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店情報: 居酒屋「あさがや えべす」(南阿佐ケ谷)

  • 店名: 居酒屋「あさがや えべす」
  • 電話: 03-3311-6100
  • 住所: 166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-12-5
  • 営業: 16:00-24:00(23:00LO)、無休
  • 場所: 地下鉄丸ノ内線・南阿佐ヶ谷駅2a出口を出て新高円寺・新宿方面へ約100m。杉並警察署前の信号交差点(ひとつ目の信号)を左折し、パールセンター街方面へ、これまた約80mほど。パールセンターの本通に向かう突き当りを右折した右側。
    阿佐ヶ谷駅からは南口を出て、パールセンター商店街をひたすら(10分ほど)進み、アーケードが終わり二股に分かれるところを左折した右側。
  • メモ: カウンター7席、テーブル4席×4、奥の座敷は座卓4席×10。ここの店長は中村橋「川名」の息子で、阿佐ヶ谷「川名」の甥っ子。鳥もつ鍋(830円)がおすすめ。生ビール 480円。ホッピーセット 410円、ナカ 310円。チューハイ 380円。店のHPあり。

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ここも「川名」グループ … 居酒屋「あさがや えべす」(南阿佐ケ谷)

日曜日。地元の呑んべ仲間であるにっきーさん、寄り道さんとともに「あさがや えべす」です。この店の店主・川名さんは、中村橋「川名」の息子であり、かつ阿佐ケ谷「川名」の甥っこ。寄り道さん曰く、「居酒屋界のサラブレット」なのです。

待ち合わせの5時に店内に入ると、右手のカウンター席ではすでににっきーさんが生ビール(480円)を飲みはじめています。「こんばんは!」とあいさつしながらそのすぐとなりに座り、私もホッピーセット(410円)からスタートです。お通しはキュウリの塩もみ。こりゃまたさっぱりといいですね。

すぐに寄り道さんも登場です。じゃ、3人になったので場所を移りますか。店内は入り口右手に今座っているカウンター席(7席)、左手はテーブル席(4人席×4)。そして店の奥には大きな座敷席(といっても畳敷きではなくてフローリングの床。4人席×10くらい)があります。「奥に移っていいですか?」「はい。どうぞ」。

掲示板で「オフ会(忘年会)を開こう」という話になり、今日はその会場の下見もかねての「えべす」なのです。なるほど。この座敷は広いですねぇ。

「つまみはなにもらう?」「まずは焼き鳥の盛り合わせかな」。そうそう。なにしろ他の「川名」グループ同様、ここも“やきとり”を中心とした居酒屋で、店頭でもお土産用の“やきとり”を販売してますからね。あえて“やきとり”とひらがな表記してるのは、これまた他の「川名」グループ同様に、鶏も豚も焼いているからです。

「さっきから、壁に貼ってある『鶏もつ鍋(830円)』というのに引かれてるんだけど、これも1人前いいかなぁ。」「いいですねぇ。それとシメサバももらいましょうね」とつまみが決定。さっそく店のおにいさんに注文します。

阿佐ヶ谷「川名」は店員さんは女性アルバイト(つまり、おねえさん)なのですが、中村橋「川名」と、ここ「えべす」は男性アルバイト(おにいさん)が多いようです。ここは店主もそうですが、店員さんも若い人が多くてとっても活気があります。

まず出てきたのは「焼き鳥盛り合わせ」(570円くらいだったかな?)。砂肝、手羽先、正肉、皮、ぼんじりという、まさに正統派“焼き鳥”です。そしてシメサバ。これまた酒飲みに人気の一品ですね。

おすすめなのは「鶏もつ鍋」。これは鶏モツとツクネを、キャベツ、ニラとともに仕上げるひとり用の鍋で、最後にうどんまでついてきます。ひとりで来たのであれば、この1品で、飲みはじめから仕上げまで十分という秀逸なつまみです。

このあと、にっきーさんもホッピーに切り替え、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、310円)ももらってひとしきり飲んで、3人で5,400円ちょっと。ひとり当たり1,800円ちょっとの飲み会でした。メニュー設定や価格構成は、中村橋の「川名」に似てますね。

阿佐ヶ谷駅からちょっと距離がある(徒歩10分くらいかかる)ものの、オフ(12/4予定)の一次会はこの店に決定です。

店情報

《平成16(2004)年11月14日(日)の記録》

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まさにセンベロ … 居酒屋「川名(かわな)」(阿佐ケ谷)

あさがや えべす」を出て、寄り道さん、にっきーさんと3人で、二次会にいい店はないかと、パールセンターからゴールド街、スターロードの各商店街を散策です。余談ですが、阿佐ヶ谷は南口側にパールセンター(真珠)。東側ガード下にはゴールド街(金)、西側ガード下にはダイヤ街(ダイヤモンド)、そして北口にはスターロード(星)と、豪華絢爛な名前が付いた商店街がそろってるんですよ。

街をウロウロとうろついて酔いもさめてきたところで「川名」です。「こんばんは。3人です。」「いらっしゃいませ。奥へどうぞ」と、小上がりの座敷に案内されます。こっち側へ座るのも久しぶりですね。さっそく生グレープフルーツサワー(336円)を3杯注文してカンパイです。

この店に来ると生グレープフルーツサワーを注文するのが定番のようになってきましたね。寄り道さんやにっきーさんも、迷うことなくといった感じで生グレープフルーツサワーです。しかし、こうやって3人がグレープフルーツを絞ってる姿もなんだかおもしろいですねぇ。

そうそう。つまみ、つまみ。にっきーさんは「煮込みください」と豚軟骨煮込み(231円)を注文。そうなんですねぇ。ここの煮込みがまた独特でおいしいんですよ。「私も煮込み!」「すみません。煮込みはあと1人前しかありません」とミィさん(店を手伝っている女性)。ありゃ、残念。「それじゃ、イクラおろし(189円)」。「サンマ塩焼き(231円)をお願いします」と焼き魚をたのんだのは寄り道さんです。ここは焼き魚も、焼き鳥用の焼き台で炭火で焼いてくれるので、パリッとジューシーに仕上がっておいしいんですよね。

もうひとり、新しく入ったらしきアルバイトの女性がいるのですが、胸のところに「日本語がよくわかりません」という札をつけて、主としてお運びさん(注文を取るのではなくて、できあがった料理やお酒をお客さんのところまで運ぶ係)をやっています。みんなこうやってはじまるのに、数ヵ月後にはしっかりと注文をとれるようになるんですよね。さらにその数ヵ月後には冗談も通じるようになったりする。おどろくべき進歩の早さなのです。

生グレープフルーツサワーのおかわりをするころには店内もずいぶんゆったりとしてきました。店のおねえさんも奥のテーブルで夕食をとっています。とはいえ、みんなでいっせいに夕食時間にするのではなくて、ひとりひとり順番に、といった感じで食事にするんですね。考えてみれば、みんながいっせいに食事時間になってしまったら、お客さんたちはみんなほっとかれちゃいますから、当たり前と言えば当たり前のような…。

「まかない用ですけど、よかったらどうぞ」と、店主が巻寿司を何切れか持ってきてくれました。「あ。どうもありがとうございます」。

そうかぁ。いっしょに来ることはあまりないけど、寄り道さんにしたって、にっきーさんにしたって、それぞれこのお店の常連さんですからねぇ。店主も3人がいっしょに来てびっくりしてるかもね。

たっぷりと楽しんで、今日は2,667円。ひとり当たり889円でした。ひとりで来ても安いけど、グループで来るとより安くなりますねぇ、ここは! どうもごちそうさまでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月14日(日)の記録》

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煮込みと燗酒 … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

久しぶりの「ホルモン」です。水曜、午後8時の店内は6割程度の入り。今日は二つあるテーブル席にはそれぞれ2人組の男性客が座っていますが、カウンターはすべて男性ひとり客。まさに昔のままのもつ焼き屋さんらしい状態です。

カウンターのいっかくに腰を下ろし、まずはいつものようにビールの小ビン(310円)とおしんこ(100円)を注文します。ここのビールはサッポロ。大ビンは黒ラベルとラガーが選べるのですが、小ビンは黒ラベルのみです。おしんこは白菜。このところキュウリの漬物のことが多かったので、久しぶりといった感じです。

今日もビールやおしんこを持ってきてくれるのは若いおにいさん(おそらく店主の息子)。焼き台を店主が守り、フロア側をおにいさんが受け持っています。奥にはおかみさんもいて、ときどきこちらに姿を見せます。

そのおにいさんに、まずはレバとコブクロのちょい焼きを2本ずつお願いします。ここのもつ焼きはすべて1本100円。1本から注文できます。“ちょい焼き”というのは、文字通りちょっとだけ焼いてもらう焼き方。ここでは、材料は生で出せるくらい新鮮そうなのですが、けっして生(刺身)では出さない。一番生に近い食べ方が、この“ちょい焼き”なのです。“ちょい焼き”にできるのはレバとコブクロの2種のみ。

ちょっとだけ焼かれたレバとコブクロに刻みネギが添えられ、ショウガ醤油とともに出てきます。私の食べ方は、まずレバとコブクロを全部串からはずしてしまう。そして、ひと切れずつ順番に、ネギをのっけて、ショウガ醤油をつけていただくのです。うまいよなぁ、相変わらず。

日本酒(2級、260円)をもらいましょうか。燗でお願いします。

なにしろこの2級酒(銘柄は「淡醸(たんじょう)」)。もちろんアルコール添加の普通酒なのですが、この種の、あまり本格的ではない日本酒がもつ焼きや、油もの(たとえばコロッケなど)にも合うようなのです。ちなみに、ここで言ってる本格的な日本酒というのは純米酒や純米吟醸酒などのことを指しています。これらはつまみはむしろないほうがいいくらい、お酒そのものがうまい(うますぎる)ように思います。

カウンターの向かい側に、ちょっと体格のいい男性ひとり客が入ってきました。ビール(サッポロ黒ラベル、大ビン、490円)と同時にレバ、カシラ、タンを2本ずつタレ焼きで注文。ビールをグイグイやりながら、6本のもつ焼きを次々とやっつけていきます。その速いこと速いこと。あっという間に食べ終えて、今度は冷奴(250円)を注文しました。これまた出てくるやいなやという感じで、冷奴全体を5~6口で食べ終えます。さらに「焼酎の水割り(350円)とアブラ、ウズラ、生揚げを2本ずつ。アブラはタレね」と畳み込むように注文。モグモグともつ焼きをほお張りながら、焼酎の水割りをググゥ~ッと流し込んでいっちょあがり。「ごちそうさんっ!」「ありがとうございます。2,290円です」。見ているこっちのほうが、思わず口あんぐりになって、動作が停まって見とれてしまうくらいあっという間のできごとでした。ある意味、通の食べ方ですなぁ。

カウンターの右端のほうのお客さんから「煮込みね!」と注文が入ります。「あ。私も煮込み(290円)」。口あんぐり状態から我に返って、私も次のつまみを注文します。「お酒(260円)もおかわりください」。

煮込みをつまみにお酒を1杯いただいて、最後の仕上げはキリッと焼酎にしましょうか。「焼酎(210円)を1杯。あと、オッパイ、アブラ、ヒラを塩で1本ずつお願いします」。

いくらアル添の普通酒が油ものに合うといっても、オッパイ、アブラなどの、まさにアブラの旨みを味わうタイプのつまみには、やっぱり焼酎のほうがいいように思います。ヒラ(ヒモ(腸)とテッポウ(直腸)の中間的な部分)はどっちでもいけそうですけど…。

やぁ、おいしかった。どうもごちそうさま。ちょうど1時間の滞在で、今日は2,130円でした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月17日(水)の記録》

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ついつい朝まで … 居酒屋「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮)

平日は横浜に単身赴任しているので、毎週金曜日は横浜での仕事を終えると自宅へと帰ってきます。今日は横浜での仕事を終えたのが午後10時前。自宅最寄りの鷺ノ宮駅に着いたのは午後11時半です。

こういう時間になってしまうと、夕食がわりにちょいと飲むことができる店も限られてくるんですよね。たいていは11時~12時くらいで閉店になってしまう。「ほ里乃家」や「ピュアー」が午前1時まで開いてるくらいかな。待てよ。そういや「満月」も遅いなぁ。こういう場合に「ほ里乃家」に寄って帰ることが多いので、今日はちょっとパターンを変えてみましょうか。

「こんばんは」と満月の店内へ。「おっ」と店内から声をかけてくれたのは、「ペルル」の常連さんでもあるTgさんです。「あ。こんばんは。」「今帰り?」「そうなんです。ちょっと遅くなっちゃいまして」なんてやり取りをしながら、カウンターの一角に腰をおろします。

Tgさんの右横に座って飲んでるのは、この店のママさん(常連さんたちは“タエちゃん”と呼ぶ)です。ある時間(11時ぐらいかなぁ?)がやってくると、店を店主(マスター)にまかせて、ママさんは帰ってしまうか、お客さんといっしょになって飲むのでした。店主はいつも飲んでますけどね…。(笑)

早い時間帯はママさんが店をやって、遅い時間帯になると店主にバトンタッチというやり方が定着しているようです。

「ホッピー(300円)ください」。「はいよっ」と返事した店主が奥へ焼酎をつぎに行きます。ここのホッピーも、阿佐ヶ谷の「川名」と同様に、氷と焼酎が入った大きなジョッキが出され、それとは別に瓶入りホッピーが出されるスタイル。自分の好みの濃さに割っていくのです。

つまみはなにをもらいましょうか。この店のつまみはカウンター上にずらりと並んだ大皿の中から選ぶスタイル。壁に短冊メニューも張り出されているのですが、それも目の前の大皿と対応しているのです。えぇ~っと。あ。豚足(500円)発見。これをもらいましょうね。「はいよっ」と店主が皿に取り分けてくれます。酢味噌の小皿といっしょに出してくれながら、「塩コショウで食べるのもうまいよ。やってみる」と言いながら塩と胡椒を取ってくれます。

店内は8割方の入り。なにしろ11時半をまわってますから、それでもこれだけ入ってるというのが逆にすごいですね。私の左どなりのおじさんは、もう完全に沈没して、半分寝ている。なぜ半分かというと、完全に突っ伏して寝ているわけではなくて、やわらかく舟こぎ状態になりながら、がくんと突っ伏しそうになると、おっと気がついて起き上がる。次の瞬間にはまた舟をこぎ始めるといった感じでとっても気持ち良さそう。ここまで酔えると幸せだろうなぁ。明日はちょっとつらいかもしれないけど…。

「ホッピーおかわりなんだけど、ビンのホッピーはまだいっぱいあるから、焼酎のとこだけちょうだい」。「そぉ。じゃ、焼酎多めにしとこうね」と店主。この店にはナカ(ホッピーの焼酎部分だけのおかわり)という概念はないので、本当はホッピー(300円)を注文すると必ずセットで出てくるのです。出てきたおかわりは…。なんと、ほとんどてっぺんまで焼酎が入ってるじゃない。ホッピー入れるところがないくらいだよ。なにしろ、この時間帯になると店主自身も酔っ払ってますからねぇ。

12時をまわったころに「こんばんは!」と入ってきたのはMmさん。Mmさんはいわゆるビジネスウーマンで、夜遅くまで仕事があるらしく、たいてい夜中にやってくる常連さんなのです。さらにMmさんの元同僚の女性も入ってきて、真夜中にもかかわらず女性密度(?)が上がってきました。

左で沈没していた男性も、ふっと正気に戻り、「あぁ。酔った。ボチボチ帰るか」と席を立ちます。右どなりの男性も帰り、入れ替わるように入ってきたのは大常連のNsやんです。

MmさんやNsやんがおつまみを注文するのに合わせて、私も今度はシューマイ(350円)をもらいます。シューマイもあらかじめ作られて大皿に並べられているものを小皿に移して、電子レンジでチンして出してくれます。大ぶりのシューマイが7個。熱々の感じがいいですね。

飲み物は、今度はレモンハイ(300円)をお願いします。

店内は常連さんたちばかりになり、店主やママさんもいっしょになって、大盛り上がりに盛り上がっていきます。よくまたこんなに笑いが続くなぁ、と思うくらい、あの話題から、この話題へと次々に話が展開されていきます。

このあともレモンハイを何度かおかわりして、「そろそろ帰るか」とみんなで腰をあげたのは、なんと3時半! ちょっとだけ飲んで帰る予定が、4時間も飲んじゃいましたか。

お勘定は2,650円。「どうもごちそうさまぁ」と他のお客さんたちといっしょに店を出ます。

同じ方向に向かうTgさん、Mmさんと「もう1軒行こう!」と、鷺ノ宮駅横の「白木屋」に入ります。ここは朝5時までの営業。こんな時間(3時半)でも店内には飲んでるグループが何組かいるんですねぇ。ま、金曜の夜(というか、もう土曜の朝か)ですからね。

われわれ3人も、「長なすの浅漬け」(284円)や「イカとハマグリの中華風ピリ辛炒め」(294円)、「ささみのチーズフライ」(399円)などをもらって、ウーロンハイ(420円)でカンパイです。

結局、閉店時刻までたっぷりと飲んで3人で5,360円(ひとり当たり1,800円弱)でした。あ~、楽しかった。もうすぐ夜明けだ!

それにしてもTgさん、Mmさんともに、今日土曜日もお仕事なのだそうですが、大丈夫かなぁ。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月19日(金)の記録》

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昼から燗酒たっぷりと … 寿司「久兵衛(きゅうべえ)」(虎ノ門)

田舎の友人との昼食は、ホテルオークラ内の寿司屋「久兵衛」です。「電話したけど、いっぱいだったんでテーブル席になるよ」と友人。へぇ。テーブル席ははじめて座るので、それも楽しみです。

店に入ったのはちょうど正午頃。昼食を食べるお客さんたちでカウンター席はいっぱいです。この店にはいろいろと著名人の来店も多いのですが、今日は孫正義氏とそのご家族がカウンターでお寿司をつまんでいます。奥さんとお嬢さん(本当はふたりお嬢さんがいるらしいが、そのうちのひとり)かな。お嬢さんもけっこう大きくてびっくりです。あ。「大きい」というのは年齢的なことで、けっして体形のことではありません。体形は奥さんもお嬢さんもすらりです。なんだかとってもいいパパって感じで、ほほ笑ましい光景ですね。

こういう様子が観察できるのもテーブル席ならではです。カウンター席だと、ずらりと横に並んで座るので、自分のまわりの状況しかわかんないですから。

まずはビール(エビス、小瓶、800円)をもらってカンパイです。ッカァ~ッ、うまいっ! 昼間っから飲むビールのなんとうまいことよ。「つまみを適当にお願いします」と友人。「はい」と和服姿の店のおねえさんが注文を通してくれます。

お通しは白魚の小鉢に、白子の小鉢。白子はあっためたばかりでホンワリと温かくて、これが実にいい。白子はさっと湯をとおしたり、あるいは焼いたりしてあっためると、冷たいときとは違った甘みを感じますよねぇ。大好きです。これは燗酒(銘柄不明、1合徳利が850円)をもらわなくっちゃ。

大きなまな板皿に美しく盛られた刺身が出てきました。ずらりと並ぶのは赤貝、マグロ(中トロと大トロ)、ヒラメ、サヨリ、アジ、カンパチ、カツオ、イカ、タコなどなど。なるほどねぇ。カウンター席だと1品1品順番に出てきますが、テーブル席は全部が盛り合わされてど~んと出てくるんですね。こうやっていっぺんに出てくるととっても豪勢に感じます。

お酒をおかわりしながら、美しい刺身を1片ずつ取り崩すようにしながら食べていきます。カツオがまた立派な戻りガツオで、よくアブラがのってますねぇ。

出てきたのは焼きタラバです。カニの苦手な友人には、タラバのかわりに大トロの炙り。苦手なものをよく覚えてますね。しかし、ここまで覚えられるほど、このホテルの寿司屋に通っている友人もすごいっ。彼は昔から店の浮気はしないタイプで、ここと決めたお店に徹底して通うタイプなのです。寿司ならここ「久兵衛」、フレンチは「北島亭」、天ぷらは「いわ井」、中華だとこれまたホテルオークラ内の「桃花林」、そしてバーなら「グレース」。それぞれもう20年近く通っているのです。(「北島亭」や「いわ井」など、店の歴史がそれほど古くない店は、その店主が前の店でやってた時代に、そちらの店に通っていた分を通算しての話です。)

次はヒラメの縁側の炙り。これがまた、ウナギの白焼よりも上品で、ウナギの白焼よりもジューシーな一品に仕上がっています。いいですねぇ、これも。

こうしてお酒を飲みつつ過ごすうちに、カウンターのほうにも空きが出てきました。孫さんファミリーも、今日いっしょに来ることができなかったもうひとりのお嬢さんのためにお土産のお寿司を作ってもらって席を立ちます。

カウンターの中のおにいさんが出てきて、「にぎりはカウンターで召し上がりますか」とカウンター席へさそってくれます。そうしましょう、そうしましょう。

カウンター席に座り、新しく出してくれたおしぼりで手を拭きながら、まずはイカ(スミイカ)から握ってもらいます。「にぎりは2貫ですか。それとも1貫ずつにしますか」とたずねてくれます。「2貫ずつでお願いします」。2貫ずつとはいっても、2貫いっぺんにではなくて、こちらの食べるスピードも見ながら1貫ずつ2つ出てくるのです。

さらにはコハダ。握ってもらうやいなやといった感じで、戦うように食べないとおいしくないんですよねぇ。特にここ「久兵衛」のお寿司は、ほんのりと人肌のあったかさを保ってますから、ネタが冷たく、ごはんがほんのりあったかい間にパクリといかねばなりません。パクリ、パクリと続けさまに2貫食べておいて、おもむろに燗酒です。あぁ、おいし。

ちょいとつまみにホタテ貝の磯辺巻きを作ってもらいます。これは貝柱を薄く切って付け焼きしたものを、海苔でくるむように巻いたもの。パリッとした海苔の食感のあとに、しっかりとした貝柱の肉感が口に入ってきます。

次はなんにしようかな。マグロのヅケはありますか。「ヅケはこれから漬け込むので、少し時間をいただくようになります」。じゃ、普通の赤身でお願いします。「はいよっ」。

昔は、ヅケは保存用の意味合いが強かったようなのですが、最近は保存とは無関係にその味わいのよさがヅケの身上になってきているようです。居酒屋で、注文を受けてからしめたシメサバがうまいのと同様に、ヅケもその場で漬け込むのがいいのでしょうか。

さらにはシャコ、イクラといただきます。イクラはちょうど今がおいしい時期ですねぇ。

ここで口直してきなタクワンが2切れ、トンと付け台の上に置かれます。ポリッとかじりながらいただくお酒のうまいこと。

最後はアナゴをいただくとして、その前に巻き物をもらおかな。干ぴょう巻きをお願いします。え? ワサビ? 入れてください。

巻き物も目の前でクルクルっと巻かれて、サクッ、サクッと包丁で切ってできあがり。適当に包丁を入れてみたいに見えるのに、きっちりと高さがそろってるところがさすがにプロですなぁ。

そして満を持してアナゴです。1貫はタレで、1貫は塩でお願いしますね。炙られた表面はサックリと、そして中は噛まないでもとろけるくらいのやわらかさです。

最後にシジミの味噌汁をもらって終了。約1時間半の昼食タイムでした。

友人も、握ってもらった内容こそ異なるものの、数はだいたい同じくらい。ここは昼も夜も、飲み物を除いて、だいたいひとりが2万5千円くらいだそうです。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月21日(日)の記録》

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昼下がりのホテルバー … バー「HIGHLANDER(ハイランダー)」(虎ノ門)

久兵衛」を出て、同じホテルオークラの中にあるバー「ハイランダー」に向かいます。「久兵衛」の階段を上がったところに、このホテルのメインバーである「オーキッドバー」があるのですが、キープしているボトルの関係でついつい別館まで移動しても「ハイランダー」に行ってしまうんですよね。

「こんにちは」。「いらっしゃいませ。こちらへどうぞ」と案内してくれたのは、入って右手の奥にあるソファーの席。へぇ。ここにははじめて座りますねぇ。どれどれ。革張りのソファーは、しっかりと硬め。まるでドイツ車のシートのような感じです。座った瞬間はもっとほんわりとやわらかいほうがいいように感じるのですが、この硬さであれば、長時間座っていても疲れないんでしょうね。

奥から持ってきてくれたボトルの中から、今日も「マッカラン (The Macallan) 21年」をいただきます。

つまみは例によってピーナッツと柿の種、そして枝付き干しブドウ。昼下がりのホテルバーには先客はおらず、われわれだけのゆっくりとした時間が流れます。ホテルのスタッフのほうが、われわれよりも圧倒的に人数が多くて、悪いくらいですねぇ。

続いては同じ「マッカラン」ですが、これはカスク。カスクというのは樽からだしたまんまの(加水していない)ウイスキーのことで、度数が50~60度くらいあります。日本酒でいえば「原酒」って感じでしょうか。ん~。さすがに強いですねぇ。

ここらで例によって「ブルショット」を注文しておいて、次にいただいたのは「グレンリベット (The Glenlivet) 30年」。半年に1~2本くらいのペース(ボトルのキャンペーン期間にあたったときという感じかな?)で友人がボトルキープを入れるのですが、なにしろめったに飲みに来ないので、ボトルがどんどん蓄積されていくのです。規約上は3カ月たつと流れてしまうのですが、さすがにこれくらいいいお酒が何本も入ってると、流さずにおいておいてくれるようです。

売ってる「グレンリベット」には30年ものというのはないのではないかと思いますが、このボトルはホテルオークラのオリジナルのもので、樽ごと仕入れて30年ものになったところでボトルにつめたのだそうです。

前回あけてしまった「グレングラント (Glen Grant)」は31年ものでした。これも同様に樽で買っていたものを、本当は30年もので出す予定だったのに、なにかの都合で1年延期になり、結果として31年ものになっちゃったという話でした。

スコットランドでの密造酒時代が終わり、政府公認の蒸留所第1号となったのがこのグレンリベット。そういうこともあって、「スコッチの父」と呼ばれることもあるウイスキーなのだそうです。

最後に「ブルショット」をゆっくりといただいて、午後4時前まで、たっぷりと2時間くつろいだのでした。

ここはボトルを入れるのはちょっと高い(数万円のものが多い)のですが、いったんボトルを入れてしまうと、それだけを飲んでる分にはまったくといっていいくらいお金がかからない状態になるのだそうです。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月21日(日)の記録》

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イカ大根で燗酒を … 立ち飲み「やき屋(やきや)」(荻窪)

のどが痛~い。ちょっと風邪をひきかけてるのかもなぁ。明日が祝日で、本来であれば思いっきり飲める日なのに残念です。今日は、燗酒をちょいと引っかけるくらいで帰りましょうね。(それでも飲むか!>自分)

荻窪駅で降りて、向かうのは「やき屋」。ちょいと引っかけようという場合には立ち飲み屋さんがぴったりですね。

ヨッとのれんをくぐって店内へ。なんと、8時過ぎの店内はメインカウンターの手前側が3人分くらい空いています。サブカウンター側で飲んでる人もいるので、ちょうど今しがた空いたばかりといったところなのかな。

そのメインカウンターに陣取り、今日はいきなり燗酒(230円)を注文します。この店の日本酒は「北の誉(きたのほまれ)」。燗付け器から徳利(とっくり)につがれ、お猪口(おちょこ)といっしょに出てきます。ちなみに、冷や(ひや)でたのむとコップで出てきます。ほんのちょっとしたことですが、こういうところが呑んべにはうれしかったりするんですよね。

安くて人気のある店には共通点があって、仕入値などの原価はがんばってうんと押さえこんでいるんですが、人(店の人)の手間はおしみなく使う。まさに一所懸命さがビンビン伝わってくるんです。

以前、呉(広島県呉市)のおでん屋「あわもり」にいったときに、そこの店主が「仕入れは安いから、手間をかけなきゃ売りものにならない。そのかわり手間をかければよく売れるんだ」という話を聞かせてくれましたが、ここ「やき屋」のイカもまさにそんな品々ですよね。

そんな中から、今日は「いか大根」(つまみは全品150円)をいただきます。これはその名のとおりイカと大根をじっくりと煮込んだもので、大根なんてもう真っ黒になってるほどです。冬場の大人気商品で、寄り道さんによると、イカ大根が売り切れたあとに、「汁だけでも飲ませてくれ」と大変なお客さんもいたくらいなのだそうです。

大きな小鉢(中鉢?)に大きな大根が2切れ、ど~んと入り、これまたよ~く煮込まれたイカミミやゲソが添えられ、最後に煮汁をたっぷりと。これが150円なんて、信じられない。

右どなりには年配のお客さんが入ってきて「ホッピー(300円)と塩辛(150円)」と手短に注文。すぐに出されたホッピーを飲みはじめます。

後ろのサブカウンターのあたりから「イカ棒お願いします!」と、「いかしょうが棒」(150円)の注文が入ります。「私もイカ棒ください」と合わせて注文。イカ棒やフランクフルトは、じっくりと時間をかけて温めるため、少し早めに注文しておいたほうがいいのです。

右どなりのおじさんは「ナカ(150円)おかわり」と2杯目のホッピーに入ります。ナカが届いたところで「塩辛(150円)をもうひとつ」とつまみも追加注文。すごい。塩辛だけでホッピーを2杯か。よほどの塩辛ファンなんですね。ここの塩辛は当然のことながら自家製(なにしろ、安く仕入れて、手間暇かけて売り物にしていきますからね)なので、たしかにうまいのです。

お酒(230円)のおかわりを注文し、それが届いたタイミングでちょうどイカ棒も出てきました。なにしろ時間をかけて温めてますから、中までアツアツ。かまぼこの中に練り込まれたイカの身の部分がプリプリと実にいい食感です。基本的に練り物好きなので、このつまみはぴったりです。

とっておいたイカ大根の残り汁も、それ自体がいいつまみになります。

「こんばんは」と入ってきたのは、先日も「川名」でお会いしたFjさんです。すでに入り口近くにはスペースはないので、一番奥に入り、ホッピーと煮込みを注文し、すぐにその近くの常連さんたちと話をはじめています。Fjさんも、ここ「やき屋」の大常連さんみたいですもんね。

さて。燗酒2合とイカ大根、イカ棒ですっかり身体もあったまったので、今日はこの辺で引き上げますか。明日1日ゆっくりしてたら、風邪っぽいのも治るかな。

どうもごちそうさま。お勘定は798円(760円+税)。約45分のあったまりタイム。「どうもありがとうございます」というおかみさんの笑顔に見送られながら店をあとにしたのでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月22日(月)の記録》

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つまみも安い … 中華「朝陽(ちょうよう)」(阿佐ケ谷)

出張で深川方面へ。となると帰りは木場の「河本」か、門前仲町の「だるま」「魚三」「大坂屋」「浅七」あたりか、それとも月島の「岸田屋」か。そんなことを考えながら行ってみると、業界団体の集まりだけに昔からの知り合いがた~くさん。「わぁ、久しぶりです」なんて言いながら、そのうちの4人ほどで近くの居酒屋に入ります。

さらには「二次会だぁ!」と、これまた久々の銀座のクラブ。きれいなおねえさんに囲まれながらカラオケの熱唱です。お酒はサントリー・ローヤル12年(キープボトル)を水割りで。大衆酒場でひとりチビチビ飲むことが多いので、こうやって大騒ぎしながら飲むのもまた新鮮ですねぇ。しかし、さすがは銀座のクラブだけあって、お勘定も4人で5万円ほどかかります。(これでも銀座のクラブとしてはうんと安いほうだと思います。ひとりでこれくらいかかるお店のほうが多いんじゃないかなぁ。)

「それじゃ、また」と銀座で解散し、阿佐ケ谷駅に到着したのは午後11時。二次会の間、飲んでばかりいたのでちょっとお腹がすいてる。最後にちょっと何か食べて帰るかと入ったのは、阿佐ケ谷駅北口の松山通り(旧・中杉通り)沿いにある定食屋「朝陽」です。

驚くべきことに、いつもお客さんがいっぱいの店内はどういうわけだか今日は先客なし。店主とおかみさんとがカウンターの奥のほうで談笑しています。ブスッとした表情で、まるで喧嘩するような口調でやりあっているところはよく見る(失礼!)のですが、こうやってニコニコ顔で談笑してるところははじめて見たなぁ。人ごとながら、なんだか安心しました。

すぐに「いらっしゃいませっ」とカウンター手前側の調理スペースに戻る店主。今日はなににするかなぁ。飲んだあとにやって来て、ラーメンをたのむことが多いのですが、二次会で「サントリー・ローヤル12年」の水割り(これは美味しいお酒ですね!)をガブガブ飲んでたので、汁ものよりは固形物(?)がいいなぁ。「え~と。チャーハンをお願いします」。

いつも路上に炒めもののいい香りと、中華鍋をふるゴッゴッという音がひびくこのお店。チャーハンもうまそうであろうことはすぐに想像がつくのですが、注文したのははじめてです。

チャーハンにはスープも付いて500円。期待どおりのおいしさです。

そこへ入ってきたのは若いおにいさん。この店の客層の主流は、ひとり客の若いおにいさんのようなのです。席につくと定食を注文し、「それとビールとポテトサラダもお願いします」と定食前の飲み物を注文。

なんとねぇ。ポテトサラダなどもあったのか。チャーハンを食べながら、あらためてメニューを確認します。おぉ。あるある。納豆 100円、冷奴 120円からはじまって、ポテトサラダ 150円、目玉焼き 150円と続き、一番高いサイドメニューがハムエッグの200円。これは安いなぁ。

すぐにおにいさんのところへビール(キリンラガー、大瓶、550円)と小鉢に盛られたポテトサラダが出ます。おいしそぉ。

そうかぁ。飲み物がビールとお酒(400円)しかないのですが、それとこれらのサイドメニューシリーズでけっこう飲めそうですねぇ。でも、なにしろ定食屋さんなので、定食はたのまなきゃだめなんだろうなぁ。そば屋の場合は“そば前”のつまみばっかりたのんで、最後結局そばにたどりつかなかったなんてことも許されるみたいなんだけど、定食屋はだめかもね。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月26日(金)の記録》

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煮込みに引かれて … 居酒屋「バクダン」(高円寺)

シマチョウの煮込み、シマチョウの煮込み、シマチョウの煮込み、…。今日はなんだか無性にシマチョウの煮込みが食べたくなり高円寺駅で下車します。向かうのは大衆酒場「バクダン」。私が知ってる範囲でシマチョウの煮込みがあるのは西巣鴨の「高木」か、ここ「バクダン」。

シマチョウは牛の腸で、豚の腸と比べるとたっぷりと肉厚で表面がひだひだとなっているのが特徴です。このひだひだとなっている様子が縞(しま)模様に見えるからシマチョウって言うんでしょうね、きっと。

「こんばんは」と飛び込んだ土曜日8時過ぎの店内はお客さんでいっぱい。私はたまたま今日は年に何度かの土曜出勤で、仕事帰りですが、ここのお客さんは地域の常連さんが多いので平日だろうと、土日だろうと変わりなく込んでるのです。むしろ土日のほうが多いくらいかも…。

そんな中、カウンターの一番端にいたおにいさんが、テーブル席の知り合いのところに移ってくれて、無事にカウンターに席を確保。さっそくホッピー(350円)とモツ煮込み(350円)を注文します。

この店では、焼酎のホッピー割りのことを、わかりやすいように「ホッピー酎」と表記しています。このホッピー酎を注文すると、氷のたっぷり入ったサワーグラスとビン入りのホッピーが出てきます。サワーグラスには8~9分目の高さまで焼酎が入っていて、ホッピーをつごうとしても上のほうに、ほんのちょびっと入るだけ。ッカァ~ッ。濃いですねぇ。

小鉢に入った牛モツ煮込みも出てきました。よく煮込まれていて、シマチョウそのものも箸でつっつくとふわんとしたやわらかさになっています。こんなにやんわりと煮込まれているのに、口の中にいれると芯の部分はしっかりとした食感なのがシマチョウのすごいところ。なかなか他のモツではまねできませんねぇ。

カウンターに座っているおじさんたちは、しきりに明日の競馬(ジャパンカップ?)の話をしている。どうも大衆酒場とギャンブルは切っても切れない関係にあるようで、阿佐ケ谷の「川名」でもギャンブルの話はよく耳にします。逆に、各地のウィンズ(場外馬券場)の近くにはいい大衆酒場があるんですよね。横浜の野毛しかり、浅草しかり、錦糸町しかり。

1杯目のホッピー酎を飲み干しておかわり用の焼酎を注文します。この店には“ナカ”(ホッピーの焼酎部分のみのおかわり)という設定はなくて、おかわりをたのむときには普通の焼酎をストレートでもらうことになります。これがビール会社のちょうど1合入るコップにたっぷり入って250円。

氷は店の入口のところにある製氷機のところから勝手に取ってきていいのですが、店のおにいさんが「氷もいれましょうか?」とあいたサワーグラスに氷を入れてくれました。

このサワーグラスに、こっちのコップの焼酎を半分くらい移すのですが、なにしろなみなみと入っているので、エイッと気合いを入れていっきにやる必要があります。それでいて、半分ぐらいのところでヤッととめないといけない。これがなかなかむずかしいのです。コップに半分分くらいを移すと、ちょうどサワーグラスの6分目くらいまで焼酎が入り、残りの部分に瓶のホッピーを入れるとちょうどよくなります。

つまみのほうは今度はシューマイ(200円)を注文です。シューマイは四角いお皿に大ぶりのものが3個。横にはキャベツの千切りが添えられます。ワッツッツ。この火傷しそうなほどの熱々感がいいですねぇ。

次はポテトサラダ(250円)にしようかな。前回、マカロニサラダ(250円)を食べたので、今回はポテトサラダです。この店にはこのふたつのサラダが常にあるので、好みに応じて食べ分けることができるのです。

ポテトサラダには、練って練ってトロンとなったタイプのものを出すお店と、あまり練らないで出すお店とがありますが、このお店は後者のあまり練らないタイプ。このタイプはポテトの形もある程度残っていて、しっかりとしたお芋感(?)を味わうことができます。

残りの(コップ半分の)焼酎をサワーグラスに移して、ホッピーをそそぎます。ここでちょうどホッピーも終了。つまり最初のホッピー酎(350円)と、おかわりの焼酎(250円)の都合600円で、ちょうど3杯のホッピーが飲めるってことですね。ホッピー1杯あたりだと200円という計算になります。荻窪の「やき屋」でホッピーを3杯(外1、中3)を飲むときと同じです。

午後9時をまわると、お客さんたたちが次々に勘定をはじめます。ここは営業時間が午後9時までなのです。お客さんたちもそれを知っていて、別に言われたわけでもないのに自分たちでせっせと帰り支度をはじめるのでした。木場の「河本」(こちらは閉店が午後8時)と似たような感じですね。

じゃ、私もボチボチお勘定をお願いしますか。ちょうど1時間の滞在で、今日は1,400円でした。「毎度、どうもありがとうございます」という店のおにいさんの笑顔に見送られながら店を後にしたのでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月27日(土)の記録》

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今年も冬休み … 居酒屋「川名(かわな)」(阿佐ケ谷)

日曜午後4時半の「川名」です。A卓(入り口に一番近いテーブル席)に“一番のおにいさん”が座って飲んでいるので、そこに相席させてもらいました。スッと横に来てくれたミィさんに生グレープフルーツサワー(336円)を注文し、おもむろに店内を見渡します。

開店して30分。7つあるカウンター席は6番(入り口から6番目の席)だけ空いている。テーブル席はB卓(入り口から2番目のテーブル)に男女ふたり連れが座り、C卓(3つある一番奥のテーブル)は空いています。奥の座敷にもすでに人が入っているようで、相変わらずの大盛況です。

そこへ、カウンター1番席に座っていたお客さんから「こんちは」と声がかかります。なんと、「やき屋」常連のFjさんです。これはこれは。すぐに目の前の“一番のおにいさん”が、「ん? 知り合い? かわろうか」とFjさんと席を入れ替わってくれます。どうもありがとうございます。“一番のおにいさん”にとっても、いつもの定位置に戻れてよかったようです。

ちょうどそこへミィさんが生グレープフルーツサワーとお通しのミカン2切れを持ってきてくれます。「アジのたたき(294円)をお願いします。」「はぁ~い」。

まずFjさんのところへ、アジの開き(231円)が出てきました。なんでもないようなアジの開きなんだけど、これがなにしろ炭火で焼かれてますからねぇ。見た目にも内部のジューシーさがわかるほどのいい焼き加減です。Fjさんもとってもおいしそうにアジをつっつきながら、生グレープフルーツサワーを飲んでいます。

私のアジのたたきも出てきました。いつもと同じく、一角に醤油入れのついたお皿に丸々1尾。たたきを造ったあとの中骨の部分も活造り風に飾られていて、つややかな目の色に活きのよさを感じさせます。これが294円ですからねぇ、「川名」では。

ほかの人のおかわりを持ってきたミィさんをつかまえて、私もおかわり(336円)を注文します。このころになると、店内はもう満員御礼の状態。“役者さん”がちょっと顔をのぞかせたものの満席であることを確認して残念そうに店をあとにします。

Fjさんは、昨夜(土曜日)は奥さんといっしょに「竹よし」を初訪問したのだそうです。刺身を食べて、焼き魚を食べてと楽しんでいるところへ、大常連のMyさんも登場されたのだそうです。ところでFjさん。「寄り道Blog」の作者、寄り道さんに会ってみたいというお話をされてましたが、実は同じ日に寄り道さんも「竹よし」に行ってたらしいですよ。時間帯がちょっとだけずれてたみたいですね。おしかったですねぇ。(詳しくは当日の「寄り道Blog」でご確認ください。)

5時半をまわったあたりで、ひとりまたひとりとお勘定をはじめます。このあたりで「川名」の第1ラウンドが落ち着いてきます。閉店までに3ラウンドくらい山場が来るのかなぁ、なんてFjさんと話しているところへ、マスターがカウンターの中から出てきて1番席でカレーライスを食べはじめます。カレーのいい香りがただよってきますねぇ。「どうしたの?」と近くの常連さん。「今日は夕食を食べる時間がないだろうと思って、あらかじめカレーを作っておいたんですよ。本当にそのとおりになってしまいました」とマスター。あっという間にカレーを食べ終えて、一緒に持って出てきたビン入りの牛乳をゴクゴク。8時半から、奥の座敷で宴会の予約も入っているらしく、まさに一瞬の間隙をぬっての食事タイムのようです。

「マスター、今年もウインター・バケーションはホノルル・マラソンですか?」 壁のカレンダーに、「12月6日(月)~15日(水)までウインター・バケーション」と書かれているのを見て確認してみます。「そう。今年で9回目。今回もまた6時間かけて走りますよぉ」とマスター。速く走るのが目的ではなくて、ゆっくりと町を見ながら走るのが好きなのだそうです。

「ちょっと休憩にするか」と、マスターもお茶を持って、われわれのいるA卓にやってきました。この時間(午後6時前)が第2ラウンド開始前のほんのわずかなくつろぎタイムなんですね。じゃ、私もサワー(336円)のおかわりお願いします。Fjさんもおかわりを注文です。

マスターが休憩されてる短い時間の間に、ホノルル・マラソンの話から、お店の従業員教育の話しに移り、さらには「夕焼け市」(「川名」もある松山通りの祭りっぽい市)の話になります。なんと「夕焼け市」は、マスターがここの町会の副会長だったとき(平成12(2000)年)に始めたものなのだそうです。「反対も多かったんですよ」。なにしろいろんなことに全力で、一所懸命取り組みますからねぇ。およそ「手を抜く」ということができない人なんでしょうね、きっと。

新しいお客さんが入ってきたタイミングで、マスターは「いらっしゃいませ」と元気よく席を立ち、いつものカウンターの中へと戻っていきました。

マスターがカウンターに戻ったあとは、B卓で飲んでいた来春ご結婚予定のカップルも加わって、居酒屋談義に花が咲きます。このカップル、彼女が深川方面に住んでいて、彼氏がこの近くに住んでいる。それでこの近くで飲むことも多くなっていて、なんと高円寺の「バクダン」にも行かれたことがあるのだそうです。

「「バクダン」で、氷を入れにいってたら、ぜんぜん知らないお店のお客さんたちに「ねえちゃん、オレのも入れてくれや」って言われて、まるでお店のおねえさんみたいに氷を入れたこともあるんですよ」と、おもしろおかしく語ってくれます。「バクダン」では、店の入口近くに製氷機がデンと置いてあって、お客さんたちはそこで勝手に氷を入れていいことになっているのです。「バクダン」のお客さんたちもそのことは重々知っているとは思うのですが、やはり若い別嬪さんに氷を入れてもらいたかったんでしょうね。(笑)

彼女はなにしろ深川方面に住んでるので、いちど「河本」に行ってみたいのだそうです。「本場のホッピーを飲んでみたいんです」という彼女は、できることならホッピー・ビバレッジ(ホッピーを作っている会社)に入りたいというくらいのホッピーファンなのだそうです。

いつものようにちょっと夕方散歩に来たはずが、楽しい話に盛り上がってもう6時半。いやぁ、2時間も楽しんじゃいましたか。どうもごちそうさま。お勘定は1,302円でした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年11月28日(日)の記録》

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刺身盛り合わせ … 居酒屋「竹よし(たけよし)」(都立家政)

寄り道Blog」で「竹よし」の刺身盛り合わせを食べた話を読んで、私もどうしても刺身の盛り合わせが食べたくなって「竹よし」です。

午後9時前の店内はお客さんがいっぱい。カウンターには近所に住んでる名誉教授ご一行様が座り、後ろのテーブル席には3人連れのご家族が座っている。なにしろこの店はギッチリと入ってもカウンターに6人、テーブルに8人の計14人しか入れないですから、すぐにいっぱいになるのです。

私もカウンターの一番手前に腰をおろし、まずはビール(スーパードライ、中ビン、500円)と念願の刺身の盛り合わせ(1,000円)を注文します。お通し(200円)は鶏大根。あったかい上に、じっくりと味のしみた大根がまたいいですねぇ。

名誉教授の先生はその奥さんとともにこの店の大常連さん。今年で76歳になるのだそうですが、ときどき夕食会にも顔を出されています。奥さんとともにいつも飲むのはサントリー角瓶の水割り。角瓶の亀甲模様を目盛りに見立てて、毎回1目盛り分ずつを目安に飲むのだそうです。「あら。今日はもう1目盛り以上いってるわよ」と奥さんからきびしいチェックが入っています。

さぁ、刺身が出てきました。「左から順にヒラメ、サーモン、中トロ、ホッキ貝、タイです」と店主が説明してくれます。白、紅、朱、紅白、白というグラデーションがかった色合いもいいですねぇ。

それじゃ、飲み物も燗酒をお願いします。「菊正宗が切れちゃったので、今日は雪中梅(せっちゅうばい)を燗してみましょうか」と店主。そうか。私のすぐ横に座ってるおにいさんも、うしろのお客さんも燗酒を飲んでるようなので、売り切れちゃったんですね。いいですとも。「雪中梅」の燗というのも楽しみです。

まずはヒラメから。紅葉おろしと浅葱(あさつき)を入れたポン酢醤油でいただきます。そして「雪中梅」。ッカァ~ッ。いいお酒ですねぇ、これも。

ひとしきり刺身をいただいて、次はイカワタ(400円)をもらいましょうか。今日もありますか? 「はいはい。ありますよ」と奥の冷蔵庫からイカワタを出してくれます。じゃ、お酒もおかわりをお願いします。

このイカワタがシャリッとシャーベット状になっていていいつまみなんです。そして、時間とともにだんだんとそのシャーベット具合がゆるくなってきて、最後はトロリと流れ出すやわらかさになってくる。この時間経過による食感の違いもまた楽しいんですよね。お酒が進みます。

今日は1時間半、ちょうど3千円の「竹よし」タイムでした。どうもごちそうさまでした。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年12月3日(金)の記録》

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バーボンソーダ … バー「PURE(ピュアー)」(野方)

竹よし」を出て、都立家政(とりつかせい)商店街を南下。「ピュアー」です。こちらもまたお客さんが多いですねぇ。金曜10時半の店内は、まさにお客さんがいっぱい。一番手前のシュタインヘイガーの瓶置き場のところしか空いてません。それでも1席分空いててよかったなぁ、なんて思いながらそこに腰をおろします。

マスターはお客さんからの注文に大忙しの状態。「いらっしゃいませ。ちょっと待っててくださいね」。はいはい。いくらでも待ちますよぉ。

しばらくして「どうもお待たせしました。なんにしましょう」とやっと一段落したマスターがこちらに来てくれました。私の左どなりのお客さん(男性ひとり客)も待ってた組。このお客さんは以前バナナエッグノッグを飲(や)ってたおにいさん。その後もよく見かける常連さんです。

私はメーカーズマーク(バーボン)をソーダ割りでいただこうかな。今日のお通し(310円)は、小皿に美しく盛り付けられたスモークサーモンです。

「こんばんは」と入ってきたのはこれまた常連さんの女性ひとり客。満席ながら、折りたたみ式の椅子がスッと出され、みんなが全体的にちょっとずつつめて私の左どなりに入りました。ほぉ。こうやるとまだまだ入れそうですねぇ。

この女性は「おぽんちNote♪」にも登場するKちゃん。近くに住んでいて、この店にもよく飲みに来られるそうです。店内ではよく見かけるのですが、お話したのは今日がはじめて。とはいえ、みんな酒場好き、酒好きという共通項があるので、すぐに楽しく盛りあがっていきます。

メーカーズマークのバーボンソーダをおかわりするころには、2人連れでバナナエッグノッグを飲んでたときのもうひとりの男性も入ってきました。この2人とKちゃんとはとっても仲がいいみたいで、お互いにやり取りする言葉も、すっかり仲間同士の話し方です。

ふと気がつくともう午前1時。いやぁ。2時間半も楽しんじゃいましたか。この店にいらっしゃる女性のみなさんは、本当に話が上手ですよねぇ。というか、聞き上手なのかなぁ。

それじゃ私はこの辺で。今日は1,890円でした。お先に。おやすみなさ~い。

店情報 (前回)

《平成16(2004)年12月3日(金)の記録》

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居酒屋礼賛忘年会 … 居酒屋「あさがや えべす」(南阿佐ヶ谷)

「はやいもので、門仲での「なんだったか忘れた会」からもう、1年になります」というゆこねぇさんの書き込みが掲示板に載ったのが10月27日。それをきっかけに、大変な幹事役を買って出てくれたにっきーさんと、幹事役をサポートしていただいた名誉幹事・寄り道さんのご尽力により、なんと今日の忘年会オフの実現となったのでした。

なお、今回はハンドル名のある方は、イニシャル表記ではなくてハンドル名のまま記載しています。問題があるようでしたらすぐに変更しますのでこちらにメールをお願いします。

午後から降り始めた雨の中を会場である「あさがや えべす」へと向かいます。「あさがや えべす」も「川名」グループ(?)の1店。奥に比較的大き目の座敷があるので、今回のような宴席にはぴったりではないかということで決まったのでした。

店についてみると、奥の座敷には幹事のにっきーさんのほか、ゆこねぇさんやみわピーさんたち、どっちかというと遠くからいらっしゃったみなさんがすでに到着されています。「どうも。お久しぶりです」とあいさつしながら、その輪の中に入っていきます。

そのあと、みなさんも続々と到着され、あらかじめ「遅れるよ」という連絡があった寄り道さんと巨匠さんを除く17名で忘年会のスタートです。飲み物は飲み放題だそうで、各自で好きなもの(とはいえ、まずはみなさん生ビールのようですが。)を注文してのスタートです。

料理はあらかじめ宴会メニューをお願いしていたそうで、大きなお皿に盛られた料理が次々に出てきます。焼き鳥は塩焼きの皿、タレ焼きの皿。そして串揚げなどなどと、テーブルの上はけっこう盛りだくさん。

私の目の前に座っているのはゆこねぇさんとひでさんのご夫婦。まさに下町という江東区に住んでおられて、ご夫婦そろっての酒場好き。下町方面の居酒屋にもいろいろと出没されいるそうなのです。昨年は地元・大島の大衆酒場「ゑびす」でのオフも企画していただきました。パッと明るくて、いらっしゃるだけでまわりの人たちも楽しくなるようなゆこねぇさん。どっちかというともの静かなひでさんとは対照的な感じですが、そのひでさんがニコニコと幸せそうにお酒を飲んでるようすもまたとってもいい味なのです。とっても仲がいいご夫婦ですね。

右どなりに座っているねもねもさんは、昨年転勤でこちらにいらっしゃって、現在は西武新宿線通勤者。「ペルル」ににっきーさんと連名のボトルを入れていて、私も最近その連名の末尾に名前を加えてもらったところです。蕎麦好きということを今日はじめて知りました。ねもねもさんのホームページを見たら書いてあるのにね。失礼いたしました。中央線、西武線界隈もいいお蕎麦屋さんがあるようですので、今度は蕎麦屋酒もいいですね。

左側の泥亀さんとしげるさんとは、ともに今回がこういうオフへの初参加だそうです。泥亀さんは、酒場で飲んでると「あなたが「居酒屋礼賛」のページを書いてるんでしょう!」と間違えられることがあるんだそうです。たしかに、ごく一部の店をのぞいては、だれがこのページを作っているのかなんてわかりませんもんねぇ。これもおもしろいことですね。しげるさんは、ご自分でもブログを持っているそうで、今日の様子も記事にされるそうです。

そこへ寄り道さんも到着。寄り道さんは土曜日もお仕事なので、どうしても早い時間帯はむずかしいのです。そういえば「竹よし」の夕食会(土曜日開催)のときも、いつも開始直後にはいらっしゃることができないんですよね。今回は全体で19人の予定なので、10人くらいずつ2列のテーブルに分かれて座っていて、寄り道さんはひとまず向こうのテーブルへ。そして、巨匠さんも到着して、これで全員がそろいました。

飲み物は生ビールから、生レモンハイやウーロンハイなどなどへと移っていきます。

「えべす」の奥の座敷は、全体で40人くらい入ることができるので、われわれ19人が入っていても、まだまだ半分くらいといったところ。他の部分にはフラリとやってきたグループ客のみなさんも入ってきます。

目の前左側はしんちゃんさん。このページのオフを(今回も含めて)これまでに3回実施しているのですが、しんちゃんさんだけがフル出場なのでした。掲示板を読まれている方はご存知のとおり、しんちゃんさんは爆発的にお酒が強い! しかも、次々とハシゴしながら飲むのです。「だいたい5軒くらいハシゴするかなぁ」としんちゃんさん。ね。1軒で2杯ずつ飲んだとしても、5軒だと10杯ですからね。しかもしんちゃんさんの場合には、1軒で2杯なんてことは絶対ありえない。すっごいなぁ、やっぱり。

巨匠さんは、荻窪駅近くにお住まいで「やき屋」の大常連さん。全然席が空いてなくても、女将さんの横でフイッと飲めるくらいの常連さんぶりと言えば「やき屋」をご存知のみなさんにはわかりやすいでしょうか。それくらいの常連さんなのです。ワタ和えの残りに、イカ刺しを入れて食べるとおいしいことを教えてくれたのも彼。ハンドル名のとおり、まさに巨匠さんですね!

2列あるテーブルをあっちに行ったり、こっちに来たりしながら過ごすうち、飲み放題がラストオーダーになりました。最後にみんなで自己紹介しようということになり、自己紹介が終わった人からにっきー幹事に会費(ひとり3,100円ずつ)を払うということで、立ち上がって自己紹介をしてはお金を握りしめて幹事のところへ向かいます。

「2次会に行く人ぉ!」「はぁ~い!」と全員です。これもすごいっ! じゃ、みんなで2次会に向かいましょう。どうもごちそうさまでした!

店情報 (前回)

《平成16(2004)年12月4日(土)の記録》

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店情報: ドイツパブ「G.G.C(ジージーシー)」(阿佐ヶ谷)

  • 店名: ドイツパブ「G.G.C」(ジージーシー)
  • 電話: 03-3339-9063
  • 住所: 166-0004 東京都杉並区阿佐谷南2-42-1 阿佐ヶ谷ゴールド街2F
  • 営業: 17:30-23:30、日休かな?
  • 場所: JR中央線阿佐ヶ谷駅東口(新宿方面)ガード下にあるゴールド街の2階。
  • メモ: G.G.CはGreat German Cookの略。カウンター7席、4人卓×6、10人卓×1。ビールはスーパードライ生、黒ビール、ヘニンガー、レーベンブロイなど。
  • HTML版(2003年以前): (03.08.09)(99.08.24)(99.08.03)

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レーベンブロイで2次会 … ドイツパブ「G.G.C(ジージーシー)」(阿佐ヶ谷)

えべす」を後にした一行19名は、阿佐ケ谷駅南口に広がるパールセンター商店街のアーケードの中を阿佐ケ谷駅へと進みます。1次会の余韻でワイワイガヤガヤと歩く中、幹事団のにっきーさんと寄り道さんは心当たりの店に電話をかけたりしながら2次会の場所を探しています。「う~む。19人入れるところがないですねぇ。」「阿佐ケ谷駅ビルのG.G.Cなら入れるかも?」「じゃ、ちょっと見てきます」。G.G.Cの電話番号を控えてきてなかったので、寄り道さんがみんなより一足先に阿佐ケ谷駅へと走ります。

阿佐ケ谷駅に着いたところへ寄り道さんもおりてきて(G.G.Cは2階にあるのです。)、「奥のグループ席は埋まってたけど、手前のテーブル席をくっつけてなんとかしてくれるそうです」とのこと。あぁ、よかった。

店に入るとすでにテーブル席がセッティングされており、先ほど同様2グループに別れるもののそれほど窮屈ではなく入れそうです。そうかぁ。奥にも10名くらいのグループがいて、さらにこれだけ入ってまだ余裕があるんだから、店内はけっこう広いんですね。

今度の私の席は、みわピーさんたちのグループといっしょ。みわピーさん、KOBOさんご夫妻とも、昨年の門仲での「なんだったか忘れた会」以来です。今日はさらにみわピーさんの仕事仲間おふたり(女性)も加わって、とっても女性密度の高いグループなのです。

この店はなにしろドイツパブというくらいで、ビールが売り物。「レーベンブロイにしましょうか。じゃ、生中(580円)の人!」という問いかけに、「はぁ~い!」とみんなの手があがります。あれ!? ひとり手があがってないのは、前回オフから連続参加のしぐらさんです。お。これはものすごい注文が入るか…、とみんなが期待したら「私は大ジョッキ(850円)でお願いします!」って。なるほど。その選択肢がありましたか! そういえば、前回オフのときは妊娠中の奥さんもごいっしょでしたね。

レーベンブロイの中ジョッキは陶器のジョッキで供されます。カンパーイのあとにクゥ~ッと飲むこのビールのうまいこと!

つまみのほうも、ザワークラウトやソーセージの盛り合わせ、ジャーマンポテトなどなど、ビールに合いそうなものを次々に注文します。

みわピーさんの友人のおひとりはドイツ料理に詳しいらしく、「なんかちょっと違うなぁ」と言いつつメニューをながめています。なるほどねぇ。ドイツパブといいつつも、近隣の呑んべ(自分たちのこと!?)に合わせて、ジワリジワリと居酒屋風のメニューに変遷させていったのかもね。

みわピーさんのご主人、KOBOさんは荻窪勤務。毎日、ご自宅のある下町から中央線に乗り継いで職場までやってくるそうなのです。どちらも黄金の居酒屋地帯。実にうらやましい環境ですね。

向こうのテーブルではシュタインヘイガー(ドイツ風ジン)をいっています。いいねぇ、シュタインヘイガー。こっちももらいましょう。「わ。けっこうきついですね」と、みわピーさんのお友だち。「これをねぇ。こうやってクイッと一気に飲んで、口の中をリフレッシュして次のビールにのぞむんですよ」。やめときゃいいのに、女性の前だとつい調子にのってシュタインヘイガーをクイッと一気にあけちゃいます。こうやって、今日もまたヘロヘロの酔っ払いになっていくのでした。それにしても、キンキンに冷えたシュタインヘイガー。本当に口の中がキリッとしまりますね!

「久しぶり!」と横にやってきたのは呑んだフルさん。先日、「河本」でばったりと出会って、「だるま」「エコー」と一緒にハシゴしてまわったのが呑んだフルさんです。呑んだフルさんもわれわれと同じくらいの世代ながら、とっても若々しい。呑んだフルさんは、実は今日も「河本」でひとり0次会をしてから、こっちに参加されたそうなのです。

そして、その呑んだフルさんのとなりが青地さん。青地さんはなんと森下賢一さん主催の句会に出席されているのだそうで、同じ句会に参加されている吉田類さんの「酒場放浪記」にも出演されているのだそうです。呑んだフルさんもこの「酒場放浪記」の大ファンで、「あぁ、そうだそうだ。「河本」や「大坂屋」の回で一緒に写ってましたねぇ」と盛り上がります。

ワイワイと飲んでるうちに11時が近くなり、下町方面から参加いただいたみなさんはそろそろ帰路につかないといけない時間になってきました。2次会の会費はひとり2,150円。

今回、残念だったのは1次会も2次会も別のテーブルになってしまって、キンミヤさんとお話しできなかったこと。キンミヤさんは、そのハンドル名のとおり金宮焼酎の大好きな好青年で、恵比寿の「縄のれん」の大常連さんでもあります。ぜひ、「縄のれん」の話もうかがいたかったのになぁ。次の機会にはまたぜひよろしくお願いします。(寄り道さんがキンミヤさんとじっくりお話しされてたみたいなので、今度寄り道さんと飲むときに教えてもらおっと。)

それにしても、こんなにおおぜいのみなさんにご参加いただき、本当にありがとうございました。

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《平成16(2004)年12月4日(土)の記録》

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最後の仕上げは … バー「PURE(ピュアー)」(野方)

阿佐ケ谷駅で忘年会オフに参加のみなさんと別れて、地元のメンバー4人で「ピュアー」での3次会です。呑んだフルさんも同行される予定だったのですが、残念ながら終電の時間が合わず断念。次の機会にはご一緒しましょうね。

さて「ピュアー」。寄り道さんは「ギムレット」を、にっきーさんは「ホットバタードラム」を、そしてYkさんはいつものように「生ビール」を注文します。私は寄り道さんと同じく「ギムレット」にしましょうね。

今日は大変な幹事役ありがとうございました。お疲れさま。カンパ~イッ!

こうやってたくさん飲んだ後でも、キリッと冷えた、甘酸っぱいカクテルならばスィ~ッと入ってくるのが不思議です。まったくもって危ない飲み物ですね、カクテルは。

今日の幹事、にっきーさんは温かいホットバタードラムをちびちびと。なにしろお店の事前準備や出席者の取りまとめなどをされたばかりでなく、当日の今日は飲み放題のお酒の注文から、それを運ぶ手伝い、さらには会計とまさに八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍だったのでした。いつもニコニコと楽しそうに飲まれているのですが、今日はあまり飲めなかったのでは? と心配してしまいました。あ。お借りしていたなぎら健壱さんのサイン本(「歌い屋たち」)。今日もお返しするのを忘れてました。また次回お会いしたときに!

そのにっきーさんをサポートして、実質上の幹事補佐として大活躍をしてくれたのが地元のアイドルYkさん。わが地元にはいろいろと酒場のアイドルの方がいらっしゃって、“女神”と呼ばれるあの人や、“愛人”と呼ばれるこの人。そしてYkさんは“小悪魔”(?)。まさにメロメロになっているファンが多い方なのです。(いずれも命名は寄り道さんかな?)

先日も寄り道さんと話したのですが、Ykさんをはじめ、酒場のアイドルのみなさんは、とにかく人の話をよく聞いてくれる。「へぇ、そうなの?」「それで、どうしたの?」。ふだん、職場でも、家庭でも、若い女性にはあまり話を聞いてもらえないわれわれ中年族にはそれがたまらなくうれしくて、ついメロメロになっちゃうんでしょうね。

2杯目のカクテルは「パラダイス」をもらおかな。

寄り道さんはもうご説明するまでもないですよね。今年の8月に立ち上げたばかりなのに、もう人気いっぱいの「寄り道Blog」の作者で、ここの掲示板ではひさしさんというハンドル名で書かれています。

寄り道さんも私と同世代(というか同じ年生まれ)で広島出身。愛媛出身の私と地元も近く、今住んでいるところも近いということもあってか、なにかと気が合うのです。

しかしながら、文系、理系の切り分けでいうと、寄り道さんは文系、私は理系。だから、ここ「居酒屋礼賛」が、どっちかというと実際の出来事を時系列に並べていったドキュメンタリタッチの文書なのに比べて、「寄り道Blog」のほうは、作者・寄り道さんの心の動きなどにも重きを置いたドラマ調。エッセイ調。さすがに文系の人は文章がうまいなぁ、といつもうなってしまいます。特に、トホホ話を書かせたら、絶対に右に出る人はいないでしょうね!

さぁ。幹事団のみなさんもお疲れでしょうから、今日はこれにて引きあげますか。どうもごちそうさま。

それじゃみなさん、ありがとう、おやすみなさ~い。と、帰り道で別れたのですが、まさかそのあとに4次会まであったとは…。詳しくは「寄り道Blog」でどうぞ。

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《平成16(2004)年12月4日(土)の記録》

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