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ここでも生ガキ … 居酒屋「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

10月最後の日曜日。図書館によって「川名」を目指しますが、「川名」に向かう松山通り(旧・中杉通り)は「ゆうやけ市」という催しが行われていて、露店もたくさん、人もたっぷりです。途中でどっかの落語家さんがやってる南京玉スダレに見入ったりしているうちに、もう開店時刻4時になってしまい、大あわてで「川名」に飛び込みます。

開店直後なのに、店内はすでにお客さんでいっぱい。7席あるカウンターに数席の空きがあり、私も3番の席(入り口から3番目の席)に陣取ります。いつもはすぐに注文をとりに来てくれるミィさんも、あっちにいったり、こっちに来たりと忙しそう。横を通過しながら「グレープフルーツ?」とミィさんのほうからたずねてくれて、私は「ウン」とうなずくだけで1杯目の飲み物の注文が通ります。

その瞬間、「奥、満席で~す」の声が店内に響きます。なんとねぇ。「ゆうやけ市」でグループ客が多いようで、奥の座敷席から埋まっちゃったんですね。

さあて。生グレープフルーツサワー(336円)が出てくるまでに1品目のつまみを選ばなくっちゃね。今日の刺身はマグロがブツと山かけに、シメサバとサンマ(それぞれ294円)ですか。シメサバがメニューにあるのも珍しいですねぇ。ん? その下に「生ガキ(大) 336円」なんてのがあるじゃない。今日はこれかな。

そこへちょうどミィさんがジョッキに入った酎ハイと、それとは別にグレープフルーツ半個と絞り器を持ってきてくれます。そしてポケットからレシートを取り出して「なんにしますか?」「生ガキ、お願いします」「は~い」。

ここの酎ハイはジョッキにすりきりいっぱい。このままではグレープフルーツを絞っても入れるところがない。まずは1センチほどプレーンな酎ハイとしていただいて、ジョッキの上にすき間を作るところからはじめます。ちょっとしたことだけど、日本酒を受け皿にあふれさせてくれるのと同じくらいうれしい(笑)。あいたすき間に、ギュギュッと絞った生グレープフルーツジュースを、絞ったときに落ちてきた果肉といっしょに投入します。どういうわけだか、この果肉は酎ハイの表面に浮かび、飲むたびにちょっとずつ口の中に入ってきておいしいのです。

その後、7番席が常席の“イトーさん”も入ってきますが、7番席には別のお客さんが座っているためC卓(三つあるテーブル席の一番奥)へ。すぐあとに“1番のおにいさん”、“役者さん”と相ついで入ってきて、他はまったく空いていないためC卓に相席となりました。

このあと入ってきたお客さんたちには「すみません。満席です」。なんと、開店後10分で、店内がすべて満席になっちゃいました。(おそらく、「ゆうやけ市」なので、奥の座敷は少し早めにオープンしてたんでしょうね。)

カウンターの中では店主が「カキ、これで最後ね」とホワイトボードの生ガキの文字を消して、カキの準備にかかります。店主の声を受けて、女店員が奥の座敷のホワイトボードからも生ガキの文字を消します。なぁ~んと、私がたのんだカキで終わりだったんですね。

その生ガキが目の前に出てきました。おぉ。メニューに「大」と書いてあるとおり、たしかに大きいですねぇ。しかもプリプリと実においしそう。まず最初の1個はこのままいただきましょうね。プルプルふるえる身を箸で持ち上げて、チュルンと吸い込むように口に入れます。むぉ~っ。身が大きいから、口の中いっぱいがカキって感じ。ん~。いい塩加減ですねぇ。うまいっ。

2個目はレモンを絞ってプクンとした身の部分をかじります。残った部分にはちょいと醤油も落として食べてみます。う~む。おいしいけど、あっという間になくなっちゃうのが難点ですねぇ、このつまみは。

ミィさんが、お通しのミカンの小皿を、私も含めて新しく来た人たちに配っています。いっきに大勢のお客さんが入ってきたので、お通しを出すのが遅くなっちゃったんですね。

「マグロも売り切れ!」と店主の声がひびきます。まだ4時半なのに、すごいことになってます。

生グレープフルーツサワー(336円)をおかわりして、つまみには豚軟骨もつ煮込み(231円)をもらいますか。

私の右側(4番席)には“4番のおじさん”が座っていて、今日も燗酒を大徳利でチビチビとやっています。

左側(2番席)には、メガネをかけたおにいさんが座っているのですが、話をしてみると荻窪「やき屋」の常連さんで、ここ「川名」にははじめていらっしゃったそうなのです。実は先日、「やき屋」でMsさんと話しをしていたのが、このおにいさんだったとのことで「えぇ! そうだったんですか」なんて話もはずみます。

生グレープフルーツサワーを飲み終えて時計を見るともう5時20分。5時を回ると、開店と同時に入っていたお客さんたちもボチボチと腰をあげ始めています。私もそろそろ引き上げますか。どうもごちそうさま。ちょうど店主がお勘定に来てくれたので「今日のカキ、おいしかったですねぇ」と声をかけると「一番いいのを箱でくれ、って箱ごと買ってきたんですよ」と笑顔で答えてくれます。今日は1,239円でした。

店を出ると、外はまだ「ゆうやけ市」でにぎわっています。そのにぎわいの中をフラリフラリと自宅に向かったのでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年10月31日(日)の記録》

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「あさがや えべす」を出て、寄り道さん、にっきーさんと3人で、二次会にいい店はないかと、パールセンターからゴールド街、スターロードの各商店街を散策です。余談です... [続きを読む]

受信: 2004.12.05 21:49

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