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改築は3年後ぐらい、かな? … やきとり「いせや本店」(吉祥寺)

中央線沿線に住むEさんから「吉祥寺にいますがどうですか?」とご連絡をいただいて吉祥寺です。

昨年の秋、店の裏口に「建築計画のお知らせ」(平成18(2006)年5月1日着工~平成19(2007)年9月30日完成)という掲示が出されたことから、改築前の「いせや」に行かねばと、多くの「いせや」ファンをやきもきとさせていますが、「散歩の達人」の吉祥寺・三鷹特集号によると『いや、まだ閉めないよ。えっ、あの看板? 市長が変わるから、14階までの建造物を建てられる許可を一応取っただけです。建て直しの時期はまだわからないけど……もうしばらくは今のままです。多分、3年後ぐらい、かな?』(西島泰助・いせや総本店店長)ということだそうです。

「いせや本店」についたのは午後5時20分。やきとりを焼く煙がもうもうと上がる店頭はあいかわらず立ち飲み客でいっぱいで、その横には店内に入るのを待つ行列もできています。「今日は2階にしましょうか」と我われは裏口側の2階席への入口から店に入ると、こちらもまた階段の途中くらいまでの待ち行列。その行列の後ろについて順番を待っていたところ、ちょうどお客さんが回転するときだったのか10分も待たずに奥の小部屋の座敷席に通されました。

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店頭で立ち飲み / 2階テーブル席 / 2階小部屋

「いせや本店」は1階は焼き台を囲むカウンター(立ち飲みおよび奥側は座り飲み)とテーブル席。2階は左手に大広間の座敷席と、数卓のテーブル席、そして小部屋の座敷席。右手には小部屋の座敷席が数部屋あって、その先がテーブル席のフロアになっているという、ちょっと複雑な造り。なにしろ昭和3(1928)年創業、この建物ができたのが昭和29(1954)年だそうですからねぇ。古い建物ならではの造りなんでしょう。

6畳くらいのこの小部屋には、4人掛けの座卓が3つ。我われ2人もその1つに陣取り、まずは焼酎(220円)とタンサン(レモン付き、120円)を2セット注文します。この店は、もともと酎ハイというメニューがなかったのでこういうたのみ方をしたのですが、後でメニューを確認してみると酎ハイ(320円)というのもメニューに登場していました。

ちなみに酎ハイと注文した場合はすでに作られたサワーグラス1杯分の酎ハイが出されるようです。そして、我われのように焼酎とタンサンというたのみ方をした場合には、コップ1杯(ちょうど1合程度)の焼酎と、それとは別にたっぷりの氷とレモンスライスが1切れ入ったサワーグラス、そしてタンサン(カナダドライ)が出てきます。これらを使って自分で酎ハイを作るのです。

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焼酎とタンサン / 冷やしトマト / 自家製シューマイ

何品かまとめてたのんだつまみのうち、まず出てきたのは冷やしトマト(330円)と自家製シューマイ(330円)。このシューマイがこの店の名物のひとつ。大きな肉たっぷりのシューマイがお皿に3個のって、キャベツの千切りと練り辛子が添えられます。

そして出てきたのはミックス焼き鳥(1皿4本、320円)の塩焼きとタレ焼きです。盛り合せでたのんだ場合、塩焼きとタレ焼きではネタが変わるお店も多いのですが、ここはどちらも同じ。ひなどり、ハツ、シロ、レバー(それぞれ1本80円)の4本です。この店で扱っているやきとりは、この4種のほかにタン、カシラ、軟骨、つくね、ガツ、ねぎ焼きの加えた10種。すべて1本80円で、単品でたのむ場合は各種2本から注文ができます。

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ミックス焼き鳥(塩) / 同じく(タレ) / カチ割ワイン

焼酎+タンサンを飲みきったEさんが注文したのはカチ割ワイン(320円)の赤。これはジョッキに氷を入れて、たっぷりとワインを注いだものです。ワインもこうやってグイグイと飲む時代になってきてるんですね。

この店には「本日のお楽しみ品」という日替わりのおすすめメニューがあります。今日の「本日のお楽しみ品」は「レバー刺し」(380円)ということで、さっそくひとつ注文。出てきたレバ刺は、刻みネギがのっかって、ニンニクがたっぷりと効いたタレがうまいのです! こういうタレ味で食べるレバ刺しもいいですねぇ。

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レバー刺し / 下り階段の看板 / まだまだ行列

午後7時までの滞在はふたりで2,680円(ひとりあたり1,340円)。まだまだ順番待ちの行列が続いている「いせや本店」を後にしたのでした。

店情報前回、「脳髄スクワット」)

《平成18(2006)年4月15日(土)の記録》

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コメント

高田渡は吉祥寺に住んでいたんだそうです。5月13日飲んでいたときの隣のおじさんは、いせやで高田渡を目撃しています。

投稿: ebisu@週末podcaster | 2006.05.14 20:35

吉祥寺と居酒屋ブログの桑田です。

>この4種のほかにタン、カシラ、軟骨、つくね、ガツ、ねぎ焼き

その中で「軟骨」は基本的にないと思った方が良いと思います。

理由はよく分かりません。

投稿: 桑田 | 2006.05.18 18:56

【東京散歩 Haru's Room】のMariです。こんにちは。
TBさせていただきました。よろしくお願いいたします。

写真と情報がたくさんあって、店内で食べたことのない私にはとてもうれしいブログでした^^
シュウマイおいしそう・・・・

Mariのブログにも是非遊びに来てくださいね^^
http://www.juken-net.com/blog/index.html

投稿: Mari | 2006.05.31 10:15

そうでしたか。軟骨は焼くのに時間がかかるからでしょうか。。。>桑田さん

投稿: 浜田信郎 | 2006.06.04 21:51

>Mariさま
トラックバック&コメントありがとうございます。
ブログも拝見いたしました。焼き鳥がとてもおいしそうに写ってますね。(^^)

投稿: 浜田信郎 | 2006.06.04 22:50

いせやはてっきり閉店するかと思って心配していました。建築計画の許可だけということでホッとしています。いくら店が良くなっても、時間の堆積だけが創りあげるオーラがなくなってしまっては残念ですから。

投稿: 酒場遺産(志) | 2006.06.04 23:10

>酒場遺産(志)さま
時間の堆積だけが創りあげるオーラ。本当にそうですね。
英国のパブなどは『時間の堆積』が非常に重要視されているように思うのに、国内の大衆酒場は法律上の問題等々、いろいろとむずかしいようで残念です。

投稿: 浜田信郎 | 2006.06.11 20:56

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