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横須賀ホッピー巡り1 … 焼き鳥「鳥好(とりよし)」(横須賀・横須賀中央)

横須賀方面での仕事を終えて、やってきたのは横須賀中央。今日はがっつりと横須賀ホッピーを堪能して帰る予定です。

横須賀ホッピーは、1杯の焼酎の量が120~180mlと多いのが特徴。ホッピージョッキの下側の星マークが70ml、上側で110mlを示しているので、横須賀ホッピーは、上の星よりも高いところに焼酎が入ってるんですね。

普通のホッピーでも3杯程いただくとできあがってしまいますので、横須賀ホッピーは、かなり心して飲まないと、家路につけないかもしれません。とはいえ、せっかくの横須賀ですので、何軒かのお店はまわりたい。ここはひとつ、1軒1杯に限定しながら、3軒か、できれば4軒まわって帰りましょう!

1軒目は、横須賀にいながら呉(くれ、広島県)の味が楽しめる「鳥好」です。

さっそくホッピー(350円)を注文し、つまみには呉と言えばこれ、という一品、鳥皮みそ煮(1本60円、串物は3本から)です。

呉には「鳥八」とか「三とり」「鳥長」「鳥福」「鳥平」といった、地元で“鳥屋(とりや)”と呼ばれる酒場が40軒近くあって、それぞれ焼き鳥のみならず、刺身や天ぷらなどが楽しめるのです。もちろん「鳥好」という店も「鳥好本家」「第二鳥好」「第五鳥好」と何軒かあります。

ここ横須賀「鳥好」の、おかみさんの実家が、呉の「鳥好」。元々自衛官だった店主が、任官先の呉で、おかみさんと知りあって、ここ横須賀に同名のお店を開いたのだそうです。

したがって、呉の「鳥好」で出てくる名物は、こちらでも食べることができるのです。私自身、就職して最初に過ごした任地が呉。その頃の思い出に浸りながら、いただく鳥皮みそ煮のなんとうまいことよ。

もうひとつ、うれしいのが、そうやって呉名物のつまみをつまみながらも、飲み物は横須賀ホッピーが飲めること。しかも、この店のホッピーは横須賀の酒場の中でも、もっとも安いだろうと思われる350円。もちろんギンギンに冷えた三冷ホッピーです。

「鳥好」のホッピーは、あらかじめ作った状態で出してくれるので、焼酎(ナカ)の量がどれくらいかはわからないのですが、一緒に出される瓶入りホッピー(ソト)に、瓶の半分ほどのホッピーが残っているところを見ると、おそらく180mlに近い量の焼酎が入っていたものと推定できます。すごーいっ。

本来ならば、ナカをおかわりして、残った瓶入りホッピーで、もう1杯ホッピーをいただく(いわゆるソト1ナカ2)ところですが、今日は1軒1杯ずつと決めているので、少し飲むたびにホッピーを足していきながら、ソト1ナカ1で飲み終えるように調整します。

2品目の料理は、これまた呉の「鳥好」の名物でもある、ササミ天ぷら(350円)。ササミ1本丸ごとを天ぷらにしたものが2本、熱々の天ツユと一緒に出されます。呉では比較的あたり前に食べることのできるササミの天ぷらですが、よその土地では、あまり見かけないんですよねぇ。ここ横須賀で、そのササミ天ぷらが食べられるのがとてもうれしい。

最後に漬け物(350円)をいただくと、これがどうやら自家製のぬか漬けらしく、キュウリの浅漬け、古漬け各半本ずつに、ナスも半本分と、ボリュームもたっぷり。とてもいい漬かり具合で、ポリポリとあっという間に食べ終えてしまいます。うーん。よくできた漬物は、まさにジャパニーズ・サラダですねぇ。これだけで十分に立派な料理です。

呉の料理と、横須賀ホッピーの見事なる融合を楽しんだ横須賀の1軒目は、1時間の滞在で1,230円でした。どうもごちそうさま。ぜったい、また来ます!

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ホッピーと鳥皮のみそ煮3本 / ささみ天ぷら / 漬け物

店情報前回

《平成19(2007)年6月6日(水)の記録》

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横須賀ホッピー巡り2 … 大衆酒場「泡屋(あわや)」(横須賀・横須賀中央)

横須賀ホッピーを巡る旅。2軒目は、同じく横須賀中央駅の近くにある「泡屋」です。店頭の看板に「琉球泡盛」「沖縄料理」とあるとおり、この店は大衆酒場ながら、非常に沖縄テイストなお店。でも、ちゃんとホッピーも飲めるのです。

横浜での仕事を終えた、酒友・にっきーさんも横須賀に到着し、この店から合流です。

さてさて。この店では普通のホッピー(480円)もさることながら、ずらりとそろった変わり種のホッピーが楽しいのです。焼酎の代わりに泡盛を使った泡盛ホッピー(580円)や、その泡盛に梅やニンニクなどをつけ込んだ梅泡盛ホッピー(690円)やニンニク泡盛ホッピー(690円)、そしてレモン泡盛ホッピー(690円)。極めつけは泡盛の瓶の中で蛇がとぐろを巻いている、まむし泡盛ホッピー(740円)! ひぇ~っ!

ふたりいるので、梅泡盛ホッピー(690円)とニンニク泡盛ホッピー(690円)という2種類の泡盛ホッピーをもらいます。

横須賀では、生ビールジョッキでホッピーを出してくれるお店が多いのですが、ここ「泡屋」のジョッキは、ホッピーのロゴが入ったホッピービバレッジ社純正のもの。このジョッキの星二つの位置(110mlライン)まで泡盛が入っていて、それとは別に瓶入りホッピーが出されます。

梅泡盛、ニンニク泡盛は、それぞれ泡盛を広口瓶に入れて、梅やニンニクをつけ込んだものですが、梅泡盛が無色透明に近いのに対して、ニンニク泡盛はかなり濃い黄色。うーむ。この色合いを見てるだけで力がつきそうですねぇ。鼻を近づけてみると、ものすごいニンニクの匂いです。

ホッピー(ソト)で割っても、梅やニンニクの風味は損なわれることがなくて、梅はスッキリ、サッパリと飲みやすく、ニンニクはやっぱり濃くて、ニンニク臭い!

ここのお通しは、前回同様、塩せんべい2枚。これが定番のお通しなのでしょうね。ちなみに、横須賀の酒場では、お通しはサービスで出されることが多いのです。この塩せんべいもサービスですが、メニューにも塩せんべい(270円)があって、好きな人は別に注文することもできるようです。

奥の壁には、そうめんチャンプル(580円)、豚テール(630円)、沖縄産もずく(370円)、ミミガー刺身(370円)、ガツ刺身(370円)、冷奴(270円)、塩らっきょう(270円)といった沖縄料理を中心としたメニューが書き出された黒板があり、その中からゴーヤーチャンプル(580円)を注文すると、薄切りのゴーヤがたっぷり入った、シャキシャキとした歯応えのゴーヤーチャンプルが出されます。

ここは焼き鳥もやっていて、レバ、ハツ、タン、とり肉、とり皮、カシラの6種類が各1串100円。合計3本以上になるように注文するというルールがあるようです。

約1時間の滞在は、ふたりで1,960円(ひとり980円)でした。これで、横須賀ホッピー2軒目(2杯目)終了です。

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「泡屋」 / ニンニク泡盛ホッピー(手前)と梅泡盛ホッピー / ゴーヤーチャンプル

店情報前回

《平成19(2007)年6月6日(水)の記録》

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横須賀ホッピー巡り3 … 大衆酒場「興津屋(おきつや)」(横須賀・汐入)

1軒1杯ずつのホッピーをいただきながら、横須賀を巡る旅。3軒目(3杯目)は、横須賀中央から汐入方面にトコトコと歩き、ドブ板通りの入口にある大衆酒場「興津屋」です。

「こんばんは」と入った店内には、先客はなし。現在の時刻は午後8時。この店の営業は9時までなので、もうお客さんたちが帰ったあとなんでしょうか。

さっそくホッピー(450円)をもらうと、ここも純正ホッピー・タンブラーの星二つ分(110ml)以上。お通し(サービス)は小皿にちょこっと盛られた漬物です。

横須賀地区のホッピーは、焼酎として「源氏焼酎」を使っているところが多いのが特徴のひとつ。そんな中にあって、ここ「興津屋」の焼酎は、東京下町スタンダードの「キンミヤ焼酎」です。

刺身ブツ(300円)、いか刺し(300円)、オクラ(200円)、トマト(200円)、納豆(100円)、塩豆(100円)、南京豆(200円)、バターピーナッツ(柿の種入り、200円)、グリンピース(100円)、チーズ(100円)、サラミ(200円)、いかの塩辛(150円)などと並ぶメニューから、カボチャのバター焼き(200円)をいただきます。

女将さんひとりで切り盛りされている、このお店。他にお客さんがいないこともあって、その女将さんが我われの話し相手になってくれて、この店の歴史を語ってくれました。

店の創業は昭和2(1927)年といいますから、今年でちょうど創業80年。先代が興津(おきつ。静岡市清水区)の出身なので「興津屋」という店名にしたのだそうです。その頃は、どっちかというと酒屋さんで、その店頭で酒を飲ませたりもしていたのだそうです。

奥の部屋から女将さんが持ってきてくれたのは、昭和11年ごろに撮影したのだろうという、この店の写真。先代のご家族や、従業員のみなさんが、3階建てビルの店の前にずらりとそろって写した写真です。この頃に3階建てのビルというのもすごいですねぇ。向かって左隣は旅館、右隣もなにやらお店っぽい。「キリン生ビール」なんて看板もあって、この時代から生ビールがあったことがわかります。

「真ん中あたりに、お母さんに抱かれた赤ん坊が写ってるでしょう。その子が2代目で、私の主人なのよ。主人は昭和10年生まれだったから、この写真が昭和11年ごろに撮られたものだろうと話してるのよね」と女将さん。

その後、戦争が激しくなって、戦時疎開によって一時閉店。終戦後、またこの土地で店を再開したのだそうです。再開にあたって、「酒屋か、酒場か、どっちかにしてくれ」と言われて、酒場にするほうを選んだのだそうです。

「横須賀は坂の多い町でしょう。そんな町なかを配達して回るのが大変なので、先代は、酒場にすることを選んだんでしょうねぇ」

この店も、最初は源氏焼酎を使っていたのだそうで、お手洗いの入口上部に古い源氏焼酎のポスターが掲げられています。

「写真に写ってるのは、東洋醸造(←当時の源氏焼酎製造所)の杜氏さんなんだけど、おじいちゃん(先代)によく似てるので、今もずっと置いてるんですよ」と女将さん。

源氏焼酎からキンミヤ焼酎に切り替えたのは昭和40年代のこと。そのころ、一時的に源氏焼酎が入荷できなくなったことがあって、それがきっかけでキンミヤ焼酎にかわったんだそうです。

「昔は中(ちゅう)ホッピーという、今の炭酸なんかと同じくらいのサイズのホッピーがあってね。ホッピーが少ない分、焼酎が多くなるので、その中ホッピーが人気だったのよ。早く酔っぱらって次に行こう、って感じのお客さんが多かったわねぇ」

なにしろ米軍横須賀基地正門のまん前にありますからねぇ。仕事を終えた人たちが続々とやってきて、ここで下地を作っては町へと流れていったんでしょう。

そんな話を楽しく聞かせてもらっているうちに、気がつけば閉店時刻の午後9時です。いやいや、どうもありがとうございました。

お勘定はふたりで1,100円(ひとり550円)でした。

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「興津屋」 / ホッピーとお通し / カボチャのバター焼き

店情報前回

《平成19(2007)年6月6日(水)の記録》

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横須賀ホッピー巡り4 … 大衆食堂「一福(いちふく)」(横須賀・汐入)

4軒目(4杯目)は、ドブ板通りを京急・汐入駅側に抜けたところにある大衆食堂「一福」です。米兵さんからも「ワン・ラッキー」の愛称で親しまれているという、この店は、和洋中と料理の幅が広い上に、酒や肴もいろいろとあって、まさにオールマイティ的なふところの深さを持っているお店。もちろんホッピーもあります。今日のラストは、この店で、お腹も膨らませて帰りましょう。

1軒1杯ずつとはいえ、焼酎の量が110~180mlほど入っている横須賀ホッピー。それをすでに3杯いただいていますので、もうけっこうな酔い加減です。最後の1杯は黒ホッピー(480円)を注文します。

ここのホッピーは、生ビールのジョッキで出されるタイプ。そのジョッキの3分の1くらいの分量で焼酎(ナカ)が入っています。ここの焼酎は、横須賀に多い源氏焼酎ですね。

お通し(サービス)として出されたゼンマイをつつきながら、おもむろにメニューを検討します。なにしろ、そば、うどんから中華そば、丼物、定食、鍋物、一品料理と、その数ずらりと130品以上。さらに黒板メニューや、壁の短冊メニューを加えると、軽く150品を越えています。

値段も、かけそばや、もりそばが350円、天ぷらそばでも530円と、立ち食いそば屋さん並みの安さです。他の例を挙げても、ラーメン380円、チャーシューメン550円、親子丼510円、天丼530円、カレーライス430円、カツカレー530円、オムライス480円、焼肉定食630円、刺身定食680円などなどと、前時代的!

普通の店では季節限定メニューのことが多い鍋焼きうどん(550円)や、ひやむぎ(460円)、冷やし中華(550円)や、各種鍋物類(450~550円!)を年中食べることができるというのも、うれしいではありませんか。

そんなわけで、お新香(200円)、イカフライ(350円)に加えて、冬の間に食べることができなかった豚鍋(とんなべ、500円)も注文します。

お新香は200円という値段ながら、白菜、キュウリ、ナスの3種のぬか漬け盛り合せ。イカフライは拍子木状に切ったイカを揚げたもので、千切りキャベツやトマトも添えられています。ソースをたっぷりとかけて、ハフハフといただくのがいいですねぇ。

さぁ、そして豚鍋。鍋はあらかじめ調理が終わった状態の、ひとり用土鍋を、鍋置き代わりのお皿の上に置いてくれます。カパッとふたを取ると、フワァーッと湯気が上がった中に、豚肉や豆腐、白ねぎ、白菜、エノキ、春菊などがたっぷり。これで500円は安いよなぁ。

4軒を回って、冷たいホッピーも4杯目に入っているお腹に、あったかい鍋物が心地よい。

鍋物は、この豚鍋以外に、たらちり(450円)、カキ鍋(500円)、牛鍋(550円)、寄せ鍋(500円)などがある他、本日の黒板メニューとして石狩鍋(680円)なんてのも載っています。ひとり鍋がずらりとそろっているお店は、呑ん兵衛好みのするお店であることが多いですよね。

午後10時半まで、ゆっくりと1時間半を過ごして、お勘定はふたりで2,090円(ひとり1,045円)でした。どうもごちそうさま。

横須賀ホッピー4杯で、すっかりできあがって家路についたのでした。

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ホッピー / お通し(ぜんまい) / お新香

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いかフライ / とん鍋 / 店内の様子

店情報前回

《平成19(2007)年6月6日(水)の記録》

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好みの品はすべて網羅 … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

西武新宿線・沼袋(ぬまぶくろ)駅を降りて、駅の北側の小さな路地に入ると、そこに古びた酒場街が現れます。店頭で持ち帰り用の焼き鳥も売っている焼き鳥屋さんあり、「奥様公認の店」という看板を掲げた店あり。こういう路地が、わが家の近くにあったら、毎日どこかに寄ってしまうかもなぁ。

そんな路地の奥にあるのが、もつ焼き「ホルモン」。この界隈に何軒かある、もつ焼きの名店の1軒です。

角地にある店は、角をはさんだ両側に入口があり、どちらにも「ホルモン」と大書された大きな暖簾(のれん)がかかっています。手前(駅に近い側)の入口を入ると、横向きのカウンターが6席ほど。向こうの入口を入ると、右手に、先ほどのカウンターと平行に向かい合う直線カウンター8席ほど、左手に4人掛けのテーブル席が2つの、合計20席強。ここが毎夜、毎夜、満席になるのでした。

金曜日の今日、仕事の帰りに店にたどり着いたのは午後9時20分。この店は、午後10時までなので、あと40分しかありません。でも、この時間になると、やっと店もすいてくるので、すっと入ることができます。

まずは小瓶のビール(サッポロ黒ラベル、310円)と、いつも注文しているお新香(今日はキュウリとカブ、100円)をもらい、さらに時間がないのでレバちょい焼き(100円)を2本と、焼酎(210円)も合わせて注文してしまいます。

小瓶のビールは350ml入り。グラスに3杯程度の量なので、飲みはじめの喉潤しに、ちょうどいいのです。

レバちょい焼きは、串に刺したレバを、文字どおり、ちょっとだけ炙ったもの。刻みネギと、おろし生姜を添えて、醤油をかけて出してくれるので、レバ刺しと同じような食感を味わうことができるのです。

口の中にレバの濃厚な旨みが広がったところで、よーく冷えた梅割り焼酎をグビッ! これがまた、なんとも言えず合うこと合うこと。

2巡目は、アブラ、オッパイ、タン(各100円)を塩で。アブラとオッパイは、どちらも脂肪分の甘さを味わう一品。これらは、新鮮なネタを出してくれる店じゃないと、臭くてとても食えたものじゃないのです。中でもオッパイは、ここで出してくれるものが一番好きです。

「今日はハツシタもありますよ」と、店主がハツシタの塩焼きも出してくれます。タンやハツシタ(ハツ)は、塩焼きがとてもよく合いますねぇ。

焼酎をおかわりして、今度はタレ焼きでカシラとヒモ(各100円)をもらいます。

カシラは、豚の頭(ホホやコメカミあたり)の肉。脂と肉のバランスがよくて、どういう味付けにしても美味しくいただける一品。今日はタレ焼きにしてみたのでした。

ヒモは、豚の腸。シロと呼ぶ店も多く、ここ「ホルモン」も、メニュー上の表記はヒモとなっていますが、シロと注文しても通じます。これもタレ焼きも、塩焼きもおいしくいただけますが、タレで注文する人が多いかな。プリプリ、クニュクニュとした食感が楽しめます。

そしてラストは、このところの定番、ガツとテッポウ(各100円)の醤油焼きです。ガツは豚の胃袋。しっかりとした弾力感が、ガツの大きな特長。テッポウは豚の直腸。トロと呼ぶ店もあるくらいで、最初に口に入れた瞬間はやわらかい感じなのですが、噛みしめるにつれて弾力感が増していくという不思議な食感。これもまたクセになる一品ですよねぇ。

そんなこんなで、気がついたらもう10時15分。最後のお客になっているではありませんか。いやいや、どうもすみません。お勘定は1,730円。短時間ですが、好みの品はすべて網羅という、密度の濃い、もつ焼きタイムでした。どうもごちそうさま!

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「ホルモン」 / ビール小瓶と焼酎、お新香 / レバちょい焼き2本

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アブラ、タン、オッパイ、ハツシタ(塩) / カシラ、ヒモ(タレ) / ガツ、テッポウ(醤油)

店情報前回

《平成19(2007)年6月8日(金)の記録》

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アユの天ぷら三種盛り … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

沼袋の「ホルモン」を出て、西武新宿線で二駅。都立家政(とりつかせい)です。この駅の近くの住宅街で、平成5(1993)年から営業しているのが、魚料理と天ぷらの店、「竹よし」。カウンター7席、テーブル席7席のお店を、魚好きな店主(マスター)ひとりが切り盛りしています。

「こんばんは」と入った、金曜日、午後10時半の店内には、大常連のなおとんさん。店主と、明日の夕食会の調整などをしているところのようです。

ここ「竹よし」では、毎月、第二土曜日に夕食会をやっており、明日がちょうど、その日。店内には、すでにその夕食会のためのメイン食材が到着しています。なるほど。明日はハモとキンメダイなんですね。高級食材を惜しげもなくドンと仕入れられるのも、予約制・会費制(ひとり5千円、飲み物付き)の夕食会ならでは。通常営業のときとは、また一味違う「竹よし」が堪能できるのです。

その、なおとんさんのとなりに座り、燗酒(菊正宗、350円)を注文すると、すぐに出されるお通し(200円)は生湯葉とタラバガニの小鉢。ここのお通しは、いつも、おかわりしたくなるような逸品なのです。

そのお通しをつまみ、燗酒をチビチビとやりつつ、カウンター内に掲示された今日のメニューをゆっくりと眺めるのが、これまた楽しみなひと時。季節に合わせて、登場する魚が移り変わっていくのです。やぁ、アユやハモも出てきましたか。アジも、まさに夏場が旬の魚ですよねぇ。おろっ。赤ナマコ(400円)がある。冬が旬のナマコが、今あるというのもおもしろい。さっそくいただきましょう。

ナマコは初夏に産卵を終えると、深海に移動して冬眠ならぬ、夏眠して、冬場を待つんだそうです。この赤ナマコは、かろうじて夏眠前のものなんですね。うふふ。赤ナマコの酢の物をつつきながら、燗酒を飲んでいると、夏とは思えないですねぇ。

燗酒をおかわりし、今度は、今が出端の稚アユの天ぷら(600円)を注文すると、店主もちょっと遊びを入れて、その稚アユを姿揚げ、天ぷら、背開きという三種の状態で出してくれます。同じ稚アユなのに、天ぷらの仕方によって、それぞれ違う味になるのが愉しいですねぇ。ホロッとした苦味が燗酒にとてもよく合います。こちらは、完全に夏ですよねぇ!

1時間半程くつろいで、今日は1,900円でした。どうもごちそうさま。

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燗酒(菊正宗) / お通し(生湯葉とタラバガニ) / 赤なまこ酢

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稚あゆの姿揚げ、天ぷら、背開き / 稚あゆ天ぷら / 夕食会の食材(キンメダイとハモ)

店情報前回

《平成19(2007)年6月8日(金)の記録》

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シメは氷なしホッピー … 大衆酒場「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮)

「竹よし」を出て、本日の3軒目は、西武新宿線・鷺ノ宮駅のすぐ近くの大衆酒場「満月」です。

ギュッと詰めても十数人入るかどうかといった店内なのに、その店内が左右に二分されてしまっているのが特徴的。昔は別の店だった隣の店を「満月」が吸収したため、今もこういう形になっているのだそうです。

店を切り盛りしているのは店主夫婦と、その息子さんの3人。この店主家族は、みなさん素晴らしく明るくて、夜も更けてくると、お客さんと一緒になって、自分たちも愉快に飲みはじめるのです。

そんなやり方ができるのは、カウンター上段にずらりと並んだ大皿料理のおかげ。これらの料理は、開店前にはすべての仕込みを終えて、カウンター上にスタンバイされ、営業時間中は注文に応じて、それを小皿に盛り分け、物によっては電子レンジで温め直して、すぐに出してくれます。その場で調理するのは、刺身などの生ものくらいでしょうか。

店に入って、席に座る前に、その大皿料理をながめるのが、この店の楽しみのひとつ。立ったままでも、遠くの大皿料理はよく分からない(見えない)ので、「あれは何?」と確認すると、「グラタンよ」と、ニコニコ笑顔のママさんが教えてくれるのでした。

料理は200円から始まって、高いものでも500円ほど。300円のものが一番多いかな。

今日は、そんな大皿料理の中からポテトサラダ(300円)を選んで、飲み物には氷なしのホッピー(300円)をいただきます。氷入りの場合はジョッキで出されるホッピーですが、氷なしはサワーグラス。瓶入りホッピー(外)1本が、ちょうど入る、理想的な焼酎(中)の量です。

「残りこれだけだから、全部食べな」

そう言いながら、大皿に残っていたポテトサラダを、どっさりとお皿に盛ってくれるママさん。わーい、ありがとうございます。ポテトサラダ、大好きです。

いつ来てもお客さんでいっぱいの「満月」。開店直後の早い夕方は、近所の大常連さんたちが押し寄せていて、平均年齢はかなり高め。夜が更けてくると、若者や、勤め帰りのサラリーマンが増えてきて、大皿の料理がどんどん減ってきます。さらに夜が更けて、終電車もなくなった頃に、千鳥足でフラフラとやって来るのが、我われ、地元の呑ん兵衛軍団。ここまで帰っていれば、自宅までは、まさに這ってでも帰れるので、安心して飲めるのでした。

そんなわけで、今日も「さぁ、もう帰って寝るか」と重い腰を上げたのは、日付けも変わった午前1時。常連さんたちと楽しく過ごして、今日のお勘定は600円でした。どうもごちそうさま。みなさん、お先に!

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「満月」 / 氷なしホッピー / ポテトサラダ

店情報前回

《平成19(2007)年6月8日(金)の記録》

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夏を迎えてハモづくし … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

先月に引き続き、夕食会の翌日に「竹よし」です。

「竹よし」の夕食会は、今年に入ってから人数制限を撤廃したこともあって、以前にも増して大人気。毎回、立ち飲みの人も出るほどで、昨日も店内席数(14席)を超える、16人の夕食会になったのだそうです。なにしろ会費5千円で、旬のテーマ食材(魚介類)が味わえる上に、飲み物付きですからねぇ。しかも、やってくるお客さんたちが、みなさん魚好き、酒好きの楽しいメンバー。毎回、4時間を越えて盛り上がるのでした。

そんな夕食会に参加できなかった場合。実は、翌日の日曜日に店に行くと、昨日の食材が残っていることもあるのです。

燗酒(菊正宗、350円)をもらって飲み始めると、今日のお通し(200円)は、青柳と帆立貝のヌタ。これだけで燗酒の1本はいけちゃいそうです。

さて、昨日の「第67回夕食会」。メイン食材は、京都の夏を彩るハモ。「関西では夏の代表格のハモながら、関東ではあまり認知度が高くないから」ということで、キンメダイも用意され、さらに「6月と言えば」のアユも出されたのだそうです。これだけの食材を一気に楽しむことができるのも夕食会ならではですね。

夕食会の楽しみのひとつである、大常連・なおとんさんの手料理は、今回もまた好評で、すべて完食だったそうですが、そのうちの一品、自家製アンダンスー(沖縄風肉味噌)だけを残しておいてくれてました。

「ビールも残しておいてくれてますよ」と、これまた先月同様、Y口さんからの差し入れのビール、2種2本を出してくれます。今回のはミャンマーのビールと、ラオスのビール。なにやらハーブっぽい香りがするビールです。特にラオスのものは飲んだ後、鼻の奥からフッと上がってくる香りがかなり強い。こういうスパイシーな感じが好まれる国なのかもしれませんね。

どうもありがとうございます。いただきましたよー! > なおとんさん & Y口さん

さて、ハモ。まずは夕食会でも出されたというハモ刺身(ハモおとし、650円)を注文します。丸1尾のハモをおろすところから始まって、ひとり分ずつのサクに分けた後、まな板の上でザッザッザッと骨切りしていきます。この音が聞こえてくると、夏の到来を感じますねぇ。

骨切りの終わったハモの身を、横でスタンバイされている熱湯にサッとくぐらせると、骨切りした部分がパッと広がり、まるで花が咲いたようになります。これが牡丹ハモです。これを冷水(氷水)にとって身を締め、梅肉でいただくのです。本来、くどいくらい濃厚なはずのハモが、こうするとさっぱりと食べられるからおもしろい。試行錯誤のすえに、この食べ方にたどり着いたんだろうなぁ。

燗酒もおかわりです。

昨日の夕食会では、このハモおとしの他、ハモの天ぷらが出され、キンメダイはシャブシャブと、あら煮にする予定だったけど、シャブシャブ用の切身は刺身として食べたのだそうです。キンメダイのあら煮も美味しいですよねぇ。アユは姿寿司として出されたそうで、その残りをちょっと出してくれます。アユはこういう食べ方もできるんですね。

カウンターの入口側では、常連さんの男女ふたり連れが「かき揚げを食べようかなぁ」と相談しています。女性が「今日のかき揚げ(700円)はなに?」と確認すると、「今日はシバエビ、タラバガニと小柱です。シバエビだけのかき揚げ(700円)もできますよ」と何でもないように答える店主。ちょっと、ちょっとぉ。それって、ものすごく大贅沢じゃない!?

結局、彼らは普通の掻き揚げ(シバエビ、タラバガニ、小柱)を注文。私も、この掻き揚げには強く引かれつつも、なにしろ、昨日の夕食会と同じメニューを食べるというのが、今日の目的なので、今日はハモの天ぷら(650円)をいただくことにしました。

ハモは、牡丹ハモにするところまでは先ほどと同じ手順で進み、そこから衣をつけて天ぷらにしていきます。天つゆでいただくのもいいですが、塩だけというのもまたおいしい。

3本目となる燗酒をもらい、最後は、これまた昨日も出たという、ハモの吸い物(400円)です。

ゆっくりと2時間半ほど楽しんだハモづくし。燗酒を3本いただいて、今日のお勘定は2,950円でした。うーん。満足 & 満腹。

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「竹よし」 / お通し(青柳と帆立貝のぬた) / 油味噌(なおとんさん手作り)

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ミャンマーとラオスのビール / ハモおとし / アユの姿寿司

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かき揚げ(シバエビ、タラバガニ、小柱) / ハモ天ぷら / ハモの吸い物

店情報前回

《平成19(2007)年6月10日(日)の記録》

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店情報: 中華料理「福仙楼(ふくせんろう)」(横浜・桜木町)

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  • 店名: 中華料理「福仙楼」
  • 電話: 045-243-1078
  • 住所: 231-0064 神奈川県横浜市中区野毛2-71-12
  • 営業: 11:00-03:00、日休
  • 場所: JR・地下鉄の桜木町駅から「野毛ちかみち」を左手方向に抜け、ブリーズベイホテルの手前を右折。野毛の飲み屋街に入る交差点を右折した左手。
  • メモ: 〔おすすめ〕季節野菜とエビ炒め1,500、エビの天ぷら1,200、エビと豆腐煮込み1,000、エビチリソース1,500、タラバガニのチリソース1,800、タラバガニのネギショウガ炒め1,800、渡りガニのネギショウガ炒め1,800、カニの玉子煮900、ホタテとブロッコリー炒め1,800、白身魚の甘酢あんかけ1,200、エビ・イカ・ホタテ唐辛子和え1,800、エビ・イカ・ホタテ炒め1,800、カニ・エビ・イカ・ホタテ炒め2,000、アワビのミルク煮2,500、アワビのしょうゆ煮2,300、イカチリソース1,300、ピータン豆腐のタレかけ950、チャーシューと豆腐のタレかけ950、マーボートーフ900、五目野菜と豆腐の煮込み1,000、青菜野菜炒め950、ミックス野菜炒め900、カシューナッツと鶏肉炒め1,100、鶏肉のからあげ1,000、若鶏の唐辛子炒め1,000、豚バラ肉のしょうゆ煮1,300、五目うま煮1,200、スブタ900、豚肉の揚げ物900、肉団子の甘酢あんかけ900、レバニラ炒め700、牛バラしょうゆ煮1,300、牛肉とピーマンの細切り炒め1,500、牛肉のオイスターソース炒め1,500、三色冷菜1,500、バンバンジー1,100、豚肉のタレかけ1,500、野菜サラダ500、カニ入りフカヒレスープ1,500、ワンタンスープ600、豆腐としいたけのスープ600、コーンスープ500、野菜スープ500、〔めん類・丼類〕ラーメン450、もやしそば550、牛バラしょうゆ煮めん650、豚バラしょうゆ煮めん650、エビそば700、青菜そば650、天津めん650、チャーシューめん600、マーボーめん800、チャンポン700、焼ビーフン800、ワンタンめん600、ネギチャーシューあえそば600、福建やきそば750、海鮮やきそば1,000、〔おつまみ〕焼ギョーザ(6個)350、水ギョーザ(6個)350、しゅうまい(5個)450、ザーサイ200、白菜キムチ250、めんま300、白菜のつけもの380、手羽先350、手羽元350、ヤキブタ(小)350、大根のつけもの380、豚足(塩orしょうゆ)380、カシューナッツ480、くらげの酢のもの600、〔定食類〕A定食(八宝菜、とりのゴマからあげ、ライス、スープ、つけもの)1,000、B定食(ミックスやさい炒め、ヤキブタ、ライス、スープ、つけもの)1,000、ラーメン定食(ラーメン、半チャーハン、サラダ、つけもの)750、ギョーザ定食(ギョーザ、ライス、スープ、サラダ、つけもの)600。

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野毛入口の餃子屋3軒 … 中華料理「福仙楼(ふくせんろう)」(横浜・桜木町)

横浜を代表する飲み屋街・野毛(のげ)の入口(桜木町駅側)に、3軒の人気中華料理屋が軒を連ねています。1軒は『日本で最初に餃子を売り出した店』として知られる、昭和24(1949)年創業の「萬里(ばんり)」。2軒めは『楊貴妃も腰を抜かすギャルのアイドル、チンチン麺』などのキャッチフレーズでおなじみの「三陽(さんよう)」。そして、もう1軒が、はじめて訪れる「福仙楼」です。

店内は1フロアでテーブル席(入口左手が四角いテーブル席で、右手が円卓)のみ。3軒の中では一番普通の中華料理屋さんっぽい感じかな。なにしろ「萬里」の1階(カウンター席)は床がベトつくほど油ぎっているし、「三陽」は飲み物や食べ物をすすめる店員さんの声が響き渡っていて、野毛の名物っぽい存在ですからねぇ。

さっそくビール(アサヒスーパードライ中瓶)と水餃子(一皿6個で350円)をもらって飲み始めると、同行者が「17:00~19:00の間、下記の商品は半額とさせていただきます」と書かれた張り紙を発見。この時間中に注文をすれば「四川風からあげ」が通常1,100円のところ550円、「チャーシューと豆腐のタレかけ」は950円のところ475円になるのだそうです。もちろん、両方とももらうことにしました。

ホールを担当しているのは、若い中国人女性、ひとり。「三陽」の元気のいい中国人おねえさんとは対照的に、積極的な売り込みなどはなくて、むしろ声をかけない限り、厨房の近くでじっと待機してるというイメージ。そのおかげで、店内はゆっくり、のんびりとできる雰囲気です。

ひとしきり飲み食いしたところで、さらに瓶ビールを追加して、いよいよ焼餃子(一皿6個で350円)もいただきます。

野毛の入口にある3軒の中華料理屋は、それぞれ焼餃子が人気の品。「萬里」は一皿6個で300円(1個あたり50円)、「三陽」は一皿7個で400円(1個あたり57円)、そしてここ「福仙楼」が一皿6個で350円(1個あたり58円)と、1個あたりの単価では、ここ「福仙楼」が一番高い。

3軒とも、それぞれおいしいのですが、ニンニクがよく効いていてパンチがあるのは「三陽」かなぁ。皮のもっちり感は「萬里」。「福仙楼」の餃子は、店の雰囲気同様、3軒の中ではもっとも普通っぽい(良くも悪くも大きな特徴がない)感じです。

約2時間でビールを4~5本いただいて、お勘定は3人で4,120円(ひとりあたり1,400円弱)でした。

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「福仙楼」 / 瓶ビール(アサヒスーパードライ) / 水餃子

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チャーシューと豆腐のタレかけ / 四川風からあげ / 焼餃子

店情報

《平成19(2007)年6月11日(月)の記録》

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味付き殻ごと薫製玉子 … バー「ホッピー仙人(ほっぴーせんにん)」(横浜・桜木町)

野毛の川沿いにクレッセンド(三日月型)に建つビルが都橋(みやこばし)商店街。その2階に「ホッピー仙人」があります。店名の示すとおり、ホッピーをこよなく愛する店主が営むホッピーバー。ここで飲むホッピー(500円)の美味しさに引かれて、カウンター8席程度の小さな店に、夜ごと、ホッピーファンたちが集うのでした。

そんな「ホッピー仙人」の店内に入ると、ちょうど生ビールサーバーの洗浄中。樽生ホッピーは、生ビールサーバーを使って作られていて、その樽生ホッピーが売り切れると、毎日必ずサーバーの洗浄を行っているのだそうです。大変な作業ですが、毎日これをやらないとチューブやサーバー内が、すぐに汚れてしまうんだそうです。

仙人(=店主)によると、実際には非加熱処理で仕上げたホッピーはないので、「生ホッピー」と呼べる品物はないのだそうです。通常の瓶入りホッピーと同じホッピーを、生ビールサーバーで利用できる樽に入れているだけ。だから、本当は「樽詰めホッピー」と呼ぶのが正しいのかもしれませんね。でも、樽生ホッピーのきめ細かい泡立ちは、明らかに瓶入りホッピーのものとは違うんだよなぁ。

そんなわけで、今日はすでに樽生ホッピーは売り切れで、普通の白ホッピーを注文すると、冷蔵庫からホッピージョッキと、冷却容器に移して冷やされた焼酎を取り出した仙人は、目の高さにジョッキを持ち上げて、よく冷えた焼酎を注いでいきます。ピタリと星の位置まで焼酎が入ったところで、これまたよく冷えた瓶入りホッピーを一気に注いで、見るからにおいしそうなホッピー(500円)ができあがります。

最近、はまっているのが、殻ごと燻蒸されて黒光りしている燻製玉子。目の前に置かれているのを勝手に取って、カウンター上の料金箱に代金100円をチャリンと入れます。どうやって作るのかは知りませんが、殻を剥いて口に入れると、ちゃんと味が付いてるんですよねぇ。

50分ほどの滞在は、ホッピー1杯で500円(それとは別に燻製玉子代100円)でした。ごちそうさま!

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ホッピー / 燻製玉子 / 殻を剥いたところ

店情報前回

《平成19(2007)年6月11日(月)の記録》

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前回宿題にチャレンジ … バー「クライスラー」(横浜・日ノ出町)

ホッピー仙人」を出て、都橋(みやこばし)商店街を西側(京急・日ノ出町駅側)に抜け左へ。大岡川を渡る橋を渡った少し先、左手に黄色い看板が見えたら、そこが昭和25(1950)年創業の老舗バー「クライスラー」です。

今日はなにしろ前回の宿題であった、ビールや水割りなどをいってみなくっちゃ。

横長いカウンターの中央部に座り、まずはビール(たぶん500円)から。

ビールは「クライスラー」のロゴや、シンボルマークであるバグパイプを演奏する人の絵が描かれた、陶器のジョッキで出されます。中身はサッポロ黒ラベルの小瓶を注いだもの。「飲んでる間に温度が変わりにくいように」ということで陶器のジョッキで出しているのだそうです。

ところでビールって、生ビールも瓶ビールも中身が同じって、知ってました?

もう10年以上前になりますが、キリン生麦工場を見学したとき、ビールを瓶や缶に詰めたり、生ビール用の樽(金属製)に詰めたりする工程があって、同じビールがそれぞれ違う容器に詰められていたのでした。

ビールそのものは、もう20年以上前から主力は生ビールになっているのだそうです。昔は火入れして酵母の働きを止めなければならなかったものが、フィルターの技術が向上したことによって、加熱しないでもフィルターで除去できるようになったのだそうです。だからキリン一番搾りのみならず、キリンラガーも生ビールだし、アサヒスーパードライも、サッポロ黒ラベルもすべて生ビールなのです。

ただし、ビール通の人たちの話によると、なんと言ってもビールは鮮度が命。工場から出荷されてから、喉を通るまでが短ければ短いほどいいのだそうです。その点で考えると、一般的に缶よりは瓶が、瓶よりは樽が、鮮度がいい(流通が早い)ことが多いということです。

この店の名物らしいピザ(1,000円)も前回の宿題だったのですが、今日は1軒目が中華(「福仙楼」)だったので、もうそんなには入りそうにない。もうひとつの宿題だったお新香(500円)の古漬けをいただくことにしました。

お新香も、この店の人気の品のひとつなんだそうです。浅漬けと古漬けが選べ、古漬けにすると、キュウリとナスの古漬けを刻んでカツオ節と和えてくれます。酸味が強い古漬けの味わいが好きですねぇ。

ビールが空いたら、次はウイスキーの水割り(400円)ですね。この水割りが、ここ「クライスラー」の定番の飲み物らしくて、ほとんどの人が注文しています。グラスも特徴的で、カウンターのお客さんにはブーツ型のグラスで、テーブル(ボックス)席のお客さんにはホルン(角笛)型のグラスで出されるのです。もちろんどちらのグラスにも、「クライスラー」のロゴとシンボルマークが描かれています。

ウイスキーはオーシャンのスペシャルオールド。水割りでいただくと、甘ーい感じをより感じます。スコッチ風の薫製っぽさは、微香(わずかに香る)といったところでしょうか。とても飲みやすいお酒です。

午後11時過ぎまで、1時間ちょっとの滞在。にっきーさんとふたりでビールを2杯、水割りを2杯、お新香(古漬け)を1人前いただいて、お勘定は2,420円(ひとりあたり1,210円)でした。表示料金の合計額に5%程度分が加算されているのは、おそらく消費税相当か、サービス料相当なんですね。どうもごちそうさま!

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ビール / お新香(古漬け) / ウイスキー水割り

店情報前回

《平成19(2007)年6月11日(月)の記録》

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店情報: 立ち飲み「すっぴん酒場(すっぴんさかば)」(野方)

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  • 店名: 立ち飲み「すっぴん酒場」
  • 電話: 03-3339-3451
  • 住所: 165-0027 東京都中野区野方5-18-4
  • 営業:
  • 場所: 西武新宿線・野方(のがた)駅改札を出て左へ。右手に「松屋」がある交差点を右折し、すぐ先のY字を左(みつわ商店街)に入った先、右手。
  • メモ: ホッピー/黒ホッピー350、おやじつくね100、たたきつくね100、チーズつくね100など。

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ひとりからはじまって … 「秋元屋」~「すっぴん酒場」(野方)

品川あたりで仕事を終えた金曜日。どうしようかなぁ。ここからだと大井町・蒲田方面にも、新橋・銀座方面にも、恵比寿・渋谷方面にも、どこにだって出られるいいポジションなんだけどなぁ。でも、なんだか今日は志気が上がらず、フラフラと自宅方面へ。こんな日もあるんです。

さすがにそのまま自宅に帰るのは寂しすぎるので、自宅直前で途中下車して「秋元屋」へ。6時前のこの時間なら大丈夫かなぁ、と思いながら店をのぞくと、なんともうほぼ満席。入口近くのカウンターに、かろうじて座ることができました。

「こんな時間に珍しいですねぇ」と迎えてくれる、たっちゃん(店のおにいさん)に氷なし(三冷)ホッピー(380円)とレバ生(300円)を注文します。言われてみれば、最近は日曜日に「よじあき」として来ることが多く、平日は、来れたとしても、うんと遅い時間になることが多い。この時間は、たしかに珍しいかも。

塩漬けの新ラッキョウ(150円)や、コブクロ、ナンコツ、アブラの塩焼き(各100円)などをつつきながら、キンキンに冷えたホッピーを飲むうちに、だんだんと元気回復。これぞまさに、お酒の効能なり!

2杯目は、同じく氷なしで、今度は黒ホッピー(380円)をもらいます。元気も出てきたところで、はじめて注文する、ハムステーキ串(180円)とエノキ肉巻き(150円)を、それぞれ1本ずつもらいます。こういう変わり物も、新しい味わいでいいですよねぇ。

そこへ現れたのは、ミクシィで「秋元屋」コミュニティ(同じ趣味や目的を持った人が集まる機能)の管理人をされている、ふじもとさんです。

黒ホッピーを飲み、ふじもとさんと話をするうちに、ますます調子も出てきて、3杯目となるホッピー(380円)をシャリ宝(シャリシャリに凍らせた宝焼酎)でもらい、つまみにはコロッケ(180円)を焼いてもらいます。

びりからメカブ(120円)もいただいたところで、
「立石方面で飲んでいるなおとんさん宇ち中さんも、こちらに向かうそうですよ」と、ふじもとさん。

金曜日の夜とあって、店はずっと満席状態が続いていて、入れないお客さんもいるほど。「このままだと長時間になり過ぎるので、いったん他所(よそ)に移って、みんなの到着を待ちますか」。そんな話をしていると、表のテーブル席で飲んでいた路麺大帝さんたちも、ちょうどお勘定をするところのようです。我われも急いでお勘定を済ませ(2時間強の滞在で、私の分は2,620円)、一緒に店の外へ。

向かった先は、すぐ近くの商店街の中に去年オープンした「すっぴん酒場」。ここは立ち飲みのもつ焼き屋さんで、ふじもとさんによると何種類かあるツクネが美味しいのだそうです。

ここでもまた黒ホッピー(350円)をもらって、おやじつくね(100円)と、たたきつくね(100円)を注文します。

黒ホッピーは氷入りのサワーグラスで出され、お勘定はキャッシュ・オン・デリバリー(品物と交換払い)。カウンター上の籠(かご)にお金を入れておくと、必要分だけ取っていってくれます。

もつ焼きは、親子鍋(丼鍋)を皿代わりにして、キャベツを敷いた上に出してくれます。おやじつくねはニラとキムチが、たたきつくねはナンコツが入っているようです。

ここ「すっぴん酒場」も新しい酒場ながら、常連さんもすでにたくさんいる様子。元気のあるお店が増えてくると、その地域全体が活性化してきていいですよね。男女二人(ご夫婦かな?)で切り盛りされています。

1時間ちょっと立ち飲んで、店を後にし、野方駅で路麺大帝さんたちをお見送り。再び「秋元屋」に戻って来ると、奥の部屋には、なおとんさん、宇ち中さんのほか、しげるさんにっきーさんも到着済みです。

独りで元気なく飲み始めた金曜日だったものの、ひとり、またひとりと飲み仲間が増えていって、最後は近くに座っていた若いカップル(初対面)まで巻き込んで、盛大に盛り上がった夜となったのでした。

うぅーっ。後はよく覚えておらず...(爆)

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「秋元屋」の三冷ホッピー / レバ生 / 新らっきょう

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コブクロ塩 / ナンコツ塩(手前)、アブラ塩(奥) / ハムステーキ串

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えのき肉巻 / コロッケ / びりからめかぶ

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「すっぴん酒場」 / おやじつくね / たたきつくね

・「秋元屋」の店情報前回、同じときの「宇ち中」) / 「すっぴん酒場」の店情報

《平成19(2007)年6月15日(金)の記録》

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祝宴の間げきを縫って … 立ち飲み「富士屋本店(ふじやほんてん)」(渋谷)など

今日は「帰り道は、匍匐ぜんしん!」の作者・ここっとさんの結婚式。いつもは通勤姿で飲み歩くことが多い飲み仲間たちも、今日は正装で集まります。うーん。こうして見ると、馬子にも衣装というか、みんな紳士淑女じゃのう!

結婚指輪の交換で、肩をふるわせる花嫁(=ここっとさん)の姿に、思わずもらい泣きしているのは、今日はまた一段と派手な酒豪美女・ひろたろうさん。が、しかーし。振り返った花嫁は、思いっきり笑顔じゃん! 肩をふるわせながら、笑いをこらえてたのか!(爆)

そして披露宴。服装もさることながら、いつもはモツ焼きなぞをつまみながらホッピーを飲んでいることの多い酒友たちと、フランス料理を食べながらワインを飲むというのも、なんだか不思議な気分です。でもまぁ、そこは酒の場。飲むにつれ、酔うにつれ、だんだんといつもと同じように盛り上がっていきます。そうなると、さすがに酒豪ぞろい。まわりのテーブルに比べて、ワインがなくなるのが速いこと速いこと。

おめでたい披露宴も終えて、ロビーに集合した飲み仲間たち。
「二次会開始まで、1時間ほどあるねぇ」
「軽くホッピーでもいきますか」
「お、いいねぇ。やっぱりホッピーを飲まないと、なんだか調子が出ないよね」
「この近くにホッピーがある店、あったっけ?」
「実は、立ち飲みの「富士屋本店」でも、ホッピーを置くようになったんですよ」
「なぬっ! そりゃ、ぜひ行ってみなきゃ!」
あっという間に話が決まって、披露宴会場からも、二次会会場へもほど近い「富士屋本店」へと潜り込みます。

「こんちはー」と挨拶する、ひろたろうさんに、
「あら、いらっしゃい。今日はすごい正装ねぇ」と笑顔を返す女将さん。

なんとまぁ、この店でも、ひろたろうさんは顔なんですね。全然、自宅-職場間の通り道でもないのになぁ。すご過ぎっ!

さっそく焼酎(サッポロ焼酎360ml瓶、550円)と、ソト(瓶入りホッピー、150円)を何本かもらい、一緒に出される氷入りサワーグラスにホッピーを作って、乾杯です。

ックゥ~ッ、生き返った!

ビールやワインもいいけれど、こうやって焼酎濃い目に作ったホッピーが、強烈に効きますねぇ。なにしろ焼酎(ナカ)が1本で2合分(360ml)ありますから、普通の濃さ(焼酎70ml)でホッピーを作っても5杯。ソトが入らないほどの超濃いめ(1杯120mlほど)で作っても3杯はいける勘定です。ということは、ひとりならば、これ1本で十分なんですね。

肴(さかな)のほうは、ピーナッツ(150円)やナス漬け(250円)、モロキュウ、メカブなどを注文。フランス料理で、きっちりとデザートまで食べても、やっぱり漬物に引かれたりするんですよねぇ。

ひとり2~3杯ずつホッピーを飲んで、ひとり千円ずつ程度(人数は5人)で「富士屋本店」での立ち飲みを終了すると、あと数分で二次会の開始時刻。

「どうもごちそうさまー」と大急ぎで地上に出て、急ぎ、二次会の会場へ。ここでもまた、会社のみなさんたちの出し物を楽しみつつ、カクテルなどをたらふくいただいて、大盛り上がりの祝宴となったのでした。

ここっとさん、おめでとう!

祝宴も終えて、自宅近くの鷺ノ宮駅に到着したのは午後10時半。あれっ!? 時間的に、まだ飲めるかも…。

ということで、駅のすぐ近くにある「ペルル」に入ると、ここにもまた地元の酒友たちが! 当然のように「ペルル」閉店後(午後11時半)は、仲間たちと「満月」に流れ、今宵もまた長く楽しい夜となったのでした。

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「富士屋本店」ホッピーとピーナッツ / ナス漬け、モロキュウ / メカブ

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