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しっとりと卯の花焚き … 居酒屋「一休み(ひとやすみ)」(阿佐ヶ谷)

阿佐ヶ谷駅のすぐ近くに季節の料理を手軽に楽しめるカウンター割烹があります。3年前の創業時は立ち飲み屋としてスタートしたのですが、今は普通に座って飲むお店になっていて、カウンターのみの店内は全7席とこぢんまり。

月曜午後7時半のこの時間、先客はなく、入口すぐ近くの席に座り女将さんに「いらっしゃいませ」と手渡されたおしぼりで手を拭きながら、まずはビール(エビスビール中瓶、500円)を注文します。

一緒に出されたお通し(たぶん250円)はコハダ酢。「お醤油はちょっとだけつけるのがいいと思います」と小皿の醤油を出してくれます。コハダ酢(単品だと650円)はこの店の自慢の一品。それがお通しで食べられるとはうれしいかぎりです。

カウンターの上部には和紙に書かれた短冊メニューがずらりと並んでいるほか、二段になったカウンターの上段には、何品かの料理が大皿で並んでいます。そんな大皿料理の中からいただいたのは「うの花焚き」(500円)。野菜たっぷりでしっとりと作られた「うの花焚き」はレンコンなども入っているようで、全体がやわらかい中、ときどきコリコリとした食感にあたるのが心地よい。

これは日本酒だなと「田酒(でんしゅ)」(700円)に切り替えると、お酒は木製の酒器に入れられて、ずっしりと重みを感じる錫(すず)の猪口と一緒に出されます。

ガラリと引戸が開いて入ってきたのはスーツ姿のサラリーマン。角のあたりにすっと座ると、おしぼりが出されるとともにすぐに飲み物(日本酒)も用意されます。うーむ。よほどの常連さんなんですね。

日本酒は田酒のほかに呉春、獺祭、雁木、八海山、景虎、銀盤、立山、豊庵などがそれぞれ650~850円ほど。燗をつけてもらう場合は各50円増しになるのがおもしろい。たしかに真剣に燗をつけようと思うと、その手間ひまは大変なものですもんね。

カウンター上の大きなタコの煮付けがあまりにおいしそうなので、2品目はその「蛸やわらか焚き」(500円)を注文すると、カウンター上の大ダコをスライスして出してくれます。「辛子(練り)をちょっとつけて召し上がるとおいしいですよ」と女将さん。じっくりと煮込まれてやわらかいんだけど、しっかりとしたタコの弾力も残っていて、とてもいいバランスです。

お酒のおかわりは山口の「雁木(がんぎ)」(700円)です。

「これはサービスです」と出してくれたのはポテトサラダ。口に含むとフワッと広がる柑橘系の香り。へぇ、これはおもしろいですねぇ。「小さく刻んだオレンジの皮を入れてるんですよ」と女将さん。なるほど。季節料理が自慢のお店だけあって、ポテトサラダ一つをとっても普通のものではありませんねぇ!

最後にまたまたサービスでデザート(青梅をゼリー風に仕上げたもの)も出してくれます。ちょっと透き通った緑色が美しいですね。

1時間半ほどの滞在は3,150円。どうもごちそうさまでした。

060925a 060925b 060925c
「一休み」 / ビールとお通し / うの花焚き

060925d 060925e 060925f
冷酒 / 大皿のタコ / 蛸やわらか焚き

060925g 060925h 060925i
短冊メニュー / ポテトサラダ / 青梅のゼリー風

店情報前回

《平成18(2006)年9月25日(月)の記録》

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