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年明けは鶏もつ鍋で … 軍鶏料理「竹やぶ(たけやぶ)」(中野)

070101a新しい年、平成19(2007)年を迎えました。このところ毎年元日から「川名」に出かけていたのですが、今年はなんと元日が月曜日。「川名」の定休日なのです。そんなわけで、数年ぶりにおせち料理をつつきながら、家族でゆったりと過ごす元日です。個人的におせち料理はおつまみの盛り合せのようで大好き。だらだらと長時間かけて日本酒「空(くう)」をいただいて、そろそろあったかいものが欲しいなぁ、という頃合いでお雑煮です。このお雑煮がまたお酒を呼ぶんですよねぇ。

そして今日、1月2日も朝からおせち料理とお雑煮でお酒をいただいて、午後4時になるのを待ちわびるように、今年もやはり酒場初めは「川名」です。

店の前で近くに住む酒友・にっきーさんと一緒になって店内へ。店主や店の人たちと新年のごあいさつを交わして、奥の座敷席のひとつに座ります。私にとっては今年の初ビールとなる“祝ラベル”のスーパードライ大瓶(504円)をいただいて乾杯すると、新年初のお通し(サービス)はリンゴです。

そこへやってきたのは祝さんと新妻・Mさん。おふたりは昨年末に入籍されたばかりなのです。お正月と合わせてタブルおめでとうですね!

我われのとなりのテーブルには、大晦日にもここでお会いした「東京のむのむ」の著者・のむのむさんご夫妻。おふたりそろってこの店の常連さんです。今年もよろしくお願いします。

そしていただいた肴は、営業初日の口開けにもかかわらず、やわらかく煮込まれた大根がとてもおいしい「豚軟骨もつ煮込み」(231円)に、プリプリの食感がたまらない「なまこ味付」(231円)、そしてピンクのトロ部分ばかりの「まぐろブツ」(399円)。こうなると飲み物も日本酒ですね。さっそくお屠蘇がわりに「黒牛・純米」(462円)です。この店には地酒は「黒牛」1銘柄しか置いていないのですが、回転がいいからか、いつもおいしくいただけるのです。

5時半頃に呑んだフルさんも到着。フルさんは、奥さんの実家である板橋方面からの帰り道なのだそうです。フルさんはいつものように生ビール(スーパードライ中ジョッキ、504円)をもらって乾杯です。今年もよろしくー!

お正月らしく数の子味付(399円)をいただいて、午後7時まで、たっぷりと3時間の「初・よじかわ」は5人で7,980円でした。

ついさっき合流したばかりのフルさんと、もうちょっと飲みたい私のふたりは中央線で中野へ。去年の今日も一緒に「石松」で飲んだのですが、残念ながら今年はまだ開いていません。

それじゃと「路傍」のほうにまわってみると、「路傍」はまだ開いてなかったのですが、すぐ近くの軍鶏料理屋・「竹やぶ」が開いている様子。「ここにしましょう!」と、白いのれんをかき分けて店内へ。

前回来たときは古いお店だったのですが、その後改装したのか入口も内装も当時とは変わっています。店内はうなぎの寝床のように奥に向かって長い造り。入ってすぐ左が小上がりの座敷席になっていて4人用座卓がふたつ。奥はカウンター席と、その中が厨房スペースになっています。

店は店主とその奥さん(かな?)のふたりで切り盛りしている様子。先客はおらず、我われは小上がりの座卓のひとつに陣取ります。

「いらっしゃいませ。お飲み物は?」と聞かれてメニューを見てみると、田酒(600円)、八海山、久保田千寿、手取川、天狗舞、菊姫(以上各550円)、豊田、新政、浦霞、篠峯(以上各500円)と、メジャーどころの地酒がそろっています。そんな中からフルさんは「菊姫」(山廃仕込純米酒、550円)を、私は「天狗舞」(山廃仕込純米酒、550円)をもらいます。どちらも石川県のお酒ですね。日本酒は一升瓶から直接、受け皿までこぼすように注いでくれますが、ガラス製の酒器はやや小ぶりかな。

すぐに出されたお通しは藤沢「久昇」のような、しっとり系のおから。ディッシャーを使っているのかきれいな半球形のものが白い器と黒い器に盛られていて、なにやらちょっとおしゃれです。

「ここの塩辛(300円)がね、軍鶏の肝の塩辛らしくて、前から一度食べてみたいと思ってるのに、いつも品切れ(←いい内臓が手に入ったときしか作らないため)で食べられてないんですよ」

とフルさんに説明しながら、店主に「塩辛はありますか?」と念のため確認してみると、なんと今日はあるという。やったぁーっ、とさっそくその塩辛と、以前来たときにおいしかった皮酢(300円)の2品を注文します。

ワクワクしながら待っているところへ塩辛の登場。大葉の上に盛られた軍鶏の肝がつややかで見た目もすでにおいしそう。ひと切れ取って口に含むと、その食感(プリッと節度あるやわらかさ)といい、味わいといい、これはもう酒を飲まずにいられません。んーーー、すばらしいっ。

細切りにして酢で和えた皮酢も期待を裏切りません。他にも鶏醤(とりひしお、500円)、煮込み(500円)、シャモ皮(塩コショウ炒め、600円)、軍鶏サラダ(900円)などなどの料理が数多くそろっていて気になりますが、もっとひかれるのが、ここの鍋物。

1人前から注文することができる鍋物は、軍鶏鍋(すき焼味・みそ味、1,400円)、つくね鍋(しょうゆこぶ出し、1,400円)、地頭鶏なべ(すき焼、1,300円)、もつ鍋(700円)の4種類。なにしろもつ好きなので、やっぱりもつ鍋ですね。しかも1人前700円というのがうれしいではありませんか。メニューにも“サービス品”と明記されています。もつ鍋は体内卵に輸卵管、そしてネギ、エノキ茸、春菊、豆腐などを鉄鍋で煮ていただきます。

鍋ができると、お酒のほうも本調子。「手取川」(山廃純米、550円)、「新政」(純米、500円)と飲み進みます。お酒を注いでくれる店主に「毎年、正月は2日から営業してるんですか?」と聞いてみると、

「毎年、新年は3日から営業していたんですが、今年は2日から開けてみたんですよ。でも、まったくお客さんが入りませんねぇ」と答えてくれる店主。

そんな話からはじまって、この店で使っている軍鶏のことなどをいろいろと聞かせてくれます。

最後に「篠峯」(山田錦純米、500円)と「浦霞」(本醸造、500円)をいただくと、サービスでくわいの味噌焼を出してくれました。くわいの土臭い、とても素朴な味わいが大好き。これまたお酒が進む一品ですねぇ。

午後10時ごろまで2時間半ほどの滞在は、ふたりで6千円(ひとりあたり3千円)ほどでした。気に入ったなぁ、塩辛ともつ鍋。また来よっと。どうもごちそうさまー!

フルさんとふたり、トコトコと中野駅に向かいますが、なぜか中野駅を通り越して南口側へ。「丸井」の手前の路地を入って「ジョージアムーン」です。新年早々、飲みはじめると止まりませんなぁ。。。

「うーん、何にしよ。」「この店はバーボンの品揃えで有名らしいよ。」「ふーん。じゃ、メーカーズマークのソーダ割り。」「ほんじゃ、私も!」

って、メーカーズマークのソーダ割りだったら、バーボンの品揃えがそれほどよくない店だって置いてるじゃん! でも、すでに酔っ払ってるふたりは、そんなことにはまるで気づかず、「カンパーイ!」と、今宵3度目となる新年の乾杯です。

2杯目はスコッチ。「ラフロイグをストレートで!」とアイラモルトに走るフルさんを、「それじゃ私もアードベッグのストレート!」と同じアイラモルトで追いかけます。酔うほどに強いお酒が欲しくなってくるのが悪いクセですねぇ。

「そろそろ電車がなくなるよー」という1時前まで飲んでお開きとしたのでした。お勘定はふたりで7千円くらいだったかな?

年明け2日目にして午前様での帰宅となったのでした。さぁ、今年も楽しく飲みましょう!

【川名】
070102a1 070102a2 070102a3
祝ラベルのビールで乾杯 / 豚軟骨もつ煮込み / なまこ味付

070102b1 070102b2 070102b3
鳥中おち串をタレで2本 / まぐろブツ / おつまみ3点盛り

070102c1 070102c2 070102c3
「黒牛」 / 生ビール / 数の子味付

・川名:店情報前回、同じときの「アル中ハイマー日記」)

【竹やぶ】
070102d1 070102d2 070102d3
「竹やぶ」 / 「天狗舞」と「菊姫」 / お通しはおから

070102e1 070102e2 070102e3
塩から / かわ酢 / もつ鍋

070102f1 070102f2 070102f3
「手取川」 / もつ鍋が煮えてきた / 「篠峯」

070102g1 070102g2 070102g3
店主がお酒を注いでくれる / 「浦霞」 / くわい味噌焼

・竹やぶ: 店情報前回

【ジョージアムーン】
070102h1 070102h2 070102h3
「ジョージアムーン」 / メーカーズマークのソーダ割り / ラフロイグとアードベッグ

・ジョージアムーン:店情報前回

《平成19(2007)年1月02日(火)の記録》

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