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ヤッコはどう食べる!? … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

なんじゃこりゃ! というほどの強風です。4月なのに台風並み。雨も降っていて、傘も必要。最悪の天気です。

そんな中、都内での仕事を終えて、西武新宿線・沼袋(ぬまぶくろ)駅まで帰ってきたのは午後6時。踏み切りを渡ろうとしていると、ビュンビュンッと右へ左へと方向が変わる風が吹いてきて、あっと思う間もなく、傘の骨が1本ボッキリ。それでも、大型傘だったからこれくらいの被害ですんだようで、まわりを見ると折り畳み傘はまったく使い物にならないぐらいボロボロになり、透明のビニール傘なんて、そのビニールの部分が完全にはずれてしまって、もう傘とは呼べないぐらいの状態になっているのです。まいったなぁ。

これは急いで避難しなければ。足早に駅近くのもつ焼き屋、「ホルモン」の店内に飛び込みます。おぉ。こんな雨風にもかかわらず、店内は5割ぐらいの入り。それでも、さすがに普通の日よりは少ないですね。

まずはビールとおしんこ(100円)をもらいましょうか。今日はなんだかビールを飲みたい気分なので、大瓶のほう(サッポロ黒ラベル、490円)をお願いします。

すぐに出てきたビールをグラスに注ぎ、まずは1杯目をググゥ~ッと飲み干します。やぁ。まいったまいった。こんな天気になるとはねぇ。2杯目もググゥ~ッとやって、やっと落ち着いてきます。なにしろ、雨風の影響で、背広はぬれるは、髪はモサモサに乱れるわ。こんな天気なら、はやく家に帰ればいいのに、それでも途中で燃料補給をしようとしてしまうんですねぇ、これが。へへっ。

よっしゃ。落ち着いたところで、いつものようにレバーとコブクロのちょい焼き(焼きものはすべて1本100円)をお願いしますね。そう、2本ずつでね!

今日のおしんこはキュウリ。そのおしんこをポリポリやりながら、もつ焼きの焼き上がりを待ちます。とはいえ、なにしろ「ちょい焼き」なのですぐに焼きあがってくるのです。ほ~らきたきた。さっそくレバーを串からはずして、ネギとショウガをちょいと乗せてパクリ! っかぁ~っ。うまいなぁ。プリッとした歯ごたえがいいじゃありませんか。

コブクロもいいですねぇ。これだけ新鮮なレバーやコブクロならば、刺身で出してもよさそうなものなんですが、どういうわけだかこの店は刺身のメニューはないんです。なんでかなぁ。過去(先代のころ)に、なにかいやな経験でもあるのかなぁ、なんて勘ぐってしまいます。

レバーとコブクロでビールを飲み終わり、続いては焼酎(210円)です。おつまみは、久しぶりにヤッコ(250円)を食べてみようかな。この店でヤッコをたのむのは昨年の4月以来。というか、いろんな店をすべて合わせても、ヤッコを注文したのはそれ以来じゃないかなぁ。

いや、決してきらいじゃないんですよ、ヤッコ。むしろ「好き」という部類ですし、自宅でお酒を飲むときにもよくいただいています。なのに、なぜか外で飲むときには注文していないんですねぇ。

このことに気がついたのは、先日、「もうそろそろやき屋のメニューはすべて制覇したんじゃないかなぁ」と思って、過去の記録を調べていたときです。自分の中では、ごくごく普通にヤッコは注文したことがあるつもりでいたのに、記録を見ると1度も注文していないのです。あれぇ、と思ってほかもあたってみると、ほかでもほとんどたのんでいない。湯豆腐はけっこうたのんでるんですけどねぇ。

考えてみると外で飲むときには、「この店ならばこれ」と言われるつまみを注文することが多い。湯豆腐や肉豆腐は「この店ならば…」というメニューになっていることも多いのですが(たとえば前者なら「銀次」「佐原屋」、後者は「大はし」や、肉豆腐ではありませんが「第二力酒蔵」「三州屋」など)、冷奴が名物になっているお店は…。どっかありましたっけ? そんなことも原因のひとつかなぁ。

さぁ、来ました。ヤッコです。長方形のお皿に、きっちりと直方体の、見るからにしっかりとした豆腐。豆腐の上にはネギとショウガがのっています。それとは別に、醤油の入った小皿です。この店のカウンターの上には醤油さしは置かれていないので、こうやって別皿で出てくるんですね。

このキメ細やかで、密度が高そうなまっ白い豆腐をしばらく愛(め)でたあと、今まで観察したところ一番多いのは、小皿の醤油を全部上からかけてしまうやり方です。このやり方の短所は、せっかくのまっ白い豆腐が、この瞬間に醤油の色に染まってしまうことなのです。そこで、私自身は、逆に豆腐を箸でひと口大に切って、まるで刺身のように、ちょいと小皿の醤油をつけていただく方法をとっているのでした。この場合、豆腐の上のネギやショウガも、いっせいに醤油皿のほうに移してしまうため、豆腐の白さがよりよく見えるようになるのです。

やぁ。うまいなぁ。これから、ヒヤッとつめたい冷奴がますます食べたくなる季節になってきますね。

それじゃ最後にアブラ、オッパイを塩で1本ずつ(100円×2)焼いてもらいましょうか。最初に食べたレバー、コブクロとともに、これら2品も、この店でははずせないもつ焼きになっちゃってます。アブラのクニュクニュ感、オッパイのコリコリ感とフワッと広がる脂の甘みが大好きなんですよねぇ。

満足満足。どうもごちそうさま。今日のお勘定は1,650円。ちょうど1時間のもつ焼きタイムでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年4月27日(火)の記録》

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受信: 2004.07.26 10:18

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