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家族で初泥鰌! … どじょう「駒形どぜう(こまがたどじょう)渋谷店」(渋谷)

「天気もいいし、ちょっと近場に出かけるか」と、家族4人で連れ立って出かけたのは渋谷。普段、家族で買い物をしたりするときには遠くても西は吉祥寺、東は新宿あたりまでのことが多いので、渋谷まで出てくると、なんだか「お出かけした」って感じになりますね。

それにしても、渋谷はいつ来ても若者が多いですねぇ。今日はハチ公口(渋谷駅の西側の原宿側)から109界隈に出ているのでひどくそう思います。個人的にはこっち側にはあまり来てないですねぇ。呑んべに人気の居酒屋「とみ廣」や立ち飲みの「富士屋本店」は、こことは逆。渋谷駅西側の恵比寿側にあるのです。

そして夕食。あまり乗り気ではない家族を、なかば無理やり誘って「駒形どぜう渋谷店」に向かいます。

「食べてみなよ。絶対うまいんだから」「うぅ~。あんまり気が向かないなぁ。どじょう以外もあるの?」「ん~。どうだっけ。どじょうしか食べたことないから知らな~い」なんて会話を交わしながら、もう店の前です。

「4人ですけど」と店に入ります。午後5時半過ぎの店内は、けっこうお客さんが入っていて、1階のテーブル席はほぼいっぱい。「お2階にどうぞ」と2階の座敷席に案内されます。

2階は、まださすがにガラガラで、並んだ座卓には先客はいません。そのうちのひとつの4人卓に腰を落ち着けます。「まずはお飲み物からうかがいます」。おしぼりを渡してくれながら、女店員さんから声がかかります。「ウーロン茶(250円)を3つと、生ビールの大きいの(850円)をひとつお願いします」。

すぐに飲みものと、お通し(280円)が4人分出てきます。お通しはキュウリとセロリの酢の物。よく覚えていませんが、2階を使う場合は席料がわりに必ずお通しが出てくるんじゃなかったかなぁ。

食べものは、子供たちふたりは「どぜう蒲焼重定食」(1,700円)、カミサンは「柳川定食」(1,600円)を注文。私は単品で「どぜう鍋」(1,400円)をいただくことにしました。「どぜう鍋」は、以前は1,300円+外税(=1,365円)だったので、4月の消費税法改正に合わせて、事実上の値上げになっちゃったみたいですね。

待つ間もなく、まず出てきたのは「どぜう鍋」。この「どぜう鍋」は、「丸鍋(まるなべ)」とも呼ばれるスタイルのもので、平たい鉄鍋にドジョウがそのままの姿でずらりと並んでいます。下ごしらえとして、生きたドジョウに酒をかけて、甘みそ仕立ての味噌汁に入れてじっくりと煮込まれているそうなので、温まりさえすればすぐに食べられる、というか温かくなくてもいい人は、このままでも食べられるという品物なのです。

その「どぜう鍋」を火にかけて、上にたっぷりと刻みネギを盛り上げるころには、もうグツグツと沸きはじめます。「よ~し。食べていいよ」「えぇ! もう食べていいの!?」と、恐る恐るといった感じで箸をのばす家族たち。しかし、ドジョウはもうトロトロで、ほとんど煮溶けんばかりの状態になっているため、小皿に盛られるときにはあまり原形はとどめていない。それに好みで山椒粉や七味唐辛子をサッサとかけていただくのです。「おいしい!」と、次々に箸が出てきます。

もうちょっと夏が近づくと、体内に卵がたっぷりになって、もっとおいしいんですけどねぇ。

続いて出てきたのは「柳川定食」。開いたドジョウを笹がきゴボウとともに煮て、最後に玉子でとじたものです。定食にはご飯とお新香、そして「どぜう汁」が付いてくるのです。「どぜう汁」には、丸のままのドジョウが数尾入っていて、ドジョウ好きにはたまらない料理なのですが、カミサンはこれは苦手のようで、私がいただくことにしました。(ラッキー!)

追いかけて、子供たちの「どぜう蒲焼重定食」も出てきました。お重のふたを開けると、四角いご飯の上に、開いたドジョウの蒲焼が4つ。きれいに整列して並んでいます。

子供たちも「どぜう汁」はいらない(いやだ!)ということだったので、「どぜう鍋」のおかわりは断念し、「どぜう汁」をすべて私が引き受けることにしました。ふっふっふ。「どぜう汁」にはお酒ですね。え~と。大関生冷酒(300ml、780円)をお願いします。

この店にはクジラのメニューもあり、その中から「くじら竜田揚げ」(900円)をもらってみることにしました。扱っているものが一番小さいドジョウなので、「それじゃ、一番大きいクジラも置こう」ということで、メニューに入ったんだという話を聞いたことがあります。おもしろい発想ですね。

ちょうど1時間ほどで食事を終えて、最後にレジでお土産の「はらら子の山椒煮」(550円)を買って、4人分でしめて11,350円でした。

カミサンの総括感想としては、「思ってたより気持ち悪くもなくて、おいしかったけど、同じ値段を出すのならウナギや、寿司、天ぷらなんかのほうがいい」とのことでした。う~む。江戸の夏っちゅう風情がいいんだけどなぁ…。

店を出たあと、洋服を買いに行くという家族たちと、約1時間後に渋谷駅で待ち合わせることとして、ひとりで渋谷・道玄坂界隈を散策です。実はこの界隈にも、古い酒場が多いらしいのです。

道玄坂界隈やってきたのは渋谷マークシティ(井の頭線渋谷駅)のすぐ北側に隣接するエリア。まず目に飛び込んできたのは、「東京一うまい腸詰」が謳い文句の「細雪(ささめゆき)」です。う~む。これは店の構えからしてとっても古くて、良さげですねぇ。

その「細雪」の角を曲がって、小さい路地に入るとすぐ左手がビアレストラン&バーと書かれた「れすぽうる」。これもいいですねぇ。ビールの種類が多くて、たたずまいも落ち着いています。

まわりにはアダルトショップなども並んでいますが、気にせず路地を道成りに進むと、左手には缶詰類(各300円)をつまみに飲める居酒屋「とりすみ」です。さらにその先が、本場仕込みの中国家庭料理、ジンギスカンと餃子の「珉珉羊肉館(ミンミンヤンローカン)」。なるほど、これは聞きしに勝るレトロ感(レトロ館)ですねぇ。

路地を抜けた先、突き当りにもおもしろそうな店がありますよ。レトロ系ショットバー「東京ハイボール」です。「Dハイ(ドデカイハイボール)」発祥の店と書かれてますねぇ。

さらに渋谷マークシティ前まで回りこんだ角が、焼き鳥・串揚げの「森本」です。入口のところから垣間見ると、店内をぐるりと取り囲むようなカウンターはお客さんでいっぱい。焼き鳥を焼く煙がもうもうと出てきて、いかにも人気店であることを示しています。

この「森本」から渋谷マークシティ(井の頭線のガード)の下をくぐって、反対側に抜けた左手が「鳥竹」。こちらも「森本」と並んで人気の焼鳥店なんだそうです。

渋谷にもあるんですねぇ、こういう小汚い飲み屋街(← ほめ言葉ですよ!)。近いうちに、ぜひこの界隈でも腰をすえて飲んでみたいと思います。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年5月1日(土)の記録》

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泥鰌(どじょう)の旬は夏。その時期になると体内にたっぷりと卵を抱いて、身もぷっくりと実においしそうになるのです。毎年大体夏場をねらって泥鰌鍋をいただいていたのですが、今年は出かける機会がありませんでした。 しかし、こう寒くなってくると、今度は純粋に燗酒のつまみにあったかい泥鰌鍋をつっつきたくなってきますよね。そんなわけで今日は「駒形どぜう渋谷店」です。泥鰌鍋というと有名なのは浅草の「駒形どぜう」と... [続きを読む]

受信: 2005.12.17 16:46

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