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鎌倉にも角打ちあり! … 立ち飲み「高崎屋本店(たかさきやほんてん)」(鎌倉)

9月最後の土曜日午後4時。横濱(ハマ)の酒場通・iiさん、湘南のモツラー(=モツとラーメンの愛好家)・G.Aさんと連れ立って鎌倉です。今日は午後4時開店の囲炉裏料理のお店で飲もうという集いなのですが、店の前に行ってみるとちょうどその店の娘さんがやって来られたところ。「すみません。これから火を熾(おこ)したりしますので、そのあたりをひとまわりしてからまたいらしていただけますか」とのこと。

「はいはい、いいですよ」とその場を離れて、やってきた鎌倉駅方面に戻りながら「それじゃ、ちょっと角打ち(かくうち=酒屋さんの一角で立ち飲みすること)しながら待ちますか?」とG.Aさんが言えば、「あぁ。あそこですね。じゃ、こっちの道が近いですね」とiiさんも返し、住宅街の中の路地を縫うように、迷うことなく目的地へと向かっていくおふたり。うーむ。さすがですねぇ。(注:目的の酒屋さんは、駅からだと比較的大きな道1本でたどりつくのですが、このときはラーメンの「静雨庵(せいうあん)」等、他の場所も観光しながらあるいたので、住宅街の中を縫うルートとなったものです。)

そして到着したのは「高崎屋本店」。って、普通の酒屋さんじゃないんですか? 店頭では甕出しの紹興酒を販売していたり、さらにはその空き甕を「ご自由にお持ち帰りください」と並べていたりする。どうみても普通の酒屋さんなんですけど……。

「いやいや。こちらです。」と店の向こう側の路地を店の裏手へとまわるおふたり。トコトコとついていくと一番奥にひっそりと入口が。しかもあたりの壁には所狭しとお酒のラベルが貼られていて、なにやらすごく怪しげな雰囲気です。

入口扉を開けて中に入ると、暗い店内にはどうがんばっても3人くらいしか立てないカウンターがポツリとあって、カウンター内のいわゆるバックバーのところにも生ビールサーバーと、2~3本の酒ビンが並んでいる程度。その奥は表側の入口からつながっている酒屋の店内なんだけど、なんかここだけ独立した空間のように感じられます。「いらっしゃいませ」とちらりと姿をのぞかせた店のおにいさんは、お店側のお客さんの対応の途中なのかすぐにお店側にひっこみます。「本当はお店の人が灯りをつけてくれるんですけどね…。」といいながら立ち飲みコーナーの灯りをつけてくれるG.Aさん。やっと立ち飲みコーナーが明るくなりました。

立ち飲みコーナーの奥、カウンターの付け根のところにはつまみ類がずらりと並べられています。6Pチーズ(70円)、チーズかまぼこ(70円)、そして袋菓子のつまみ各種(酢漬いかや魚肉ソーセージ等が60~110円)。さらには角打ちの定番、缶詰も積み重ねられています。缶詰はイカ(220円)、やきとり(200円)、さんま(370円)、さけ小(370円)など。

すばらしいのは飲み物メニューです。ビールは各社大瓶が360円(エビスなどのモルトビールは380円)といわゆる正統派角打ち価格(=店頭販売と同じ値段)。焼酎も乙類の銘柄ものや泡盛などが430~480円。日本酒も地酒各種が380~480円。さらには壺出し紹興酒(400円)やシェリー(ティオ・ペペ、500円)まである。特筆すべきは輸入ビールでヒューガルデンホワイト(430円)やギネス(340円)、バスペールエール(280円)はもちろんのこと、アジアのビールやオーストラリアのビールなどなど、メニュー上に並んでいる輸入ビールだけでもざっと40種あるうえ、その末尾には『その他多数あります。』なんて書き添えてあります。世界のビール好きにはたまらんお店ですね。

そんな確認をしているところへ「お待たせしてすみません」と出てきたのは女将さんと思しき女性。この時間帯、店と立ち飲みコーナーを先ほどの息子さんとふたりで切り盛りされてるんですね。さっそくエーデルピルス生(400円)を3杯(3人分)注文します。このエーデルピルス生が、この店のデフォルトの生ビールらしく、カウンターの向こう側の生ビールサーバーからエーデルピルス専用の足つきの曲面グラスに、美しい泡付きで注がれます。

「なにか召し上がりますか?」と聞いてくれる女将さんに、G.Aさんが「すみません。これ1杯だけいただいてすぐに出ないといけないので今日はビールだけで。」と断ってくれて、女将さんも「どうぞどうぞ。ごゆっくりと。」とニッコリ笑顔です。

ビール代(各自400円)だけをキャッシュ・オン・デリバリー(商品引き換え払い)で支払って、カンパーイッ! うーっ。本日1杯目となるエーデルピルスが口・のど・胃袋にしみわたりますなぁ。んまいっ!!

カウンター付け根のつまみコーナーには、今はやりのカップ地酒も置いてあって、これまた各種350円と、まさに店頭販売と変わらぬ価格。ビール派のみならず、地酒派にもうれしいお店です。

店内のカレンダーによると毎週水曜日が定休日らしいのですが、その定休日には「ひやおろし試飲会」や「名門酒会」などのイベントへの(店主たち自らの)参加予定がたくさん入っていることがわかります。実に勉強熱心なお店なんですね。

ググゥーッとエーデルピルスを飲み干して「ごちそうさま!」。午後4時半まで約15分間の角打ちタイムでした。鎌倉にも名角打ちあり!

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立ち飲み入口 / エーデルピルス / カウンターの様子

店情報 (同じときの「陸ボケ日記」9月30日分参照)

《平成18(2006)年9月30日(土)の記録》

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