« のどくろのスープ … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政) | トップページ | 雨の日も満席 … 酒亭「武蔵屋(むさしや)」(横浜・桜木町) »

しいたけのくき … うなぎ「川二郎(かわじろう)」(中野)

中野の「石松」が満席でしばらく入れそうになく、今日はうなぎ串焼きの「川二郎」です。満席になるとわかってる店でも、近所にいいお店がたくさんあると躊躇なく足を運ぶことができますね。その店、界隈にその1軒だけしかない人気店というのは困りものです。

ビール(キリンラガー大瓶、550円)をもらうと、すぐに出されるお通しのキャベツ。ひと通りの串焼きと、ぎんなん、しいたけのくきをそれぞれ1本ずつ注文します。

ビールをちびちび飲(や)りながら待つことしばし。ひと通りの串焼き6本のうち5本がまず出てきました。今日のひと通りはいつもと少しラインナップが違います。ひれ焼(150円)に短冊(250円)、ばら焼(150円)、きも焼(200円)、そしてれば焼(170円)です。やや遅れて6本目の八幡巻(250円)も出てきました。

060513p 060513q 060513r
ビールとお通し / ひと通り / 八幡巻

ひれ焼はうなぎの背びれと胸びれを巻いたもので、うなぎの蒲焼だけを出す店では捨ててしまう部分なのだそうですが、うなぎの串焼き屋では定番の品。この店のひれ焼はニラもいっしょに巻かれているのが特徴ですね。

短冊(たんざく)はその名のとおりうなぎの身を短冊形に切って串に刺し焼いたもの。いつもはひと通りには串巻(200円)といってうなぎの身を細切りにして串に巻きつけた、いわゆるクリカラが出されるのですが、今日は串巻が売り切れてたんでしょうね。

ばら焼はうなぎの腹骨の部分を串にぐるぐると巻いて焼いたもの。といってそれほど骨々しているわけではなくて、ひれ焼と並んで骨まわりのしっかりとした肉が味わえるひと串です。

きも焼とれば焼は、きも焼のほうが肝臓以外の内臓全部で、れば焼が肝臓だけを焼いたものです。つまりこの二串が両方そろうと、うなぎの内臓がすべてそろうことになります。

そして八幡巻(やはたまき)。これはスティック状に切ったごぼう数本の周りを細切りにしたうなぎの身で巻いて焼いたもの。うなぎの部分だけだと串巻と同じなのですが、ごぼうと一緒になることでまた新しい味わいと食感(歯応え)が生まれるのです。この八幡巻、以前(何年か前)は季節メニューだったように思うのですが、今じゃすっかり定番のメニューになっちゃいましたねぇ。

ぎんなんも焼きあがってきました。ずらりと5個並んだぎんなんはツヤツヤと光を反射して、やわらかい黄緑色が美しいのです。

このところL字カウンターの短辺に座ることが多かった「川二郎」。今日はその短辺の位置に女性ひとり客、角を回ってL字長辺の入口側あたりに男性ひとり客が座っていたので、L字長辺奥側に座っています。ここに座ると、正面の天井近くに出されているメニューがよく見えるんですねぇ。

知らぬ間に日本酒のラインナップも増えてるんだ。大山(本醸造)370円、新政(秋田)270円、高清水(秋田)270円ですか。前からあったのに私が気づいてなかっただけなのかなぁ……。ワイン(赤・白、800円)まであるし。

060513s 060513t 060513u
ぎんなん / 壁のメニュー / しいたけのくき

あれっ? そういえば“しいたけのくき”をたのんでませんでしたっけ?

「“しいたけのくき”は水に浸けこんでから焼くので、もうちょっと時間がかかるんですよ」と大将。この店は大将と、もうひとり女性のふたりで切り盛りしています。1階にはこの7~8人座れるL字カウンターのほかに、店の奥にテーブル席。見たことはありませんが2階にも席があるようです。

しばらくして“しいたけのくき”も出てきました。はじめていただきましたが、これもまた硬めの食感でいいですねぇ。グッグッと噛みしめるとジワッと味が出てくるといった感じです。

閉店時刻(午後10時)を回って、お勘定をはじめた入口近くの常連さんたちにならって、こっちもお勘定をしてもらいます。1時間弱の滞在は2,050円でした。

店情報前回

《平成18(2006)年5月13日(土)の記録》

|

« のどくろのスープ … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政) | トップページ | 雨の日も満席 … 酒亭「武蔵屋(むさしや)」(横浜・桜木町) »

コメント

椎茸のくき… いいですよね~
うなぎ屋ではありませんが、例の荻窪「カッパ」。
あすこでも「石突(いしづき)」と言って人気メニューですよね。
ひょっとすると、本体の椎茸より人気かも(爆)

しかし、どうして酒飲みはハジッコの方が好きになっちゃうんでしょ?
ヒラメだって本体よりエンガワ、赤貝だって本体よりヒモ、
白身の魚ならカブトやカマ!
カブのぬかみそ漬けなんか、絶対に葉っぱ(くき?)の方が好き!
え、そんなんはキワモノ好きなお前だけだ? 
失礼しました(涙)

投稿: なおとん | 2006.06.24 13:28

どん亀レスになってしまい、すみません。>なおとんさん
先日も「カッパ」に行ったのに、おすすめの石突をたのむのを忘れておりました。(T_T)
もはやキワモノとは呼べないかもしれませんが、タンシタやリンゲルなんかも、言ってみればハシッコの品かもしれないですね。私もハシッコ品、大好きです。(^^)

投稿: 浜田信郎 | 2006.08.15 15:36

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11427/10613420

この記事へのトラックバック一覧です: しいたけのくき … うなぎ「川二郎(かわじろう)」(中野):

» 時々むしょうに食べたくて … うなぎ「川二郎(かわじろう)」(中野) [居酒屋礼賛]
しょっちゅう食べたくなるのが刺身だったり、焼き鳥(もつ焼き)だったりすると、時々むしょうに食べたくなるのがウナギであり、おでんであり、餃子であり。ウナギと言ってもうな丼や蒲焼が食べたいわけではなくて、のんべとしてはやっぱりウナギ串焼きですね! そんなウナギ串焼きのお店、中野の「川二郎」にやってきたのは金曜の午後9時ごろ。この店は午後10時までの営業なので、この時間帯はすでに終盤といったところですが... [続きを読む]

受信: 2007.04.05 07:58

« のどくろのスープ … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政) | トップページ | 雨の日も満席 … 酒亭「武蔵屋(むさしや)」(横浜・桜木町) »