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今日は取材で … 居酒屋「竹よし(たけよし)」(都立家政)

今日はニフティ提供の番組の取材です。まず自宅でホームページ(このページ)の更新シーンなどを撮影した後、夕方からは、居酒屋シーンを撮影するために、近所の居酒屋「竹よし」です。

約束の時間は6時だったんだけど、自宅での撮影が早めに終わったので、5時ごろにはもう「竹よし」に出かけられる状態。常連のItさんが、撮影のために何人かに声をかけてくれてたんだけど、こんなに早くなって大丈夫かな。ちょっと心配なので、「竹よし」に電話をいれてみます。すると、「いやぁ、Itさんたちは、5時前から飲みはじめてますよ!」と店主。う~む。こりゃ心配することはなかったですねぇ。

さっそく撮影スタッフの方々の車で「竹よし」に向かいます。撮影スタッフの方々といっても、ディレクタのTgさんとカメラマンのGtさんの2名。

カメラ自体は、本当はすごいものなんでしょうが、見た目には家庭用のビデオカメラのちょっと大きいものといった感じです。カメラの横に、液晶のビューファインダが付いているところも、家庭用のものと同じ感じ。カメラマンのGtさんがセッティングした映像を、ディレクタのTgさんがその液晶画面で確認しながら撮影が進むのです。

家庭で撮るのとの最大の違いは、周辺装置の充実ぶりでしょうか。たとえば三脚。これでもかというぐらい頑丈そうな三脚で、ちょっとやそっとのことではびくともしそうにありません。

さらにはマイク。音声は、家庭用のビデオと同じく映像と同じテープ(このテープも家庭用と同じ)上に録音されるようなのですが、指向性のあるマイクや、ワイヤレスマイクなどを使って、ねらった音だけを録音したり、複数の音を同時にひろったり、いろんなことができるようになっているみたいです。

そしてレフ板(れふばん)と呼ぶのでしょうか。照明を反射させて影の部分が真っ黒になってしまわないための装置なども、家庭でビデオを撮るときにはないものですよね。

そうそう。特別な照明が必要ないというのも、今回の撮影でわかったことです。ビデオ撮影ということで、煌々(こうこう)と明るい照明装置を想像していたのですが、それらはまったくなし。家庭内の照明だけで十分に撮影できるのです。そうとう暗いところでも、普通に撮れるようでした。

さぁ。「竹よし」に到着です。「こんばんは」と店内に入ると、カウンターにはItさんと、Ta奥さんが並んで座り、すでにいっぱいやっています。カウンターの中には店主とおかみさん。そして、カウンター上には、夕食会のときのように今日の食材が並んでいます。これはすごい食材ですねぇ!

このアンコウみたいなのはなに? 「これは、ゴッコ(ホテイウオ)です。あとで鍋にして、みんなで食べましょうね」と店主。

「まだ外が明るいので、店の外観などを撮るのはもう少し遅くなってからにして、まずおすすめのメニューの撮影からやりましょうか」とディレクタのTgさん。店主がスッスッと包丁をふるって、まず出てきたのが、この店の自慢の一品、マグロ刺身です。今日のマグロ刺身は、脳天の部分の赤身と、きれいなトロです。

そして刺身の盛り合わせ(1,000円)。真ん中のバラの花風に盛られた刺身はヒラメですね! そして、こちらにも脳天とトロ。そのほかに、脂のよくのったブリもおいしそう。

さらに、カウンター内の厨房で調理していたおかみさんから、「はい。これ」と出てきたのが、白子の照焼き・ネギ添えです。うわぁ。プリッと張りのある、いかにも新鮮そうな白子の表面が、照り焼きによってつややかに輝いてます。これはまた見た目も香りもおいしそう。

一品ずつ、じっくりと撮影したあと、ディレクタのTgさんから「はい。じゃ、よろしければ、みなさんで召し上がってください」と、それらの品々が目の前にやってきました。やったね! 特に白子。早く食べなきゃ、冷めてしまって、外のプリッとした感じ、中のトロッとした感じがなくなってしまう。急げ、急げ!

「店に入るところから、みんなで飲んだり、食べたりしているシーンを、後で撮影しますから、顔に出るようだったら飲むのは控えてくださいね」とTgさんから釘を刺されていたのですが、白子のあまりのおいしさに、つい生ビールをひと口、ふた口。

そうこうしているうちに、店の外もやっとほどよい暗さになり、いよいよ店でみんなで飲むシーンを撮影することになりました。「それじゃ、一度店の外に出ていただいて、普段どおりにお店に入ってきてください。お店の人も、みなさんも、普段どおりにお願いしますね」。

店を出て、入口のちょっと前のところでスタンバイします。すぐ横にカメラがあるのが、なんだか気になるなぁ。「はい、じゃ、撮りま~す。はいっ、どうぞっ!」とTgさんに指示されて歩きはじめますが、なんだか普段どおりじゃないなぁ。右手と右足が一緒に出ちゃいそう。「普段どおり」ってのはけっこうむずかしいなぁ、なんて思いながら入口引き戸をあけます。

「こんばんは」と店内へ。「いらっしゃいませ」と店主。ItさんやTaさんも「やぁやぁ」と迎えてくれます。こういう芝居と言えないほどの芝居でも、なんだかお互いに照れくさいですねぇ。おかみさんにいたっては、まったく芝居っけがなくて、「はい。じゃ、もう1回おしぼりね」だって。

「じゃ、生ビールをお願いします」と、テレビの上では本日1杯目となる生ビールを注文します。すぐに出てきた生ビールをグゥ~ッと飲もうとして、顔のすぐ横にカメラがあることにびっくり! 太田和彦さん(旅チャンネル「全国居酒屋紀行」)や、吉田類さん(BS-i「吉田類の酒場放浪記」)たちは、よくこの環境で普通に、それもすっごくおいしそうに飲めるものだと、改めて感心したしだいです。

おつまみとして「いぶりがっこ」が出てきました。秋田出身のItさんからのお土産なのだそうです。秋田弁で漬物のことを「がっこ」というそうで、囲炉裏の煙でいぶしてぬか漬けにした大根だから「いぶりがっこ」なのだそうです。日照時間の少ない秋田で、天日干しにかわる方法として考えられたんでしょうね。

ここで、カメラ位置を変えるためにいったん休憩。この休憩の間に、なんとディレクタのTgさんも秋田出身であることが判明。Tgさんから「いぶりがっこにワサビをちょっと付けて食べるとおいしいんですよね」というお話があり、さっそく試してみたところ、なるほどうまい。燻製の香りと合うんですね。

ゴッコの鍋もできてきました。ほぉ。ノテッとした外観もそうですが、味もアンコウに良く似てますね。とろっとゼラチン状の身。骨も柔らかくて、全部食べられます。

「お店のシーンはこれで終了です。みなさんご協力どうもありがとうございました」とTgさんからみなさんへあいさつがあり、私も「あとでまた来るからねぇ」とお店のみんなにあいさつをして、夜の街を歩くシーンを撮りに、阿佐ヶ谷駅界隈に向かいます。なにしろ、酒場街ということでいうと、中央線沿線の各駅界隈のほうが、圧倒的にすごい(酒場街らしい)ですからねぇ。

カメラマンのGtさんは、高校時代を阿佐ヶ谷で過ごされたそうで、とても懐かしそうです。「さすがに高校時代には、この居酒屋街は知りませんでしたけどね」と笑うGtさん。無事に夜の酒場街のシーンも撮り終えて、すべての取材が終了です。

さて、この番組は、スカイパーフェクTVの「パーフェクトチョイス186ch」「ホームドラマチャンネル362ch」で放送されている「明日香&綾乃のBB@ニフティライフ ~2004 夏~」です。テレビドラマ仕立てで構成された1回完結型30分番組の中で、実際にニフティのインターネットサービス等を利用している様子が、毎回ひとりずつ、3分間程度紹介されるのだそうです。

今回の取材が没になければ、2004年4月3日から、再放送も含めて6月ごろまでオンエアーされるそうです。どの3分間が使われるのか、楽しみですね。

取材を終えたTgさんとGtさんも「さっきまで、おいしそうな刺身を撮影するだけだったので、ぜひ食べて帰ろう」という話になり、再びみんなで「竹よし」へ。

おふたりは車なので、「刺身定食」(1,000円)を注文です。刺身定食についてくる刺身は、「刺身盛り合わせ」(1,000円)の刺身と同じものなのです。ただし、量が盛り合わせは3切れずつぐらいなのに対して、刺身定食のほうは2切れずつぐらいなのです。わ! おふたりの「刺身定食」にはヒラメのエンガワも付いてるじゃない。いいなぁ。

私も、またまた生ビール(500円)を注文し、グゥ~ッとひと息。あぁ、おいし。

店には、明日入籍予定のTkさんや、地元の常連さんであるHsさんも来られて、学芸会終了後の打ち上げ会のような楽しさで盛り上がります。

つまみには、さっきから気になってたニシンの焼き魚(500円)を注文。なにしろ、中にカズノコがありますからねぇ、ニシンは。うわぁ、やっぱりカズノコたっぷりだ。これはいいですねぇ。そうだ、Tkさん、明日入籍だよね。元気な2世に恵まれますように。はい、カズノコのおすそ分け。

【追加情報】 後日、Hsさんもこのカズノコを味わおうと、ニシンの焼き魚を注文されたのだそうです。焼きあがったHsさんのニシンの中身は…… 「白子」だったんですって。う~む。そういえば、ニシンにも雄と雌がいたんだと、改めて認識したのでした。

次は、これまた気になっていたマグロのすき身をもらいましょうか。最初に店に入ったときに、「これ。本マグロの腹皮なんですよ。ここについてる身を、すき身にして食べていただこうと思って」と、店主が見せてくれたものなのです。

さぁ、来ましたよぉ。見た目にも美しいですねぇ。刻みネギも添えられて、いわゆるネギトロ状態なのですが、すき身の部分は、ひとすき、ひとすきの身が大きい。ちょっと小ぶりのマグロブツぐらいあります。ど~れどれ。うっまぁ~いっ! こりゃまた、とろけますなぁ。ほらほら。みんなも食べてみ。

店の中は大盛り上がりになってきて、もうどれがだれのつまみかもわからないぐらいの状態。あれもこれもおいしいですねぇ。

そうそう。ディレクタのTgさんから、「中野新橋のほうにも、おすすめの居酒屋がありますよ」と、「なかよし」(03-3375-9959、中野区南台1-1-18 )というお店をご紹介いただきました。

同じ中野区内とはいえ、中央線よりも南側にはなかなか足が向かずにいるのです。逆に、Tgさんにとっては、中央線よりも北側にはあまりいらっしゃらないのだとか。けっこう、中央線で北と南が分断されちゃってるんですね。

そんなわけで、今日はTV取材のおかげで、いつもとはまた違った楽しさを味わうことができたのでした。あぁ、おもしろかった。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年2月28日(土)の記録》

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