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駅前の雑踏で昼間酒 … やきとり「鳥もと(とりもと)」(荻窪)

今日から4日間のお盆休みに入りました。本当は、昨日の夜のうちに自宅まで帰って来る予定だったのですが、会社の近くで会社の仲間たちと飲んだくれてて、結局昨夜は横浜の単身赴任寮で過ごし、やっと今、東京の自宅に向かって移動中なのです。

湘南新宿ラインから中央線に乗り換えて、荻窪駅に到着したのは昼の12時半。

家族たちはお盆の帰省中で、今日の夜戻ってくる予定。それまでの間は、先週同様、またまた自由時間なのです。となると、昼めし代わりに、ちょいとひっかけて帰りますか。

向かうのは、駅の北口を出てすぐのところにある、昭和27(1952)年創業のやきとり屋、「鳥もと」です。ここは、12時開店。さすがに赤羽のように、朝7時から、朝9時からというわけにはいきませんが、この店も昼から酔客が多いのです。

や。みなさんすでにやってますね。なにしろこの「鳥もと」。正面から見ると屋台に毛がはえたような感じで、店の内外の区別がつきにくい。冬場になると、寒さよけのシートが張られるので、その中が内側だろうとわかるのですが、夏場の今は、台があって椅子が並んでいるところから先はこの店のテリトリーなんだろうなぁ、ということがかろうじてわかる程度。

しかし、焼き台から内側はカウンターもあったりして、普通の店っぽいところもあるのです。実は2階に座敷席もあるらしいのですが、見たことはありません。

そのカウンターには、4人ほどお客がいて飲んでいます。店の表のテーブルには、おじさんがひとり。サワーをチビチビとやっています。

私も表のテーブルの、おじさんの向こう側の角あたりに陣取ります。すぐに店のおにいさんが近くまで来てくれたので、まずはビールを注文。ビールはビンと生とがありますが、普通に注文すればビンビールが出てきます。ビンビールはスーパードライの大瓶で、500円。

店の表は、夏ガンガンの陽射しですが、このテーブルのところには屋根がついているので直射日光は当たりません。しかし、エアコンも何もない野外と同じですので、暑い暑い。ググゥ~ッと飲み干す1杯目のビールのうまいこと。

外を行きかう人々の暑そうな様子を眺めながら、汗をふきふきビールです。とはいえ、さっき書いたとおり、内外の区別はほとんどないので、すぐ目の前を夏らしい格好をしたおねえさんや、この暑い中、しっかりと背広を着てネクタイを締めたおにいさんらがぞろぞろと歩いているのでした。

考えてみりゃ、今日は金曜日か。お盆休みもなく働いてる人たちも多いんだろうなぁ。

2杯目のビールを飲み干したあたりで、お店のおにいさんのほうをふり返り、おもむろに塩焼きセット(5本1人前で600円)を注文。やきとりは1本ずつでも注文できるのですが、めんどくさいときはセットメニューが便利です。

塩焼きセットのほかには、タレ焼きセット(5本500円)、野菜セット(5本600円)、野鳥セット(うずらとすずめで600円)などがあります。

この店は、あらかじめ焼いたやきとりを大皿に並べておいて、お持ち帰りの人にはそのまま、店で食べる人には改めて焼き台で温めなおして出すスタイルなので、出てくるのはなにしろ早いのです。その分、味のほうはというと、注文を受けて生から焼き始めるものとは比較できない状態になってしまいます。これはまぁ、仕方ないのかなぁ。

ほら来た。塩焼きセットです。お皿にのっているのは手羽先(150円)、とりま(120円)、砂肝(100円)、タン(120円)、カシラ(120円)の5本です。最初の3本が焼き鳥。後の2本が焼きとんですね。それぞれカッコ内の値段が単品の値段です。単品をたし合わせると610円になるので、セットのほうがわずかに10円だけどお得ってことですね。

この店では、塩・タレの味付けが選べるものと、最初から「これは塩」「これはタレ」と決まっているものがあります。さっきのセットでは、砂肝だけが塩・タレが選べるだけで、ほかのものは塩焼き限定です。基本的には、最初から焼きあがって大皿に盛られているので、あまり味付けを変える余地はなさそうですね。

温めなおしただけのやきとりなのに、なんだかうまいなぁ。こうやって駅前の雑踏のどまん中で食べているのに近い状態の中で食べるからそう感じるのかなぁ。

ちょっと、おにいさん。今度はハイサワー(350円)をください。あと、やきとりは1本ずつで、レバー(100円)、ハツ(100円)、つくね(100円)に“皮とピーマン”(100円)ね。

“皮とピーマン”は、これで1本の串の名称なのです。さっきも、ふらりと入ってきたおとうさんが、「皮ないの?」とたずねたところ、焼き台で焼いてる大将が「皮の単品はなくて、こちらの“皮とピーマン”になるんですよ」と大皿を指差してました。

ちなみに、今たのんだ4本は塩・タレが選べます。今回は無指定でたのみ、全部タレ焼きで出てきました。東京では、タレ焼きがデフォルトっぽいですよね。博多で食べてたころは、むしろ塩焼きのほうがデフォルトっていうか、タレ焼きなんてあったっけ?

お客さんも徐々に増えてきて、カウンター席はいっぱい。こちらのテーブル席も8割ぐらい人が入り、大皿前の立ち飲みポジションにも3人ほどの立ち飲み客がついている状態。こうなると、外からのながめも、いかにもやきとり屋といった風情でしょうね。

ときどき、道行く人たちとフト目が合ったりするのが面白いところ。たいていの人は、「うまそうだけど、暑そうだよなぁ」ってな顔をしながら行き過ぎていきます。

私のとなりに座った男性二人組みは、シラスおろしなんてたのんでいる。やきとりだけじゃなくて、そういう普通の居酒屋メニューみたいなのもあるんですよね。じゃ、私も板ワサ(250円)をもらおかな。ほかには、冷しトマトや冷やっこなども250円メニューです。

荻窪にもよく来るんですが、夕方以降は、北口を出るとつい「やき屋」や「カッパ」に向かっちゃって、なかなか「鳥もと」も来ることがなかったですねぇ。今日は、実に4年ぶりくらいの「鳥もと」でした。雰囲気、味ともに全然変わってないですね。

安心したところでごちそうさん。お勘定は2,100円。約1時間の昼酒タイムでした。

さぁ。お盆休みはどこで呑もうか!

店情報 (前回)

《平成16(2004)年8月13日(金)の記録》

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