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ガンちゃん青のり!? … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

日曜日の夕食前散歩。今週は自宅近くのもつ焼き屋さん、「秋元屋」です。家を出るのが少し遅れて、店に着いたのは開店30分後となる午後4時半。コの字カウンター15席に、店の奥のテーブル席10席ほど、そして入口横のテラス・テーブル席8席ほどの店内は、すでに満席近い状況。いつものことながらすごい人気ですねぇ。

入口で「やぁ、いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれた店主が「ここか、向こうかな」とカウンターにある二つの空席を指し示してくれます。

まずはこのところ恒例のシャリ金赤ホッピー(410円)からいきますか。肴(さかな)はポテトサラダ(280円)をいただきましょう。この店はお通しはない(ただし席料100円)ので「まずとりあえず」というつまみを注文しておいて、メインのもつ焼きをおいおいと注文する、というのが一般的な流れになります。

この店のホッピーはけっこうオプションがあって、まず焼酎が宝か亀甲宮(金宮)かが選べます。宝のホッピーは380円、亀甲宮のホッピーは410円です。

次にホッピーの赤、黒が選べます。赤、黒というのはホッピー瓶の王冠の色で、赤は普通のホッピー、黒は黒ホッピーです。どちらを選んでも値段に変わりはありません。

そして氷の有り、無し。これも選択によって値段が変わることはありません。氷無しを選択した場合は、キンキンに冷えたジョッキに、キンキンに冷えた焼酎を入れてくれて、三キン状態のホッピーを楽しむことができます。もちろん冷凍庫内のジョッキのストックには限りがありますので、普通のジョッキのこともあります。

氷無しの場合は、通常ソト1・ナカ1(1回の注文で瓶入りホッピーを使い切る飲み方)になりますが、氷有りだとソト1・ナカ2、あるいはソト1・ナカ3くらいの飲み方ができます。ナカ(おかわりの焼酎)は宝が250円、亀甲宮は280円です。

氷無しで亀甲宮を選んだ場合のさらなるオプションとして、シャリシャリに凍結させた亀甲宮をもらうこともできるのです。これが今いただいているシャリ金ホッピーです。三キンホッピーよりも、さらにビシッと冷えていて喉越しが実にいいのです。

ホッピーという飲み物それ自体は、炭酸の入った喉越しは確かにいいのですが、味だけをとるとそれほど美味しいものではないと思います。むしろ味はないと言ってもいいくらい。しかし、もつ焼きやもつ煮込みと合わせることを考えると、この味のなさ(淡泊さ)が非常に重要になってきます。合いの手に飲むと、すっきりと舌直しになって、また次の料理が楽しめるのです。

焼き台にも余裕が出てきたようなので、ぼちぼちと焼き物を注文しますか。1巡目に何をもらうかが、いつも迷うところ。塩焼きならばカシラ、アブラ。味噌焼きならばハラミ、チレといったところでしょうか。タレ焼き、醤油焼きは2巡目以降かなぁ。
「えーと。1本ずつでレバ、ハラミ、アブラ(各100円)を塩でお願いします」
「はいっ」と、この時間帯の焼き台を担当している三浦さんの笑顔が返り、それと同時にクリさん(←店を手伝っているおにいさん)がカウンター内の冷蔵庫から、それらの品を取り出して焼き台横のバットに並べてくれます。

そこへやってきたのはガンちゃん。私がこの店にきたときに彼に会わなかったことはないほど、いつもやって来ている大常連さんです。そのガンちゃんが飲み物を注文して飲みはじめると、まわりの常連さんたちから「ガンちゃん。今日も青のりじゃないの!」と声がかかります。ガンちゃんはこのところ青のり(150円)にはまっているようで、いつも青のりを何回も注文しているのです。

「みんなからそう言われちゃしょうがないなぁ。青のりをダブルでお願いします」ガンちゃんも、みんなの期待(?)に応えて素直に青のりを注文します。「いつものでいいんだね」とガンちゃんに確認した店主、奥の厨房に向かって「ガンちゃん青のりダブルで!」と注文を通します。

「なんだよ、そのガンちゃん青のりってのは?」近くに座っている、これまた大常連のKさんが聞くと、店主が「普通のより酢が多いんですよ」と答えます。「じゃ、オレもそれをもらってみるか」とKさん。「はいよっ。ガンちゃん青のり、もうひとつ! Kさんね!」と厨房へ。

アハハ。「青のり、お酢多め」と注文を通すより、「ガンちゃん青のり」と言ったほうが内容が伝わりやすいんですね。こういう常連さんの人名を冠したメニューは他の店でもよく見かけます。

2巡目として注文したのはガツとテッポウを醤油で1本ずつ(各100円)。「醤油で」とお願いすると、素焼きで焼いたあと、仕上げに醤油をたらして焼きあげてくれます。焼けた醤油の芳ばしい香りがうれしいですねぇ。

件のガンちゃんがバイスサワー(350円)を注文していたので、私もそのバイスサワーをもらってみることにします。氷入りのジョッキに焼酎が入り、それとは別に180ml瓶入りのバイスが出されます。ドドォ~ッと勢いよく注ぐと、シュワワと泡立ちながら薄い赤紫色に染まっていきます。瓶1本でちょうどジョッキにすりきりいっぱい。ど~れどれ。なるほど梅系のすっぱさと甘さ。バイスって、もしかすると「梅酢」ってことなのかな!? でもちょっと甘めかなぁ。たーくさん飲んだあと、デザート的に飲むのがいいかもね。あるいは瓶1本分を入れ切らないで、ナカをおかわりしながら半分ずつ2回にわけて飲むとか。

「今日の煮込みはたっちゃん(=たっつんさん。店を手伝っているおにいさん)が気合いを入れて仕込んでたから、おいしいと思うよ」常連さんたちによく聞こえるように、店主が大きな声でつぶやきます(笑)

うぅ。今日はすでにポテトサラダにもつ焼き5本をいただいてて、このあと家に帰って夕食だからなぁ。ごめん、たっちゃん。煮込みは食べられそうにないので、その煮込みの汁でじっくりと煮込まれた煮玉子(100円)で許して。

ここの煮込みメニューは普通の煮込みが320円、それに煮玉子が入った煮込み玉子入りになると380円。煮玉子だけだと100円なのです。昔は煮豆腐もあったんだけど、最近はないんですね。

午後6時前まで、1時間半ほどの滞在は1,740円でした。どうもごちそうさま。

070415a 070415b 070415c
ポテトサラダ / レバー塩 / ハラミ塩、アブラ塩

070415d 070415e 070415f
テッポウ醤油、ガツ醤油 / バイスサワー / 煮たまご

店情報前回

《平成19(2007)年4月15日(日)の記録》

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日曜日。なおとんさん、宇ち中さんと示し合わせて「よじあき」(=日祝の開店時刻である午後4時に「秋元屋」)に行くと、今日も開店直後にもう満席。まずはシャリ金ホッピー(410円)と、煮込み玉子入り(380円)からはじめて、サイドメニューにキャベツ味噌(100円)ももらいます。なにしろ春キャベツのおいしい季節ですからね。なおとんさんもキャベツを味噌マヨ(味噌+マヨネーズ)でもらっています。 なおとんさん... [続きを読む]

受信: 2007.05.12 06:25

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