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バーテンダーの心得 … バー「ブリック」(中野)

私の横浜での単身赴任生活もそろそろ丸3年になろうとしています。金曜日の仕事を終えると、電車で東京の自宅に向かいつつ、途中でどっかの酒場に引っかかるのも定番となってきました。たいていは東京へ向かう電車の中で「しばらくもつ焼きを食べてないなぁ」とか、「刺身が食べた~い」というところからはじまって、それじゃと店が決まっていくパターンなのですが、なぜか今日はボォ~ッと半分眠ったような状態で、気がつくともう中野。う~む。今宵どこで飲むかについては「ブリック」で飲みながら決めることにするか。

午後7時過ぎの「ブリック」の店内は1階カウンターが6~7割程度の入り。金曜日は都心部で飲んでから郊外で二次会、三次会という人が多いのか、この界隈のお店はいずこも早い時間は比較的ゆったりめのようなのです。

私もL字カウンターの短辺の角に近い位置に座り、まずは生ビールの小(400円)をもらいます。生ビールからのスタートするというのも、このところの「ブリック」の定番になってきましたが、なんでもなくスゥ~ッとついでくれるこの店の生ビール(モルツ)がとっても喉越しがよくて好きなのです。

お通し(400円)は何種類か用意されているようなのですが、飲み物として生ビールをたのむと枝豆がお通しになることが多いようです。少なくともここ3回くらいはそのパターンが続いています。

この店では、席につくとまずメニューの飲みもののページを開けて渡してくれます。そして飲みものの注文を終えると、今度はつまみのページを開けてくれるのです。今日はポテトサラダ(400円)をもらいましょうか。(ただし、すっごく常連さんで、注文するものもほぼ決まってるような人にはメニューは渡さないようです。)

生ビール(小)をググゥ~ッと3口くらいで飲み干して、トリハイ(トリスのハイボール、200円)をもらいます。

注文をすると、普段は目の前に立ててあるレシートが、さっと横向けに寝かされます。そしてバックバーからグラスをひとつ取り出して、メジャーカップでちょうど1ジガー(45ml)分のトリスを量ってグラスに入れます。そしてカウンターの中に山と詰まれた氷をカラカラとグラスに入れて、炭酸をシュワァ~ッと注ぐ。クルクルッとステアしたあと、ピッとレモンピールし、その皮もグラスに入れてできあがりです。

「はい、どうぞ」とコースターの上にトリハイを出してくれ、レシートにチェックを入れると、また元のようにレシートが立てられます。つまり、レシートが横になっている人は現在注文待ちの状態だということなんですね。

サントリーのトリスバーのページの中で、ブリック店長の菊地さんが「バーテンダーの心得は五つあります。公平であること。正確であること。親切。丁寧。スピード。これは接客の五原則です。この底にある一番大切なものは『こころ』。この一点です」ということを述べられていますが、これは店内でも徹底されていて、単価200円のトリハイでも1杯1杯をきちんとメジャーカップで計量しながら正確に、丁寧に作られるのです。バーテンダーのみなさんがきちんきちんと仕事をこなしていくさまは見ていて実に心地よい。

ポテトサラダにはマスタードが添えられているのですが、このマスタードがいつもピリッとよく効いてるんですよねぇ。ポテトサラダが出されるのと同時に、ウスターソースの瓶も出てくるところが、いかにも古くから続いているバーらしいですよね。

トリハイのおかわりをもらいましょうか。

そうそう。今宵どこで飲むかを決めなきゃね。この界隈だと、もつ焼きならば「」、魚ならば「第二力酒蔵」や「らんまん」。グダグダとしゃべりながらくつろぐのであれば「路傍」や「北国」なんかがパッと思いつきます。

ん? そういえば先日南口界隈を散策してるときに、急にノスタルジックな一角を見つけたなぁ。飲み屋っぽいのも何軒かあったような…。よし、あそこに向かってみよう。

そんなわけで、どうもごちそうさま。約1時間の滞在で、1,540円。お店のみなさんの「どうもありがとうございました」の声に見送られながら中野駅南口方面へと足を踏み出したのでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年8月27日(金)の記録》

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コメント

はじめまして。
バー千夜一夜の酒肴人M(エム)と申します。

以前から拝見していたのですが、中野のブリックさん
行ってきたので、初コメントさせていただきます。

安くておいしくて、どこか懐かしくて。
いいお店でした。

またちょくちょく記事をのぞかせていただきます。
ありがとうございました。

#私のブリックの記事にこのページへのリンクをはっても
  差し支えないでしょうか?

投稿: 酒肴人M(エム)  | 2007.07.13 07:45

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