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これまた大正時代創業 … 立ち飲み「槇島商店(まきしましょうてん)」(御徒町)

 「大坪屋」をあとに、次は御徒町(おかちまち)に向かおうと、南千住駅から乗り込んだのは、つくばエクスプレス。平成17(2005)年8月24日に開業した、まだ2年経っていない新しい路線で、私自身、乗るのは初めてです。

 東京の秋葉原(あきはばら)と、茨城県の、つくばを結ぶこの路線。秋葉原を出た後は、新御徒町(160)、浅草(200)、南千住(240)、北千住(280)と、酒場ファン垂涎の場所を縫うように走るのです。運賃がちょっと高い(括弧内の数値が秋葉原からの運賃)のが玉に瑕(たまにきず)ですけどね。

 都営地下鉄・大江戸線もそうですが、新しくできる路線は、既存の路線を串刺しにするような形で走ることが多く、これまで乗り換え、乗り換えで時間をかけて行かなければならなかったところにスパッと行けるようになりました。それによって、これまではハシゴすることが、できなかったような酒場同士も、簡単にハシゴすることができるようになり、うれしい限りです。

 新御徒町駅に到着し、向かったのは「槇島商店」です。ネット上では「槇島酒店」あるいは「まきしま酒店」という表記が多いのですが、電話帳表記が「(有)槙島商店」となっているので、ここではそちらを採用いたしました。ちなみに、店の上部にデカデカと出ている看板は「(有)まきしま酒店」、入口引き戸の大きなガラスには「槇島商店」と書かれています。

 外からの様子は、普通の酒屋さん。でも、その入口ガラス越しに、立ち飲みをしている人たちの様子がうかがえます。ガラリと引き戸を開けて入ると、店内は左手に立ち飲みカウンターがあり、中央から右手にかけてのフロアには、ビールケースを3個ほど重ねたものに天板を置いた、簡易立ち飲みテーブルが数個置かれていて、けっこう広い。天井が高いので、より広く感じるのかなぁ。

「今日は、もうすぐ終わりなんですよ」

 客が帰った立ち飲みテーブルの後片付けをしている、店主らしきおじさんから声がかかります。ん? と時計を見ると、もう午後9時。この店は、午後4時から9時まで、5時間の営業なのです。

「それじゃ、瓶ビールを1本だけ」

 瓶ビールは大瓶が380円(小瓶なら240円)という、酒屋の立ち飲みならではの価格。支払いは品物と引き換え払い(キャッシュ・オン・デリバリー)で、みなさん、テーブルの上に小銭がジャラジャラ置かれているところを見ると、そこから勝手に取っていってくれる仕組みのようです。

 カウンターの中の壁には、缶詰や乾き物の袋がずらりと並んでいます。まさに正しき角打ちのスタイルですね。

 ちなみにこのお店、大正5~6(1916~7)年頃に酒屋として創業し、戦後すぐの昭和20(1945)年から角打ち(酒屋の店内で飲ませること)をはじめたのだそうです。したがって、酒屋としては実に90年の、立ち飲み屋としても60年以上(62年)の歴史を持ってるんですね!

 そんなわけで、二人でビール大瓶を1本いただいて、15分ほどの滞在は380円(ひとりあたり190円)でした。今度は、普通の時間帯に来ますね。どうもごちそうさま。

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「槇島商店」 / 店内の様子 / ビールケースの立ち飲みテーブル

店情報

《平成19(2007)年7月31日(火)の記録》

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