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プルンと生ガキ … バー「PURE(ピュアー)」(野方)

沼袋(ぬまぶくろ)の「鳥まさ」を出て野方(のがた)です。まずは「秋元屋」を確認してみますがあいかわらず休店したまま。お休みがけっこう長引いてます(注: 11/1(月)から再開だそうです)。引き返して駅前商店街を抜けみつわ通りへ。この通り沿いも酒場が数件あり、ホッピーののぼりがはためいていたりするのです。うどん屋さんのような酒場のようなお店も最近できました(手打ちうどん酒房「さぬき亭」、03-3310-3514、中野区野方5-18-5 )。開けっ放しの入口から店内をチラッと確認すると、カウンターの奥に女性客がひとり飲んでいます。その横をスタスタと通りすぎて「ピュアー」です。(その後の顛末: 実はこのうどん屋さんで飲んでた女性は「おぽんちNote♪」の作者、ponsukeさんだったのでした。)

「ピュアー」に到着したのは午後9時半。店内には先客はおらず、マスターひとりだけ。さっそくカウンター中央やや奥(奥から3番目くらいかな?)に陣取ります。

「いらっしゃいませ。スーツ姿はじめて見たような…」とマスター。そう言われてみれば、この店に来るのはほとんど土日ですねぇ。会社帰りにやってきたのは一番最初に来たときくらい?

「マスター、今日はバーボンのソーダ割りが飲みたいんですけど」。ビール→日本酒ときて、こんどはさっぱりシュワシュワとハイボール系の飲み物が飲みたいのです。マスターは「どのバーボンにしますか?」と言いながら、店に置いているバーボンの中から、炭酸で割っておいしそうなものを何本か見せてくれて、それぞれこれはこんな味で、こんな香りといった簡単な説明もしてくれます。じゃ、そのコクがあるというメーカーズマークをお願いします。私自身はあまり飲んだことがありませんが、Hsさんが「ペルル」にキープされているらしいし、まるでトロリと蝋(ろう)が溶けたかのようなボトルの封印の姿にもひかれます。この封印は1本1本手作業で行われるのだそうですよ。

ソーダ割りにすると、バーボンの特徴的な味と香りがより強調されて、甘くて芳ばしい味わいが増大するように思います。あぁ、おいしい。

「今日のお通し(310円)はマグロのカルパッチョです」とマスターが美しく盛られたお皿を出してくれます。

この店は年中無休。「ということは、正月もやってるんですか?」「はい。もちろん正月もやってますよぉ」とマスター。なんと正月は昼間から営業してるんだそうです。「すっかりごぶさたしているお客さんたちも顔を出してくれたりして、かえって普段よりもいそがしいんですよ」。私の場合は、何年も前からこの店に気づいてはいたものの実際に入ってみたのは今年の2月。年末年始の「ピュアー」を知らないのです。

マスター、メーカーズマークのソーダ割りのおかわりをお願いします。なんだかスイスイ飲めちゃいますねぇ、このお酒。それはそうと、年中無休で身体のほうは大丈夫なんですか?

「店を休むとつい後輩がやってる店をのぞきに行ったりしてねぇ。そうなると1軒で1杯ってわけにはいけないので、少なくとも3杯くらいは飲んじゃう。後輩も私が酒が強いのをよく知ってるので、トリプル(90ml)くらいの強さで作ってくれるんですよね。せっかくの休みだからと何軒か回っているうちにけっこう飲んじゃって、翌日、いや場合によってはその後3日間くらい調子が悪かったりする。けっきょく年中無休が一番健康的なんですよ」。

「そんなにお酒がお強いのに、年中無休じゃ飲む間がないんじゃないんですか?」と聞いてみると、「仕事中はいっさい酒は飲まないんですが、片づけも終わって、午前3時ごろから明けがたま、ちびちびとウォッカをいただくんですよ。毎日ボトル1本くらいずつでしょうか」。しぇ~っ! 毎日ボトル1本! なんてすごいんだ。

ウォッカよりほかのお酒は飲まないんですか。たとえば日本酒なんか。「日本酒はアルコールが弱すぎてダメなんですよ。水みたいな感じで1升くらいはスゥ~ッと飲んでしまう。これは遺伝的なものなのかもしれません。親戚中みんなそうなんです。たまに正月に集まったりすると、1升ビンが6本入る木箱がありますよねぇ、あれが玄関先にどんどん積み上げられていくんですよ」。それはまた、ものすごい一族ですねぇ。

さ~て。2杯目のメーカーズマークも飲み干したところで、いよいよ本日のデザートといきますか。先日いただいたポートワインをお願いします。あれがおいしかったんですよ。銘柄はなんていうんですか? へぇ、「サンデマン」って言うんですか。いや、ポートなんていつもいつも飲むわけじゃないから、銘柄を聞いてもわかるわけじゃないんですけどね。(笑)

おつまみには「世界のチーズ」をお願いします。「S」のほう(520円)でいいです。(ちなみに「M」というか「普通サイズ」のものは840円です。)

お皿に3種、美しく盛られたチーズのほうも銘柄を聞いたのですが、瞬間的に忘れてしまうくらい聞いたことのない名前でした。そのチーズをつつき、ポートをなめながら、若き日の故郷の話題に花が咲きます。なにしろマスターは同じ郷里の大先輩。話に出てくる詳細な地名までなつかしいのです。

そんな話をしているところへ、若い男女ふたり連れがやってきました。ふたりでカクテルなどを注文し、つまみも何品か。男性は「生ガキもひとつください」と注文します。そうか「生ガキ1個 210円」は1個から注文できるんですね。実は私も生ガキが気になってたんです。すみません、マスター。私も1個お願いします。

「はいよっ」と返事したマスター。カキの殻をあけるためのナイフを取り出してコリコリッと蓋を明けていく。「はい、お待たせしました」。ありゃりゃぁ。こりゃまた見るからにうまそうですねぇ。「これ、カクテルソースね」とビンに入った赤いソースを渡してくれます。

ツルンと一気に食べるとおいしそうですが、ここはいろんな味を試してみましょう。まずなにもしないでひと口。おぉ。こりゃまた絶妙な塩加減ですねぇ。自分でこの塩加減になっちゃうとは、なんてすごいやつなんだ。まさに生まれながらの酒の肴なんですねぇ。次は横に添えられたレモンをちょいと絞ってもうひと口。ん~。カキそのものの味わいはさっきのほうが鮮烈ですが、後口はこっちのほうが好印象。さすがにいい相性ですね、カキとレモンは。

そして、最後に残ったプルプルの身にマスターお手製のカクテルソースをトロリとかけて、ひと息にペロリ。ん~。これもいいですねぇ。

生ガキの季節に合わせて「シャブリ」とスペインの「ラ・マンチャ」という2銘柄の白ワインも用意されています。それぞれ1杯が780円と580円なんですが、生ガキといっしょに注文した場合はそれぞれ100円引きになるのもうれしいところですね。(なお、「ピュアー」の生ガキの写真は「寄り道Blog」や「おぽんちNote♪」にあります。)

午後11時半まで、2時間たっぷりとくつろいで、今日は3,130円でした。どうもごちそうさまでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年10月15日(金)の記録》

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コメント

(〃⌒ー⌒)/どもっ♪こんばんわっ!
さっそくトラバ返しさせて頂きました~。

やっぱり冬は牡蠣ですよね☆
でもpureに行くと、あれもこれも食べたくなっちゃうので、いつも決めるのが大変~。
さぬき亭のうどんも、未だ未体験だし・・・
毎度思うのは
「あー!足の指先まで胃袋だったら良かったのにぃ!!」
ぶひ~( ̄(oo) ̄)ノooooo

投稿: ponsuke | 2004.10.31 22:01

実はうどんも好きなので、「さぬき亭」にもぜひいってみたいと思ってるのです。
この冬は「蕎麦屋酒」ならぬ、「うどん屋酒」をめざしてみるかなぁ。(^^)

投稿: 浜田信郎 | 2004.11.09 22:36

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