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午後4時開店! … 居酒屋「孔子(よしこ)」(都立家政)

西武新宿線の都立家政(とりつかせい)駅近くに午後4時開店の居酒屋ができたといううわさを聞いて、雨の中をやってきてみました。おぉ、ここだここだ。なんだ「竹よし」のすぐ近くじゃないですか。手書きで「孔子」という看板が出ている。紹介してくれた人が「孔子(こうし)と書いて、“よしこ”と読むらしいんですよ」と教えてくれたのですが、よく見ると看板にも“よしこ”とふりがなが振ってあります。

傘をたたんでガラリと引き戸を開けて店内へ。「いらっしゃいませ」という女性の声が響きます。「こんちは。傘は…」「傘は特に置くところがないので、カウンターの端っこに引っかけておいてください。こっち側は使ってませんから」と、カウンターの中から出てきて私の傘を受け取り、そこに置いてくれます。

雨という天候のせいもあるのか日曜午後5時の店内には先客はだれもいません。6つある席の手前から2番目に陣取って、まずはビールを注文します。「ビールはビンと生とがあるんですけど」と女将(ママ)さん。「ビンでお願いします」。

すぐに出されたビンビールはスーパードライの中ビンで500円。店内に大きく「前金制」と書かれています。じゃ、つまみも一品注文しておいて、いっしょに払っちゃいましょうか。「え~と。里芋の煮つけ(200円)をお願いします」と注文しつつ、小銭入れの中に入っていた100円玉をカウンターの上段にジャラジャラっと置きます。

「はい。こちらお通しはサービスです」と、まずレタスをひいた上に揚げシューマイが1個と刻んだ赤いピーマンが数片のせられた小鉢が出てきます。なんだ。お通しがあったんですね。あわててつまみをたのまなくてもよかったか。その「里芋煮付け」も追っかけるように出てきます。「それじゃ、700円いただきますね」とカウンターの上の100円玉を7個持っていきます。

「立ち飲み屋さんだと前金制(キャッシュ・オン・デリバリ)をよく見かけますが、こうやって座って飲む酒場で前金制は珍しいですね」と聞いてみると「そうなんですか。私は立ち飲み屋さんは知らないんですけど、ドトールやファスト・フードのお店のようにできないかと思って…」と女将さん。

店内はL字カウンター(Lの下側が入口)のみなのですが、そのLの縦の辺の部分、6席分しか椅子はない。Lの短い辺のところは使っていないのです。その短い辺のところに私の傘が置かれています。

「かなりゆったりとした、贅沢なスペースの使い方ですねぇ」とビックリしていると、「いえいえ。このくらいが今私にできる精一杯なんです」と女将さん。あまりこういう商売の経験がないのか、話す口調も普通の主婦のような印象を受けます。

振り返って、後ろの壁に貼ってあるメニューを確認します。枝豆、厚揚げ煮、冷奴などが200円、サンマ塩焼き、シシャモなどが300円、そしてイカリングやミニヒレカツなどが400円といった価格帯。「刺身はやらないんですか」と確認してみると、「このあたりにはお魚を扱っているお店が多いようなのでやめたんです」とのこと。なるほど。「竹よし」や「魚がし寿司」「おいらせ」「とっとっと」。さらには私自身は行ったことがありませんがお好み焼き・鉄板焼きの「剣」(03-3336-4186、中野区若宮3-20-2 )も、実は魚がおいしい店らしいですからねぇ。

このあたり、早くから開いている飲み屋が少ない。だいたい5時開店なんです。少し範囲を広げてみると荻窪の「やき屋」や阿佐ヶ谷の「川名」なんかが4時開店で、いずれも開店と同時に満席になるほどの人気。なお、もっと早い開店時間のお店もあって「四文屋」(新井薬師前)が3時開店。「鳥もと」(荻窪)にいたっては正午開店です。

ところが、都立家政にはこういう早く開くお店がなかったんですね。早い時間帯にはその地域に住んでる人たち、特にやや高齢で自分の時間が自由になる通人たちが集まることが多いようですので、楽しみですね。ただ、そのためにも居酒屋の華(はな)である刺身は1~2品程度入れておいたほうがいいかもしれません。マグロブツとイカなんかだと、定常的にそろえやすいのかもしれませんね。

え~と。お酒を燗でいただいて、「カシラと玉ネギの串焼き(2本)」(400円)をお願いします。お酒は大徳利(400円)でもらいましょうか。

お酒は1合徳利が300円、大徳利が400円。安いなぁと思ったら、なんと紙パックの合成酒「かぶき桜」(1.8Lで4~500円程度で売っているもの)でした。いやぁ、久しぶりの合成酒ですが、やっぱりまずいですねぇ。(苦笑)

つまみは女将さんの手づくりっぽい感じが伝わってくるものが多くてとってもおいしいのですが、飲み物にやや難ありですね。チューハイなんかもグラスが350円、ジョッキが450円と横浜地区並みの価格設定です。ちなみにチューハイは下町地区が280~300円くらい。山の手地区で320~350円くらい。そして横浜地区が400~420円くらいと、下町地区を基点として西へ行くほど高くなってくるようです。

この店での飲み方としては、まずは「いいちこ」「白波」などの乙類焼酎をボトルでキープ(料金はどちらも2千円)し、毎回氷や水(どっちも200円だったと思う)だけをもらうというのがいいようですね。それがきっとお店としてもおすすめの飲み方なんでしょう。そうすれば、つまみはもともと美味しくて安いものがそろっているので、早い時間から楽しめると思います。

いずれにしても、(おそらく)この地域初の4時開店の店。がんばっていってもらいたいですね。

今日は約1時間の滞在で1,500円でした。

店情報

《平成16(2004)年10月3日(日)の記録》

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