夏こそ熱ーい鳥鍋で! … 焼き鳥「鳥竹(とりたけ)」(渋谷)
一般的に、鍋は冬場に食べるものですが、夏場に食べて美味しい鍋もあります。どぜう鍋や、とり鍋などがそれです。これらは割り下(わりした)という、醤油、味醂、砂糖、だしを合わせた煮汁で作られ、ご飯のおかずというよりは、酒の肴(さかな)として食べられることが多い。暑い中で、熱い鍋をフウフウ吹きながらいただいて、お酒をキュッとやる。最近は、たいていの店で、エアコンがガンガン効いているため、あまり季節感がなくなってきましたが、本来は暑さを暑さで吹き飛ばすという趣向なんでしょうね。
そんなわけで、その鳥鍋をつつきにやって来たのは、渋谷マークシティ横でモクモクと焼き鳥を焼く煙を上げている「鳥竹」です。同行のメンバーは宇ち中さんと、新婚のここっとさんご夫妻。地下1階から、地上2階まで、3フロアある店内の2階へと案内され、小さなテーブル席を4人で囲みます。
瓶ビール(サッポロラガー大瓶、630円)を注文すると、今日のお通しはキンピラです。
鍋物として皮なべ(1,155円)を1人前注文し、そのできあがりを待つ間のつまみとして、つくね(336円)にボンボチ(368円)、ギンナン(420円)、それと奴豆腐(399円)を、それぞれひとつずつ注文します。
上に表記した焼き物の値段は、それぞれ1本の価格です。それだけ見ると、他の焼き鳥屋さんと比べて高いように感じますが、実はこの店の焼き鳥は1本の量が、ずっしりと重く感じるほど多い。たとえばボンボチも、よくあるボンボチよりも大きなもの(周辺の部位まで一緒になったもの)が、1串に6~7個。ギンナンも1串に7個刺さっているのです。
さぁ、鍋もできあがってきました。割り下の中でグツグツと煮込まれた鳥皮を、すき焼きのように、生卵をからめていただきます。うーん、そうそう。このプリッとした弾力感。これがいいんですよねぇ。
あっという間に1人前の鍋は食べ終えて、「もう1人前!」と注文したのは、今度は肝なべ(1,260円)です。鍋を待つ間のつまみも、そり(368円)、ナンコツ(336円)を追加注文です。
そり、というのは、鶏の足の付け根あたりの、運動量があって締まった肉。フランス語で、同じ部位のことをソリレスと呼ぶことから、そりと呼ばれるのだそうです。
ナンコツのほうは、三角の形をした、やげんなんこつ。まわりにちょっと残っている肉の部分が、またおいしいんですよねぇ。
そして肝なべ。肝なべと言いつつも、こちらにも皮がたっぷりと入っているのです。そして、もちろん鶏レバーなどの内臓類もたっぷりで、もつ好きにはたまらぬ一品です。
ちなみに鍋物は、このほか、鳥なべ(1,260円)、笹身なべ(1,575円)、水炊(1,575円)、どじょうなべ(998円)、柳川なべ(1,050円)、湯豆腐(788円)の合わせて8種類から選べます。
ゆっくりと2時間弱、楽しんで、お勘定は4人で9,960円(ひとりあたり2,490円)でした。やぁ、おいしかった。
入るとき(午後9時ごろ)には待ち行列ができていた入口ですが、さすがに11時前のこの時間になると、行列はありません。渋谷の人気店のひとつです。
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