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鳥鍋で満腹 … 焼き鳥「くしとも」(鷺ノ宮)

今日も、私以外の家族3人は、長女の卒業関連行事の夕食会です。先週は、「魚がし寿司」で寿司をつまんだのですが、今週はどうしましょうか。

「魚がし寿司」以外で、わが家の近くで、日曜日に食事ができて、ちょっとお酒も楽しめるところとなると、魚料理の「竹よし」、定食の「百工房」「乃がた食堂」「サフラン」、そばだと「太平庵」「」といったところでしょうか。

そういえば、焼き鳥の「くしとも」が冬場だけの鳥鍋をはじめたのに、まだ1度も食べてないですねぇ。そろそろ、冬も終わってしまいそうです。よし。今日は鳥鍋でいきましょう。

「こんばんは」と「くしとも」の店内に入ったのは、午後6時半。右手のカウンター席、左手のテーブル席には先客はいないものの、奥の小上がりには8人ぐらいのグループが入っています。週末は家族連れが多いんですよねぇ、ここは。

「瓶ビールをお願いします。食べ物は鳥鍋+串3本のセットで」。鳥鍋は単体だと1人前800円。それに串(焼き鳥)が3本ついたセットが1,200円。5本つくと1,500円なのです。焼き鳥が1本だいたい150円ぐらいなので、セットにするとちょっとだけお得なのかな。

ビール(550円)はキリン一番絞りの中ビン。今日のお通し(たぶん350円)は菜の花のおひたしです。春ですねぇ。

まずは串3本のセットが焼かれます。店主は、とっても無口で黙々と焼き鳥に取り組むタイプなのですが、たまたまここの子供たち(3月時点で、5年、3年とその下にもうひとり)と、うちの子供たち(6年、4年)が同じ小学校ということもあって、ときどきお父さん同士の会話をしたりもするのでした。

「お待たせしました」と長方形のお皿に盛られて出てきたのは、ハツ・レバーと、正肉(しょうにく)、ツクネの3本。

私はこのハツ・レバーがとっても好物なんですよねぇ。串の両端に身のしっかりとしたプリプリのハツ。その間にトロリとやわらかいレバーがふたつ並んでいます。

焼き鳥をほおばっている間に、かたわらには卓上コンロが出てきて、ひとり用の鍋がセットされます。これらのしたくをしてくれるのは店主のおかあさん。通常はふたりで切り盛りしているのですが、最近は(一番下の)子供の手もあまりかからなくなったのか、ときどき店主の奥さんの姿も見かけるようになりました。

目の前のひとり用の土鍋の中には昆布とダシだけが入っている状態。このダシは、別途鶏ガラでとったものだそうです。「このダシが、家庭ではなかなか出せないと思いますよ」と、もの静かな店主も自身ありげです。

丸皿には鶏肉や野菜類、豆腐などが盛られて出てきます。小鉢で出てきたのは鶏のツクネ(の元)です。スプーンがついてきて、これで一口大ずつすくい入れながら、ツクネにしていくんですね。ダシも沸いてきたので、まずはこのツクネから投入していきましょうか。

私自身、まったく鍋奉行ではなくて、会社の人たちと鍋をつつくときも、どっちかというとできあがるのを待って、おいしくいただくだけのほうがいいタイプ。こうやって、ひとりで鍋を作るというのは、これまでにもあまり経験がないですねぇ。

ツミレから大量に出てくるアクを取り、鶏肉も投入。再沸騰を待って、野菜類も入れていきます。

実は、ついさっきまでは、鳥鍋ということで、中野の「竹やぶ」や、私自身は実際に食べたことはないのですが、神田の「ぼたん」などのような、すき焼き風の、割り下で煮込んだ鍋を想像していたのです。こういう、いわゆる水炊き風とは思っていなかったですねぇ。

そういえば、メニューにも鍋のあとの「雑炊セット」「うどんセット」(各250円)というのがあるぐらいですから、少なくとも「雑炊」というところから水炊き風の鍋を想像すべきでしたね。個人的には、どっちのタイプの鳥鍋も好きなのですが。

クツクツと煮立ってきてそろそろ食べられそうかな。最後に春菊をたっぷりとのせて、鳥鍋の完成です。

じゃ、鍋に手をつける前に、冷酒の大(白鶴、300ml、800円)をもらいましょうか。クィ~ッと1杯、まず冷酒をひっかけてから、まずツクネに手を伸ばします。ポン酢醤油をちょいとつけてハフホフと。あぁ。うまいですねぇ。パサつかず、しっとりとしていて、われながら、ちょうどいい火の通し加減です。

この鍋をひとり占めというのが、またうれしいじゃないですか。ひとりで飲んでると、出てくるつまみがすべて自分のものといううれしさがあるのですが、それが鍋だったりすると、よろこびもまたひとしおなのが不思議ですねぇ。湯豆腐しかり、ハマグリ鍋しかり。

けっこう量もあったのですが、鍋をつっつき、お酒を飲んでチビチビやってるうちに、すっかりきれいに食べつくしてしまいました。

最後に雑炊をいただくとして、その前にもうちょっと焼き鳥をもらいましょうか。お酒をおかわりして…、え~と、今度は小さい冷酒(白鶴、180ml、450円)のほうをお願いします。それと、皮と砂肝(すなぎも)を1本ずつ(たぶん150円ずつ)焼いてください。

皮はねぇ。こうやって焼き鳥としてそのまま食べるのももちろん美味しいのですが、焼き鳥として焼きあげた後、串からはずして小鉢に盛り、その上に大根おろしを乗せて、上からポン酢醤油をかけて作る「鳥皮ポン酢」(450円)がまた絶品なのです。

さぁ。それじゃいよいよ雑炊セット(250円)をもらいますか。卓上コンロも再点火してスタンバイします。

いいダシで作った雑炊は、それ自体もつまみになるぐらいの一品ですねぇ。

いやいや。大満足、大満腹です。どうもごちそうさまでした。ゆっくりと2時間の食事で、今日は3,900円でした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年3月28日(日)の記録》

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今日も暑くて、昼間は自分の部屋で過ごします。夕方になって、ちょっと近場を散歩しつつ、鷺ノ宮駅(西武新宿線)近くの焼き鳥屋、「くしとも」に入ります。 右手のカウン... [続きを読む]

受信: 2004.07.11 18:16

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