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今日の彼女は「湯あがりの君」 … バー「PURE(ピュアー)」(野方)

秋元屋」をあとに、Hsさんとふたりで「ピュアー」へ。8時前の店内はカウンターの中央手前側に男性3人連れ。われわれはカウンターの一番奥に腰をおろします。(その後の顛末: 3人連れのおひとりは、掲示板にも書き込みをいただいているTtさんだったようです。しかも、そのうちのおひとりは女性! 大変失礼いたしました。)

Hsさんは「ジントニック」からスタート。私は…、えーと、私は「シェリー(Sherry)」(520円)をお願いします。「アハハ、シェリーね。笑うことはないか…」とマスター。Hsさんも「えっ! シェリーですか!」

以前、この店で会った「シェリーな彼女」は、その後、実はHsさんがずっと「野方の女神」として慕っていた人だということがわかり、今日も「もしかしたら彼女もいるかもね」なんて話しながら店に来たところだったのです。そして「シェリー」はその彼女のトレードマークのようなお酒。それを私が注文したので、思わずマスターの笑いやHsさんの驚きの声が出たのでした。

「シェリー」はワイングラスをそのまま小さくしたような、シェリーグラスという専用グラスに注がれます。銘柄はゴンザレス・バヤスのティオ・ペペで、冷蔵庫でよ~く冷やされています。

「シェリー」は、ワインにブランデーやリキュールなどアルコール分の高いお酒を混ぜた“酒精強化(しゅせいきょうか)ワイン”というタイプの飲み物のひとつで、スペインの南西端にあるヘレス地方のお酒です。酒精強化をするタイミングによって、そのお酒の味わいもずいぶん変わってくるのですが、「シェリー」の場合には、ブドウの発酵が完全に終わってから、つまり糖分がすっかりなくなってからブランデーが加えられます。そのため辛口のお酒に仕上がるのです。

今日のお通しはマリネっぽいナス? 料理の世界に詳しくないので、なんと呼んだらいいのかよくわかりませんが、洋風のおいしいナスです。(汗)

2杯目の「シェリー」を飲むころには、Hsさんも「じゃ、私もシェリーを飲んでみるかな」と「シェリー」に移ります。「女神、来ないかなぁ」とふたりで話していると、マスターが「じゃ、ちょっと声をかけてみますか」と電話してくれました。「もしもし、今、なにしてるの? … あ、そう。 … おもしろいことがありそうだけど、来てみない?」ということで、彼女も来てくれることになりました。

彼女、Rmさんは本当に近くに住んでいるようで、ほとんど待つこともなく登場です。どうもこんばんは。急におよびたていたしまして…。「あらあら、なにかと思ったら」ととなりに座る「シェリーな彼女」=「野方の女神」は、今日はすっかり「湯あがりの君」。ちょっと上気したほっぺに、ホワンとただようシャンプーの香り。さっそく注文したのが「シェリー」です。

みんなは普通のシェリーグラスなんですが、Rmさんには彼女専用のシェリーグラスがあって、それに注いでもらっています。「実はここんとこがちょっと欠けてるんだ。マスターが捨てようとしてたんで、私の専用グラスにしてもらったの」。われわれも、もう1杯シェリーをおかわりし、乾杯です。

Hsさんも、Rmさんも、おたがいにBlogをもっており、しかもこの店の常連さん同士。Blogの世界でも、実世界でも知り合いのふたりなのに、そのふたつの世界のつながりがついた(Blog上のあの人が、実世界のこの人だとわかった)のは、特にRmさんにとっては今がはじめてなのだそうです。「あぁ。あなたでしたか」。こんなところもネットのおもしろいところですね。(Hsさんは「寄り道Blog」の、Rmさんは「おぽんちNote♪」の作者です。)

シェリーの話しから、話題はポートワインの話しに移ります。どっちも“酒精強化ワイン”なんですが、「シェリー」はスペイン、「ポート(Vinho de Porto)」はポルトガルです。「シェリー」が発酵が終わってからブランデーを加えるのに対して、「ポート」のほうは発酵の途中で、まだ糖分が残っているときにブランデーを添加するのです。したがって、できあがったお酒(=「ポート」)も、アルコール度数は高いものの甘口のお酒になるのです。

海外出張に行くと、山のように出てくるデザートに辟易(へきえき)としますが、そんなときに助けてくれたのがポートワインだったのです。デザートの時間になって、みんながお皿に山盛りのケーキを食べているときに、「じゃ、私はポートワインとチーズ」と注文するのは、けっしてマナー違反にならないらしいのです。つまりポートワインとチーズも十分にデザートの一品と認められるみたいなんですね。そのことを知ってから、これまで大変(甘い物との格闘の場)だったデザートの時間が、とっても楽しい時間になったのでした。

そんな話をしているところへ、マスターが「ほら」と出してくれたのが、なんとポートワイン! なんでもありますねぇ! ど~れと飲んだこのポートワインがうまいこと!! 「こりゃまた、ものすごいポートワインですねぇ」。

ちなみに、“酒精強化ワイン”の世界には“世界三大酒精強化ワイン”というのがあるそうです。今日いただいた「シェリー」「ポート」と、「マディラ(Madeira)」です。「マディラ」はその名のとおり、モロッコの沖合いにあるマディラ島で造られるお酒で、気温50~60度位で数ヶ月熟成させて酸化(酸化熟成)させるのが特徴なのだそうです。

今日はズゥ~ッと「シェリー」をいただいてきたので、最後に蒸留酒で締めますか。前回いただいた「ジャマイカ・ラム・ミスト」(520円)をもらおかな。

彼女がいるだけで場がド~ンと明るくなるRmさん。Hsさんからはいろいろとトホホ話が紹介されるのですが、そのトホホ話も、Rmさんを通過するとすべてが笑い話になってしまうところがおもしろい。みんなで大笑いしながら過ごすうちに、もう11時前。おぉ。明日からは普通の仕事だから、そろそろお開きにしなきゃ。

例によって、ひとりずつきちんと会計された金額がマスターから示されます。私は今日は2,350円。とてつもなく楽しい時間でした。Hsさんも、そしてわざわざ出てきてくれたRmさんも、どうもありがとうございました。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年9月20日(月)の記録》

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コメント

こんばんわー!ヽ(^◇^*)/

この間は楽しかったですね~!
声かけていただけてHAPPYでしたよ☆

>今日はすっかり「湯あがりの君」。

ぷぷ!すっかり“女神”チックにご紹介いただいて恐縮です。実はあんなに顔が・・・あ、この先は夢を壊してはいけませんな。
(夢見てる方がいるとは思えないが。( ̄w ̄) ぷっ)

それにしても、やっぱりお酒にお詳しい!!
“酒精強化ワイン”なんて知らなかったです。
覚えられるように、また遊びに来てしまおう。テヘヘッ(*゚ー゚)>

投稿: ponsuke | 2004.10.03 22:01

はやっ。さっき記事を登録したばかりなのに、もうコメントをいただいてビックリです!>ponsukeさん

せっかくあんなに美味しい「ポート」に出会ったのに、その後「ピュアー」に行けていないのです。

次に行ったときには、絶対に「世界のチーズ」と「ポート」だ! なんて計画を立てているところです。

また「ピュアー」で、そして別の店でもお会いできるのを楽しみにしています!

投稿: 浜田信郎 | 2004.10.03 22:19

>カウンターの中央手前側に男性3人連れ
一応中央にうちの相方(♀)がいたのですが、、、
本人笑ってましたんでいいのですが。。。

秋元屋再開まではPUREの食事メニューを探訪しようと目論んでますんで、「世界のチーズ」と「ポート」のお隣りで相方とハマグリをつついてるかも知れませんね
では、いつか酒場で♪

投稿: たっつん | 2004.10.04 13:50

これは失礼しました(^^;。>たっつん(Tt)さん
今週末にでも、さっそく本文も修正しておくようにいたします。(今のところ、(機材環境の問題から)自宅にいるときしか記事本体は修正できないのです。)

投稿: 浜田信郎 | 2004.10.05 07:58

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受信: 2004.10.24 17:04

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