東京湾一周ツアー(5) … 立ち飲み「福田フライ(ふくだふらい)」(横浜・桜木町)
土曜日午後9時の「福田フライ」はゆるやかに人が入った状態で、我われ11人も外側の立ち飲みテーブルも使いながらなんとか合流することができました。いつものように笑顔で迎えてくれるおかあさん。
K氏が飲んでいるウイスキー水割り(450円)がおいしそうなので、私もウイスキー水割りを注文すると、よく冷えた、瓶入りの水割りウイスキー(ニッカのブラック・クリアブレンド&ウォーター、300ml)と氷入りのビアタンが出されます。ピキッとそのふたを回し開け、トクトクとついでいただくウイスキーのおいしいこと。
私の立ち位置はちょうどおかあさんが揚げ物を作るフライヤーの前。目の前のおかあさんにイワシ(150円)とクジラ(170円)を辛いソースでお願いします。野菜物が1串70円、その他はほぼ1串120円というこの店の揚げ物の中にあって、イワシとクジラの2品だけがスペシャルプライスの高級品なのです。その高級品2品をいきなり注文するというんですから豪勢です!
ソースは串揚げが出されてから自分でつけるタイプのお店が多い中、この店ではソースはあらかじめ店のほうでつけてくれます。選べるのは普通のウスターソースに、ニンニクがたっぷりと、本当にたっぷりと効いた辛いソース、そして塩の3つ(いや、本当はもっとあるのかもしれませんが、私は3つしか知りません)。なにしろ辛いソースがおいしいのですが、翌日のことを考えると平日はなかなかたのみにくいソースでもあるのです。金曜、土曜なら大丈夫ですね!(家族には迷惑をかけますが…。)
この店ではフライとお新香はおかあさんが担当していて、魚介類はカウンターの奥側で息子さんが担当します。黒板にずらりと書き出された刺身類はだいたい500円ほど。そんな中から、今日は煮ニシ貝酢味噌(350円)をいただきます。
その他に、鉄板でチャチャッと焼いてくれるメニューは白モツ、豚タン、豚トロ、チートで各350円。その中から白モツをこれまた辛いソースで作ってもらいます。
自家製のお新香もカブ(150円)とナス(200円)をいただいて、はじめて「福田フライ」に来たメンバーも、この店の各種メニューをひととおり体験していただけたのではないかと思います。あとはトマトやツナサラダなどの「つまみ」というジャンルのメニュー(各250円)を食べると完璧だったのですが、そこまではいけませんでした。
1時間ほどの立ち飲みタイムは、それぞれ1,000円から1,500円ずつくらいの支払いでした。どうもごちそうさま。久しぶりの辛いソース、堪能いたしました。
さぁ。桜木町駅から電車に乗って、東京へ、湘南へと向かいましょう!
ウイスキー水割り / イワシとクジラ / 煮ニシ貝酢味噌
白モツ鉄板焼 / お新香・カブ / お新香・ナス
・店情報 (前回、同じときの「宇ち中」「アル中ハイマー日記」)
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