« 店情報: 焼き鳥「鳥幸(とりこう)」(横浜・杉田) | トップページ | びっくり! ハマチ刺し … すし「魚がし寿司(うおがしずし)」(都立家政) »

7月末で閉店なんだって!? … 焼き鳥「鳥幸(とりこう)」(横浜・杉田)

浜の家」を出て、さらに杉田界隈散策を続けます。店を出た正面右側にあるのが「愛知屋酒店」です。その名のとおり酒屋さんですが、店内には立ち飲みする人たちが群がっています。あるんですよねぇ、この界隈には。酒屋の立ち飲み屋さんが。

さらにその横の横あたりが、鳥料理の「鳥平」です。今日は定休日ですが。

「昔からこのあたりはウナギの頭なんかで飲ませる店が多かったんだよねぇ」という先輩の言葉を聞いて、そんな店があるんなら探してみなきゃと思っているのですが、なかなかそういう店は見つかりません。どこなんだろうなぁ。もっと路地裏のほうなのかなぁ。屏風浦駅の近くに1軒、その名も「うなぎや」という店があるのは知ってるのですが…。

先の路地を右折して、よく会社の宴会でも使われる居酒屋「弁慶(べんけい)」の前をとおり、杉田商店街のメイン通りへ。左折して京急杉田駅の方向へ向かいます。ここにも立ち飲みの酒屋さんがあるんですよねぇ。

京急線の踏切を越えます。ここを左に行くと若夫婦が営む焼き鳥屋「ひろ正」ですが、今日はさらに直進して、「アスクユー・横浜・湘南レストランガイド」のエリア別人気店部門の「磯子・根岸・杉田 エリア・ランキング」トップに輝く焼き鳥屋「鳥幸(とりこう)」に行ってみようと思ってるのです。

それにしても、本当に焼き鳥屋さんが多いですよねぇ、この界隈。

入口引き戸を開けて店内へ。店内は大きく三つのエリアに分かれています。入口の左手には、入口から店の奥に向かって直線カウンターがずどんと通りますが、ちょうど中央部が出入りのために開いているため、ゆったり4人座れる手前側と、同じくゆったり4人座れる奥側に2分された形になっています。

右手手前はフロアのゆったり6人ぐらいかけられるテーブル席がひとつ。そして、右手奥側は小上がりの座敷席になっていて、これまたゆったり6人ぐらいの座卓が2つ並んでいます。

木曜、午後8時半の店内は、カウンター奥側に男女2人連れが1組。右手前テーブル席に女性2人連れが1組(この少しあと、男性2人も遅れてきて4人連れとなりました)、そして小上がりには年配の男性グループ客10人ほどが陣取っています。あとで聞いた話では、この人たちは近くの会社を定年退職した人たちだそうで、定期的にここに集まって飲み会を開いているんだそうです。まさに老若男女取り混ぜてといった客構成になってますね。

私も左のカウンターの手前側に腰をおろします。店をひとりで切り盛りしているらしい若いヒゲ面店主が「飲みものはどうしましょう」と聞きながらおしぼりを渡してくれます。「ビールください。ビンで」「はい」。すぐに出てきたビールはサントリー・モルツの中ビン(450円)。モルツは久しぶりですねぇ。ちなみに生ビール中ジョッキも450円です。

「焼きものは?」と店主。「1本ずつでいいんですか? じゃ、ネギ間と、砂肝、せせり(首の肉)、ツクネ。それとぉ、“心(こころ)”をお願いします」。なるほど。ハツではなくて“心”と呼んでるんですね、ここでは。

今注文した5本も含めて、ほとんどの焼き鳥は、それぞれ1本が130円という価格設定になってます。

焼き鳥の焼き上がりを待ちながら、ふと正面の壁を見ると焼き鳥5本(都合650円分)と、生ビール中ジョッキ(450円)、生キャベツ(150円)がセットになって1,000円というサービスメニューもあるようです。ちょいと寄って、サッと飲むにはこういうほろ酔いセット的なものもいいですね。次回はこのセットからスタートしてみようかな、なんて、もう今度のことを考えたりしてます。

「心です」。まず焼きあがってきたのは鶏の心臓でした。鶏ハツは、私の大好物。プリッとした食感がなんともいえないんですよねぇ。ん~。うまい。

私が知ってる範囲では、横浜では塩焼きの焼き鳥の横に、味噌が添えられることが多い。この店でも、鶏ハツの横に味噌が添えられていて、好みに応じてこれをつけて食べるのです。この味噌が、なにしろそれだけでもつまみになるぐらいの一品なのがうれしいところです。ニンニクやいろんなものが混ざってるんでしょうね。

続いてはツクネ。生の卵黄といっしょに、タレ焼きで出てきます。その卵黄をツクネで突き破り、トロリと黄身をまぶしていただきます。

向こうの男女ふたり連れ。キープの焼酎が空いてしまい、新しいボトルを入れてもらってます。すると店主が、「実はこの店は7月末で閉店する予定なんですよ。もし、ボトルが残ってしまうようだったら、お持ち帰りいただいてかまいませんから」と説明しているではありませんか。

えぇっ? と思って、店主とそのふたりの会話に聞き入ります。店主は今から5年前、23才のときにこの店を開いたのだそうです。しかしながら、経営はかなりきびしくて、ここの賃貸契約が切れる7月末をもって閉店することにしたのだそうです。なんとねぇ。AskUで人気が高いお店でも、経営が苦しい状況になっちゃうんですねぇ。

この店は、京急杉田駅の西側にあります。人の流れで見ると、やはり商店街やJR新杉田駅がある東側のほうが多くて、なかなかこちら側には人は来ないんでしょうね。う~む。おいしいし、値段も安いのになぁ。惜しいよなぁ。

あ。ビールがなくなった。え~と。次はウーロンハイ(300円)をください。あと、焼きものは鳥ホルモンとテール、背肝をお願いします。え? 背肝が品切れ? それは残念。じゃ、普通のキモをお願いします。この3本もそれぞれ130円です。

待つことしばし。鳥ホルモンは初めてお目にかかる品物ですねぇ。これはなに? へぇ、鶏の腸を開いたものなんですか。ど~れ。あ、ほんとだ。豚の腸(シロ)をアッサリ、サッパリさせた感じです。これ、好きです。

テールは、その名のとおり鶏のお尻の先っぽ。ボンボチの部分ですね。脂たっぷりの皮って感じかな。これももちろん好物です。

そしてキモ(レバー)。これもいい品ですよ。全然臭みも苦味もないもの。フワッと甘くて、トロッととろけます。

ん~。うまかった。ごちそうさま。お勘定は1,960円。約1時間の滞在でした。

この界隈は、おいしい焼き鳥屋さんがおおいのですが、ここもその1軒ですね。しかも安くて、種類が多いのが実にいいです。しかし、なにしろ7月末までで閉店なので、それまでの間に楽しんでおかなきゃいけないですねぇ。本当に惜しいお店だなぁ…。

店情報

《平成16(2004)年5月27日(木)の記録》

|

« 店情報: 焼き鳥「鳥幸(とりこう)」(横浜・杉田) | トップページ | びっくり! ハマチ刺し … すし「魚がし寿司(うおがしずし)」(都立家政) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11427/721478

この記事へのトラックバック一覧です: 7月末で閉店なんだって!? … 焼き鳥「鳥幸(とりこう)」(横浜・杉田):

« 店情報: 焼き鳥「鳥幸(とりこう)」(横浜・杉田) | トップページ | びっくり! ハマチ刺し … すし「魚がし寿司(うおがしずし)」(都立家政) »