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鍋三連発! … 居酒屋「酒の高橋」(世田谷)~ラーメン「御天」(下井草)

ひとり用の鍋物を食べることができるお店を知りたくて、掲示板での紹介をお願いしたり、酒友にたずねたりしていたところ、宇ち中さん行きつけの「酒の高橋」にも1人前から注文できる鍋が何種類かあるという。「ぜひそれをいただきましょう!」と、先日、北京ダックを食べに行ったメンバー4人で世田谷の「酒の高橋」にやってまいりました。

本来、ひとりで食べるから「ひとり鍋」なんだけど、こうやって人に紹介していただいてる過程では、わいわい楽しく「みんなで鍋」になって、これもまたうれしいですね。

土曜日、午後5時の店内は開店と同時に満席。宇ち中さんが口開けと同時に席を確保しておいてくれたので、ちょっと遅れて入った我われも無事に左手小上がり席の1卓を囲むことができました。ビール(サッポロ黒ラベル大瓶、550円)をもらって乾杯すると、お通しには鶏ナンコツを和えたものが出されます。

壁のメニューを確認すると、ありました、ありました。白子鍋(800円)、アンコウ鍋(800円)、カキちり鍋(800円)、カキ鍋(800円)、豚ちり鍋(700円)、豚みそ鍋(700円)、タラちり鍋(600円)、湯どうふ(400円)という8種類がずらりと並んでいます。ちり鍋はポン酢醤油でいただき、そうでないのはあらかじめミソ味が付けられるようです。

そんな中からまず選んだのは白子鍋(800円)。他にも何種類か食べたいのでひとり分だけ注文することにします。ニラ玉(320円)や空豆(350円)などとともに注文用の紙に書いて女将さん(マサ子ママ)に渡します。

店は料理を担当する女将さんと、ホールを担当する義妹のケイちゃんのふたりで切り盛りしているのですが、ケイちゃんが店に入るのは午後6時以降。それまでの間は女将さんひとりで何でもやらないといけない。通常はケイちゃんに口頭で伝える注文も、この忙しい時間帯だけは紙に書いて渡すようです。なにしろ5時の開店と同時に満席になるまで入った人たちがいっせいに注文しますからねぇ。なかなか我われの順番が回ってきません。ビールのおかわりすらたのみづらい状況なのです。

5時半くらいになって空豆が出てきました。ゆでたて熱々のものにさっと塩をふっていただく旬の味。待ち時間が長かっただけにひときわおいしく感じるなぁ。

6時前にやっと白子鍋の登場です。すごーいっ! たっぷりの野菜の上に、どかっと白子がのって、その上に味噌がのって、てっぺんにポンと1個、大きな豆腐がのっています。これが1人前!? ひとりで来たら食べられないかも。

コンロに着火してコトコト煮はじめると、豆腐の重みがうまくきくのか、鍋の上にこんもりと盛り上がっていた部分がだんだんと低くなってきて、最終的にはちょうど鍋いっぱいの量になってきました。

さぁ、いただきましょう。小鉢によそってハフハフといただくと、ダシはみそ汁と同じ程度の味付け。熱が加わってやわらかくなった白子が口の中でプツンとはじけて広がります。ックゥ~~ッ。うまいもんじゃのぉ。やっぱり冬は鍋ですねぇ!

待ちに待ったケイちゃんも到着。みんなの注文の品も続々と出てくるようになり、我われのところにもニラ玉が出てきたところで、宇ち中さんがキープされている金宮ボトルを出してもらいます。ウーロン茶(170円)やホッピー(外、210円)ももらってウーロンハイやホッピー割りにして乾杯。ここからいよいよ本格飲みモードです。

第2弾は豚みそ鍋(700円)をこれまた1人前。玉ねぎと桜えびの天ぷら(320円)なども合わせて注文します。

豚みそ鍋も、構成は先ほどの白子鍋とまったく同じで、白子の代わりに薄く広くスライスされた豚ばら肉が入っています。これまたコトコトと煮て、こんもりと盛り上がった山がさがってきたらできあがり。

ここで名物の刺身盛り合せ(600円)と、豆乳をもらって、焼酎の豆乳割りで刺身をいただきます。今日の刺身はマグロ、平貝、赤貝の3種盛り。それぞれ単品で注文すると500円です。

そして第3段はカキ鍋(800円)とフカヒレのにこごり(320円)を注文。このカキ鍋も、白子鍋、豚みそ鍋と同じ構成。「別々に注文しなくても、いっぺんに注文してもらっても大丈夫だったのよ」と女将さん。そうか。同じ構成、同じ味付けなので「白子と豚とカキの鍋」なんて注文もできたんですね。

それにしてもやっぱりこの鍋はボリュームたっぷり。ひとりで来ると、この鍋だけで満腹になっちゃいますね。それが600~800円というんだから、このコストパフォーマンスの良さも「ひとり鍋」ならではですね。

午後9時半まで、ゆっくりと4時間半の滞在は4人で10,960円(ひとりあたり2,740円)でした。長時間ありがとうございました。ごちそうさま。

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「酒の高橋」 / ビールとお通しの鶏ナンコツ / そらまめ

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みそ味・白子なべ / できあがった白子なべ / にらたま

070203g 070203h 070203i
ウーロンハイ / ホッピー / 玉ねぎと桜えびの天ぷら

070203j 070203k 070203l
いかげそ焼 / 豚みそなべ / できあがり

070203m 070203n 070203o
刺身盛り合せ(マグロ、平貝、赤貝) / 豆乳割り / かきなべ

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ふかひれのにこごり / できあがってきたかきなべ

・「酒の高橋」の店情報前回、同じときの「帰り道は、匍匐ぜんしん!」「宇ち中」)


自宅がすぐ近くの宇ち中さんは「酒の高橋」を出たところで帰宅され、残る3人で三軒茶屋で軽く二次会。そろそろ終電ということで11時半ごろに帰路につくと、会社近くでの飲み会を終えて、すでに「御天」まで戻っていた近所の酒友・にっきーさんと連絡がつきます。おぉ。危なかったですねぇ。同じ「御天」でも、地下にある焼酎バー「Goten's Bar(ゴテンズバー)」に入られてたら、電波が届かないところでした。

「御天」に到着したのは午前1時ごろ。「御天」は長浜ラーメンのお店でありながら、博多の長浜ラーメン屋台がそうであるように、まずは居酒屋風にガンガンお酒をいただいてから最後のシメにラーメンを、というお店。したがっておつまみのメニューも充実していてザク切りキャベツ(200円)、マカロニサラダ(250円)、ポテトサラダ(300円)、タラモサラダ(350円)、おつまみザーサイ(300円)、おつまみキムチ(300円)、さつまあげ(300円)、もつ煮込み(300円)、黒豚おろし水餃子(6個450円)、ネギチャーシュー(550円)、ピータン(400円)、ピータン豆腐(550円)、あらびきソーセージ(600円)などなどの品が並びます。

そんな中、にっきーさんが「最近のオススメ!」と紹介してくれたのが「せん菜(さい)炒め」(550円)。メニューには「モヤシの新種」と書き添えられていますが、モヤシよりはうんと細くてシャキシャキとした食感がクセになりそうな一品です。しかもお皿にテンコ盛りのものすごいボリューム。ひとりで注文したら食べきれないかも! この「せん菜」はラーメンのトッピングにもできるそうです(200円)。博多ラーメンの細い麺と同じくらい細いので、バランスがいいかもしれませんね。

焼酎を何杯かいただいて、2時半を回ったところでラーメン(680円)を注文します。この店は午前3時までの営業なので、そろそろラーメンにしておかなければ食いっぱくれてしまうのでした。

濃厚な博多とんこつラーメンでピシッとしめて、本日の飲み会も終了! どうもごちそうさまでした。

070203s 070203t 070203u
せん菜炒め / ラーメンメニュー / シメのラーメン

・「御天」の店情報前回、同じときの「アル中ハイマー日記」)

《平成19(2007)年2月3日(土)の記録》

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久々にひとりヨジカワ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

ゆーったりとした日曜日。夕方トコトコと出かけていったのは「川名」です。開店時刻である午後4時ちょうどの店内は、なぜかカウンターに先客がふたりほど。ちょっとフライングでも入れてくれるんですよね。

「こんにちは」と店主に声をかけながら、7席あるカウンターの一番手前の席に腰をおろします。「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれる店主は、今日はホワイトボード(今日のおすすめメニューが書き出されたもの)を書き終えて、すでに厨房で料理をはじめています。どうやら奥の座敷に予約が入っているらしく、開店早々から忙しそうです。

カウンターの中からはハルカさん(手伝いの女性)が「いらっしゃいませ」と注文を聞きに来てくれます。飲物は瓶ビール(キリンラガー大瓶、504円)をお願いし、料理はマグロブツやトロシメサバ(各399円)がならぶホワイトボードメニューの中から、まずは白ミル貝刺(399円)をいただきます。

サービスで出される果物のお通し。今日はオレンジです。

1杯目のビールをクゥ~ッと一気に飲み干します。休みの日でも最初1杯のビールがおいしいですねぇ!

出された白ミル貝は刺身皿にたっぷり。ちょいちょいとワサビを溶かしていただくと、そのコリコリとした食感がたまりません。んー。これは燗酒ですね。通りかかったハルカさんに燗酒二合(504円)をお願いします。

そうこうしている間にもひとり、またひとりと常連さんたちが入ってきて、こちら側のフロア(カウンター7席にテーブル3卓×4席)は徐々に満席に。ひとりずつ入ってくるお客さん同士も、それぞれ知り合いなので「この間、あれからどうした?」とか、「○○さんは元気なのかい?」といった会話が、そこここで飛び交います。そうそう、こちら側のフロアはこんな雰囲気だったなぁ。このところいつも何人かで奥の座敷で飲んでたので、こういう雰囲気もまたおもしろい。

奥の座敷も奥の座敷でおもしろさがあって、先日も何人かで連れだってやってきたところ、同じく何人かでやってきたjirochoさんや熊さんたちとばったり。アワビ煮(399円)やシメイワシ(399円)、湯ぎょうざ(504円)、みそ田楽(231円)、豚ロースみそ焼(336円)、山芋ねぎチーズ(294円)などをいただきながらの楽しい会となったのでした。(そのときの「帰り道は、匍匐ぜんしん!」「宇ち中」)

それに比べると、今日のこちらカウンター席は本当にひとり静かにお酒を傾けることができて、じわじわと酔っていく感覚も認識できます。どちらも捨てがたいですねぇ。

2品目はちょっと焼いてもらおうかな。ホワイトボードに「節分のうるめ焼」(189円)というのがあるので、これを1尾焼いてもらうことにしました。なにしろ焼き鳥屋さんの焼き魚は炭火焼ですからねぇ。表面にジワッと脂の浮いた、じつにおいしそうな焼き上がりで登場します。ちょっとこげたやつを頭からシャクッとほおばると、身は熱々でしっとりとやわらかい。んー、内臓のほろ苦さが酒を呼びますねぇ!

「これも食べてみて」と店主が出してくれたのは、アン肝を蒸したもの、酢漬けにしたもの、燻製にしたものという3種盛り。これはもう燗酒と一体化するほどのベストつまみです。ただでさえ安い店なのに、常連さん用にちょっとした隠し玉まで用意してて出してくれるところがまたありがたいではありませんか。こういう店が家のすぐ近所にあって、足しげく通えることの幸せをかみしめつつ燗酒を飲み干して、今日のヨジカワを終了します。

午後5時20分まで、80分間の滞在は1,596円でした。今日もごちそうさま。ちょうど良いほろ酔い加減で、家族との夕食が待つわが家へと向かったのでした。

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ビールとお通しのオレンジ / 白ミル貝刺 / 燗酒二合

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節分のうるめ焼 / アン肝の蒸したの、酢漬けの、燻製の

〔先日みんなで来たときの画像〕
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あわび煮 / しめいわし / 湯ぎょうざ

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みそ田楽 / 豚ロースみそ焼 / 山芋ねぎチーズ

店情報前回

《平成19(2007)年2月4日(日)の記録》

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店情報: 焼鳥「だるま」(横浜・日ノ出町)

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  • 店名: やきとり「だるま」
  • 電話: 045-231-2917
  • 住所: 231-0066 神奈川県横浜市中区日ノ出町1-1
  • 営業: 17:00-23:00、日祝休
  • 場所: 京急本線・日ノ出町駅の改札を出て左方向(紅葉坂方面)へ通り沿いに70mほど進んだ左手。鋭角の角地にある。駅から徒歩1~2分。
  • メモ: コの字カウンター13席程度のみの小さな店内。メニューはなく、おまかせでお通し(胡瓜の漬物)、銀杏、身先(鶏の尻尾)、椎茸、子羊(ラム)、牛タン、ピーマン(肉味噌詰め)、鷄ハツ、豚バラ肉、茄子など10品ほどが出される。これに瓶ビール(大瓶)と燗酒を1つずついただいて4千円だった。(2007年2月調べ)

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串焼きをおまかせで … 焼鳥「だるま」(横浜・日ノ出町)

横浜発祥のものは数多くありますが、串焼き(焼き鳥)も横浜が発祥らしい。その元祖とも言える串焼きを、大正13年生まれ、今年で83歳という親父さんが出してくれるお店があると聞いてやってきたのは日ノ出町。目ざす「だるま」は、まさに日ノ出町駅の目の前、地番で言うと日ノ出町1丁目1番地の鋭角の角地にありました。

のれんをかき分け「こんばんは」と入ると、コの字カウンター13席程度のみの小さい店内に、先客は3人。ネットには「店内はいつも満席」という情報が多かったので心配していたのですが、平日(木曜日)の午後8時過ぎあたりはけっこうチャンスかも!

店は件(くだん)の親父さんと、それを手伝う若いおにいさんのふたりで切り盛り。そのおにいさんが「飲み物は?」とたずねてくれつつ、お通しのキュウリの漬物(1品目)と、焼きあがった串焼きを置くための銀色の丸皿を出してくれます。

店内にはメニューは一切なし。ビールは絶対に置いてるだろうな、と思って注文すると、キリンラガーの大瓶が出されます。串焼きは特に注文しなくても、基本的におまかせで出されるらしいのです。

そのビールを飲みながら待つことしばし。まず出されたのは銀杏(ぎんなん)の串焼き(2品目)です。野菜物はあらかじめ仕込んで置いてあって、お客が来るとおにいさんが焼き始める様子。そして、肉類は親父さんがその場で下ごしらえして、串を打って焼くスタイルのようです。

今、親父さんが下ごしらえしているのはボンボチ(鶏の尻尾)のようです。その準備が終わって、焼き台を担当するおにいさんに渡し終えると、次に冷蔵庫から取り出したのはラム肉。左手には滑り止めの軍手をはめた親父さんが、そのラム肉をがっちりとつかみ、右手の小ぶりの包丁(ナイフ)できれいに整形していきます。サクサクサクっと何気なく切ってるようなのに、串に刺すとあ~ら不思議。大きさのそろった肉がきれいに並ぶのです。これぞ練達の技ですなぁ。

そんな様子に見とれているうちに、さきほどのボンボチが焼きあがってきました。「ミサキです」と出してくれるおにいさん。へぇ。ミサキって言うのか。尻尾の先っぽだから、もしかすると“身先”って書くのかもしれませんねぇ。(3品目)

もう一皿、ミサキとほぼ同時に出された小皿には蒸した椎茸(4品目)です。この椎茸が、口に含むとジュワァーッとおいしい汁が広がって、ものすごい旨さです。

ラム(5品目)も焼きあがってきました。1品出されるたびにおにいさんが「ラムです」と、その品物を説明してくれるのでわかりやすい。私の左どなりに座っている男性ひとり客は、私とほぼ同じころに入ったらしく串焼きの進行が私とまったく一緒。向こう側に座っているカップルは、ひとしきり食べ終わったのか、ワインを飲みながらおしゃべり中です。

まな板の上に出てきたのは、大きな牛の舌! しぇーっ、この状態から串焼きのタンを下ごしらえしていくんですね。ちょっと厚切りにスライスされた大きなタンは、串に刺すために細かく切られていきます。向こうのカップルの男性から「牛タン、こちらも2本お願いします」と注文が入ります。なるほど、ひとしきり食べた後でも、自分の好みのものが下ごしらえされはじめたら便乗注文していいんですね。

牛タン(6品目)とほぼ同じタイミングで、別皿で出されたのは大きなピーマン(7品目)。「中に肉ミソが入ってますから」とおにいさんが説明してくれます。

とそこへ、男性ふたり連れが入ってきて来ました。この店によく来ているのか、なんのためらいもなく「ビールください」「ボクはお酒の熱いの」と注文して、カウンターの一角に腰をおろします。お酒は丸っこい黒ジョカ風の酒器に注がれ、そのまま焼き台で燗付けられます。これはおもしろいなぁ。私も燗酒をいただくことにしました。

私と一緒のペースだった左どなりのひとり客は、ここでお勘定です。なるほど途中でやめることもできるんですね。

新しく入って来たふたりにはキュウリの漬物が出され、銀杏が出されと、私がたどったのと同じコースが順番に用意されていきます。まな板の上ではそのふたりのミサキ(ボンボチ)を準備中。ミサキはさすがに大きなかたまりからではなくて、ミサキだけを袋詰めしたものがあるんですね。

そのミサキの準備が終わると、次の袋からコロコロと出てきたのは…。やったーっ! これは大好物、鶏ハツですね。袋から出された鶏ハツも、先ほどのミサキ同様、小さいナイフできちんと下ごしらえされて串に刺されていきます。くぅ~っ。うまそう。早く焼きあがってくれーっ。

焼きあがった鶏ハツ(8品目)を幸せにいただいていると、目の前では次なる豚バラ肉(9品目)の準備です。こうやって下ごしらえをするところから見えるのが、次への期待を膨らませますねぇ! あとで知ったんですけど、この豚バラ肉もこの店の名物のひとつなんですね。間に大葉がはさまれていて、ポン酢醤油風の専用ダレでいただきます。

そして焼きなす(10品目)。よくあるような丸ごとではなく、1センチ厚さくらいにスライスして焼いたものが2枚。それぞれ頭のところに切り目がふたつついていて、そこからピィーッと割くと、ちょうど1センチ×1センチくらいの棒状の焼きなすになるのです。ニンニクと練りガラシが添えられた醤油の小皿が一緒に出され、それをつけていただきます。

しばらくすると、最後に来た二人組の焼き物もすべて終わったのか、親父さんもおにいさんも、他のお客さんたちと一緒になってカウンターの奥にあるテレビを見たり、お客さんと話をしたりとゆったりモードです。

燗酒を飲み終わったタイミングでお勘定をお願いすると、私に出たものが書かれているらしい紙を、親父さんが手に持ってしばらくにらんだあと「ちょうど4千円です」。すごいっ。暗算だ。

1時間ちょっとの滞在は、キュウリの漬物から始まる10品と、ビール大瓶と燗酒で4千円でした。どうもごちそうさま。

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「だるま」 / ビールとお通しのキュウリの漬物 / 銀杏

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下ごしらえ中の店主 / 身先(みさき)と蒸し椎茸 / ラム

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牛タン / ピーマンの中には肉ミソ / 燗酒は黒ジョカで

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鶏ハツ / 名物・豚バラ肉 / 最後は焼きなす

店情報

《平成19(2007)年2月8日(木)の記録》

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店情報: 喫茶「みなと」(横浜・桜木町)

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  • 店名: 喫茶みなと
  • 電話: 045-231-6158
  • 住所: 231-0065 神奈川県横浜市中区宮川町1-8
  • 営業: 15:00-24:00(土日は12:00- )、月休
  • 場所: 大岡川のほとり、都橋商店街中央付近の通りの向かい側。
  • メモ: 〔BEER〕プレミアムモルツ500、キリンラガー400、〔焼酎〕鏡月300、サワー類500、八重丸(麦・芋)500、〔日本酒〕500、〔ソフトドリンク〕コーヒー500、紅茶500、ペプシコーラ、ジンジャーエール、オレンジジュース等各300、〔ウイスキー〕トリス300、サントリー角、ホワイトホース、アーリータイムズ、ジャックダニエルズ各500、山崎800、ラフロイグ800、〔おつまみ300〕ポテトチップス、ポップコーン、柿の種、スルメ、カップ麺、〔リキュール500〕カシス、ジン、ウォッカ、ラム、テキーラなど、〔カクテル700〕カンパリソーダ、テキーラコーク、ウォッカオレンジ、ラムソーダ、ジントニック、ジンリッキーなど。

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横浜・都橋商店街近くののユニークバーたち(横浜・桜木町)

「ホッピー仙人」~「喫茶みなと」~「日の出理容院」

だるま」を出て、交差点を道路の向こう側に渡ると、もうその先は野毛(のげ)の町。本日の2軒目は「ホッピー仙人」です。午後9時半の店内は先客は「犬連れなるままに!」のゴンファミリーのみなさんとそのお連れの方や、ホワイトメリーさんなど5~6人。今日は生ホッピーはないらしくて、普通のホッピー(500円)をいただきます。

しばらくすると「銀座とハマで飲んでます。」のハルさんも登場。そのブログタイトルどおり、今日も職場に近い銀座で飲んでから、今、横浜に帰ってきたところだそうです。ハルさんがホッピーをキューッと飲み干したところで、「ホッピー仙人」の閉店時刻、午後10時です。

「ホッピー仙人」を出て、ハルさんが「おもしろい店ができたんですよ」と連れて行ってくれたのは、通りをはさんで目の前にある喫茶「みなと」。えっ!? 喫茶って??? と思いながらついて入ると、店内は薄暗く、昭和レトロ調をねらったようなバーでした。

カウンター数席と、テーブル席だけのこじんまりとした店内は若いお客さん、それも女性客が多い。ハルさんと私は空いていたテーブル席に座り、私はトリハイ(トリスのハイボール。トリスは300円)をいただきます。

肴にスルメ(300円)を注文すると、なんとカウンター上にデンと置かれた丸火鉢の炭火で炙ってくれます。いやぁ、懐かしいなぁ。子供のころ、祖父母の家に遊びに行くと、火鉢の上でスルメを焼いてくれたり、餅を焼いたりしてくれてたことを思い出します。できあがったスルメは七味マヨネーズを添えて出してくれました。

小1時間の滞在、ふたりで1,300円は、ハルさんにごちそうになりました。ありがとうございます。>ハルさん

ハルさんはここで帰宅され、私は最後にもう1軒と、通りをぐるりとまわって、ちょうど喫茶「みなと」の裏側に当たる「日の出理容院」です。この両店は同じ建物の中に、(位置的には少しずれてますが)背中合わせ的に存在しているのでした。

「日の出理容院」でも、再びテーブル席でくつろぐゴンファミリーのみなさんと遭遇。私はカウンターに座って、いつものとおり角ハイボール(600円)をもらいます。このバーは、キャッシュ・オン・デリバリーでチャージ等一切なし。でも、お通しに必ずさや付き落花生を出してくれるのです。

「日の出理容院」の女性バーテンダー・めぐみさんの笑顔に癒されつつ、今日も楽しく飲み終えました。どうもごちそうさま。

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「ホッピー仙人」のホッピー / 喫茶「みなと」 / 火鉢で炙るスルメイカ

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トリハイ / 炙りあがったスルメ / 「日の出理容院」の角ハイボール

・「ホッピー仙人」の店情報前回
・「喫茶みなと」の店情報
・「日の出理容院」の店情報前回、同じときの「犬連れなるままに!」)

《平成19(2007)年2月8日(木)の記録》

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遅く帰った夜は … もつ焼き「石松(いしまつ)」(中野)

金曜日です。横浜の職場を出るのが遅くなり、中野駅に到着したのは午後10時。いつもは2軒目、3軒目として行くことの多い「石松」ですが、今日はこの時間なので1軒目で「石松」にやって来ました。

予想どおり店内はびっしりと満席ながら、店主(マスター)が「中に入って飲む?」と言ってくれて、直線カウンターに並ぶお客さんたちの背後を「すみません、すみません」と店の奥へと進みます。この店の直線カウンターには7~8人座れるのですが、それよりもお客さんが多くなると、カウンターの中、一番奥に特別席が設けられ、そこで飲ませてもらうこともできるのです。そして、それよりもさらにお客さんが多くなると、カウンターに並ぶお客さんたちの後ろに立って飲める場合もあるのでした。

カウンターの奥のほうでは、前回もお会いしたキャスバル坊やさんや、「竹よし」の常連さんでもあるS本さんが飲んでいて、「こんばんは、こんばんは」とごあいさつしつつカウンターの中へと入ります。

ちょうど注文の波が途切れたところらしく、キープしている金宮ボトルとお通しのモヤシの酢漬けを手渡してくれながら「何にする?」と店主。「レバ刺しハーフと、レバの串(100円)をタレと塩で1本ずつお願いします!」やっぱりまずはレバーですよね。

まな板の上にシュシュシュッとスプレーをして消毒した後、冷蔵庫から大きなレバーの塊りを取り出して、刺身用、そして串焼き用にレバーを切り出していきます。その様子を見て、カウンターの他のお客さんたちからも「レバーをタレで2本」とか「こちらもレバ刺し」と便乗注文が飛び交います。ここは、注文を受けてから下ごしらえをするので、ちょうど今作っているものに合わせて注文すると、あまり待つことなくおいしいモツ料理を食べることができるのです。

昨日の横浜の「だるま」に続いて、今日も「石松」でその場で下ごしらえした肉を食べることができて幸せですねぇ。

ニッコニコとレバーをほおばっていると、店主から「ミノ焼くけど食べる?」と声がかかります。食べる食べる。ぜひお願いします。ここのミノ(150円)はデフォルトで醤油味。コリコリっとした食感と、香ばしい醤油の風味が実にいいのです。

シュッシュッとまな板を消毒して、次に出てきたのはテッポウかな? 開いたテッポウはけっこう大きいもんなんですねぇ。カウンター内側の特別席からは、まな板の様子がとてもよく見えて楽しいのです。「マスター、それ私も1本(100円)お願いします。醤油で」と、これももちろん便乗注文です。

金宮のボトル(1,500円)を追加したところで、カウンターにいたお客さん何人かが帰り、私もカウンターの外、S本さんのとなりに席を移します。いつまでもカウンターの中にいると、店主がいろいろと動くのの邪魔になりますからね。

次なる便乗注文はタン塩(100円)。だれかが注文するのに合わせて注文していくだけで、かなりいろんなものが食べられちゃうんですよねぇ。

絶品もつ焼きをつつきながら、みんなとお店談義。S本さんのおすすめは浅草橋にあるビストロ「ラ・シブレット」(03-3863-6232、台東区浅草橋2-27-5)。四ツ谷の「北島亭」で修業したシェフが開いた店なのだそうで、比較的リーズナブルな値段で「北島亭」と同じようなメニューがいただけるのだそうです。

もつ焼きのほうはオッパイ(120円)をいただきます。ここのオッパイは串焼きではなくて、バラで焼いてお皿で出してくれるスタイル。もともとプヨプヨと脂肪分が多い部位なので、このほうが焼きやすいんでしょうね。焼きあがるとプリッといい弾力感になるのです。

キャスバル坊やさんが「ここの餃子がうまいですよー」とすすめてくれるのは、堀切菖蒲園にある哈爾濱(ハルピン)餃子(03-3692-9369、葛飾区堀切3-7-17)。プリプリの皮にあふれ出る肉汁の水餃子、小龍包。もっちりサクサクの焼餃子などが楽しめるのですが、店内はカウンター5席のみととても小さいお店なのだそうです。

続いてはナンコツ塩(100円)を便乗注文。最近よくお会いするH井さんは、出張帰りで大きな荷物を持ってやってきて、カウンター内の特別席に座ります。

店主(マスター)が語るのは八広(やひろ)の「丸好酒場」(03-3611-2420、墨田区東向島6-63-6)。小さいトイレで有名なこのお店、煮込みが最高にうまいと言う。“伝説の煮込み”を出す「石松」店主が一押しする煮込みをぜひ食べてみたいですねぇ! 店主は「丸好」のおかあさんに、「営業中は飲んじゃダメよ」と諭(さと)されたという話を楽しそうに語ってくれます。ここの店主も、いろんなお店を飲み歩かれているのです。

最後はツクネ(150円)を塩とタレで1本ずついただいて終了。午前1時まで3時間の滞在は、新ボトルが1本入って3,350円でした。どうもごちそうさま。みなさん、お先に!

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キンミヤの生茶割り / お通しはモヤシの酢漬け / レバ刺しハーフ

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レバ串はタレ・塩で1本ずつ / ミノ醤油 / テッポウ醤油

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タン塩 / オッパイ塩 / ナンコツ塩

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ツクネ塩 / ツクネタレ

店情報前回

《平成19(2007)年2月9日(金)の記録》

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能登の寒ぶり夕食会 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

毎月第2土曜日は「竹よし」の夕食会の日。常連さんたちとのイベントとして、ハイキングに行ったり、ゴルフ大会や釣り大会をやったりといういろんなお店がありますが、ここ「竹よし」では、大常連・T井さんの発案によって、その常連さんイベントを夕食会にしたのだそうです。それ以来、回を重ねて今回が63回目。毎回、その季節に合わせて設定されるメイン食材、今回は日本海は能登産の寒ブリです。

昨日のうちに下ごしらえをしたというその寒ブリは、なんと9.4kgの大物。店内の4人掛けテーブル席をふたつくっつけてやっと乗るような大きさだったのだそうで、その様子を写した写真(T井さん撮影)を見ると、一緒に写っている「吉田蔵」の一升瓶が、まるで300mlボトルかなんかのようにものすごく小さく見えます。これだけの寒ブリを手に入れながら、「氷見の活け締めものを手に入れようとしたんだけど、値段が高くて手が出なかった」と残念がっているのは店主。活け締めだと、血が完全に抜けてまっ白い、もっとしっかりとした身になるのだそうです。

まずはその寒ブリの刺身からスタート。マグロ、サバと一緒に盛り合わされているのですが、いずれ劣らぬ逸品ぞろい。寒ブリはもちろんのことながら、サバもいいですねぇ! このところ「竹よし」では定番となった豊後水道のサバの脂ののりのすばらしいこと。

今回も店の大皿料理である芽キャベツとキヌカツギのほかに、なおとんさんがブロッコリーとカリフラワーのサラダ、ナムル風野菜の盛り合せなどを作ってくれました。

刺身に続いて出てきたのは寒ブリ塩焼きと寒ブリ大根煮。寒ブリのしっかりとした身を味わえる塩焼きもいいですが、頭のまわりや骨ぎわのいわゆるアラや、そしてその寒ブリの出汁(だし)をたっぷりと吸いこんであめ色になった大根の味わいが酒を呼びますねぇ。長時間の食事会なので、ゆっくりとお酒をいただこうと思うのですが、ついつい進んでしまいます。

jirochoさんが持参してくれたのは、出身地・静岡の地酒「磯自慢」(特別本醸造)。これがまたうまくて、うまくて。うー。止まらない。

1本丸ごとの寒ブリを仕入れたからこそ食べられる内臓(心臓や、胃、腸、肝など)の塩焼きも出されて、魚もモツも大好きな今日の参加者たちも大喜びです。ガツ(豚の胃)もいいけど、ブリの胃もやわらかい中にプリッと弾力感があっていいですね。

ひとしきり寒ブリを味わったところで、なおとんさんから出された隠し玉はカレー風味のスパイシーもつ煮込み。串に刺したまま煮込んだモツ(ツクネやシロなど)が絶品です。「このまま商売できるんじゃないですか!」と参加者の評判も上々。すごいなぁ、なおとんさん。

カレー風味で口中がリフレッシュされたところで、出される肴は山菜の天ぷら。フキノトウ、タラの芽、ウルイ、白マイタケにコゴミの全5品。通常営業のときは1個200円で出される山菜天ぷらが、今日はたっぷりと盛り合せです。このほろ苦い感じが、春の新しい命の力を感じさせます。今年も春がやって来ましたねぇ!

最後は寒ブリとマグロのにぎり寿司でしめて、実に5時間以上におよぶ今回の食事会も無事終了。今回は人数制限無しで、定員を超えた分は立ち飲み制にしたところ大にぎわい。本日の参加者決議(笑)により、次回からも人数制限無しの立ち飲み制、会費は500円アップの5千円(飲み放題付き)となることが決定しました。第64回夕食会は3月10日(土)、第65回は4月14日(土)の予定です。

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刺身盛り合せ / 「酔鯨」純米吟醸 / 本日の副菜類

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寒ぶり塩焼 / 寒ぶり大根 / 「磯自慢」特別本醸造

070210g 070210h 070210i
寒ぶり内蔵焼 / 「酔心」特別純米 / なおとんさん作・カレー風味もつ煮込み

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フキノトウ、タラの芽、ウルイ / 白マイタケ、コゴミ / ブリとマグロのにぎり

店情報前回

《平成19(2007)年2月10日(土)の記録》

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店情報: 和食処「とっとっと」(野方)

    070211z
  • 店名: 和食処「とっとっと」
  • 電話: 03-3338-3021
  • 住所: 165-0033 東京都中野区野方5-18-13 ネクサスビル1F
  • 営業: 18:00-22:00、月休
  • 場所: 西武新宿線・野方駅改札を出て左に100m、右手に「松屋」がある角を右に曲がり、50mほど先のY字を右に入った先、左側。駅から徒歩3分ほど。
  • メモ: 平成17(2006)年6月8日、都立家政から野方へ移転して本格和食の店として再オープン。カウンター5席、4人用テーブル席が6卓ほど。瓶ビール(サッポロ赤ラベルラガー)550、エビス生ビール(中)550、(小)400、白鹿(1合)380、(2合)700のほか地酒、焼酎等。お刺身盛り合せ1,500より、季節の野菜の炊き合せ800、タコのやわらか煮750、黒豚の角煮900、豚ロースの味噌漬け800、西京焼800より、カレイ唐揚1,200、鯨の竜田揚1,000、季節の天ぷら盛り合せ850、だし巻き卵600、酢の物盛り合せ700など。手書きの「本日のおすすめ」はかぶのカニあんかけ800、白子湯葉巻揚850、白子ポンズ850、手羽先の塩焼550、そら豆450、しめさば750、生うに1,000、ひらめ1,000、皮ハギ1,000、刺盛1,500より、ミニちゃんこ鍋1,500、地酒・八海山・大吟醸1,200。(2007年2月調べ)
  • HTML版(2003年以前): (03.11.16)

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春先なのに秋、秋、秋 … 「秋元屋」「とっとっと」(野方)

日曜日はヨジアキ(=開店時刻の午後4時に「秋元屋」)です。同じくヨジアキしていたにっきーさんといっしょに、表側のテーブル席に座ります。ここはコの字カウンター15席ほどに、店の表側にテーブル席がふたつ(8席ほど)、そして最近できた奥の間に10席ほど座れるのですが、いつも満席の状態が続いているのです。

注文を取りに来てくれたたっつんさん(店を手伝っているおにいさん)に
「氷無しのホッピーをお願いします」と注文すると、
「シャリ金にしますか?」とたっつんさん。
「えっ!? シャリシャリの金宮があるの?」
「なに言ってんですか!? 昨日もおいしそうに飲んでたじゃないですか。忘れたんですか!??」

うーむ。そうであったか。昨晩は「竹よし」の夕食会のあと、jirochoさんたちと連れだって、ここ「秋元屋」に来て、チレ刺しを食べたというかすかな記憶は残ってるんだけど、シャリ金ホッピーもいただいたんですね。ちなみにシャリ金ホッピーというのは、金宮(キンミヤ)焼酎をシャリシャリのフローズン状態になるまで凍らせたものを、よーく冷えたジョッキに入れて、これまたよーく冷えた瓶入りホッピー(ソト)で仕上げるもの。シャリ金の焼酎だけでもおいしい(けど危ない!)のです。

「それじゃ、そのシャリ金ホッピーと煮込み玉子入り(380円)、それとガツとテッポウを醤油で1本ずつ(各100円)お願いします」

日に日にグレードアップしてくるように思えるこの店の煮込みは牛シロ、牛スジをベースにいろんな部位を入れて煮込んだもの。冬場の煮込みはたまりませんね。

ガツとテッポウはこのところ醤油味でいただくのがお気に入り。「醤油で」と注文すると、素焼きにして仕上げにちょいと醤油をたらして焼きあげてくれるのです。ミノ(牛の第1胃)、ガツ(豚の胃)、テッポウ(豚の直腸)などのように、強めの弾力感があるネタに向いているように思います。

にっきーさんもカブの漬物やゲンコツ味噌(鶏ひざナンコツ)を注文です。

「昨日のネギマももしかしたら覚えてない?」とたっつんさん。
「あ。それはなんとなく覚えてる」
「今日もありますよ」
「いいですねぇ。ネギマも2本ください」

ネギマの“マ”はマグロの“マ”。串にネギとマグロを交互に刺したものを焼きあげてくれるのです。

5時を回って瞬間的に空きができたカウンターに移動して、私は鶏皮、オッパイ、シロを、シロだけタレ焼き(あとは塩焼き)でいただいてシャリ金ホッピーをおかわり。にっきーさんはシラスおろしをもらって芋焼酎「喜六」をロックです。この「喜六」は「百年の孤独」を造っている蔵の焼酎なのだそうです。

「ここの焼酎は480円均一なんですが、いい品物がそろってるんですよ」とにっきーさん。ずらりと並ぶ一升瓶にはレア物や、今流行りの品々が多いそうなのです。そういえば、ほとんど焼酎バーのように、いろんな焼酎を楽しんでいるお客さんたちもいらっしゃいますもんね。そうそう。食べ物のみならず、飲み物にも力を入れてる点も、この店の人気を支えている要素のひとつだと思います。

とそこへ、携帯に着信。見ると「竹よし」の大常連・T井さんからです。「もしもし」と出てみると、「竹よし」のママさんの四十九日の法要が終わって、近くの「とっとっと」で飲んでるんだけどいっしょにどうですか、というお誘い。「すぐにうかがいます」と電話を切って、お勘定をしてもらい「秋元屋」を後にします。

同じ町内にある「秋元屋」と「とっとっと」は、歩いて5分かかるかどうか。「こんばんは」と入った店内は直線カウンター5席に、4人用テーブル席が6卓ほどのフロアがあって、比較的大きなお店に生まれ変わっています。「とっとっと」は元々、都立家政の「魚がし寿司」の近くの小さなお店でやっていたのですが、昨年(2006年)6月に、この地に移転してきたのでした。私自身は、新しい店になってからはじめてです。

「竹よし」のマスターとT井さんのおふたりは、その小さなカウンターに座ってチビチビと「いいちこ」のロックを飲んでいます。日曜日の午後6時半過ぎの店内は比較的ゆったり気味。近所の人だろうと思われる普段着の年配夫婦や家族連れなどがテーブルを囲んでいるものの、全体としては3割程度の入りです。

私もまずは「いいちこ」をロックでもらって、おふたりがつついていたシメサバ(750円)をひと切れ。都立家政にあったころから、魚中心の和食屋さんだったのですが、その傾向は変わらないようです。すぐに出されたお通しはぬた、サザエつぼ焼き、芽キャベツという三品盛りです。

手書きの今日のおすすめメニューに並ぶのはカブのカニあんかけ(800円)、白子湯葉巻揚(850円)、白子ポンズ(850円)、手羽先の塩焼(550円)、そら豆(450円)、しめさば(750円)、生うに(1,000円)、ひらめ(1,000円)、皮ハギ(1,000円)、刺盛(1,500より、ミニちゃんこ鍋(1,500円)といった品々。そんな中からT井さんが「カワハギがよかったですよ」とカワハギ(1,000円)をすすめてくれて、それを注文します。

カワハギは、小さいお皿に小ぢんまりと、とってもおしゃれな感じで出てきました。一切れとって肝とワサビをのせていただくと、すっきりコリコリとおいしいこと。店内の小じゃれた感じともあいまって、いかにも女性客に喜ばれそうなお店ですねぇ。

そのカワハギに合わせて燗酒(白鹿1合380円)をいただきます。飲み物は中瓶ビール(サッポロラガー)が550円、地酒は1合が700~800円、焼酎も同じく700~800円といったところ。ちなみにボトル売り(たとえば「いいちこ」は2,100円)はありますが、ボトルキープはなくて、飲み残したボトルは持ち帰る仕組みのようです。

メニューの中には「香り膳」(1,800円)というメニューもあって、お造り二点盛、やわらかタコと野菜の炊き合せ、焼物、揚物、和風トマトサラダ、ごはんセット、デザートが出されるのだそうです。これを肴にお酒を飲むなんてのもいいかもしれませんね。なお、3人から予約可能な本格的な会席コース(5,500円より)などもあるようです。

ひとしきり飲んだところで、「竹よし」マスター、T井さんと3人で「秋元屋」へ行こう! という話になり、再び「秋元屋」へ。

日曜、午後8時の「秋元屋」は、ラストオーダーまであと1時間(日曜日は午後10時閉店)ながら、まだまだお客さんは多い。表のテーブル席のひとつが空いていたので3人でそこに陣取り、「竹よし」マスターは、T井さんのおすすめにしたがって金宮ストレート(290円)に梅エキスをちびっと入れて。私はまたまたシャリ金ホッピーです。

肴のほうも煮込み(320円)にキャベツみそ(100円)、マカロニサラダ(280円)、ハムカツ(200円)をといった定番の品々を一気に注文します。

しばらくしてやってきたのはなおとんさん。同じテーブルに座り、ナンコツスライスや、ガツ、セセリなどをもらって飲み始めます。T井さんも、なおとんさんも、昨日の夕食会にも参加されていたので、二日連続いっしょ飲みですね!(笑)

最後はトリハイ(280円)をいただいて、昨日、今日の二日間で3度もやってきた「秋元屋」での飲み会をしめくくったのでした。何度もありがとうございました。どうもごちそうさま。

【2月10日(土)の秋元屋】
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「秋元屋」のシャリ金ホッピー / チレ刺し / ネギマ串

【2月11日(日)のヨジアキ】
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煮込み玉子入りとお新香 / ガツ醤油とテッポウ醤油 / ネギマ串

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ゲンコツ味噌 / 皮、オッパイ、シロ / シラスおろしと「喜六」

【とっとっと】
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いいちこ、シメサバにお通し三品盛 / 皮ハギ刺身 / 白鹿(1合)

【再び秋元屋】
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シャリ金ホッピー / テーブルの様子 / 煮込み

070211m 070211n 070211o
キャベツ味噌 / マカロニサラダ / ハムカツ

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なおとんさんのナンコツスライス / ガツとセセリ / シメのトリハイ

・「秋元屋」の店情報前回
・「とっとっと」の店情報前回

《平成19(2007)年2月11日(日)の記録》

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待ち合わせは立ち飲みで … おでん「丸健水産(まるけんすいさん)」(赤羽)

都内での仕事を終えて向かったのは赤羽(あかばね)。振替休日の今日(2月12日)は、飲み仲間たちが早い時間から赤羽で飲み始めているらしく、そこに合流です。

到着した「丸健水産(まるけんすいさん)」は、おでんの食材を売るお店ながら、その食材で作ったおでんも販売しており、そのまわりで立ち飲むことができる人気店。私も缶ビール(スーパードライ350ml、250円)と、巣籠り(ウズラの玉子)や厚揚げなど、おでんを2~3品(それぞれ70~200円ほど)もらってみんなの輪(立ち飲みテーブル席)に加わります。(代金はキャッシュ・オン・デリバリーで、その場で支払う仕組みです。)

私のすぐあとにやってきた常連さんらしき男性3人(それぞれひとり客としてやってきて、店先で合流)は、みなさんおでんセットをもらっています。おでんセットは缶ビール、缶チューハイ、カップ日本酒のいずれか(それぞれ単品だと250円)と、おまかせのおでん5品ほどがセットになって650円というお得な品。そうだったなぁ。前回来たときも「次はおでんセットをもらうことにしよう」と思いながら帰ったのに、すっかり忘れてました。また次回の宿題ですね。

すぐ近くのカウンターで立ち飲んでいるおにいさんは煮こごりをつつきつつお酒(地元・北区産の「丸真正宗」カップ酒、250円)を飲んでいる。
「煮こごりもあるんですか?」と聞いてみると
「向こう(おでん種を売っているところ)で売ってるものを出してくれるんですよ」とのこと。

そちらのショーケースを見てみると、大きくてきれいな煮こごりがプラスチック容器の中に置かれています。さっそく売り場のおかあさんに
「この煮こごりをください」と注文すると、
「1人前でいいですか? 半分というのもできますよ」とおかあさん。

1人前は煮こごりが8切れで400円、半分は個数・値段ともにその半分だそうです。ひとりだと8切れもあるとそれで満腹になっちゃいそうですが、今日はなにしろ5人で来ているので1人前で大丈夫です。おかあさんは大きなかたまりの煮こごりから1人前を切り分けてくれます。

そして出された煮こごりは、サメの身だけではなくて、椎茸などもたっぷりと入った具沢山なもの。口に含むとうまさがとろりと広がります。うーむ。おでんのみならず、こういう肴も置いているとは!

今日はここ「丸健水産」が待ち合わせ場所。ここで予定のメンバーが全員そろってから、次の店に向かおうという趣向です。こういう待ち合わせには立ち飲みの店がぴったりですね。とはいえ、やはりおいしいお店じゃないといけません。

そういう意味では、赤羽であればここ「丸健水産」か「いこい」、渋谷ならば「富士屋本店」、そして野毛の「福田フライ」などが味はもちろんのこと、場所的にも、店の大きさ的にもちょうどいいように思います。

さぁ、それじゃ、みんながそろったところで次へと向かいますか。この店では、私は千円ほど使ったかな。
「テーブルの上のお皿などはそのままにしておいてください。どうもありがとうございました!」と笑顔で声をかけてくれる店のおにいさんに、
「どうもごちそうさまでした!」とみんなで返事して本日の1軒目終了です。

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立ち飲みテーブルでおでん / 煮こごり / おでん種売り場

店情報前回、同じときの「帰り道は匍匐ぜんしん!」「宇ち中」)

《平成19(2007)年2月12日(月)の記録》

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すっぽん鍋は700円 … 居酒屋「まるます家(まるますや)」(赤羽)

赤羽の立ち飲みおでん屋「丸健水産」で飲み仲間たちと合流し、5人がそろって向かったのは、すぐ近くにある鯉と鰻の「まるます家」。休日の午後6時過ぎとあって、外まで行列ができるほどの人気ぶりです。ここの2階は、3人以上なら利用可能な座敷席。2時間以内という時間制限はつきますが、私自身、2階に入ったことがないので楽しみです。

ちなみに、ここ「まるます家」は「飲んでいる方はお断り」というお店ですので、酔っ払った状態だと入れません。店内でも「お酒はひとり3本まで」というお約束。朝から開いているお店ながら、泥酔は嫌われるんですね。

お客さんが高密度に詰まった1階とはうって変わって、2階の座敷席は卓の配分もゆったりとしていて、入った瞬間になんだかくつろげる雰囲気です。さっそく瓶ビール(サッポロ黒ラベル又はラガー大瓶、500円)や「ジャンボ・チューハイ」(ハイリキ1リットル950円)をもらって乾杯です。ジャンボ・チューハイは氷とレモンスライス入りのジョッキにちょうど4杯分。1杯あたり237.5円というのは、単品のチューハイ(350円)と比べるとずいぶんお得ですよね!

「まるます家」で一度食べてみたかったのが1人前700円という「スッポン鍋」。「この値段で本当にスッポンが食べられるの!?」と、前々から気になっていた一品なのです。そのスッポン鍋を1人前注文し、それが出るまでの間に「カルシウム」(ウナギの骨煎餅、350円)をいただいて、みんなでポリポリとかじります。

スッポン鍋はできあがった状態で出されます。鍋の中には豆腐やしらたき、油揚げに白ネギやキャベツ、ニンジン、シメジなどの野菜類が入り、そして骨(甲羅?)付きのスッポンの身や、見るからにプリリとしたエンペラの部分などがしっかりと入っています。いやぁ、700円ながらちゃんとスッポンが入ってましたねぇ。しかも実にいいおだしの味じゃないですかー!

となりの卓のおにいさん3人連れがつついている鍋も、内容的にはスッポン鍋みたいなんだけどとても大きい。
「この鍋はなんていう料理なんですか?」と聞いてみると、
「これは2階の座敷席でだけ注文することができる3~5人用のスッポン鍋なんです。最後の雑炊も付いて3千円なのでお得なんですよ」とおにいさんたち。
そうであったか。それでさっき「スッポン鍋ください」と注文したときに、店のおねえさんが「1人前でいいの?」と確認してくれたんですね。うーむ。念願のスッポン鍋を食べたことで、ここ数年来の課題がやっと克服できたと思ったら、また新たな課題ができてしまったか。今度はこの大鍋のスッポン鍋+シメのスッポン雑炊をいただかなければ。

料理のほうはウナギを柳川風に玉子でとじた「うなぎとぢ」(←店内メニュー表記のまま。650円)や、丼鉢でスープ餃子風に供される「水餃子」(450円)、安いんだけど丸皿にたっぷり山盛りの「げそ天」(350円)、そしてクリームコロッケながら中身は比較的しっかりとしている「クリームコロッケ」(350円)と、なにしろ品数の多い店だけにいろんなものをいただきます。

「鍋ももう一品」と注文したのは「キムチちげ鍋」(550円)。これも先ほどのスッポン鍋同様に、小さなひとり用の鍋で完成した状態で出されます。てっぺんに乗っかっている半熟状態の玉子をつぶしてかき混ぜると、真っ赤でピリ辛だった汁がややマイルドに。

この店の鍋は、今日注文したスッポン鍋とキムチちげ鍋の2品だけのようですが、それぞれ値段も安く、1人前が標準(というか2人前とか3人前といった注文はできないかも!)というところがいいですね。まさにひとり飲みの強い味方のようなお店です。

「最後にウナギの蒲焼もいただきましょうか」と800円、1,000円、1,200円、1,500円とラインナップされた蒲焼(白焼も同じ値段)の中から、下から2番目、1,000円の蒲焼をいただきます。さすがにウナギは看板商品だけあって、ほっこらとおいしく焼きあがってきますねぇ。1階のカウンター席でもシメにウナ丼(750円)を食べている人をよく見かけます。

「そろそろお開きにしますか」と時計を見れば、ちょうど2時間といったところ。お勘定は5人で8,000円(ひとりあたり1,600円)でした。にぎやかな1階席もいいけれど、ゆったり過ごせる2階席もいいもんですね。大きなスッポン鍋もあるしね!

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カルシウム / ジャンボ・チューハイ / すっぽん鍋

070212g 070212h 070212i
うなぎとぢ / 水餃子 / げそ天

070212j 070212k 070212l
クリームコロッケ / キムチちげ鍋 / うなぎ蒲焼

店情報前回、同じときの「帰り道は匍匐ぜんしん!」「宇ち中」)

《平成19(2007)年2月12日(月)の記録》

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八起の名物・三連発 … 居酒屋「八起(やおき)」(赤羽)

「まるます家」を出たところで、今日昼過ぎから飲み始めていたというふたりが戦線離脱。なにしろすでに午後8時過ぎですからねぇ。明日は朝から普通に仕事ですし、長時間どうもお疲れさまでした。

私も含め、夕方から飲み始めた3人は最後にもう1軒。「まるます家」の裏手、OK横丁の中にある大衆酒場「八起(やおき)」です。ここも「まるます家」同様、1階はカウンター席とテーブル席、2階は座敷席になっています。「3人です」と入ると1階奥のテーブル席に案内されました。

「まるます家」は厨房には男性がいますが、フロアはすべて女性陣が切り盛り。それに対してこちら「八起」はすべてを男性陣で取り仕切ります。

瓶ビール(キリンラガー大瓶540円)と生レモンサワー(350円)、ウーロンハイ(350円)をもらって乾杯し、料理はここの名物を三連発で注文します。

そのひとつ「豚王ぽ」(370円)は豚の尻尾を台湾風のタレで煮込んでから、室温まで冷ましたもの。横浜駅近くの「豚の味珍(まいちん)」の尻尾と似たような感じですね。「味珍」が辛子+酢のタレをつけていただくのに対して、こちらは味噌+酢。どちらの店にもテーブル上にラー油などが置かれているので、辛さは補強できます。骨のまわりのとろりとしたコラーゲンが決め手の一品。とろり感は「味珍」のほうがありますねぇ。こちら「八起」の尻尾は、むしろしっかりとした弾力感を噛みしめるタイプです。尻尾以外にもタン(480円)、ハツ(480円)、コブクロ(480円)、ガツ(370円)、ミミ(370円)などが置いてある他、盛り合わせ(480円)もあるのがうれしいですね。

ふたつめは「チャーメン」(370円)。なぜこれをチャーメンと呼ぶのかはわかりませんが、これはちょっと挽肉(ひきにく)の入ったモヤシ炒めなのです。炒め物にもモツ類があって、レバ炒め(370円)、コブクロ炒め(370円)、玉炒め(370円)、オッパイ炒め(370円)、そしてピリカラスタミナと書かれたカシラ炒め(460円)といった魅力的な商品が並びます。赤羽は「米山」や「たる鉄」(→至高のはらわた)など、モツ(内臓)料理の有名店がそろう土地柄。ここ「八起」のメニューにも、そういう土地柄であることがずばりと表れてますよねぇ。

そして三つめは、メニューにも“八起特製”と注記が入った手作りの「餃子」は一皿6個入りで350円。

こうやって紹介すると、まるで中華系の料理ばっかりのような感じですが、店内のメニューは決してそんなことはなくて例えば「やきとん」は1人前5本で370円(1本あたり74円!)、人気の刺身はマグロ中落ち(480円)やツブ貝刺(460円)、アジたたき(480円)などの魚介類に加えてレバ刺(370円)、馬刺(500円)、ガツ刺(370円)なども。そして居酒屋定番のイカ納豆(460円)や自家製塩辛(320円)、冷奴(350円)。

もちろんここにも1人前から注文可能な鍋もあります。しかも普通の鍋ではなくて、モツ鍋(豚、790円)、サクラ鍋(馬、950円)、ラム鍋(仔羊、790円)という一風変わった3種類の鍋なのです。この鍋にも引かれるなぁ。

1時間半ほどの滞在は3人で2,320円(ひとりあたり770円強)でした。やっぱりいいですねぇ、赤羽も!

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王ぽ / チャーメン / 手作り餃子

店情報前回

《平成19(2007)年2月12日(月)の記録》

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ドイツからパラスパ! … 「ペルル」~「満月」(鷺ノ宮)

どこかでひとしきり飲み食いしたあとにやってきて、水割りやハイボールを数杯引っ掛けて帰ることが多い「ペルル」。そんな「ペルル」に、今日は1軒目としてやってきました。

金曜、午後10時半の店内は、閉店まであと1時間という時刻にもかかわらず、まだまだお客さんがたくさん。なにしろカウンターのみ、10席程度しかない小さなお店なので、すぐにいっぱいになっちゃうんですよね。

空いていたカウンター中央付近に座ると、すぐにキープしているスーパーニッカのボトルが出されます。

ここではスーパーニッカやメーカーズマークなどをボトルキープ(各4,500円)しておくと、あとは毎回氷代として500円だけで飲むことができるのです。氷は何回もらっても500円のみ。水はカウンター上、何箇所かのデキャンターに入っていて自由に使うことができます。炭酸などで割る場合は別に料金がかかり、例えば炭酸なら1本が300円。これ以外は特にお通しなどは出てきませんので、キープさえしていれば500円あれば飲めるのでした。

なにしろお腹もすいているので、今日はなにか食べるものも注文しましょうか。ここの食べ物メニューは焼きうどん(600円)、氷見いか(600円)、フランクじゃが(600円)、山うにクラッカー(500円)、ねぎ兵衛(500円)、ギョーザ(500円)、ブルーチーズ(500円)、ウインナー(500円)、揚げじゃが(500円)、ぎんなん(500円)、ミックスナッツ(400円)、厚あげ(400円)、冷やっこ(400円)、トマト(400円)、いぶりがっこ(300円)、麦チョコ(300円)などなどと、意外とそろっているのです。

どれにしようかなぁ、と迷っているところへ、入口側に座っているお客さんから「パラスパお願いします」と注文が入り、すぐに別のお客さんからも「こちらもパラスパ」の声。料理は基本的にマスターが作るので、他の人の注文に合わせて便乗注文するとすぐに食べられそうですね。パラスパ(500円)なるものがどんなものかはわかりませんが「私もパラスパ!」と注文に乗っかります。

カウンター内、中央部にあるコンロに鍋がかけられ、細めのスパゲティをゆで始めます。

ゆであがったスパゲティに、昆布茶をパラパラ、醤油をパラパラ入れてかき混ぜて皿に盛り、仕上げに刻み海苔をパラパラと振りかけます。こうやってパラパラと入れるからパラスパという名前になったんだそうです。

この店のお客さんで、しばらくドイツで暮らしていた人がいて、そのときに日本食が恋しくなって考えた料理が、このパラスパだったのだそうです。「言ってみればドイツからの逆輸入品ですね」と笑うマスターです。

ところがどっこい。このシンプルなスパゲティのおいしいこと。スルスルスルとあっという間に食べてしまいました。

この店の料理は、このパラスパをはじめとして、他の店にはないメニューも多いのです。たとえばアサブロ(600円)もそういう一品。アサブロというのは……、と書いちゃうと楽しみが減りますので、ぜひ一度試してみてください。

あ、そうだ。テレビ朝日で4月から始まる「帰ってきた時効警察」というドラマの第2回目(4/20金、23:15-24:10)で、マスターが「とあるバーのマスター役」として出演予定(すでに撮影は終了)なのだそうです。これまた楽しみですね。

閉店時刻まで1時間ほどの滞在は、氷代とパラスパでちょうど1,000円でした。

さすがに1時間では全然飲み足りないので、すぐ近くの「満月」に移動してポテトサラダ(300円)を肴にウーロン割り(300円)。真夜中が近くなって、「満月」のマスターもママさんも、例によっていい感じで酔っ払っていて、いかにも金曜日の夜の「満月」ですねぇ。

カウンターの上段にずらりと並ぶ大皿料理も、この時間になるとだいぶ量が減ってきています。「ほら。これも食べなよ」と、大皿にあるホウレン草のおひたしを、ポテトサラダの横にちょいと添えてくれるマスター。うしゃしゃ、どうもありがとうございます。

入口側に座る常連さんは「そのクワイをちょうだい」と大皿を指差します。「ちょっとしか残ってないから、全部食べてね」と、残りを全部入れてくれるママさん。「ちょっとしか」と言っても、1人前よりははるかに多いのです。「多すぎるからつまんでね」と、こちらにもおすそ分けが回ってきました。

上り電車はすでに終了しており、下りもそろそろ終電というこの時間。店内は、まさに這ってでも帰れる地元民ばかりになり、アットホームな雰囲気に包まれるのでした。

私も緑茶割り(300円)をおかわりし、つまみにはメニューに“おすすめ”と書かれている粕汁(350円)をもらいます。たくさん飲んだ後のあったかい汁物がいいですねぇ。

ゆっくりと午前2時前まで楽しんで1,550円。どうもごちそうさま!

【ペルル】
070216a 070216b 070216c
水割り / パラスパ / 参考:別の日の焼きうどん

・「ペルル」の店情報前回

【満月】
070216d 070216e 070216f
ポテサラとウーロン割り / ポテサラにソース / ホッピー

070216g 070216h
壁のメニュー / かす汁

・「満月」の店情報前回

《平成19(2007)年2月16日(金)の記録》

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