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煮込みの季節終了! … 大衆酒場「バクダン」(高円寺)

急にシマチョウ(牛の大腸)の煮込みが食べたくなって高円寺の「バクダン」に向けて出発します。店に着いたのは午後5時。この店は4時半開店なので、すでに開店後30分が経過したところですね。店の横手にある勝手口風の入口から入ると、左手のカウンターには先客がひとり。右手ホールのテーブル席は、正式な入口のすぐ近くで8人組くらいの地元野球チームらしきメンバーがかたまって飲んでいて、そのこちら側では2人連れの老人がふたりで飲んでます。

この店は不思議なことに常連さんがテーブル席側に集まるので、私は左手のカウンター席に座りながらまずは瓶ビールを注文します。「銘柄は?」と店のおにいさん。店はこのところオヤジさんとおにいさんのふたりで切り盛りされていて、名物のおばあちゃんはお目にかからなくなりました。そういえば「ホルモン」(沼袋)のおばあちゃんも最近お目にかかりませんねぇ。あ。そうだ。ビールの銘柄だった。「えーと。じゃ、サッポロで」。

ここは瓶ビールはアサヒスーパードライ、キリンラガー、サッポロ黒ラベルの3種から選べ、それぞれ大ビンが480円です。

「はい。お待たせ」と渡してくれたビールをトトトトトッとグラスにそそぎ、まずググゥ~ッと1杯。ッパァ~ッ。うめ。

ほんじゃ、いよいよつまみいきますか。えーっと。あれっ? 煮込み終わってるじゃん。しまったなぁ。5月の連休くらいまではあるかと思ってたのに…。残念。ここは煮込みや鍋物は冬のシーズンのみ。あったかくなるとどちらも店のメニューから消えちゃうのです。次はまた今年の冬か…。

気をとり直してコブクロ(380円)をいただきましょう。ここのコブクロもうまいんですよねぇ。さっと湯がいたコブクロを小さく刻んで、ニラも小さく刻んで脂っこい酢醤油で和えてある。ちょっとピリ辛のタレみたいなのも添えられていてグルグルッとかき混ぜて食べるとうまいのです。コブクロ(子宮)といいつつも、このコリコリ感はきっとリンゲル(膣)の部分までいっしょに入ってるんでしょうね。小鉢に一杯分ながら、けっこう長持ちするつまみでもあるのです。ほらね。まだ小鉢は半分くらい残ってるのにビールは1本なくなっちゃいました。

「すみません。ホッピーを、焼酎+ホッピーのスタイルでください。」「はいはい。別々ね」とおにいさん。ここでホッピーをたのむと、普通はホッピー酎(350円)が出てきます。これとは別に焼酎(1合、250円)とホッピー(いわゆるソト、200円)を組み合わせるというたのみ方もできるのです。前者は最初からサワーグラスに入った氷入りの焼酎(いわゆるナカの部分)とソトが出てくるのです。

ここはナカというのは特別にはなくて、焼酎1合(250円)をたのむことになる。つまり最初にホッピー酎をもらって、次にナカに相当する焼酎をたのむと、都合3杯分のホッピーになっちゃうんですね。1杯目は相当濃いですけど。これに対して焼酎+ホッピーのスタイルで注文すると、ちょうど2杯分のホッピーができる。休みの日の夕食前のちょい飲みにはこれくらいの量がちょうどいいのです。

次はムギイカ煮付け(300円)をいただきますか。ムギイカというのはスルメイカの子供。4~5月ごろになると出回りはじめるのだそうです。四角いお皿の向こう側に輪切った胴体部分がならび、手前にゲソと、ちょうど1人前がムギイカ1尾分です。

ムギイカを食べ終わり、2杯目のホッピーを作ったところで今度はあっさりとキャベツの浅漬け(250円)をいただきます。最初に東京に出てきたときはキャベツの漬け物にびっくりしたものですが、今じゃけっこう大好物になっちゃってます。本当にさっぱりとするんですよね。

さらにはシュウマイ(200円)も注文。今日は昼間他の家族が出かけていて、私だけがどっかで昼食をとる予定だったのですが、本を読んだりしているうちに中途半端な時間になってしまい、昼食を食べていないのでした。ポテトサラダにするか、シュウマイにするかずいぶん迷ったのですが、ちょっと温ったかいものが食べたくなってシュウマイにしたのでした。

シュウマイは醤油をちょいとかけて、横に添えられたカラシを付けながらいただきます。ここの醤油さしはアイデア品で空気穴がないのです。普通に傾けるとポタンポタンと滴(しずく)の状態で醤油が落ちるのでかけすぎちゃうことがない。たくさん出したいときは容器をギュッと握るとその圧力に応じてダダァーッと出るというすぐれものなのです。

残念ながら煮込みはなかったものの、つまみ4品で大満足。お勘定も1時間半の滞在で2,060円と、ほとんどの人が1,300~1,500円くらいで終わるなか、2千円を超える会計になってしまいました。なんだかとってもぜいたくをしたような気分になります。

帰りに、「バクダン」の目の前にある関西風たこ焼きのお店「ひっぱりだこ」(03-5373-1223、杉並区高円寺北2-41-13)で「たこ焼き」(10個、300円)と、この店のオリジナル商品だという「たこぺったん」(350円)をチーズ入り(+50円)にしてもらってお土産で持ち帰りました。「たこぺったん」はたこ焼きの生地を薄く延ばして、その中にタコや揚げ玉などを入れて包んだもの。帰宅後の家族のたちの評価は「チーズを入れないほうがおいしいかも」とのことでした。

店情報 (前回)

《平成17(2005)年4月23日(土)の記録》

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» 牛もつ煮込みがはじまった! … 大衆酒場「バクダン」(高円寺) [居酒屋礼賛]
日曜日の今日は久しぶりに高円寺の「バクダン」です。店に着いたのは午後5時ちょうど。いつも地元の常連さんたちでにぎわっているこの店は、今日もやはり手前のテーブル席フロアは地元の人たちでいっぱい。それぞれひとり客でやってくる人が多いのですが、入れ込みのようにテーブル席に座っていってみんなで語り合ってるのでした。 私は奥のカウンター席に座り、まずはビール(キリンラガー大瓶、480円)を注文します。 さて... [続きを読む]

受信: 2006.10.08 14:56

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