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フワッと甘いすり身揚げ … 居酒屋「手羽屋(てばや)」(長崎)

久しぶりの遠くへの出張は長崎です。午後横浜を出発し、午後7時半にはもう長崎。長崎駅前で、長崎在住・在勤の大学時代の同級生Yと合流し、彼の案内で向かったのが近くの大型居酒屋「手羽屋」です。

「3人です」と入店すると、入口近くの受け付けカウンターにいるおにいさんが目の前の端末をピピピと操作し、「それでは3人様、お二階221番のお部屋にお入りください」。それと同時にヘッドセットで2階の担当者にも連絡。うーむ。実にシステマチックですね。

お通し(300円)はヒラスのたたき。横浜から同行の同僚K(彼もまた大学時代の同級生で博多出身)によるとヒラスという魚は九州では一般的らしく、子供の頃によくお父さんの晩酌の友についてた刺身なんだそうです。「親父はヒラスやフグなんかをよく食べてたなぁ」。そういえば、福岡のほうではフグは、学生でも食べられるくらい比較的一般的な刺身だったんです。地理的に下関なんかにも近いからでしょうか。(ちなみに、この記事を書くのにあたって調べたところによると、ヒラスというのは平政(ヒラマサ)のことのようです。)

飲み物は生ビール(アサヒ、中、520円)からスタートです。友人Yは、身体も大きくて、学生時代からものすごく飲み食いしていたのですが、その勢いは今も変わっていないようで、乾杯と同時に1杯目の生ビールはなくなり、すぐにおかわりをしています。

この店は友人Yの行きつけの店のひとつ。彼がこれがおすすめという料理を注文してくれます。「刺身の盛り合わせの2~3人用に、トロロの磯辺揚げを2人前、手羽先の唐揚げも2人前、あと、すり身揚げもください」と一気に注文。さらに「お通しのヒラスがおいしいねぇ」という我われの声を聞いて「ヒラスのたたきも、単品で追加お願いしますね」と、これも追加注文。

学生時代は腹は減っててもお金がないのでいろんなものは注文できなかったのですが、今はこれだけ注文して食べきれるかどうかがむしろ心配です。まぁ、大食漢の友人Yがいるので、大丈夫でしょう!

まず出てきたのは「とろろ磯辺揚げ」(4個1人前、450円)です。名前のとおりとろろを海苔で巻いて揚げたものなのですが、パリッとした揚げ海苔の食感に続いて、トロトロにあったまったとろろが口の中に広がっていいですねぇ。この店の名物のひとつなんだそうです。

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ヒラスたたき(お通し) / とろろ磯辺揚げ(2人前) / 刺身盛り合せ(2~3人前)

「刺身盛り合せ」(2~3人用、2,000円)は、長崎ならではの魚が出てくるかと思いきや、ヒラス、タコ、イカ、マグロ、サザエ、サーモンと、都内の居酒屋チェーン店でも出てきそうな品揃え。ちょっとがっかりでした。しかし、続いて出てきた単品の「ヒラスたたき」(680円)もあわせて、やはり刺身は居酒屋の華。お酒も進むというものです。友人Yの生ビールのペースは留まるところをしらず。次々におかわりです。同僚Kも生ビールをおかわり。私は今度はビンビール(エビス、中ビン、520円)をいただきます。

続いては「手羽先のから揚げ」(450円×2人前)。なにしろ店の名前が「手羽屋」ですからね。この品物も、もちろんこの店の名物なのだそうです。手づかみでガツガツといただきます。

そして「すり身揚げ」(580円)。これは鹿児島でいう“つけあげ”に海苔を巻いたようなもの。“つけあげ”は、全国的には“さつまあげ”と呼ばれますが、フワッと甘味があって実にうまいのです。「九州におるときは、よう練り物を食べよったねぇ!」とうれしそうにすり身揚げをほお張る同僚K。そういやそうですねぇ。練り物はつまみの定番でしたもんねぇ。きっとその名残でいまだに私も練り物好きなのかな。これはぜったい焼酎に合うよね!

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ヒラスたたき(単品) / 手羽先のから揚げ(2人前) / すり身揚げ

そんなわけで注文したのが芋焼酎「黒白波」(900mlボトル、2,000円)。長崎在住の友人Yはロックで。久しぶりに九州にやってきた同僚Kと私はお湯割りいただきます。ほおら、やっぱりすり身揚げに合うことといったら!! 思わず笑ってしまうほどです。

「うまいうまい」とすり身揚げに舌鼓をうっていたら、友人Yが「こんなのもあるよ」と「すり身揚げ餃子」(480円)もたのんでくれました。これは先ほどのすり身を餃子の皮に包んで揚げた一品。パリッとした餃子の皮の中から、絶品のちょっと甘いすり身が出てきて、これまた焼酎が進むこと!

さらに「串カツ」(480円)をたのんで一連の揚げ物は終了です。うぅーっ。油っぽいものをたくさん食べた割りには、そんなにしつこい感じがしないなぁ。魚介類や野菜が多くて、肉関係は手羽先と串カツくらいだったからでしょうか。

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すり身揚げ餃子 / 串カツ / 明太子

お腹もいっぱいになったところで、つまみつまみした品物をたのんで焼酎タイムです。まずたのんだ「明太子」(480円)は、ざっくりと切った辛子明太子が出てくるかと思いきや、その中身だけのいわゆる「つぶこ」(辛子明太子の“つぶ”の部分だけ)の状態。ちょっと期待はずれでしたがいいつまみになることにはかわりありません。

そして「ヒラス腹身きざみ山葵(ワサビ)山かけ和え」(480円)というとても長い名前の一品。お店のおねえさんはとても若いのに、「これはどんな料理?」と聞くとひとつひとつ、ニコニコとその場でていねいに答えてくれるのです。すぐに「ちょっと聞いてきますね」なんてお店が多い(しかも、チェーン店よりも、むしろちょっと高めの割烹などに多い!)中で、とても好感が持てますよね。この長い名前の一品は、名前のとおりヒラスの腹身を山かけにして、きざみ山葵(刻んだ山葵の醤油漬けなのかな?)をのせたもの。グリグリっとかき混ぜていただくと、きざみ山葵がとてもよく効いててツーンと鼻に抜けます。っかぁ~っ。これまた酒が進むなぁ。

「だし巻き玉子つまみ」(380円)は、残念ながら作り置きの玉子焼き。できたてのホワホワを期待してたのでちょっと残念でした。

「さっきのきざみ山葵がおいしかったよね。もう1回たのもうか」という声に、今度はストレートに「きざみ山葵」(380円)にしてみます。うわーっ。ツーン度合いも先ほどより数ランクアップですねぇ!!

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ヒラス腹身きざみ山葵山かけ和え(混ぜた後) / だし巻き玉子つまみ / きざみ山葵

午後10時までの2時間半。学生時代に戻り、ゆったりめの個室(6人用個室を3人で利用)でたっぷりと笑いあって、ひとり5千円ずつくらいでした。

店情報

《平成17(2005)年11月16日(水)の記録》

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