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やっと尻尾にありつけた! … 豚の「味珍(まいちん)」(横浜)

「豚の味珍(まいちん)で尻尾を食べたいんですけど、いつ行っても売り切れてて…」。そんな話を横浜の酒場通・伊東さんにしてみたところ、「尻尾を食べるんなら、土曜日の口開けがおすすめなんですよ。調理が終わったばかりの、温かい尻尾を食べることができますよ」とのこと。その話をいっしょに聞いてた実現力・実行力のここっとさんが、さっそく「じゃ、今度の土曜日にしましょう」とあっという間に実施決定。横浜在住のモツラー(モツ&ラーメン好き)の重鎮・G.Aさんに加えて、ここっとさんの妹・ちびちゃんもコラーゲンに惹かれて参加されることになり、豪華メンバーで今日この日を迎えたのでした。

「味珍」口開けの午後4時半。その5人が本店1階のカウンターの奥側にずらりと並びます。ここっとさんとちびちゃんのふたりは今日が初「味珍」。伊東さんとG.Aさんが、まずはツケダレの作りかたを手取り足取りで伝授。「じゃ、まずカラシを入れて。」「えー、私、カラシきらーい」なんて、口開け早々に集まった常連さんたちがプッと噴き出すような光景が繰り広げられます。

さて。まずはやっぱり念願の尻尾(700円)でしょう。残念ながら、最近は温めてないのだそうで、伊東さんおすすめの温かい尻尾にはありつけなかったものの、さすがに売り切れてはいませんでした。良かった良かった。もちろん「辣白菜」(ラーパーツァイと読み白菜の漬物のこと、300円)もいただきましょうね。

おーっ。これが尻尾か。調理した上で長さ方向に3~4センチくらいずつに筒切りされた尻尾は、まん中の骨の周りをトロトロのゼラチン状の肉が包んでいて、口に含むととろけます。これはうまいなぁ。

おぉーーっと。地震だ。ギッシギッシと店が揺らぐようにゆっくりと揺れます。みんな大丈夫かなぁ、といった様子で互いに顔を見合わせたりしています。棚のグラスがバラバラと落ちたりすると、パニックになったりもするんでしょうが、これくらいゆっくりした揺れ方なら大丈夫かな。それにしても長く揺れるなぁ。

ある程度揺れが収まるのを待って、口に残った尻尾の骨をコロンと骨入れのお皿に。あー、おいしかった。人気があるのがわかりますねぇ。

続いては豚耳(700円)。きれいにスライスされた耳の肉は、まん中のコリコリの軟骨を、これまたとろりとゼラチン質の身が挟み込むようにサンドイッチ。

飲み物はビールからヤカン(焼酎、350円)に切りかえます。

舌(タン、700円)をブツでお願いし、ここで石井バージョンの投入です。石井バージョンというのは腐乳(ふにゅう、150円)をもらって、酢などの調味料と混ぜ合わせることでタレとして使うもの。もともと石井さんという常連さんがやり始めたので石井バージョンと呼ばれるようになったのだそうです。肉のうまさに腐乳のコクが加わっていい味わいになります。“ブツ”というのはぶつ切りのこと。「ブツで!」という指定をしなければ、通常はスライスで出されるのだそうです。

さらには胃(チュウトウ、700円)。ひとりでくるとせいぜい2種類くらいしか食べられませんが、大人数だといろんな種類が食べられていいですね。これは普通のタレでも石井バージョンでも両方ともうまい。個人的には脂っこい感じのものに石井バージョンが合うように思いますが、逆に脂っこいほど普通のさっぱりしたタレのほうがいい人もいるでしょうね。

尾 耳 舌 胃
尾 / 耳 / 舌 / 胃

「さっと食べて、さっと飲んで、1時間以内くらいで切り上げるのがこの店のスタイルですね」とG.Aさん。たしかに。常連さんたちも非常に回転がいい。それじゃ、我われもこの辺で。といいながら、すでに時刻は6時前。1時間半近く楽しんでしまいました。

(同じときの記事が「陸ボケ日記7月分(7/23分)」と「帰り道は、匍匐ぜんしん!」にもありますので、あわせてお楽しみください。)

店情報 (前回)

《平成17(2005)年7月23日(土)の記録》

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今日は金曜日ながら「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という国民の祝日「秋分の日」です。しかし、私自身は今日も今日とて出勤日。朝から普段どおりに仕事をして、仕事が終わってから、昨日から横浜地区の取材を行っている吉田類さんたちに合流するため、横浜駅へと向かいます。今日の取材先は、横浜駅西口飲食街の一角、狸小路(たぬきこうじ)にある「豚の味珍(ぶだのまいちん)」なのだそうです。 やっと店に到着し... [続きを読む]

受信: 2005.11.26 22:22

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