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最後はカルバドス … バー「ピュアー(PURE)」(野方)

竹よし」~「秋元屋」ルートですっかりと酔っ払いながらも、青地さんとともにフラフラとたどりついたのは真夜中の「ピュアー」です。

本日最後の一杯はカルバドス(840円)をいただくことにしました。

カルバドス(Calvados)は、フランスのカルバドス地方で作られるリンゴの蒸留酒です。ブドウの蒸留酒であるブランデー(これも産地によってコニャックとかアルマニヤックと呼ばれてます)が濃縮されたブドウの味と香りがするように、このカルバドスもグラスを鼻に近づけただけでリンゴのいい香りがして、口に含むとリンゴの甘い風味が広がります。ゴクンと飲み込むと喉の奥から鼻の奥のほうへとリンゴの香りが沸きあがってきて、身体中がリンゴの香りに包まれたように感じるほど。

こういう濃縮感が樽で熟成させた蒸留酒のいいところだと思います。熟成させる時間とともに、原材料のもっている味や香りをみごとに閉じ込めていくんですね。

先日、「一番好きなのはどのお酒?」と質問されたことがありました。「う~ん。いろんなお酒がそれぞれ好きなんですよねぇ」。そのときの肴、店の雰囲気、自分の体調などによってビールがいいときもあれば日本酒がいいときもある。焼酎のストレートをちょっと梅割りにして「効くなぁ」と飲みたいときもあれば、ここでは生グレープフルーツサワーなんて決まっている感じの店もある。

「その中でもこれはというのはないんですか?」と重ねて質問がきます。う~む。あんまり飲まないのはワインかなぁ。海外に行ったときとか、ワイン好きな故郷(いなか)の友人が来たときくらいしか飲まない。決してきらいではなくて、むしろ好きなんだけど、自分で選べないんですよね。日本酒ならばはじめてのお酒でも「この地域の純米吟醸だったら、だいたいこんな味なんじゃないかなぁ」とあらかじめ予想がつく。しかしワインは不勉強なせいか、まったくわかんないんです。きっとワイン通のみなさんにしてみれば「ボルドーならばこんな感じ、ブルゴーニュならこんな感じと、だいたい予想がつくじゃん」といったものかもしれないんですけどねぇ…。

ワイン好きな故郷の友人のおかげで、けっこういろんな銘柄のワインを飲んでると思うのですが、もったいない限りです。はい。

よく飲むのはウイスキーかな。そのもの自体の味わいや香りが深くて強いこのお酒は、肴がなくてもそれだけで楽しめるし、逆にピート(草炭)の香りの少ないジャパニーズウイスキーなどであれば肴に合わせることもできる。世間で思われている以上に融通のききやすいお酒ではないかと思うのです。

たとえば今現在は東京の自宅には肴と合わせてもおいしいサントリー角瓶を、横浜の単身赴任寮にはそれだけでじっくりと楽しめるブラックニッカを置いています。

飲み方はたいてい水割り。ウイスキーとミネラルウォーターは冷蔵庫でよく冷やしておく。飲むときにはショットグラスとタンブラーを用意して、まずショットグラス1杯分のウイスキーをタンブラーに。しかるのちにミネラルウォーターをショットグラスに2杯分タンブラーに移します。マドラーでクルクルっとかき回したらできあがり。氷は入れません。

これでアルコール度数が15度くらいの水割りができるのですが、これくらいの度数がちょうど味も香りもわかりやすいように思います。熟成中にたっぷりと濃縮された風味をじっくりと味わうことができるのです。余裕があればこうやって水で割った状態で冷蔵庫に入れて、しばらく寝かしておくともっとおいしいのかもね。

今日はカルバドス1杯で終了。お通し(310円)と合わせて1,150円。どうもごちそうさまでした。

店を出て野方駅方面(環七方向)に向かう青地さんと別れ、リンゴの香りの余韻に包まれながらトコトコと帰宅したのでした。

店情報 (前回)

《平成17(2005)年2月26日(土)の記録》

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受信: 2005.04.03 20:46

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