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ここはアメリカ!? … ダイニングバー「シーメンスクラブ(Seamen's Club)」(横浜・本牧)

華香亭本店」を出た一行は、浜の酒場通・伊東さんの「次はアメリカに行くぞー!」という掛け声に頭の中が「?(クエスチョンマーク)」でいっぱいになりながらも「おーっ!」と通りかかったタクシーに元気よく乗り込みます。

「山手警察署のところを左折してもらって本牧ふ頭の入口までお願いします」と伊東さん。本牧ふ頭(ほんもくふとう)は横浜港の入口、横浜ベイブリッジの西側の入口にあたる埠頭で、距離的にもっとも近いJR山手駅でも直線距離で2キロ以上離れているという、ある意味「陸の孤島」的な場所なのです。(ちなみに横浜ベイブリッジの反対側、東側の入口にあるのがサザンオールスターズの「LOVE AFFAIR ~秘密のデート~」でもおなじみの大黒ふ頭(だいこくふとう)です。)

タクシーに乗ること約5分(距離にして約1.5キロ)。「さぁ、アメリカに着いたよ」という伊東さんの声で車を降りると「U.S.S. Seamen's Club」という鮮やかな赤いネオンが目に飛び込んできます。

エントランスを入るとバドワイザーの広告や、日米両国旗などが飾られた店内はまさにアメリカン。掲示板の張り紙もすべて英語だし、なにしろ店内にかいま見えるお客さんの多くが外人さん。

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店頭のネオン / 日米両国旗 / カウンターの様子

ふと見ると入口のところに「本日貸切」という張り紙が張り出されていて、店内では立食パーティーをしているようです。ありゃぁ、ここまで来たのに残念ですねぇ。とりあえず店内に状況を見に入ってみると、パーティーもほぼ終わったところで一般のお客さんも入り始めている様子。じゃ我われも混ざりましょうと店内テーブル席のひとつに陣取ります。

店内はこれまたアメリカンで、広い大きな空間がどかん、どかんと並んだようなゆったりとした造りになっています。入口のすぐ右側が大きなホールで、ここが立食パーティーのメイン会場。パーティーの余波(なごり)を楽しんでいる外人客でいっぱいです。その奥、今我われがいるところが右手に大きなバーカウンターがあり、左手にずらりとテーブル席が並ぶダイニングバー的な空間。奥の壁にはピンボールの台や、ジュークボックス、マリリン・モンローのポスターなどが並んでいるのですが、これがまたごくごく自然に存在していて、作り物の雰囲気じゃないことを感じさせます。

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ピンボール / ビリヤード / モンローのポスター

店内左手の大きな空間にはビリヤードの台が3台ほど並んでいて、そこでも外人さんたちがビールを飲みながら玉突きを楽しんでいます。その横には両替所(外貨の交換所)まであります。うーむ。店内全体が本当にアメリカですねぇ。だから「次はアメリカに行くぞー!」だったんだ。

伊東さんがバーカウンターのところへ行って生ビール(キリン、600円)を買ってきてくれて乾杯です。バーカウンターのところに飲み物を買いに行くというのも英国パブなんかと同じようなスタイルですね。

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生ビール / パーティ用の料理 / 同じく

入口側のホール(といっても明確に仕切りがあるわけではなくてなんとなく空間が分かれている感じ)のパーティーを見学に行ったここっとさんは、両手の紙皿にたっぷりの料理をのせて帰ってきました。「見学してたら持っていけって言われたよ」とのこと。皿の上にはローストビーフやピラフ、サンドイッチ、いなり寿司、ピクルスなどなどがドサッと盛られています。うーむ。パーティー客以外の客も料理を持ってきたりしてしまうといった雑さ(いい加減さ)加減が、これまた良くも悪くもアメリカンですねぇ。(笑)

ちょうどこの店に着いた頃に、濱の戯人・tamさんからも「横浜に着いたので合流します!」というご連絡をいただいていたのですが、まだ到着しません。雨なので車(タクシー)がつかまりにくいのかなぁ。

伊東さんは2杯目はジントニック。カクテルもまた600円。飲み物はすべて600円なのかな? しかも「ジンが薄いなぁ」とバーカウンターに行くと、ジンだけすっと足してくれるアバウトさ。アメリカンですねぇ。生ビールをおかわりするときに「泡少なめ!」とお願いすると、本当に泡のない英国パブ風のビールを作ってくれました。ちなみにカウンターの中で働いているのは、英語もバリバリとしゃべってますが(おそらく)日本人のおにいさん、おねえさんです。

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ジントニック / 「生ビール、泡なしで!」 / トイレも英語

店名の頭に付いている「U.S.S.」というのは「ユナイテッド・シーメンス・サービス」、つまり「外国船員福祉センター」のこと。本牧ふ頭に入港する貨物船の船員のためのレストラン兼社交場なんだそうです。カウンターのまわりにはアジア系も含む船員さんがたくさんいて、ニコニコと笑いながら「俺たち船員は、ここで飲むと安いんだよ」ってなことを気楽に話しかけてきます。お客さんの中には我われのように日本人もいますが、比率的には少ない。(土日などは日本人も多いそうです。)

そんなこんなで小さい国際親善(?)を繰り広げているところへ、ずぶぬれになったtamさんも到着です。やっぱりタクシーがつかまらなかったのだそうで、山手駅からここまで、約3キロの道のりをテクテクと歩いてきたのだそうです。「おつかれさまでした。まぁまぁ、生ビールでもどうぞ」と再度みんなで乾杯です。

たまたまパーティーの日に遭遇したおかげで、今日は飲み物代(600円×自分が飲んだ杯数分)しかかからなかったのですが、食べ物もアメリカンでおもしろいのだそうです。人気メニューは伝統の味のハンバーグステーキや、ボリューム満点のミニッツステーキなど。クラブハウスサンドウィッチも好評なんだそうです。次の機会にはぜひ食事も楽しんでみたいですね。

店情報

《平成18(2006)年5月19日(金)の記録》

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