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力を抜いてリラックス … 焼き鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

連休中の「近くの名店を探る」旅。新しいお店を回ったあとは、自宅近くの行きつけのお店でシメるのが、いつものパターン。新しいお店でちょっと緊張した後、行きつけのお店で力を抜いてリラックス、といった感じですね。今日の行きつけのお店は「川名」です。

「川名」には、開店直後の午後4時に「よじかわ」として来ることが多いのですが、今日は午後8時をまわった時間。どうかなぁ、と思いながら入ると、カウンターは満席、さすがですねぇ。

「いらっしゃいませ。こちらにどうぞ」

はるかさん(店を手伝っている女性)が、かろうじて空いているC卓に案内してくれます。

「川名」の店内は、左手が7席のカウンター席、右手は4人掛け×3卓のテーブル席になっていて、カウンター席は手前(入口側)から1番、2番、3番、……、7番と番号で呼ばれ、テーブル席は、同じく手前からA卓、B卓、C卓とアルファベットで呼ばれているのです。これとは別に奥の別室に小上がり席があります。

この店のお通しは、いつも果物。今日は、なんとスイカです。夏が近づいてきましたねぇ!

テーブル席に座って、やれやれとくつろぎつつ、飲み物の選択です。「奇天烈な店」で最後にいただいた、石ガレイの胆汁の味が残っている間に、日本酒をいただきましょうか。今現在、この店に置いてある唯一の地酒は「黒牛」(462円)。これをいただくことにしましょう。

受け皿付きのグラスが出され、はるかさんが一升瓶からキリッと冷えた「黒牛」を注いでくれます。おっとっとっと。もうちょっと受け皿に溢(こぼ)してくれてもいいよん。どーれどれ。……ッカァ~ッ! この冷たさが、ちょっと酔った咽喉(のど)に心地いいですねぇ。石ガレイの胆汁が効いてるのか、今日はまた一段とうまいや。

ほんじゃ、そのカレイつながりということで、肴はカレイの炭焼(231円)をいってみますか。

ここの焼魚は、焼き鳥を焼くのと同じ焼き台で、炭火で焼き上げてくれるので、表面はカリッと、そして内部はほっこらジューシーにできあがります。

なにがすごいって、この値段(231円)でありながら、出されるカレイは丸まる1尾の、いわゆる尾頭付きですから、驚いてしまいます。カリッと焼きあがったヒレのところもおいしいなぁ。

「これ食べて」と店主が持ってきてくれたのは鮑(あわび)の煮貝。それも丸まる1個分です。ありゃりゃ。きっと早い時間(開店直後)に大挙してやってくる大常連さんたち用のサービス品だったんでしょうねぇ。こんな遅い時間にやって来たのに、私にまで出していただいてすみません。どうもありがとうございます。

アワビは古来から食べられてきた酒の肴(さかな)。当然、日本酒にもピッタリです。

どれくらい古来から食べられてきたかというと、文字による記録の残る奈良時代(平城京の時代)には、すでに海胆和鮑(うにあえあわび)という、アワビを刻んでウニとあえた、今考えても贅沢な肴が紹介されているほか、長鰒(ながあわび)という、乾燥させた身を叩いて伸ばした、後の“熨斗(のし)あわび”の原型のようなものもあったのだそうです。

それにしても、常連さんサービスの一貫でアワビとは! ここもある意味、奇天烈な店だよなぁ。

一見(いっけん)すると、お持ち帰り用のお土産を売ってる冴えない(失礼!)焼き鳥屋さんにしか見えないのに、店の中に入ると一変して凛とした雰囲気。しかも店いっぱいに集う酔客たちの前には、新鮮で安価な魚介類がずらりと並んでいるんですからねぇ。

本当にこれで儲かってるのかなぁと、ときどき心配になってしまいます。

カレイ1尾とアワビ1個を肴に、ゆっくりと地酒をいただいた1時間。今日のお勘定は693円でした。うーむ。ちっとも儲からないお客でごめんなさい。

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「黒牛」とお通しのスイカ / カレイ炭焼 / アワビの煮貝
・「川名」の店情報前回

「川名」から、わが家までは徒歩10分ほど。まっすぐ帰ればいいものを、今日もふらりとラーメンです。今日のお店は、早稲田通り沿いにある「らーめん大慶(たいけい)」。店を改装したのか、なんだかきれいになってますねぇ。

ここのメニューは、普通のラーメン(550円)のほか、味噌ラーメン(650円)、塩ラーメン(650円)、和風ラーメン(濃口醤油たれ、背脂なし。650円)、冷し中華(ゴマだれ。750円)、つけ麺(しょうゆだれ。650円)と幅広いのが特徴。麺も細麺だったり、太麺だったりとバラエティ豊かなのです。

久々なので無難に普通のラーメン(550円)を注文。ここのラーメンは豚の背脂(せあぶら)がたっぷりで、こってりと美味しいのです。

ここは、「御天」のような、居酒屋兼ラーメン屋といった形態ではなくて、純粋にラーメン屋さん。飲み物はビール(中瓶、500円)しかおいていなくて、つまみ(なのか?)も餃子(6個300円)しかありません。

お酒の種類がもうちょっとあると、トッピングメニューのチャーシュー(300円)、めんま(150円)、のり(100円)、味つけ玉子(50円)などをつまみに、お酒も飲めそうな感じがするのですが、カウンターだけの小さいお店なので、そういう路線はねらわないんでしょうね。

うー、完食。この連休、飲んだ最後をラーメンでシメるのがクセになってきてるなぁ……。

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らーめん「大慶」 / メニュー / らーめん
・「大慶」の店情報前回

《平成19(2007)年5月4日(金)の記録》

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受信: 2007.06.04 05:19

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