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こんな日は、お寿司で … すし「魚がし寿司(うおがしずし)」(都立家政)

 先週、横浜でガッツリと飲んで、地元でさらに仕上げて帰った夜(7月14日(土))。台風4号接近中の雨風強い、寒い夜だったにもかかわらず、窓を開けたまま寝てしまい、目が覚めると大風邪を引いてしまっていたのでした。三連休最後の「海の日」(16日(月))が空けて、火曜日になっても、体調は戻らず、会社もお休み。うぅ…。つらい。

 とにかく声が出ないので耳鼻咽喉科で見てもらうと、

「咽喉(のど)だけでなく、気管支(きかんし)のところまで真っ赤になってますねぇ。炎症が治っても、1ヶ月くらいは咳は止まらないかもしれないですよ」

とのこと。翌水曜日から会社には出たものの、まったく本調子ではない。

 本当は15日(日)には、「竹よし」で夕食会の翌日のメニューを楽しむ予定だったし、田町方面での仕事だった18日(水)は田町~新橋あたりで飲もうと思っていたのに、すべて流れてしまいました。

 自らの意志で、「月曜日と火曜日は休肝日にしよう!」とお酒を飲ないというのは、なんだか達成感があるんだけど、体調が悪くて、お酒が飲ないというのは、ものすごい敗北感ですねぇ。

 お医者さんが言ってたとおり、声はすぐに出るようになったものの、咳はまったく止まらない。会議中でもゴホゴホ、夜寝ててもゴホゴホと、とってもつらい。この状況は、金曜日の今日になっても、まったく変わらず。(水曜日に声が出はじめてから、まだ3日目だから、仕方ないか。)

 そんなわけで、いつもは帰り道に、ガンガン飲むのが楽しみな金曜日ながら、今日はあまり飲む気にもならない。

「そうだ! こんな日は寿司にしよう!」

 そう思い立って、途中下車したのは、西武新宿線・都立家政(とりつかせい)駅です。

 この駅のすぐ近くにあるのが、並寿司1人前500円、上寿司なら800円、特上でも1,300円という破格の値段で名の知れた「魚がし寿司」です。もちろん、安かろう悪かろうではなくて、この値段ながら、ぶ厚く切られた新鮮なタネに、たっぷり酢飯の握りが食べられるから人気があるのです。お客さんたちは正直ですから、安くて、いい店には、どんどん人が集まってきます。金曜日のこの時間(午後9時)、カウンター10席ほどしかない店内に入れるかな?

「こんばんは」

「いらっしゃいませ。おひとり? では、こちらか、こちら。お好きなほうへどうぞ」

 あぁ、良かった。かろうじて2つ、空席がありました。

 まずはビール(アサヒスーパードライ中ビン)をもらったものの、今日はつまみは省略し、いきなり上にぎり(800円)からスタートです。

 上にぎりは、マグロの赤身、中トロに、カンパチ、イカ、エビ、トビッコ、玉子のにぎりが1個ずつに、カッパ巻きが1巻き。マグロとカンパチが特に素晴らしいなぁ。

 となりに座っているご夫婦も、ちょうどマグロを食べていて、

「今日のマグロは色黒だけど、きれいだし、おいしいね」

「なに南洋じゃ美人♪、みたいなこと言ってんのよ(笑)」

なんて話をしています。

「このマグロは境港の本マグロですよ」

と店主。へぇ。そうだったんだ。

 となりのご夫婦が食べている、シジミ汁(味噌汁、200円)も美味しそうなので、私も注文します。このシジミ汁、シジミがたっぷりと入っていて、しかも1個1個のシジミに、ズシッと身が詰まっている。燗酒をもらって、シジミの身も、すべて食べてしまいました。

 お寿司のほうは、コハダ(100円×2個)と、アナゴ(150円×2個)を追加します。この2品は、ここに来るといつも注文している品なのです。アナゴは1個は炙った後にタレをつけてもらい、もう1個は素焼きの酢橘(すだち)添えです。

 最後は、上にぎりで美味しかったカンパチを、もう一度(2個)握ってもらって終了です。

 午後9時から10時まで、1時間の寿司タイムは、ビール中1本、燗酒1本に、上にぎり+にぎり6個にシジミ汁で、2,550円でした。

 ところで、ご夫婦客とは逆どなりに座っていた二人組み。私がいる1時間の間、食べ物も飲み物も追加注文することなく、しゃべってばかり。カウンターだけの店内は狭く、途中で何人かのお客さんが、店をのぞき込んでは、満席で入れず、あきらめて出て行くような状態だったので、ちょっと考えたほうがいいんじゃないかな、と思いました。ひとりでいる時は、こういうことがよくわかるんですが、私自身、複数人で行くときは話に夢中になってしまったりするので、気をつけなきゃなぁ、と反省した次第。「他人のフリ見て、我がフリ直せ」ですね。

 ゴホゴホ。あぁ、まだ咳が止まらない。早く治さなきゃ。

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〔参考画像〕特上にぎり / コハダ / 穴子

店情報前回

《平成19(2007)年7月20日(金)の記録》

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コメント

浜田様

居酒屋探偵DAITENでございます。

寿司屋のカウンター席は本当に人間的な勉強の場ですね。

いつか、御徒町の寿司幸という有名な寿司店で隣になったサラリーマンらしき二人連れがそうでした。私と友人はおもいっきり寿司を食べて酒も飲みました。しかし、彼らはビールを飲んで話してばかりいて寿司を食べません。時間が過ぎて、彼らがレジで払った料金は1万5000円。少したって私たちが払った料金は9800円でした。完全に制裁行為だったのです。なんだか溜飲が下がったのを覚えております。

さて、時の首相を揶揄する言葉として広まりつつある、流行の言葉「KY」。そんなKY(空気の読めない)な人が居酒屋にいると、とても気になってしまいます。混んでいる店では席をゆずる。長居はしないというのは鉄則ですね。自分もKYにならないように気をつけたいと思います。

投稿: 居酒屋探偵DAITEN | 2007.08.17 17:26

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» 名物・つぶ貝の塩焼き … 寿司「魚がし寿司(うおがしずし)」(都立家政) [居酒屋礼賛]
 西武新宿線・都立家政(とりつかせい)駅のすぐ近くにある、地元で人気の寿司屋が「魚がし寿司」です。出前などはやっておらず、夕方から開店する店内で飲み食いすることができるだけ、というシンプルな営業スタイルながら、その店内はいつも満席状態なのです。  土曜日、午後8時の店内も予想どおりほぼ満席。なにしろカウンター10席程度分しか席がありませんからねぇ。しかしながら、ちょうど二人連れのお客さんが帰ったと... [続きを読む]

受信: 2008.07.13 12:12

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