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トロたっぷりのマグロブツ … 居酒屋「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

台風一過なのにどんよりと曇り空。今にも雨が落ちてきそうです。なんだろうねぇ、この天気は。そんな中を今日も「川名」に出かけます。

店に着いたのは午後5時ちょうど。普通の土日だと座れるか座れないかという微妙な時間帯ですが、三連休の中日の今日はどうでしょう。「こんちはぁ」と店主や、入口近くの常連さんたちにあいさつをしながら店内へ。常連さんたちがずらりと居並ぶカウンターは、3番席だけがポツンと空いている状態。ついさっき、そこに座っていたお客さんが帰ったばかりといった風情です。

テーブル席のほうも、A卓(入口に一番近い卓)に“役者さん”と、もうひとりが座っているだけで、B卓、C卓は空いています。奥の座敷にも何組かのお客さんが入っている様子。今日はいつもと比べるとすいてるようですね。

そのポツンと空いたカウンター3番席に陣取ります。1番席にはいつもの“1番のおにいさん”が座り、私の左どなりの2番席には“バンダナのおにいさん”、そして右どなりの4番席、ちょうどカウンターの中央にはなんと“イトーさん”が座っています。“イトーさん”の指定席は7番なんですが、今日は7番に座れなかったんですね。

「いらっしゃいませ」。横からフッとかわいい手が伸びてきて、お通しのリンゴの小皿をトンと置いてくれます。やぁ、ミィさん。いつものとおり生グレープフルーツサワー(336円)をお願いしますね。「は~い」。

“いつものとおり”なんて書きましたが、実は定常的に生グレープフルーツサワーを飲むようになったのは今年の5月ごろから。平成13(2001)年にこの店にはじめて来てから、今年の5月までの3年間は、たいていの場合ホッピーでしたからねぇ。なにしろこの店の場合、生のグレープフルーツ半個分が1杯のチューハイに入りますから、ものすごくフルーツっぽい感じが強くなるのです。グレープフルーツを使ったロングカクテル(ジョッキなのでロングロングカクテル?)みたいなものなんですね。

つまみのほうは、まずは刺身かな。今日はと…。シメサバ、マグロがブツか山かけ、モンゴウイカ、カツオ(いずれも294円)ですか。久しぶりにマグロブツをいただいてみるかな。

すぐに出てきたマグロブツ。いつものとおりお皿にこんもりと山になるほど盛られているんですが、問題はその中味! どうしたの、これ! 半分以上トロじゃないの! こんもりと積まれたマグロブツの山は、まるでイチゴシロップのかき氷のよう。てっぺんあたりに赤々と赤身の部分がのっかっていて、とても鮮やか。そして下側の、かき氷でいえば氷にあたる部分がぜ~んぶトロなのです。いやいや。こりゃうれしいですねぇ。

まわりのお客さんの注文を聞いていると、今日は赤魚粕漬け(231円)が人気が高いようです。注文を受けてから店正面の焼き台を使って炭火で焼いてくれます。この赤魚粕漬けに限らず、炭火焼の焼き魚はたいていいつも人気が高い。今日もサケやホッケの焼き魚(いずれも231円)も出ているようです。

“役者さん”と相席している人が食べてるピータン(231円)もはじめてみるメニューですがおいしそうです。

ここで、前回同様、店主から冷凍ハスカップ(北海道産の果物でブルーベリーに似ている)がまわされてきます。やぁ。マグロがあまりにおいしいので、次は燗酒にしようかと思っていたのですが、ハスカップが出てきたとなるともう1杯生グレープフルーツサワー(336円)だなぁ。

ミィさんがサワーのおかわりを持ってきてくれます。「そういえば指はもう大丈夫?」「はい直りました。ほら」と左手を開いて、指先にちょっと残った傷跡を見せてくれます。少し前に、包丁で切っちゃったらしいのです(顛末は「寄り道Blog」にて)。まわりのお客さんたちも「どれどれ」と指を見て「良かったねぇ」なんて声をかけています。

ミィさんが近くにいるついでに煮込み(231円)も注文します。ここの煮込みは豚軟骨を大根、ニンジン、ゴボウといった根菜(こんさい)類とともに煮込んだもので冬場の人気商品のひとつでもあります。いよいよこういったメニューも始まってきましたね。

焼き台の横に置かれた煮込み鍋から、小鉢に盛ってきてくれたミィさん。カウンターの中の店主に向かって「煮込み終わりました」と報告しています。おぉ。最後の煮込みとなりましたか。午後6時でもう売り切れとは…。まだ本格的なシーズンではないので、仕込んでいる量も多くないのかもしれませんね。

いつもだとこのくらいの量(チューハイ2杯とつまみを2品)で飲み終わるところですが、今日はちょっと気になる品物があるので、それをいただいてから帰りましょう。それは、目の前の張り紙「浦霞 ひやおろし 特別純米酒」です。この店も、「ひやおろし」が登場する時期には1~2銘柄の「ひやおろし」が置かれるのです。今年はこの1銘柄だけのようですが。ミィさん、この「浦霞」を1杯(420円)ね。「は~い」と返事をしたミィさんが受け皿とグラスをまず置き、冷蔵庫のところまで引き返して「浦霞」の一升瓶を持ってきてあふれさせてくれます。

ど~れ。グラスの表面張力を口からお出迎えです。ッカァ~ッ、うまい。この「浦霞」用に、つまみをもらいますか。野菜入り白ちくわ(189円)をお願いします。

酒だけでもうまいんですが、ちょっと醤油をたらしたチクワをつまみながらの日本酒はまた格別ですなぁ。おもわずニマニマと笑ってしまうくらいです。(気持ち悪い?)

やぁ、おいしかった。どうもごちそうさまでした。お勘定は1,806円。今日は1時間半ほどくつろいでしまいました。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年10月10日(日)の記録》

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