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武蔵関の可憐な一輪 … そば「にはち」(武蔵関)

「実は『ななおれ』は偶然見つけたんですよ」とHsさん。「ゴールデン・ウィークにこのあたりのそば屋を回っていたときに、ここ武蔵関で『にはち』というそば屋を見つけまして。そこがすごくよかったので、何度か武蔵関に足を運んでいるうちに『ななおれ』も見つけたんです」。へぇ、そうなんですか。それじゃ、その「にはち」にもぜひ! なんてことで、ふたりして「にはち」を目指します。

「にはち」は、杉浦日向子さんたちが書かれた「もっとソバ屋で憩う―きっと満足123店」(新潮文庫)の中でも、杉浦さんご自身が紹介文を書かれているそば屋さんなのです。

若い夫婦ふたりで切り盛りしているこのお店は、平成13(2001)年11月に開店したというまだ若いお店です。店主は中野の「さらしな総本店」で約10年間の修業を積んでこの店をオープンしたのだそうです。

店内はテーブル席のみで、15~6人も入れば満員でしょうか。Hsさんは看板の「二八そば」(680円)を、私はたっぷり飲んだあととあって「かけそば」(680円)をいただくことにしました。

前にも書きましたが、たっぷり飲んだあとにいただく、あったかい汁がいいんですよねぇ。それでまたお酒が飲みたくなったりします。

来た来た。さっそくいただきましょう。Hsさんは、ズッ、ズッと「二八そば」をたぐっていきます。私も、数本ずつのそばを持ち上げてはズズゥ~ッとたぐりこみます。

あぁ。このそばは、そば自身にいい甘みがあっておいしいですねぇ。汁のほうもいい味です。「かけそば」のように、他の具の味や香りでごまかしがきかないものは、もろに汁の良し悪しがわかってしまうんですよね。実にいいできです。

お酒も何種類か置いてあって、それぞれ冷酒、常温、燗で飲めるようです。つまみも、「そば味噌」「焼き海苔」「板わさ」のほか、「鴨焼き」や「玉子焼き」などもあって、そば前のお酒も楽しめそうです。

くだんの「もっとソバ屋で憩う」の中で杉浦さんが、『良い店ゆえに、方々で取り上げられることも増えてしまうだろうが、「手に取るな やはり野に置け蓮華草(れんげそう)」の心意気で、巷(ちまた)の喧騒(けんそう)から大切に守りたい可憐(かれん)な一輪である』と締めくくられていますが、まさにそんな雰囲気のお店です。

最後の一滴まで、汁をぜ~んぶいただいて、お店をあとにしたのでした。武蔵関の2軒。それぞれにいいお店でした。どうもありがとうございます。>Hsさん

店情報

《平成16(2004)年6月18日(金)の記録》

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コメント

武蔵関にある「にはち」は近所ということもあり、よく食べに行きます。鴨やそばミソ、天婦羅などを食べ、最後にお蕎麦を注文するというパターンなのですが、少しお腹が膨れてきたかな?という位で食べるのがおすすめです。(おそばの量は少なめ)
そば好きで、いろいろなお蕎麦屋さんへ行っていますが、その中でも「にはち」はベスト3に入ります。

投稿: dattan | 2005.07.07 17:12

>dattanさん
「にはち」。あれ以来行くことができてなくて、残念です。なかなか鷺ノ宮を乗り越してそれよりも先に行くというのは気合いがいるんですよねぇ。(^^;
この記事のときにいただいた「かけそば」がものすごく美味しかったので、今度はつまみも堪能したいです。

投稿: 浜田信郎 | 2005.07.09 12:02

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受信: 2005.05.11 10:13

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