« 2006年2月 | トップページ | 2006年4月 »

ヒラ、テッポウはタレで … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

060218a久しぶりの沼袋。久しぶりの「ホルモン」です。午後5時半をまわったばかりの店内には先客がひとり。カウンター中央あたりに座り、まずは小瓶のビール(サッポロ黒ラベル、310円)とお新香(100円)を注文します。

1杯目のビールをググゥーッと飲み干して、ッハーッとひと息。仕事のない土曜日でも、1杯目のビールを飲むとうれしいなぁ。

壁のメニューには「今日のお新香はカブとキュウリ」と書かれているのですが、実際に出てきたお新香には、さらに白菜も加わっています。これを添えられた爪楊枝で一切れずつ突き刺していただきます。

焼き物はいつものごとくレバとコブクロのちょい焼きからはじめましょうね。2本ずつでお願いします。

もつ焼きは、野菜類なども含めて、すべて1本100円。1本ずつ注文することができます。

ちょい焼きというのは、文字どおりちょっとだけ炙ったもの。この店では刺身(生)はやっていなくて、もっとも生に近い状態の焼き方がちょい焼きなのです。ただしちょい焼きにできるネタはレバとコブクロの2種類だけ。焼き上がりには刻みネギとおろしショウガが添えられ、醤油をかけたら「お待たせしました」と出てきます。

人によっていろいろな食べ方があるようですが、ちょい焼きはすべて串からはずして、刺身と同じようにしていただくのが私のやり方。なにしろほとんど刺身ですもんね。今日もうまいや。

飲み物は焼酎(210円)をいきますか。

受け皿つきのコップになみなみと注がれたよく冷えた焼酎に、いっしょに出される梅シロップをちょいと入れてチビチビといただきます。っく~っ。効くなぁ。

店にはひとり、またひとりとお客さんが増えていきます。この店は基本的に男性ひとり客が多い。この傾向は土曜日も変わらないようですね。

「今日も寒いねぇ」と言いながら、またひとり初老の男性客がやってきて、向かい側のカウンターに座ります。「ビールね。5時ごろに1度来たんだけど、開いてなかったねぇ」とその男性。店主(マスター)がビールを用意しながら「5時だとときどき仕込みが間に合わないことがあるので、開店時刻を5時半に変更したんですよ」と答えます。へぇ。そうだったのか。平日はいずれにしてもそんなに早い時刻に来ることはできないので、土曜日に来るときが要注意ですね。

続いての焼き物はアブラとオッパイ、テッポウを1本ずつ。テッポウのみタレでお願いします。

アブラは腸(シロ)の裏あたりにあるアブラらしいのですが、クニュクニュとおもしろい歯応えで、焼酎にぴったり。オッパイは乳房(チチカブ)の脂肪で、やわらかなのにしっかりとした相反する食感に脂のうまみが持ち味です。テッポウは直腸。これもしっかりとした食感と脂肪のうまみを味わう一品です。タレ焼きもうまいなぁ。

このころになると店内はすでに7~8割(10人)程度の入り。土曜日の早い時間帯は近所の年配常連客が多いようで、注文の流れもごく自然。その注文を店主とおかみさんのふたりでニコニコとこなしていて、店内にもゆったりとした空気が流れています。

私も焼酎(210円)をおかわり。今度はカシラとナンコツ、ヒラ(中間)を1本ずつ、ヒラのみタレで注文します。

カシラは豚の頭のところの肉。もつ焼きの中で内臓というよりは肉といった感じのものは、このカシラとハラミ、ハツ、タンなどです。これらであれば「内臓はちょっと…」と躊躇する人でも食べることができるんじゃないかと思います。

ナンコツは食道あたり。コリコリと軟骨を噛みしめる食感と、そのまわりにへばりついた肉のうまみがいいですね。ヒラはシロ(腸)とテッポウ(直腸)の中間あたりの部分らしいです。味わいもまさにシロとテッポウの中間といった感じ。個人的にはシロよりもヒラのほうが好みなんですよね。

1時間15分ほどの滞在で、ビール小瓶と焼酎を2杯、もつ焼き10本にお新香で、今日は1,830円でした。どうもごちそうさま。

店情報 (前回)

《平成18(2006)年2月18日(土)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

三冷ホッピーで“よじあき” … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

060219a日曜午後4時。「秋元屋」です。「いらっしゃいませ。飲み物は?」と笑顔でたずねてくれるヨッちゃん(店を手伝っている女性)に「氷なしのホッピーをお願いします」とホッピー(380円)を注文。すぐにキンキンに冷やした焼酎を、まっ白く霜がつくほど冷えたジョッキに入れてくれます。もちろん瓶入りホッピーもよく冷えてるので、まさに三冷ですね。

さすがに開店したばかりとあって先客は3~4名ほど。それでも3~4名いるのがすごいといえばすごいなぁ。みなさんフライング(4時前の入店)じゃない!?(笑)

060219bまだお客さんが少ない間に焼き物を注文しておきましょうか。レバ、ハラミ、テッポウを1本ずつ(各100円)ミソでお願いし、焼き上がりを待つ間にお新香(180円)を注文します。前回おいしかったタクアン(100円)にするかどうかちょっと迷ったのですが、久しぶりのお新香はキャベツたっぷりにキュウリも入ってもつ焼きの合いの手にぴったりです。

060219c3本のもつ焼きは同時に注文し、この時間帯の焼き台を担当している三浦さんも3本同時に焼きはじめたのですが、できあがる時間はそれぞれ異なっているらしく、三浦さんが1本1本をじっくりと見ながら、まず出してくれたのはレバとテッポウの2本です。「ハイッ」と出してくれるタイミングで「よっしゃ」とアツアツのレバにかぶりつきます。

ここらで大常連のM先生も登場。お茶割り(350円)と煮豆腐(200円)、そしてナンコツを2本塩で注文です。ナンコツが焼きあがると、粒入りマスタードをたっぷりと焼き鳥の皿にとって、それをナンコツにまぶしながらいただいている。うーむ。これは新しい食べ方ですねぇ。常連のみなさん方は、それぞれにご自分のスタイルをもっていておもしろいのです。

私も氷なしホッピー(380円)をおかわりし、アブラ、タンシタ、ナンコツを1本ずつ(各100円)、今度は塩で焼いてもらいます。

入口のテーブルには、ミクシィのお仲間たちとともにたーぼーさんがやってきます。「おぉーっ!」と手を振って、遠くから目顔だけで「お久しぶりです」とごあいさつを交わします。メンチカツ大好き人間のたーぼーさんは座るなりメンチカツ、ハムカツ、コロッケを味噌ダレで注文。うーむ。さすがです...。

近くに座っている常連さんがチキンボール(100円)を注文したタイミングで「私もチキンボール1本」とお願いします。焼き方は塩。ここのチキンボール(いわゆるツクネ)はスパイシーなので、タレよりは塩のほうが合うように思うのです。

最後に煮玉子(100円)でしめて終了です。煮玉子というのは、もつ煮込みと一緒に煮込まれている玉子だけです。

今日は午後5時過ぎまでの1時間強で1,740円。となりのM先生や、入口テーブルのたーぼーさんたちに「お先に!」と声をかけながら、まだ少し明るさの残る商店街を家へと向かったのでした。ちょっと日が長くなってきましたね。

店情報 (前回同じときの「日々雑感」)

《平成18(2006)年2月19日(土)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (2)

超混雑の英国パブ!? … 立ち飲み「じぃえんとるまん」(横浜・上大岡)

仕事が終わって所用で上大岡へ。用事が終わって向かったのは駅のすぐ近くにある立ち飲み屋、国民酒場あさひや「じぃえんとるまん」です。

火曜日、午後9時前の店内は満員に近いお客さんで盛り上がっています。しかしなにしろひとり飲みの気楽さ、その辺の空いてるすき間にスルッとすべり込んで焼酎のトマト割り(300円)を注文します。

カウンターの中は店主と手伝っている男性の2人。この2人で何十人ものお客の相手をしてるんですね。まさに息つくヒマもないくらい大忙しのカウンター内のふたりです。

振り返って壁の黒板に大書されているメニューを確認。今日の刺身はスズキ、マグロ、メダイにシメサバ。これらが各200円ですからねぇ! コロッケ、メンチカツ、アジフライ、メザシ、冷奴、納豆などはすべて100円ですよ! 信じられない。

「はい。トマト割り」と店主がジョッキを出してくれます。「スズキ刺しをお願いします」と注文しつつ千円札をカウンターの上へ。刺身はラップをかけて冷蔵ケース内に並んでいて、そこからスズキ刺しの一皿を取り出してラップを取って手渡してくれます。「トマト割りとスズキ刺しで500円ね」と千円札を取り、500円玉がおつりとして戻ってきました。ここもキャッシュ・オン・デリバリーで、品物が出た時点で支払いをするのです。

店内のお客さんは二日とあけずに来るくらいの常連さんが多いようで、あっちに集まってはワイワイと話し、また違うメンバーが向こうに集まっては「昨日はあれからどうした」なんて話し合ったりしている。まさに近所の社交場といった雰囲気です。これで人口密度が少なければ英国のパブ風なんだけどなぁ。いかんせん空間の中の人が多すぎて店全体がワーンという大音響に感じるほど。

老若男女という言葉どおり、まさに男性も女性も、老いも若きもといった感じの客層です。ワーンという大音響をリードしているのは中年のおばさま方。この方たちはお客さんなんですが、あちこちの男性たちと知り合いのようであっちに行ってはワイワイ、こっちに来てはガヤガヤ。ときどき遠くのお客さんにも大声で話しかけたりしているのです。若者たちは自分たちのグループだけで飲んでるのですが、飲むにつれ、酔うにつれ笑い声も大きくなってくる。まぁ、なにしろにぎやか、にぎやか。

「塩らっきょう(100円)をお願いします」。カウンター内を近くにやってきた店主に追加のつまみを注文します。こんなにぎやかさの中、カウンター内はふたりは黙々と仕事を進めているので注文などはとてもしやすいのです。塩らっきょうもあらかじめ冷蔵ケースに用意されていて、すぐに小鉢が出されます。

塩らっきょうもまた焼酎に合うつまみなんですよね。これが100円だから笑っちゃいます。トマト割りは、もともとが液体のトマトをつまみに焼酎を飲んでるようなもので、比較的自己完結(つまみ不要)型の飲み物ではあるのですが、こうやって塩らっきょうなどのちょっとしたつまみがあると、コリコリと歯応えもよくていいですね。

カウンターにへばりつくようにして寡黙に飲んでるお父さんは、ずーっと冷や酒。冷や酒は2リットルの紙パックに入ったお酒(銘柄わからず)で1杯が220円。燗酒になると一升瓶の上撰(銘柄見えず)で1杯が250円なのです。しかし「じぃえんとるまん」のおもしろいのは、それでなくても忙しそうなのに、これらのお酒以外に、地酒も何種類か置いてあるところです。向こうの立ち飲みテーブルのおにいさんたちはさっきから「初孫」(300円)を何度もおかわりしている。地酒にしても安いというのがさすが「じぃえんとるまん」ですよね。

さて。今日はこんなところでサックリと帰りましょう。約30分の滞在は600円でした。どうもごちそうさま。

店情報 (前回)

《平成18(2006)年2月21日(火)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

店情報: 鳥料理「とよ田(とよだ)」(自由が丘)

    060222a
  • 店名: ひな鳥から揚「とよ田」(自由が丘)
  • 電話: 03-3723-7683
  • 住所: 152-0035 東京都目黒区自由が丘1-7-5 ジョイタワービル1F
  • 営業: 17:30-22:30(土曜は17:00- )、日祝休
  • 場所: 自由が丘駅南口改札口を出て、左方向にまっすぐ進むと左手に東急ストア(自由が丘とうきゅう)がある。そのままの道を東急ストアにそって50mほど進むと、右手にジンギスカン屋があり、その道端に「ひな鳥から揚 とよ田」と書かれた電灯看板が置かれている。そこを右に折れ、ビルの横の通路を進んだ先にある。
  • メモ: 扱っている品は、ひな鶏のもも肉の唐揚げ、手羽肉の唐揚げ、砂肝の唐揚げの3品のみ(ごはんもない。飲み物はある)だが、メニューはない。あとは漬物と最後に出されるスープと酒類。衣をつけない唐揚げは塩やレモン、七味との相性がよい。カウンターのみの店内はいつもにぎわっている。行列覚悟。18:00までの入店ならば予約可。Yahoo!グルメGoogle ローカル

| | コメント (2) | トラックバック (8)

骨までポリポリ … 鳥料理「とよ田(とよだ)」(自由が丘)

060222b何年も前から行ってみたかった鳥料理屋があります。扱っている品は、ひな鶏のもも肉の唐揚げ、手場肉の唐揚げ、そして砂肝の唐揚げの3品と、他はお新香があるだけ。ごはんもない。ところが小さな店内はいつも満席で、行列覚悟だというのです。

自由が丘駅のすぐ近く。東急ストアの向かいの小さな路地(?)の中にそのお店はあります。店の名は「とよ田」。ガラリと引き戸を開けて店内に入ると、店内は左手が鉤の手(かぎのて。L字型)のカウンター席(8席程度)、右手が小上がりの座卓席(6人程度用1卓)になっていて、平日午後7時過ぎの店内は8割程度の入り。

店のおかみさんらしき女性が「カウンターの奥の方へどうぞ」と空いている席を教えてくれます。カウンターの後ろはすぐ壁になっていて狭い。カウンターに座っている先客のみなさんが腰を浮かせて通りやすく道を作ってくれます。「すみませーん」とあいさつしながらその後ろを通ってカウンターの置く側、鉤の手の短辺の端っこの方に座ります。

060222cすぐに出されるあったかいおしぼりと、お通しのオニオンスライス(ポン酢醤油かけ)。「お飲み物はなんにしましょう」。カウンター内のおにいさんから声がかかります。「ビールをお願いします。」「瓶(びん)と生がありますが。」「瓶のほうで。」「瓶はプレミアム・モルツとスーパードライがあります。」「じゃ、スーパードライをお願いします。」「はーい。」というやり取りを経て、スーパードライの中瓶が出てきます。

「唐揚げのほうは?」とたずねてくれるおにいさんに、「3種類をひとつずつお願いします」と注文します。

カウンター短辺のところは、鳥を調理する様子がちょうどよく見える場所。鳥は頭と足先(もみじ)、内臓を除いた丸ごと1羽分がずらりと並んでいて、それとは別に下ごしらえを終えた砂肝が山のように積んであります。その砂肝を柄が付いた揚げザルに入れて、そのまま揚げ鍋の中にジャーッと浸けこみます。ジャージャーと派手な音がおさまってきたらできあがり。さっと塩をふりかけて、目の前に砂肝の唐揚げが出てきました。

060222dどれどれ。下ごしらえがいいのか、砂肝独特のとても硬い部分は切り取られていて、全体としてやわらかい。いや、もちろん砂肝なので、砂肝らしいコリコリ感はあるものの、予想してたよりはやわらかいといったところです。これはまたビールにぴったりと合うつまみですねぇ。ビール、おかわりお願いします。

カウンターの中ではもも肉・手羽肉の準備が進みます。丸々1羽分のひな鶏を、まずはセンターからまっぷたつに分けます。このとき背骨がまん中から切れて、両側に半分ずつ残るように割っているのがすごいところ。首の部分は使わないのか、切り落として別の容器に入れられます。左右に分かれたひな鶏の半身を、今度は上半身、下半身に半分に分けます。この上半身が手羽肉に、下半身がもも肉になるのでした。つまり手羽肉ともも肉を注文すると、半羽分のひな鶏をいただいたことになるんですね。

目の前で下ごしらえが終わった手羽肉ともも肉は、衣はつけずに揚げ鍋の中に入れられて、そのまま素揚げされます。

060222e 060222f
手羽肉 / もも肉

まつことしばし、見た目にもカラリと揚げ上がった手羽肉ともも肉が目の前に出てきました。もも肉は食べやすいように揚げ上がったあとでふたつに分割してくれています。手羽肉のほうは手羽の付け根のところから開くように持ち上げるとうまくばらすことができると教えてくれます。

添えられたレモンを絞りかけ、好みに応じてカウンター上の塩や七味をふっていただきます。

ほぉ。表面は見た目どおりカリカリ。中にもしっかりと火が通っています。火の通り具合はジューシーといった感じではなくて、まさにしっかりとといった感じ。串刺しの焼き鳥の場合は身が小さいのでレア気味もいいのですが、これくらい大きい身になると、ちゃんと火が通っていたほうがうれしいですね。

特に手羽肉(上半身)のほうは、骨までポリポリと食べてしまえるほどで、残る部分がほとんどない。これはいいなぁ。さっそく手羽肉はおかわりをお願いします。

060222gビールもたっぷりといただいて、お勘定をお願いすると最後に鶏スープが出てきました。この鶏スープもいいダシが出ていていいですねぇ。もしかすると先ほど使わなかった首肉の部分をダシ用に使ってるのかなぁ。

約1時間半の滞在はふたりで5,200円ほどでした。

店内にはメニューも価格表示もいっさいありませんが、「Yahoo!グルメ」によると砂肝が650円、ももと手羽が700円のようです。ご参考までに。

店情報 (「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月22日(水)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ぜんまい白和えで燗酒を … 居酒屋「金田(かねだ)」(自由が丘)

せっかくの自由が丘ですのでもう一軒。東京の居酒屋の中でも「みますや」(神田)、「シンスケ」(湯島)、「鍵屋」(根岸)、「江戸一」(大塚)、「伊勢藤」(神楽坂)などと並べて語られることが多い老舗居酒屋「金田」です。

ここも入れないことが多い居酒屋ですが、午後9時なのでもう大丈夫でしょう。「こんばんは。」「いらっしゃいませ。あと30分でラストオーダーですが、よろしいですか?」と迎えられます。

060222h 060222i
サッポロラガー / 菊正宗

ダブル「コ」の字になったカウンターの手前側、小さいほうに座り、連れは瓶ビール(サッポロラガー、大瓶、630円)、私は燗酒(菊正宗、小徳利、420円)をいただきます。お通しはこの時期の定番であるミニ・スープ豆腐。このちょこっとした豆腐がうまいんですよねぇ。

毎日のメニューはA3用紙にコピーされて、カウンター上段に置かれています。売り切れると色鉛筆で取り消し線が引かれるのですが、今日は取り消し線は少ないようです。さて、なんにしましょうか。

ずらりと150種くらい並んだメニューの中から、白和えやおからといった昔のお惣菜風のつまみが好きな同行者は「ぜんまい白和え」(600円)を選択。私は「あなご煮凍り(にこごり)」(700円)と「うに煮凍り」(750円)でしばらく迷って、ウニのほうを選びます。

060222j 060222k
ぜんまい白和え / うに煮凍り

季節のゼンマイに舌鼓を打ち、美しいウニの煮凍りをつついているうちに、もうラストオーダーの時間です。「じゃ、お酒(菊正宗、420円)をもう1本」。

まわりのお客さんたちも徐々に席を立ちはじめます。

我われも閉店時刻(午後10時)のちょっと前にお勘定。約1時間の滞在はふたりで2,820円でした。

店情報 (前回、「帰り道は、匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月22日(水)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

店情報: 居酒屋「みますや」(神田)

    060224z
  • 店名: 居酒屋「みますや」
  • 電話: 03-3294-5433、03-3295-4371
  • 住所: 101-0048 東京都千代田区神田司町2-15
  • 営業: 11:30-13:30、17:00-23:00、日祝休
  • 場所: 地下鉄丸の内線淡路町駅を出て靖国通りを大手町方面へ、大塚グループの裏通り。駅から徒歩3分。
  • メモ: 創業明治38年。赤提灯には「どぜう」と書かれている。戦前から国産牛肉を100%使っている「牛にこみ」(600円)や、「さくらさしみ」(1300円)、「どぜう丸煮」(600円)、「肉豆腐」(400円)、「刺身盛合せ」(1500円)など。 酒は「白鷹」本醸造が二合 800円、「立山」「八海山」の本醸造がそれぞれ一合 750円など。Google ローカル
  • HTML版(2003年以前): (02.08.31)(01.05.26)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

牛煮込みと季節のヌタ … 居酒屋「みますや」(神田)

金曜日。会社帰りに秋葉原に寄って買い物し、近くに勤務する呑んだフルさんと連絡を取り合って神田「みますや」です。フルさんも私も「みますや」は3年半ほど前の太田和彦さんのオフ会以来。久しぶりですねぇ。

「ふたりです」と店に入ったのは午後8時半。テーブル席と小上がりの座敷席だけの店内にはびっしりとお客さん。さすが人気店ですねぇ。店の奥のほうのテーブルに「相席(あいせき)でお願いします」と案内されます。6人掛けのテーブルには先客の3人組が飲んでおり、我われ2人はその反対側に座ります。

最初はまずビールですね。エビスの大ビンをお願いします。

瓶ビールはエビス、キリン、アサヒとあり、いずれも600円。エビスがちょっと高い価格設定になっているお店のほうが多い中、すべて同額というのは珍しいですよね。お通しにはタコとモズクの酢の物が出てきました。

メニューは和紙に筆書きで書かれたものが1冊に綴じられているほか、壁にも黒板に白字で書かれた短冊がずらりと並んでいます。さぁ、なんにしましょう。しばらくあっちやこっちやと見てまわり、定番の「牛煮込み」(600円)と、フルさんの大好きな「焼なす」(500円)を注文します。なにしろ料理メニューだけでも60種類くらいありますから、ひと通り見るだけでも大変なんですよねぇ。

060224a 060224b 060224c
ビールとお通し / 牛煮込み / 焼なす

「牛煮込み」は、大ざっぱにたとえると牛丼屋さんの「牛皿」(牛丼の具だけの別盛り)のような感じで、いかにも東京風の甘い味つけがここの特徴です。

「焼なす」はもっと時間がかかるかと思いきや、「あっという間」と言っていいくらいの時間で出てきました。しかもできたての熱々で、その場で皮を剥いたもの。「こうやって皮を取って出すのが本当らしいんですけど、熱いので皮付きのまま出す店も多いんですよね」と茄子フリーク(?)のフルさんが教えてくれます。

料理が出るころにはビールも飲み終えていて、数ある地酒の中からまずは和歌山の「黒牛(くろうし)」(1合750円)をいただきます。地酒はガラスの徳利に入れられて登場。「まあまあ」と互いにお酌をしあってまず一献。っかーっ。うまいですねぇ。…。などと言いながらあっという間に「黒牛」は飲み終えてしまい、次は埼玉の「神亀(しんかめ)」(1合750円)です。

料理は「季節のヌタ」(400円)と「ゲソ揚げ」(600円)を追加。「季節のヌタ」はニラとマグロ。きれいに盛り付けられたヌタを、全体が均等な味になるようにていねいにかき混ぜていただきます。ん~。うまいっ。こうなると燗酒でしょう。「白鷹」の2合徳利(800円)をいただきます。

060224d 060224e 060224f
季節のヌタ / ゲソ揚げ / 燗酒「白鷹」

続いて出てきた「ゲソ揚げ」はゲソといいながらも、足と胴体の中間部分の、荻窪の「やき屋」では「ナンコツ」と呼ばれるちょっとコリコリとした身の部分。ここは揚げ物にしてもおいしいんですねぇ。しかもウスターソースの合うことといったら!

午後10時まで1時間半の滞在はふたりで5,000円でした。

店情報 (前回)

《平成18(2006)年2月24日(金)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (0)

店情報: 焼き鳥「伊勢(いせ)」(神田)

  • 店名: 焼き鳥「伊勢」本店
  • 電話: 03-3254-2370
  • 住所: 101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-13-17
  • 営業: 11:00-15:00、17:30-22:30、日祝休(土は昼だけ営業)
  • 場所: JR神田駅北口を出て右側のガード下、雨の日でも駅から傘はいらない。
  • メモ: 創業50年の老舗。昼間は親子丼もあるそうな。というか、昼は親子丼だけしかないそうな。1階は立ち飲み、2階は居酒屋。公式サイトGoogle ローカル
  • HTML版(2003年以前): (01.08.09)(00.11.07)(00.10.26)(00.04.30)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

貴重なお酒を分けあって … 焼き鳥「伊勢(いせ)」(神田)

みますや」を出て神田駅近くまで戻ってきました。神田でもう1軒、立ち飲み・焼き鳥の「伊勢」に寄って行きますか。「伊勢」は午後10時半(ラストオーダー)までの営業。ギリギリのすべり込みです。

「たたきはまだありますか?」「ありますよ。」「じゃ、それ2人前お願いします」。たたきというのはこの店の名物でもある鶏のツクネのこと。大きなツクネ団子が1人前2個ずつ(350円。税別)出されます。フルさんは半生・タレで、私はよく焼き・塩でお願いしました。

060224g 060224h
たたき(半生、タレ) / たたき(よく焼き、塩)

「お得なコースにしておきますか」と店のおにいさん。コース割引は人数分の注文のときのみ有効なのだそうで、「じゃ、おふたりさんでBコース2人前かな? それでいい?」と、たたきに手羽先(2枚400円)と皮(2本300円)がセットになったBコースを2人前、こちらの注文体勢が整う前に半ば強引に決められちゃいました。(苦笑)

飲み物は燗酒(350円)を2つ注文。それぞれ受け皿つきのコップに入れてくれます。

焼き物が焼きあがるのを待つ間にお新香(2本200円)もいただきます。おもしろいのはお新香も焼き鳥同様に串に刺さっていること。1本はカブ・キュウリ・カブ、もう1本はキュウリ・カブ・キュウリです。

060224i 060224j 060224k
お新香 / 皮 / 燗酒と手羽先

「焼き物はラストオーダーですが…」と声がかかりますが、皮と手羽先があれば十分なので追加はなしです。なにしろ皮と手羽先もひとり2本ずつあるので、けっこうボリュームフルなのです。コースといってもトータルで50円お得なだけなので、コースじゃないほうがよかったかもね。

クイッとコップ酒を飲み干してお酒のおかわりをお願いすると「ラストオーダーが終わってますので」とおにいさん。あれ? さっきのラストオーダーは焼き物だけじゃなかったのか。げ。残りの焼き鳥を飲み物なしで食べなきゃならないとは... orz

ガックリとしていると、フルさん自身残り3分の1くらいしか残っていないお酒を、私のコップにも半分ほど分けてくれました。ありあまるほどの焼き鳥を、ひとりコップに6分の1ずつくらいの貴重なお酒でいただいてお勘定です。

約30分の滞在はふたりで2,900円でした。もうちょっと融通をきかせてくれるとありがたいのですが、そうしないところが都心部の人気店なのかなぁ...。

店情報 (前回)

《平成18(2006)年2月24日(金)の記録》

| | コメント (4) | トラックバック (0)

真夜中でも満席 … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野)

神田駅で自宅が別方向の呑んだフルさんと別れ、JR中央線に乗って中野までやってきました。最後にもう1軒寄って帰りますか。中野駅北口を出て、どーんと広がる中野5丁目の飲み屋街へと向かいます。トコトコ歩いて、そろそろ早稲田通りに出るかという手前にあるのが、もつ焼き「石松」です。

人気もつ焼き店だった「春」の賃貸契約が切れたため、昨年末にここに移ってきて、店名も「石松」と変えて新装再開したのです。なにしろそれまでの「春」の跡地が、そのまま「春」という名前のスナックみたいな感じの店になっているので、名前も変えざるを得なかったんでしょうね。

焼き台のところについている小窓からのぞき込むと、午後11時半の店内は満席。カウンターの内側に回りこんでる人までいるほどです。あれっ!? しかしカウンターの内側に回りこんでるのはなんとH氏ではありませんか。よーし、入っちゃえ!

扉を開けて「こんばんはぁ、ひとりです」と店内へ。「おー、こんばんは」と店内のあちこちから声がかかってビックリ! カウンター中央部にいるのはとぱーずさんとDH氏。その奥にはK氏や、「秋元屋」の常連さんでもあるM先生が飲んでいるではありませんか。さらについ先ほどまで、ふじもとさんやしげるさん、そして初お目見えの宇ち中さんもいらっしゃったのだとか。こんな遅い時間帯にすごいことになってたんですねぇ!

みなさんの後ろで立って飲もうと思っていたのに、K氏が「もうすぐ帰るから」と代わりに立ってくれました。どうもすみません。

目の前にはトンと金宮のキープボトルが置かれます。「じゃ、ホッピーで!」と注文したところ、今日は普通のホッピーが売り切れてて黒ホッピーしかないんですよ、と説明してくれながら、カウンターの内側、冷蔵庫の前に陣取っているH氏が黒ホッピー(ソトはたぶん200円)を取り出してくれます。そうかそうか。この場所に座ってると冷蔵庫係もしないといけないんですね。どうもありがとうございます。

「マスター、レバ刺しはありますか?」「あるよ。」「じゃ、まずはそれで!」

レバ刺しお通しのモヤシ酢漬けをつっついてホッピーを飲みながら待つことしばし。いかにも「石松」(旧「春」)らしい、エッジのきりりと立ったつややかなレバ刺し(380円)の登場です。

ここ「石松」は「春」のときと同様に、注文を受けてから下ごしらえをして、その場で串にさして焼くスタイル。今日のようにお客さんが多いと、その下ごしらえも大変な様子です。

タン塩向こうのお客さんからタン(1本100円)の注文が入ります。「私もタンをお願いします」と便乗注文。他のお客さんの注文にのっかっていっしょに注文すると、店主も楽そうだし、こちらもあまり待たなくてよくなるので、お互いに好都合のようなのです。まわりからも「じゃオレも1本!」なんて声が飛び交います。

H氏やK氏は今日は開店直後からここで飲んでるのだそうで「もう5時間近く飲んでますよ!」と言いつつ、そろそろ終電だからと帰り支度をはじめます。

カシラかたいとこ塩「それじゃ気をつけてね」とH氏、K氏を見送ったところで、となりのお客さんが注文した品は「カシラのかたいとこ」。えー。なにそれ!? カシラに“かたいとこ”なんてあるんだ。じゃ、わたしもそれ1本。またまた便乗注文です。

電車がない時間になっても、地元の常連さんたち中心に盛り上がる店内はまだまだ満席。この時間から入ってくるお客さんもいるくらいです。真夜中でも満席というのはすごいなぁ。

ふと気がつくともう1時をまわっている。とぱーずさんとDH氏もそろそろ帰るらしくお勘定をしてもらっているので、私もお勘定をお願いします。便乗注文が多かった今日は、お勘定まで便乗です(笑)。

今日のお勘定は980円。どうもごちそうさまでした。みなさんお先に!

店情報 (前回、「Wine&Dish&Music・・・」)

《平成18(2006)年2月24日(金)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

店情報: お食事処「倉井ストアー(くらいすとあー)」(立石)

    060225x
  • 店名: 手造り惣菜の店・お食事処「倉井ストアー」
  • 電話: 03-3691-4593
  • 住所: 124-0012 東京都葛飾区立石2-18-4
  • 営業: 09:00-20:00、日祝休
  • 場所: 京成立石から四つ木方面に歩くこと約10分。葛飾警察の裏あたりにあるスーパー。
  • メモ: 朝9時からの営業。店内には「昼間の途中休憩はありませんので、ごゆっくりどうぞ。」という張り紙がある。ハンバーグ(150円)、メンチ(150円)、ポテトフライ(315円~)、お新香(160円~)、サラダ(210円~)、お豆腐(冷(ひや)、160円)(暖(あつ)、210円)、豚カツ(315円~)、チキンカツ(315円~)、野菜いため(270円)、オムレツ(270円)、もつホルモン(315円)、もつ煮込み(315円)、各種からあげ(塩味、醤油味、315円)、チャーシュー(315円)、ハム(315円)、ウインナー(350円)など。ビール大びん(390円)、缶ビール(290円)、缶チューハイ(290円)、日本酒(250円)。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

スーパーで飲む!? … お食事処「倉井ストアー(くらいすとあー)」(立石)

立石フリークの宇ち中さん、最近北千住の住人になったH氏の両人に立石~北千住方面をご紹介いただこうという企画をここっとさんが立案。私も参加させていただくことになりました。

立石駅近くの「宇ち多」「栄寿司」などを見学しつつ、駅から歩いて10分ほどの距離にある「倉井ストアー」に到着したのは午後3時前。今日はここからスタートです。

「倉井ストアー」。それって酒場なの? っていう名称ですが、実はここは手作り総菜の店。さまざまなお総菜を販売している町の小さなスーパーなのです。しかし、おもしろいのは店の半分が食堂になっているところ。この食堂で売っているお総菜をおかずに食事をしたり、お酒を飲んだりすることができるようになっているのです。

店に向かって左側が店舗側で普通のサッシの入口になっています。右の食堂の側には「お食事処」と書かれたのれんがかかっていて、そののれんをかき分けて店内にはいると、左右に4人掛けのテーブル席が7卓ばかり並んでいます。

この時間帯、先客は2名ほど。右側のテーブルで食事をとっています。我われは左側のテーブルのひとつを囲みますが、すぐに店のおじさんがもうひとつのテーブルもくっつけてくれて、ゆったりと座ることができました。

となりの店舗からビール(キリンラガー、大ビン、390円)をもらってきて、つまみはポテトサラダ(160円)と、この店の名物であるらしい自家製ハンバーグ(150円)と自家製メンチ(150円)を注文します。

060225a 060225b 060225c
ビールとポテトサラダ / ハンバーグ / メンチカツ

出てきたハンバーグとメンチカツは、どちらも「ウソッ! これが150円!?」というほどのボリューム。ひき肉たっぷりです。さすが名物として名高いだけのことはありますねぇ。

060225d 060225e 060225f
お総菜カウンター / 食堂 / 店舗

この店は朝9時から夜8時まで中休みなしの営業。酒類も全時間帯で販売しているとあって、食事客のみならず、我われのようなちょいと飲もうという客にも人気があるようなのです。

駅からかなり離れたところにポツンとあるこのお店。立石在住で「酔わせて下町」の作者Fさんが、お仕事の都合で近くにいらっしゃることが多くて、その待ち時間などに利用していたことからジワリジワリと酒場ファンの間にも広がっていったのだそうです。

店内の壁にずらりと張り出されたメニューの中から次に選んだのはもつホルモン(315円)と白身魚フライ(150円)の2品。

060225g 060225h
もつホルモン / 白身魚フライ

ピリ辛のもつホルモンは、もつ好きにもピタリとはまる味。なんでもなく、ごく普通に作られたもつ炒めなのに、そのもつ(シロ)のプリッと新鮮なこと。さすがもつ焼きの名店が多い立石だけのことはありますねぇ。

約1時間の滞在は4人で2,485円(ひとりあたり620円ほど)でした。

店情報 (「宇ち中」、「帰り道は匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月25日(土)の記録》

| | コメント (2) | トラックバック (1)

あぶらでピカピカ … 若鳥唐揚「鳥房(とりふさ)」(立石)

060225i立石の2軒目は若鳥唐揚で有名な「鳥房」です。立石に行くにあたって「この店だけはぜったいに入れてください」とお願いしていた1軒。

午後4時開店の店に着いたのは3時56分。店内をちらりとのぞいた宇ち中さんから「もうお客さんが入ってます。大丈夫だそうです」と声がかかり店内へ。右手のカウンター席には男性ひとり客と店のおばちゃんたちが、そして左手小上がりの座敷にも3人組のお客さんがすでに座っています。我われも小上がりのテーブルのひとつを囲みます

店のおばちゃんがやってきて「今日の唐揚げは550円、570円、600円、630円」と教えてくれます。店内のメニューには「若鳥唐揚(時価)」と書かれているのですが、大体600円をはさんだ価格帯になっていて、値段が高いほど大きいものになります。この値段で、鶏のちょうど半身分(背骨から左右にまっぷたつに分けた片側)です。今日は小さいの(550円のもの)4つと「お新香」(280円)、「ぽんさし」(530円)を注文し、ビール(キリンラガー、大ビン、550円)をもらって乾杯です。

お通しは小皿にちょいと盛られた鳥皮の煮込み。すぐに出てきたお新香は白菜とキュウリです。

そして「ぽんさし」。これは表面だけにサッと火を通してたたき風になった鳥刺しに、刻んだネギや唐辛子などの薬味を、刺身の表面を覆ってしまうくらいたっぷりとのせて、ポン酢醤油をかけたもの。刺身で薬味を巻き込むようにしていただくとピリッと辛い味わいでお酒も進むのです。ちなみに店の奥のメニューでは「ぽんずさし」、カウンター内のメニューでは「ぽんさし」と異なる表記になっているのです。店のおばちゃんたちは「ぽんさし」と呼んでいるので、この記事では「ぽんさし」という呼称のほうを採用しています。

060225j 060225k 060225l
ビールとお通し / お新香 / ぽんさし

店内のメニューは、若鳥唐揚、ぽんさし、お新香の他は、鳥ぬた(530円)、鳥サラダ(530円)、鳥わさ(530円)、鳥からし味(530円)、鳥南蛮漬(280円)の全8品。これに飲み物がお酒(350円)、ビール大瓶(550円)、生冷酒(650円)、ワイン(650円)、サイダー、ジュース、コーラ、ウーロン茶(各200円)です。

店内には続々とお客さんが入ってきて、もはや満席状態。

順次できあがっていた唐揚げは、いよいよ我われの分も登場です。ひとりに一皿ずつ出てきた唐揚げは鶏の半身をそのまま揚げたもの。これを店のおばちゃんの指導の下に解体していきます。

『バラバラになった鳥の身はキャベツの上に置き、肉汁と熱でフニャリとさせ、しゃぶりつく合間に戴くのが正しいキャベツの食べ方である。』という「酔わせて下町」の教えに従い、解体した身は千切りのキャベツの上にまんべんなくのせます。

060225m 060225n 060225o
若鳥唐揚 / 解体後 / テーブルの様子

ひとしきり解体できれば、あとは各部分を両手でつかんでワシワシといただきます。大きな骨以外はバリバリと噛み砕いて食べてしまうことができるのが、ここの唐揚げのすごいところ。ジューシーな身の部分もさることながら、パリッと揚がった表面の皮の部分や、骨の部分がいいんですよねぇ。

そしてもちろん合い間、合い間には肉汁と熱でフニャリとなったキャベツをいただきます。

みんな無口で、両手の指と唇をあぶらでピカピカにしながらの唐揚げタイム。本来ピタリと合うはずのビールも、ほっておかれがちになってしまうほどです。

やぁ、食った食った。午後5時半まで1時間半の滞在は、ビールを4本いただいて、4人で5,960円(ひとりあたり1,490円)でした。

店情報 (前回、「宇ち中」、「帰り道は匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月25日(土)の記録》

| | コメント (2) | トラックバック (1)

店情報: 居酒屋「モアナ(Moana)」(関屋)

    060225y
  • 店名: 居酒屋「Moana」(モアナ)
  • 電話: (非公開)
  • 住所: 120-0023 東京都足立区千住曙町2-4
  • 営業: 17:00-23:00(22:00FLO、22:30DLO)、水日祝休
  • 場所: 京成関屋駅と東武牛田駅の間。どちらの駅からも徒歩1分ほど。
  • メモ: 和牛モツ煮込み(400円)、和牛スジ煮込み(400円)。刺身(各300円)はゴマ油/しょうが/ニンニク/ピリ辛醤油の4つの味でレバ刺し、タン刺し、ハツ刺しの3種。ステーキ風(各400円)は塩/タレ/特製ミソ/ピリ辛醤油の4つの味で、レバー焼き、タン焼き、ハツ焼き、カシラ焼き、ナンコツ焼きの5種。和牛シロモツ焼き(塩またはタレは400円、塩&タレ両方は450円)、厚切りベーコン焼き(400円)、激辛ポークウインナー焼き(350円)、ペッパーポーク厚切りハム焼き(350円)、SPAM焼き(300円)、ハムカツ(250円)、ニンニク焼き(特製ミソ、250円)、エリンギ焼き(ピリ辛ポン酢、250円)、長ネギ焼き(塩/タレ、250円)。生サラミ&チーズ(400円)、ナンコツスライス(ピリ辛ポン酢、300円)、ガツ生スライス(ピリ辛ポン酢、300円)、ヤッコ(大山豆腐、削り節/ピリ辛醤油、300円)、冷やしトマト(300円)、冷やしきゅうり(特製ミソ、300円)、らっきょう(250円)、カクテキ(250円)。ホッピー、黒ホッピー、下町ハイボール、マッコルリ、ハワイアンチチ・モアナ風(各400円)など。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

ホッピーもモツも!! … 居酒屋「モアナ(Moana)」(関屋)

京成立石界隈は「酔わせて下町」のサイトマスター・Fさんの地元。「鳥房」を出たところで連絡してみたところ、お忙しい中、ちょっとだけ出てきていただけることになりタクシーで京成関屋(せきや)に向かいます。目的のお店は京成関屋駅と東武牛田駅の間にあり、各種もつ料理や美しい泡立ちのホッピーで名の知れる「モアナ」です。

タクシーがなかなかつかまらなかったことなどもあって、店に着いてみるとすでにFさんは到着されていています。店内が満席ということで、Fさんは店の表でホッピーを立ち飲みながら待っていてくれたのでした。どうもすみません。

「5人だとしばらく入れそうにないので、近くのお店で飲みながら待ちましょうか」とご案内してくれたのは「モアナ」からほど近い交差点の角にある「こんちゃん」です。店内をのぞいてみると先客はいない。「こんなことも珍しいですねぇ。ここはお新香がおいしいんですよ」と説明してくれながら、まさに店内に踏み込もうとしたその時! 「モアナ」から4人ほどのお客さんが出てきました。「お。空いたか!?」と急ぎ足で「モアナ」に取って返す5人。残念ながら「こんちゃん」はまた次の機会にということになりました。

さて「モアナ」。この不思議な店名そのままに店の電光看板もブルーを基調にしたハワイアンなもので、緑のやしの木マークと"Moana"とアルファベット表記された店名が書かれています。これだけではなにやらわかりにくいところに「牛スジ うなぎ モツ煮込み 紀州備長炭火焼」と説明書きが入っていて、かろうじてなにやらもつ焼き屋さんらしい店であることがわかる程度。しかも店の表側は透明ガラスのサッシなので、店内の様子もよく見える。いわゆるもつ焼き屋のイメージとは違うお店なのでした。

そのサッシを開けて入った店内はL字型カウンターのみの10席程度。Fさんが後ろに立ってくださって、空いた4席に我われが座ります。(すぐあとにお客さんがひと組店を出られて、みんなで座ることができました。)

飲み物は迷わずホッピー(400円)を注文。この店は冷えたジョッキ、冷えた焼酎(ナカ)、そして冷えたホッピー(ソト)の、いわゆる三冷で作られる正統派ホッピーなのですが、そのソトの注ぎ方に大きな特徴があるのです。ナカを入れたジョッキに、ホッピーの瓶をまっさかさまになるように差し入れて一気にソトを注ぎ込むのですが、液面が上がってきたところでまっさかさまになったホッピー瓶の口の部分を泡の中に突っ込みます。その状態で泡立ちを見ながら微妙に瓶を上げ下げしてきれいな細かい泡立ちに整えていくのです。

我われ4人の中で、この店に来たことがあるのはH氏のみで、あとはみんなはじめて。そんなこともあって料理のほうは、ひとまずFさんにおまかせです。

まず出てきたのは本日の手書きボードメニューの一品であるミミガー(300円)です。刻んだ白ネギがのったミミガーは、ピリッと辛い醤油系のタレとの相性もよく、さっぱりと心地よい食感。すぐにもう1人前ミミガーを追加したほどでした。

060225p 060225q 060225r
ホッピーを作るマスター / ホッピー / ミミガー

そして同じく手書きメニューから、和牛シビレ焼(400円)が2人前。1人前は塩焼きで、もう1人前はピリ辛醤油焼きです。塩焼きもさることながら、このピリ辛醤油味がいいですねぇ。もつを実にうまく食べさせるタレだと思います。

カウンター上に置かれている定番メニューからはSPAM焼き(300円)です。SPAMというのはミンチされた豚肉の油漬けの缶詰。それを厚さ1センチくらいにスライスして両面を焼き、焼きあがったものを食べやすいように横方向にスライスしたものが出されます。

060225s 060225t 060225u
和牛シビレ焼(塩) / 和牛シビレ焼(ピリ辛醤油) / SPAM焼き

和牛スジ煮込みそしてFさん一押しの和牛スジ煮込み(400円)も出てきました。この和牛スジ煮込みは名前のとおり牛スジを煮込んだものですが、この他にシロを煮込んだ和牛モツ煮込み(400円)もあり、それぞれお持ち帰りもできるのだそうです。牛スジのクニュっとした食感がいいですね。

1杯目の飲み物がなくなりFさんがたのんだのはマッコルリーのホッピー割り。G.Aさんがよくマッコルリのビール割りを飲んでらっしゃるようで気になっていたのですが、ホッピー割りというのも興味深いですねぇ。ひと口飲ませてもらいました。

H氏は「これもなかなかいけるんですよ」とハワイアンチチ・モアナ風(400円)を注文。店名に似合った、こんなカクテルも置いてるんですね。もちろんこれもひと口いただいたのは言うまでもありません。(笑)

宇ち中さんや私は無難に黒ホッピー(400円)。マスターのホッピー泡立て技をさらに堪能です。

06022502 06022503 06022504
マッコルリーのホッピー割り / ハワイアンチチ・モアナ風 / 黒ホッピー

和牛シロモツ焼き料理の最後としていただいたのは、H氏一押しの和牛シロモツ焼き(塩&タレ両方、450円)。脂肪分がたっぷりとついたシロモツはプリプリクニュクニュとした食感もよく、塩、タレどっちも楽しめます。ちなみに塩焼きまたはタレ焼きならば1人前が400円。両方をミックスで焼いてもらった場合に450円になるのでした。ミックスで焼いてもらった場合は、お皿のまん中に刻みネギで土手が築かれ、両方の味が交じり合わないようになっています。

午後7時半まで、約1時間の滞在は5人で6,500円(ひとりあたり1,300円)でした。噂のホッピーもさることながら、シビレ、シロモツを焼いたもの、そして牛スジ煮込みも絶品でした。今度は刺身(レバ刺し、タン刺し、ハツ刺しの3種。各300円)も食べなきゃね!(^^)

店情報 (「宇ち中」、「帰り道は匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月25日(土)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ウニもカニもマテ貝も … 立ち飲み「徳多和良(とくだわら)」(北千住)

06022506関屋からタクシーで10分ほどでやってきたのは北千住の立ち飲みの名店、「徳多和良」です。「酔わせて下町」のFさんも含めて5人になった我われは、右手前の立ち飲みテーブルを確保。

左手の立ち飲みカウンターでは、この店の大常連であるたーぼーさんも同級生のみなさんたちと立ち飲んでいます。うーむ。私の地元の店にふらりと行っても、今日のように遠くの町へ遠征してきても出会ってしまうたーぼーさんの行動力がすごいですねぇ! 平日の横浜でも会ったことがあるし……。(爆)

さて「徳多和良」。“割烹くずし”が看板のこのお店は315円メニューがほとんどに、何品か混ざる420円メニュー、525円メニューという廉価店ながら、料理の完成度は本格和食屋と同じほど高い。今日のメニューでは、青柳刺、鯨心臓刺、ワラサ刺、ヒラメ刺、イサキ刺、アジなめろう、スルメイカ一夜干し、ハモ照焼、鱈子含め煮、ブリ大根、マテ貝と竹の子煮物、自家製さつま揚、トラハゼ天ぷら、あん肝、フグ皮煮こごり、鯛酒盗、ホヤ塩辛、白子味噌煮、わらびおひたし、ふき煮浸し、寄せ豆腐の21品が315円。うにじゃん、サーモンとイタヤ貝マリネ、栗カニの3品が420円。そしてブリかま焼、甘鯛酒蒸しの2品が525円です。この品書きだけでもすごいですよねぇ。

飲み物のほうもエビス樽生や抹茶割、ウーロン茶割、生レモンサワー、梅干サワーなどが315円。今日も抹茶割をもらって乾杯し、料理のほうはフキ煮浸し、白子味噌煮、マテ貝と竹の子煮物、ハモ照焼という315円シリーズからスタートです。

06022507 06022508 06022509
フキ煮浸し / 白子味噌煮 / マテ貝と竹の子煮物

「これもうまそうですよねぇ」と追加で注文したのは420円もののうにじゃんと栗カニ。うにじゃんはウニをコチュジャンでつけたものらしいのですが、ウニの甘みが引き立っていいですねぇ! 栗カニなんて、この値段で1杯丸ごとです。

06022510 06022511 06022512
ハモ照焼 / うにじゃん / 栗カニ

このあたりで呑んだフルさんも合流し、料理もブリ大根、トラハゼ天ぷら、ホヤ塩辛を追加。あ。料理のほうはたとえばマテ貝と竹の子煮物のように「おいしいからもう1回もらおう」なんてのもあって、テーブル上はお皿だらけのような状況になっています。

06022513 06022514 06022515
ブリ大根 / トラハゼ天ぷら / ホヤ塩辛

これまた各自2~3杯ずついただいて1時間強の滞在でした。

店情報 (前回、「日々雑感」、「宇ち中」、「帰り道は匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月25日(土)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (2)

店情報: もつ煮込み「藤や(ふじや)」(北千住)

    06022516
  • 店名: 串さし牛もつ煮込「藤や」
  • 電話: 03-3870-6677
  • 住所: 120-0034 東京都足立区千住2-35
  • 営業: 17:00-23:00、日祝休
  • 場所: 北千住駅西口を出て、正面に伸びるバス通りに沿って三つ目の信号(交差点の右向こう角が三菱UFJ信託銀行)を左折し、道成りに100mほど直進した左手。
  • メモ: 看板メニューの牛串煮込み(フワ、ハチノス、スジ、シロなど)は1人前3本で400円。そのほかの料理はハムエッグ(450円)、キャベ玉(450円)、味付メンマ(400円)、正才ふぐ一夜干し(450円)、ウインナー(450円)、煮込み豆腐(450円)、はんぺん(400円)、焼魚(各種)(500円)など。飲み物は生ビール(500円)、チューハイ(350円)など。焼酎は亀甲宮焼酎(キンミヤ)。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

名物はフワ、スジ、ハチノス … もつ煮込み「藤や(ふじや)」(北千住)

徳多和良」を出て北千住の2軒目は、「酔わせて下町」のFさんご推薦のお店のひとつ、「藤や」です。「徳多和良」と「藤や」は徒歩30秒程度。互いの店が見えあう距離感なのです。

店内はL字型のカウンターに8名程度、奥の小上がりに座卓があるというこじんまりとしたつくり。これを女将(ママ)さんひとりで切り盛りしている様子です。我われ5人はL字型のカウンターの角をはさむように陣取ります。角のところに大きな煮込み鍋。ここの看板メニューが串刺しの牛もつ煮込みなのです。

それぞれチューハイ(350円)やビールを注文して飲みはじめると、出されたお通しはなんと小鉢のスパゲティ・ナポリタン! 椎茸や玉ネギもたっぷりと入った由緒正しき和風スパゲティですねぇ!

06022517 06022518 06022519
女将さん / チューハイやビール / お通しのナポリタン

店内にはなんとなんとギター流しのおじさんまでいる。ここはまだ昭和時代か!? というような光景に、さっそくFさんが1曲お願いしてギターバックに演歌タイムです。

つまみのほうはまずはやっぱり名物の煮込みでしょう。串に刺したまま大鍋で煮込まれている煮込みは、3本1人前で400円。女将さんが大鍋の中をさぐりながら、フワ、スジ、ハチノスを1本ずつ盛ってくれます。Fさんによると、この煮込みは八丁味噌を使っているのだそうですが、ダシはごくあっさりタイプで、まるでおでんのようです。

06022520 06022521 06022522
流しのおじさん / 煮込み鍋 / 串刺し牛もつ煮込み

壁の黒板には菜の花からし合へ(400円)、こはだ酢(450円)、セリおひたし(350円)、むかご(350円)、コーンバター(400円)、キンメ開き(500円)、じゃがバター(350円)、さんままるぼし(400円)、はたはた(450円)、山うど(400円)、ハムエッグ(450円)、キャベ玉(450円)、味付メンマ(400円)、正才ふぐ一夜干し(450円)、ウインナー(450円)、煮込み豆腐(450円)、はんぺん(400円)、焼魚(各種)(500円)。その他に、価格表記はないのですが、白菜、納豆、冷やっこ、しらすおろし、冷トマト、湯豆腐、おでん、ぎんなん、カキ酢、あじ酢、カツオたたきなどなどの品々が並んでいます。煮込みのみならず、普通の居酒屋としての品ぞろえも十分ですねぇ。

06022523 06022524 06022525
コーンバター / じゃがバター / キャベ玉

我われはコーンバター(400円)、じゃがバター(350円)、キャベ玉(450円)などをいただいて飲みすすめます。チューハイの焼酎は、下町の定番「亀甲宮」(通称:キンミヤ)で、チューハイグラスにも亀甲宮のマークが燦然と輝いています。

途中から「オテル趾骨」のトカゲさんも合流です。

午後10時過ぎまで約1時間の滞在は6人で7,245円(ひとり平均1,200円ほど)でした。(流しの料金(2曲で2千円)はFさんに出していただきました。ありがとうございました。>Fさん)

店情報 (「帰り道は匍匐ぜんしん!」)

《平成18(2006)年2月25日(土)の記録》

| | コメント (0) | トラックバック (1)

レバとハツを塩揚げで … 立ち飲み「福田フライ(ふくだふらい)」(横浜・桜木町)

ランドマークタワー今日はみなとみらい地区で仕事関係の飲み会。桜木町駅で解散後、ふらりと駅の反対側、野毛地区に向かいます。飲み物、食べ物ともにしっかりといただいたあとではあるのですが、そういう状況であってもつい引かれてしまうのが、たとえば野毛の入口にある「福田フライ」だったりするのです。

午後9時の「福田フライ」は、まだ8割程度のお客さんでにぎわっている。私は入口の揚げ台のすぐ横に陣取り、まずはチューハイ(400円)をいただきます。

フライのほうはレバとハツ(各120円)からいきましょうか。今日は塩でお願いします。

一般的にはフライを注文するときは、普通のウスターソースか、この店特製のニンニクがガンガンに効いた辛いソースのどちらかを選ぶのですが、前回来たときに、近くのおじさんがレバの塩揚げをたのんでいて気になっていたのでした。

レバとハツ(塩)もともとレバやハツなどのモツ類は、衣をつけずに素揚げされるのですが、揚げあがってから塩がパラリとふられて出されます。なるほど、これはさっぱりとした