解凍後のものは、まさにとろけるトロです。

このお店で残念なのは、厨房がカウンターの壁の向こうにあるところ。せっかくいい素材がそろっているので、それを調理するところも見ることができるといいかもしれません。また、店主がお客さんとのおしゃべりなどの接客も担当されているようなので、その意味でも、厨房までがオープンスペースになっていると、ひとり客、ふたり客などのカウンター目当て(店主とのおしゃべりが目当て)のお客さんももっと増えてくるかもしれませんね。

しかしながら、たとえば「竹よし」の店主からも、「料理をしているときは、そうとう集中しないといけないので、とてもおしゃべりどころじゃない」というようなことをうかがったりするので、オープンキッチンにすると、料理に集中できなくなったりするかもしれませんが…。

午後10時すぎまで、おいしい料理やお酒をたっぷりと堪能し、お勘定はひとり5千円ずつでした。

参考用に、注文はしていないものの、心ひかれた品々をリストアップしておきますね。活〆・城下カレイ(1,280円)、佐島産・本カワハギ(1,280円)、佐島産・子持ちヤリイカ(1尾480円)、大船渡産・カキ(赤崎冬香、2個850円)などかな。

あ。そうそう。うちの職場で、この店の名前を「ゆうだこ」と読んだ人がいましたが、店の名前は「ゆうなぎ」ですからね。『凪』これが「なぎ」で、『凧』これが「たこ」です。ご参考までに。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年2月18日(水)の記録》

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金曜日です。午後7時が近くなると、「だれか、今日飲みに行かないかなぁ」という風情 [続きを読む]

受信: 2004.05.30 17:04

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