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寒ブリの豆乳しゃぶ … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

第52回夕食会の食材は寒ブリ。店主は氷見(ひみ)の寒ブリを楽しむ夕食会にしたかったらしいのですが、人気の氷見物はぐんぐん値段が上がって、とても夕食会の会費(飲み物込みで4,500円/人)では仕入れられないほどになっちゃったのだそうです。しかし、今日のブリも氷見物ではないにしろ、日本海の7.1キロもある寒ブリです。

その寒ブリ料理のトップバッターとして登場したのはブリの吸物です。吸物からスタートというのも珍しいですよねぇ。今日も最高気温が10度を超えたかどうかという寒い1日。あったかい吸物が身体に染みわたるようです。中に入ってる大きなブリの一切れがまたいいじゃないですか。福岡地方のお雑煮の具にブリが入っているのですが、まさにそんな感じですね。「今日はこのブリで行くぞー!」という気合いを感じる一品です。

そしてブリの刺身。こりゃまたぶ厚い刺身ですねぇ! 昨日試食をされたなおとんさんから「やわらかめの身なので、少し厚切りにしたほうがおいしいと思いますよ」というアドバイスがあったのだそうです。うーん。たしかにうまいっ。これはもう日本酒ですね。え!? 先日の「黒龍 大吟醸」がまだ残ってる? そりゃさっそくそれからいただきましょう。

我も我もと手が伸びて、残り少なかった「黒龍 大吟醸」は、あっという間に空っぽになってしまいました。

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ブリ吸物 / ブリ刺身 / 黒龍 大吟醸

料理のほうは大鍋いっぱいに作られたブリ大根。これを小鉢につぎ分けてくれます。んー。ブリ以上にブリの味わいの強いあめ色に煮込まれた大根に脱帽です。おでんの大根もそうですが、イカ大根や鳥大根なども、いっしょに煮込んだ素材のうまみを大根がすべて吸収してくれるんですよねぇ。

続いては焼き物。ブリの焼き物というと照り焼きが定番ですが、今日の焼き物は玉子黄金焼き。厚いブリの身の上に玉子がのっていっしょに焼き上げられています。

ここで登場したのが、なおとんさんから差し入れの新潟の地酒2種。ひとつは「越乃景虎(こしのかげとら)ひやおろし」で、もうひとつは「想天坊(そうてんぼう)越後高嶺錦 特別純米 生貯蔵酒」です。いつもいつもいいお酒を飲ませていただき、ありがとうございます。どちらも新潟のお酒らしいすっきり感で、ブリも進みますが、もっともっとお酒そのものが進んでしまう。こいつは困ったなぁ。。。

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ブリ大根 / ブリ玉子黄金焼 / 「景虎・ひやおろし」と「想天坊」

カウンター上段にはいつものように大皿料理が並び、好きなときに食べられるようになっています。今日の大皿料理は豚の冷しゃぶ風(辛ダレ添え)に、モヤシとニンジン、ニラのサラダ、そしてキャベツの漬物です。

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豚冷しゃぶ / 野菜サラダ / キャベツ漬物

毎回食事会に華をそえるママさんの手料理。今回も出てきましたよぉ。まずは大皿にたっぷりのカニ玉です。この大きなカニ玉を、まるでホールケーキを切り分けるように切り分けて小皿に。当たり前のことかもしれませんが、魚料理屋さんで出されるカニ玉なので、なにしろカニがいいのです。

そしてタコ飯。ごはん物ながら、タコたっぷりということもあって、これ自身がつまみになります。

そうこうしているうちに目の前でブリしゃぶの準備が進みます。今日のブリしゃぶはなんと豆乳を使ったしゃぶしゃぶです。どんな味になるんだろう。楽しみですねぇ。

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カニ玉 / タコ飯 / 豆乳しゃぶ

ブリしゃぶ用のブリも大皿にぐるりと花のように盛られて登場です。先ほどの刺身よりは薄切りで、そのかわり1枚1枚の面積が広い。その1枚を箸で取って豆乳鍋の中に浸すと、熱がとおった表面がサッと白く変色します。それを紅葉おろしの添えられたポン酢醤油にちょいとつけていただくと、刺身とはまた違ったブリのうまみが口の中に広がります。

刺身の表面に脂が浮き上がって見えるほど脂ののったこの時期の寒ブリなのですが、こうやってサッと鍋で泳がせることでさっぱりとした味わいになります。今回の場合は、豆乳なので、さらにまろやかになってるように感じますねぇ。

ひとしきりブリを食べ終えたところで、そのままちょっと鍋を置いておくと、豆乳の表面に湯葉ができます。これを引き上げ湯葉としていただいたあと、水菜、白菜、はるさめなどを入れて、たっぷりと豆乳鍋を食べつくします。

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ブリしゃぶ用のブリ / できたブリしゃぶ / 野菜も加えて

食べて食べて、飲んで飲んで、しゃべってしゃべって。今月もまた4時間をこえる夕食会になったのでした。寒ブリ、堪能! どうもありがとうございました!

店情報 (前回、「しげるのチャンネル」「黒ぶたシャブシャブ」)

《平成18(2006)年2月11日(土)の記録》

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コメント

毎年、氷見鰤を取ってもらう和食屋さんがあるんですけど、1月中旬で12kgものが10万以上でとても出し切れませんとお断りされてしまいました。

投稿: 泥酔院 | 2006.02.27 16:40

ごぶさたしてます。>泥酔院さん
「竹よし」のマスターも10万以上するとおっしゃってました。今年は以上に高いんですね。
それはさておき、またよろしくお願いします。

投稿: 浜田信郎 | 2006.03.05 21:44

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夕方酒でおなじみの日曜日がやってきましたが、今日はなんだかバタバタしていてもう午後6時になろうとしている。開いてればしばらく寄っていない「ほ里乃家」などものぞいてみたいところですが、残念ながら日曜日はお休み。今日は「竹よし」で海の幸をいただきましょうか。 ガラリと引き戸を開け「こんばんは」と入ると、店主(マスター)から「いらっしゃいませ」の声がかかります。店内右手の6人ばかり座れるカウンター席は先... [続きを読む]

受信: 2006.03.19 22:24

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