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足1本丸ごとタコ焼き … 居酒屋「秋田屋(あきたや)」(大門)

 毎年、7月の最終週が会社の夏休み。この夏休みを利用して、田舎に帰省することが多いのですが、今年はお盆に同窓会が予定されているので、今回は帰省せず、ふだん行くのがむずかしい店々を回ってみることにしました。

 その1軒目が、大門(浜松町)にある「秋田屋」です。大通りに面したこの店は、とにかく通りかかるたびに、店内はもとより、店外に置かれたビール箱を重ねた簡易立ち飲みテーブルにまで、大勢のお客さんがあふれ返るようにして飲んでいるのです。

 そんな「秋田屋」の開店時刻は、午後3時半。ジャスト、その時刻に着くように向かったのに、地下鉄の出口を出るのに手間取ってしまい、店に着いたのは、開店の5分後。開店から、たった5分しか経っていないのに、すでに入口左の直線カウンター席は、一番手前側1席分しか空いていない! 右手に並ぶテーブル席も、すでに半分くらい、お客が入っています。そうかぁ。この店も、開店と同時に、こんなに埋まっちゃうんですね。

 ひとつだけ空いているカウンター席に座り、ビール(キリンラガー大ビン、550円)をもらって、名物・たたき(肉だんご、220円)を注文します。

 グゥーッと、ビールの最初の1杯を飲み干して、プハァーッとやる心地よさ。大通りは、忙しそうに、足早に通りすぎるビジネスマン、ビジネスウーマンが多いのですが、中には、足を緩めて、うらやましそうに店内をのぞき込む人もいます。ふふふ。おいしいよ、ビール。人よりも、ちょっと早く飲みはじめるというのが、なんだかちょっと気持ちいいような、ちょっと悪いことをしているような。

 さぁ、たたきも出てきました。「TOKIO古典酒場」によると、このたたき、豚1頭から2串分しか作れないんだそうで、1日120本くらいしか出せない。だから、メニューにも「ひとり1本かぎり」と注意書きされているのです。

 たたきは、ふっくらと厚みのある小判型のツクネ。あまり焦げ目もなく、上手に焼き上げられた、たたきは、タレ焼きで、仕上げに青海苔がたっぷりとかけられています。その熱々を、パクッとひと口いただくと、中に練りこまれた軟骨が、かなりコリコリとした食感を楽しませてくれます。タレの味はけっこう濃い。これがまたビールを進めてくれるんですねぇ。

 入ってくるお客さん、入ってくるお客さん、必ず、ひとり1本限定の、たたきを注文していますが、中には「たたきを塩でね!」なんて注文の人もいる。そうか。このたたき、塩焼きもできるんだ。今度は、それで食べてみよ。

 まだ4時にもなってないのに、テーブル席もほとんど埋まってしまい、入ってくるお客さんは「2階にどうぞ」と、奥のエレベータで2階に案内されています。へぇ。2階席もあるんですねぇ。ということは、いつも見えてる店の外での立ち飲みの光景は、1階が埋まり、2階も埋まった後の状況であったか!

 となりのご夫婦らしきカップルが食べている、タコの塩焼きのようなのがうまそうだなぁ。ずらりと並んだ短冊(たんざく)には、タコのメニューは、たこやき(450円)というのしかないので、これに違いない。さっそく私も注文します。

 この店は、たたき(肉だんご)が名物であることからも分かるとおり、もともとは、もつ焼きのお店。てっぽー、ればー、たん、はつ、なんこつ、こぶくろ、ほるもん(睾丸)、がつ、かしら、といったもつ焼きが、それぞれ2本1皿で320円。そして、もつ焼き屋には必ずある煮込みも、牛もつ煮込み(450円)、煮込み豆腐(450円)、豚すじ煮込み(400円)と、3種類そろっています。(もっとも、牛もつ煮込みと、煮込み豆腐は同じ鍋からつがれ、後者は、もつの量が減るかわりに、豆腐が入るのでした。)

 ところが、現在は、もつ焼きのみならず、先ほど注文した、たこやきや、新島直送のくさや(大1,600円、中800円、小600円の3種)、鮭かまやき(酒粕漬、500円)、いかやき(400円)、帆立貝やき(400円)、自家製ひずなます(400円)、三陸産めかぶ酢(400円)、天然わかめ酢(400円)などの魚介類、海藻類のほか、女将さんが40数年間、毎朝、手作りしているという自家製一夜漬(300円)や、自家製お新香(ぬか漬、300円)も人気というほど、幅広いメニュー構成になっているのです。

 来た来た。たこやきです。おぉっ。なるほど。タコの足1本分を、そのまま串に刺して焼いたものなんですね。切り分けやすいように、切り目が入っています。となりの人たちのが、バラバラとタコのぶつ切り風だったのは、これを切り分けたんですね。

 塩焼き風に見えた、たこやきは、ちょっと醤油もかけられているようです。横に練り辛子が添えられているのも、おもしろいなぁ。あぁ、焼きたて熱々のタコがうまいっ!

 1時間ほどの「秋田屋」は、1,220円でした。どうもごちそうさま。

 おっ。知らぬ間に、店の表にも立ち飲みの人たちがいたんですね。今日も、これから大勢のお客さんでにぎわいそうです。

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「秋田屋」 / たたき / たこやき

店情報前回

《平成19(2007)年7月30日(月)の記録》

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 金曜日の今日は、会社の同僚・Iさんと浜松町駅で待ち合わせて「秋田屋」です。  今日もまた、最高気温が9度までしか上がらないという厳しい寒さの中、午後7時過ぎの「秋田屋」は、いつものように店内のみならず、外の立ち飲みテーブルまでお客さんがあふれている状態。そんな中、かろうじて空いていた入口左手の小さなステンレス製の立ち飲みカウンターに入り込んで、まずは瓶ビール(キリンラガー大ビン、580円)で乾杯... [続きを読む]

受信: 2008.03.16 13:01

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