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ていねいに鉄板焼き … お好み焼き「春よこい(はるよこい)」(鷺ノ宮)

洋風お雑煮正月三日は、わが家の近所のバーが新年の営業を開始。近くに住む酒友・にっきーさんと開店直後、夕方4時のバーで落ち合います。さすがにこの時間帯には先客はおらず、にっきーさんとふたり。このバーは、新年の開店のときにお屠蘇がわりのカクテル(もしくはワイン)と洋風お雑煮を出してくれるのです。なにしろ絶品なのはこの洋風お雑煮。普段から人気の高いオニオングラタンスープに、お餅とパンが入って、フーフー、アツアツと思わず無口でかっ喰らってしまうほどなのです。カクテルやバーボンをいただきながら、たっぷりと2時間半ほど過ごし、次に向かうべく店を出ます。

とことこと歩きつつ、ちょうど西武新宿線・都立家政(とりつかせい)駅前に来たところで、携帯電話にピピピとメールが到着。元日にもごいっしょさせていただいた祝さんからです。「jirocho親分たちと「竹よし」にいます」とのこと。おぉ。すぐそこなので、ちょっと新年のごあいさつにうかがいましょう。

約30秒ほどで「竹よし」に到着し、「こんばんは」と店内へ。新年の開店二日目の「竹よし」は、今日もTさんや小悪魔・ユキちゃんたち常連さんでにぎわっており、店内左手のテーブル席にはjirochoさんたちご一行様がずらりと座って、新年会の真っ最中です。「あけましておめでとうございます」とみなさんにごあいさつし、この後、二次会で合流することを約束しつつ満員の店を後にします。

「みんなが入れるところ、どっか開いてるかなぁ」とにっきーさんと相談しながら、西武新宿線・鷺ノ宮(さぎのみや)駅方面へ。フッと見ると広島お好み焼きの「春よこい」が開いている。この店は芋焼酎がずらりとそろってるほか、広島出身のとってもストイックそうなマスターが、大きな鉄板の上で真剣につまみやお好み焼きを焼き上げてくれるんですよねぇ。たしか奥に座敷もあったし、ここにしてみましょうか。

「ふたりです。後で5~6人増えるかもしれません」と店内へ。「いらっしゃいませ」と迎えてくれるのは、ストイックなマスターと、手伝っている女性のふたり。先客はカップルが二組(都合4人)です。

店内は右手が店の奥まで続く大きな鉄板を兼ねたカウンター席になっています。なにしろ調理の様子を逐一見ることができるこのカウンター席が大人気で、外を通るときにチラッとのぞくと、たいていカウンター席は大勢のお客さんでにぎわっているのでした。

「増えたら奥(座敷席)へお願いします」ということで、まずはそのカウンター席の一番奥のほうににっきーさんと陣取り、祝さんに店が決まったことをメールします。

飲み物はまずは「黒ぢょか焼酎」(550円)をいただくことにしました。この焼酎は、芋焼酎4種類くらいを割り水とともに甕に入れて寝かし、注文を受けてから燗をつけてくれるのです。この焼酎が爆発的にうまくて飲みやすく、結局、今日は最後まで「黒ぢょか焼酎」で過ごすことになるのでした。

みんなが来るまで1品くらいはなにか食べられるかな。壁にかかっている本日のおすすめメニューのホワイトボードから「カキとブロッコリーのチーズ焼き」(950円)を注文します。

この店の鉄板は、さっきも書いたとおり店の入口から奥までを貫くような巨大なものなのですが、その鉄板が毎日使っているとは思えないほどピッカピカ。徹底的に磨き上げられているのです。これはなにも鉄板に限ったことではなくて、鉄板焼きの店なのに店内はちっとも油っぽくなく、掃除が行き届いています。こういうところにマスターのストイックさを感じちゃうんですねぇ。

無口でストイックなマスターは大ぶりのカキを6個用意して、鉄板の上にきれいに整列させて並べます。鉄板の別の部分にはブロッコリーを6個並べて焼き始めます。カキの表側に火が通ったところで、コテで1個ずつていねいにひっくり返して裏側を焼きます。裏も焼けたところで、カキ、ブロッコリー、カキ、ブロッコリー……と順番に放射状に並べていくと、カキとブロッコリーでくるりと円形が作られます。これにチーズをたっぷりとふりかけて丸ふたをかぶせます。んー、次にふたが開くのが楽しみですね。

丸ふたをすると、マスターはさっそくまわりの鉄板の掃除に入ります。コテふたつでシャカシャカと焦げなどを取り除き、鉄板の一部に開いた穴から下に落とします。こうやってすぐにきれいに掃除するから、鉄板の上がピッカピカにきれいなままなんですね。

鉄板の上にはクッキングホイルが用意され、丸ふたがはずされます。サーッとあがる蒸気。わぁーっ。チーズがトロトロにとろけてカキとブロッコリーを包み込んでいます。丸い形のままクッキングホイルの上に移されて、そのホイルごとスゥーッと目の前に。おぉ。香りもうまそう!

なにしろカキの焼き加減が絶妙で、生のカキに熱が入ってふくらんで、ふくらんで、ふくらんで。ふくらみきったところでサッと出てきているので、まさにふっくらのピークなのです。これより長く熱を通すと、身が縮んじゃいますもんねぇ。

鉄板の上に置かれているので、食べてる途中も冷めないというのもいいですよねぇ。これは料理に限ったことではなくて「黒ぢょか焼酎」も鉄板の上に置かれているので、常にホンワリと温かさが保たれているのです。

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黒ぢょか焼酎 / カキとブロッコリーのチーズ焼き / 辛みそ冷やっこ

「カキとブロッコリーのチーズ焼き」を食べ終わったころあいでjirochoさんたちご一行様が到着。奥の座敷へと移動します。小悪魔・ユキちゃんも二次会に参加してくれました。

さっそく「黒ぢょか焼酎」を追加し、すっかり幹事役がはまりつつある祝さんがしゃかしゃかと何品かを注文してくれます。出てきたのは「辛みそ冷やっこ」(350円)と「キムチ」(350円)、「豚キムチ」(650円)、「鶏皮ニンニク」(800円)です。「焼そば(ソース)」(850円)も登場。この「焼そば」がまたつまみになるんですよねぇ。ちなみに醤油味の「焼そば(しょうゆ)」も同じ値段です。今日は食べてませんが、醤油味もうまそうですよねぇ。

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豚キムチ / 鶏皮ニンニク / 焼そば(ソース)

今日は新年会もそうなのですが、「居酒屋一人旅」のショテマエさんが転勤されるということで、その送別会も兼ねてるのだそうです。参加者のうち他にブログを持っているのは「オテル趾骨」のトカゲさんです。「BGMがジャズというのもいいですねぇ」とjirochoさん。そういえば、ずっとジャズが流れてますね。

つまみは「じゃがチーズ」(600円)、「ピリ辛なんこつ」(700円)、そして最後に「お好み焼・肉玉子」(750円)を注文。ていねいに、ていねいに作られた鉄板焼きの数々が楽しいですねぇ。

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じゃがチーズ / ピリ辛なんこつ / お好み焼・肉玉子

たっぷりといただいて8人で1万8千円弱(ひとりあたり2千円強)でした。無口でストイックなマスターの、「ありがとうございました」というニッコリ笑顔に見送られながら店を後にしたのでした。

店情報 (前回)

《平成18(2006)年1月3日(火)の記録》

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コメント

ご無沙汰してます。
このお店、懐かしいです~
昔、何回かお邪魔したことあります。
「ええ雰囲気やわ」って感じのお店ですよね~
(^。^)
広島焼きも美味しかった記憶があります。

今年もドコぞかでお会いしたときはよろしくお願いいたします。

投稿: キャスバル坊や | 2006.01.23 01:37

こちらこそよろしくお願いします。>キャスバル坊やさん
ちょっと料理をしては、神経質なくらいにピッカピカに鉄板を掃除している店主の姿を見るのもまた好きなんです。
一所懸命さが伝わってきますよねぇ。

投稿: 浜田信郎 | 2006.01.29 20:19

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