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人気の若鶏唐揚げ … 鳥料理「鳥房(とりふさ)」(立石)

「大林酒場」を出て、踏み切りところで左折。1ブロック分ほど進んだ右手の角にある鶏肉屋さんが、若鶏の唐揚げで超が付くくらい有名なお店「鳥房」です。道路に面したところはいかにも肉屋さんですが、角を回り込んで「鳥房」と大きく書かれた障子引戸を開けると、中に居酒屋風の空間が広がります。右手には7人ほど座れるカウンターがあり、左手の小上がりには2人掛けの背の低い座卓がずらりと並び、人数に応じて組み合わせて使う仕組みのようです。

午後8時過ぎの店内は9割以上の入りのように見えますが、4人大丈夫ですか。「はい。じゃ、上にあがってそこの手前に入って。お兄さんたち、ちょっと奥につめてくれる」。チャキチャキチャキとお店のおねえさん(おばちゃん?)が店内を仕切り、あっという間に4人分の空間ができあがります。

鳥皮の煮込みまずはビール(キリンラガー、大ビン、550円)を注文し乾杯。お通しは鳥皮の煮込みです。

さぁ、注文。まず若鶏の唐揚げは必須(ひっす)ですよね。そのために来てますもんね。店のおねえさんから「大きさによって、今日は580円、600円、630円という3種類があります」と説明してくれます。唐揚げは壁のメニューには「時価」と表記されていて、仕入れに寄って値段が変わるらしいのですが、大体600円前後とのことです。

ポン刺し「あまり食べられないから小さいのちょっとでいいです」とここっとさん。「たぶん人数分は食べられないと思います」とH氏。それじゃ、一番小さい580円のを2つお願いします。あと、ポン刺し(520円)もひとつお願いします。

実はこの店にやってくるのにあたって「酔わせて下町」ページで、本来は唐揚げは「1人1皿が暗黙のルールであること」。鳥は「1人前で鳥半分が唐揚げされて出てきて自分たちで解体すること」、「でも初心者の場合は女性店員さんがさばいてくれること」。「唐揚げはできるのに時間がかかるので、多くの客は最初にポン刺しをたのんで間をつなぐこと」といったことをじっくりと勉強してきてたのでした。ありがとうございます。>Fさん

すぐに出されたポン刺しは、けっこうピリ辛。こりゃまたビールが進みますねぇ。H氏はここで燗酒(350円)に切りかえます。

さてさて。さっきまで「大林酒場」で3人だったのに、なぜ4人になったかというと、このお店の前でH氏の友人K氏とも合流したのでした。実はK氏も、H氏とともに先日の「竹よし」にいらっしゃって、そのときにお会いしているらしいのです。H氏、K氏らはカウンターに、そして我われは後ろ側のテーブル席にいたので、H氏、K氏らの後ろ姿しか見えていなかったのでした。

さらにK氏はさっきまで「宇ち多」にいらっしゃったのだそうで、ちょうど店の前に並んでいるときにここっとさんを私とがキョロキョロしながら横を通っていったという話を聞かせてくれます。へぇ。そうだったんだ。全然気づいてませんでした。

若鶏の唐揚げさぁ。唐揚げの登場です。丸いお皿に千切りキャベツがたっぷりと敷かれ、その上にドンと半身(はんみ)分の唐揚げ。小サイズでも大きいですねぇ。

「さばき方はわかりますか」とおねえさん。「わかりませ~ん」。「じゃ、私がやるようにしてください。はい、あなた、これ持って」と半紙と割箸(まだ割ってないもの)を渡されるここっとさん。「まず箸をここに差し込んで」と、鶏の手羽と胴体のすき間、人で言えば脇の下にあたる部分に割箸を挿しこみ、「もう一方の手に持った紙で手羽の部分をはずす」といいながら、ベキッと手羽を取り外します。うまくはずれないここっとさんが思わず紙を置いて素手でつかもうとすると「ダメダメ。熱いわよ!」なんて言いながら、ベキベキと見る見るうちに鶏を解体していきます。ここっとさんも要領がつかめてきたのか、こっちの鶏もベキベキと解体されていきます。

解体後「ここっとさん。取れた肉はキャベツの上に乗せるんだよ」と横から箸を伸ばして、解体された肉をキャベツの上に敷き詰めていきます。実は「酔わせて下町」の中に、『バラバラになった鳥の身はキャベツの上に置き、肉汁と熱でフニャリとさせ、しゃぶりつく合間に戴くのが正しいキャベツの食べ方である』と書かれていたのでした。

無事に解体作業も終了し、いよいよ鶏肉にかぶりつきます。うっめぇ~~っ。これ、ほんとに塩味だけ!? 表面はパリパリしてるし、内部はジューシーだしですごいねぇ!

「これ、首?」 おそるおそるという感じで手を伸ばし、高温でカリカリに揚げられた首の部分をかじるここっとさん。意外にお口にあったのかバリバリと続きも食べて、「こっちのももらっていいですか」ともう一羽の方にも手が伸びます。

この店は午後9時までの営業。オフ会の二次会開始が同じく午後9時からなので、ここに閉店までいて、それから二次会会場に向かえばちょうどいいかな、なんて思っていたのですが、午後9時をまわっても、我われも含めてまだ完食できていないお客さんがけっこういて、みなさんまだ食べ続けています。

jirochoさんから「二次会始めてますよぉ」というご連絡をいただき、我われも腰をあげます。

結局午後9時20分まで、閉店時刻を20分超えるまでいて、4人で4,450円でした。実においしい若鶏唐揚げでした。なおこの唐揚げはお土産としてもお持ち帰りできるようです。

そうそう。特筆事項が2点。

1点目はこの店のトイレ。店を出て、路地の奥側に進んだところにトイレがあるのですが、この扉にもまた「鳥房」と店名が書き込まれていて、とてもトイレの出入り口には見えないほどの重厚さなのです。

呑んべ横丁2点目は、そのトイレがあるところよりさらに路地の奥。そこに燦然と輝く「呑んべ横丁」という路地のマークがあります。入ってみると、まるでガード下のトンネルのような感じのところに小さい店がずらりとならんで、そこここからカラオケの響きが聞こえてきたり、お店の女性がなにやら準備している姿を垣間見ることができるのです。この通りは濃いですねぇ!

さぁ、急げ急げ。いよいよ大オフ会に合流だ!

(同じときの記事が「帰り道は、匍匐ぜんしん!」にもありますので、あわせてお楽しみください。「昨夜飲み過ぎた」というここっとさんとH氏。見た目はそうでもなかったのに、すでにダウン寸前だったとは…(^^;;。)

店情報

《平成17(2005)年5月27日(金)の記録》

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コメント

いつも楽しく拝見させて頂いております。
コチラに書き込みは初めてです。
m(_ _)m

この日、私どもも立石にいました。
最初、四つ木の「善ちゃん」で1杯やっておりまして・・・
その時、オフ会のメンバーの方々にもお会い致しました(^^;)
その後、我々は立石の「三平」っつートコで飲みまくりでした。
まさか同じ街にいらっしゃるとは・・・

明日はよろしくお願い致します。

投稿: キャスバル坊や | 2005.06.24 13:18

>キャスバル坊やさま
そうだったんですか。この日は大オフ会のほうにも酒場好きの面々が20人以上集結してましたので、立石の酒場好き密度がかなり高かったんですねぇ。
ま。元々酒場好き密度、もつ好き密度が高い町ではありますが…。
今日、門前仲町でお会いできるのを楽しみにしております。(^^)

投稿: 浜田信郎 | 2005.06.25 14:52

浜田さん
先日はありがとうございました。
やっと鶏食べたいモードから開放されたので
書きこみしました。
でも、見たらまた食べたくなってきました。
美味しすぎるのも困りものです_| ̄|○

投稿: ここっと | 2005.06.26 22:08

>ここっとさん
今度は「忠孝」(横須賀)の「からあげ大王」もいいかも。(by 散歩の達人7月号)
でも、その前に野毛か…。
電車が苦手のここっとさんには、どちらもすごい距離ですね。(^^)

投稿: 浜田信郎 | 2005.06.26 22:26

はじめまして
いつもこのページ楽しく拝見しております
(読んでばかりで(^^; コメントは初めてです)

見てるだけで行きたくなってくる店ばかりですね(^^
自分は下町方面在住なので、東京の西の方全く知らないのですが、あちらにも良い店沢山ありそうで興味深く、よだれ流しながら見てます(笑)

さて、立石に先日行く機会が有り、ここ行ってきました。
とても良かったです(^^ どうもありがとうございましたっ

投稿: sa | 2005.07.06 12:46

コメントありがとうございます。>saさん
「鳥房」の唐揚げ。とてもシンプルなのに、味は絶品! 鶏がいいんでしょうか!?
他にも鶏の唐揚げが美味しいお店が何軒かあるみたいなので、機会を作って出かけてみたいと思ってます。

投稿: 浜田信郎 | 2005.07.09 11:58

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立石の2軒目は若鳥唐揚で有名な「鳥房」です。立石に行くにあたって「この店だけはぜったいに入れてください」とお願いしていた1軒。ここっとさんと綿密な打ち合わせも行って、「何軒もまわらないといけないから、ここでは4人で2つくらいの唐揚げに抑えておこう」ということになっています。 --> 午後4時開店の店に着いたのは3時56分。店内をちらりとのぞいた宇ち中さんから「もうお客さんが入ってます。大丈夫だそう... [続きを読む]

受信: 2006.03.12 18:36

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