« 店情報: 居酒屋「やまだや」(築地) | トップページ | ものすごい食への情熱 … 居酒屋「やまだや」(築地)(2/3) »

築地王・小関敦之さん … 居酒屋「やまだや」(築地)(1/3)

 「くにろく 東京食べある記」の、くにさんのご紹介で、今日は「築地市場を食べつくせ!」の築地王(つきじおう)こと、小関敦之(こせき・あつし)さんと、小さな酒宴です。

 小関さんは、広告代理店に勤務するかたわら、テレビ東京の番組「TVチャンピオン」の「築地王選手権」(2003年4月10日放送)において、見事、“築地王”(チャンピオン)に輝き、以来「築地で食べる」(光文社新書)や、「築地王のまるうまグルメ帳」(AC mook)、そして昨年の5月に東京書籍から出版された、近著「東京・築地 五つ星の味、極上の逸品」なども出版されているのです。今日は、その東京書籍から、編集のYさんも同席してくれました。

 今日の会場は、築地の人気居酒屋「やまだや」。店主の山田佳延(やまだ・よしのぶ)さんは、大阪の調理師学校でフレンチを学んだ後、キハチ、中国料理店などで修業を積み、平成11(1999)年、ジャンルを問わず色々な料理が楽しめるようにと、ここ築地の地に居酒屋「やまだや」を開店したのだそうです。

「ここの店主は、とにかく料理が好きでねぇ。いい食材が入ったりすると、まるで少年のように嬉々として熱意を込めて語ってくれるんですよ。その様子を見ているだけで、こっちも楽しくなるほどなんです」

 そんな話を聞かせてくれるのは、小関さん。なにしろ、築地王だけに、この店のことも当然ご存知で、今日の予約も、小関さんが取ってくれたのでした。大人気のこのお店、週末などは数ヶ月先の予約まで入っているんだそうですよ!

 4人で1卓を囲むと、アミューズ的なお通しとして、まず出されたのは、ひとり分ずつ小さなグラスに注がれたカボチャの冷たいスープ。これがとろりと自然な甘さで、思わず「これ、美味しいねぇ!」と、初対面同士でも打ち解けさせてしまわせるような味。今後の展開に期待が持てます。

 1杯目の飲み物は、みなさん生ビール(グラス、525円)を注文。私も合わせて生ビールにしようかな、と思ったのですが、キリン一番搾り生と、エビス黒生とを混ぜたものだと説明してくれた、ハーフアンドハーフ(グラス、577円)が気になって、そちらをもらうことにしました。キリンとエビスのハーフ。興味津々で口に運んでみると、ごく普通のハーフアンドハーフでした。(爆)

 各テーブルに置かれているのは、「8月3日のおんじき」と、墨字で書かれた、表裏両面のメニューです。別の紙に手書きしたものを、テーブルの数分だけ両面コピーしたんですね。食べ物だけでも、ざっと40品ほどが、びっしりと書き出されています。メニューの選択も、小関さんにお願いします。

 まず出された料理は刺身盛込。メニュー上は1,890円となっているのですが、注文時に「4人だから、4切れずつ盛り込むようにしましょうね」と、こちらの人数を見て内容を調整してくれます。

 そういえば、太田和彦さんの「ひとりで、居酒屋の旅へ」でも、ここ「やまだや」で、『刺身を「鯛」か「ワラサ」か悩んでいると、マスターが「一皿6切れ盛りを、3切れの半盛りにもできます。値段は半分です」と進言』してくれた話が載っていました。

 こういうちょっとした気配りが、とてもありがたいんですよねぇ。

 その刺身盛込は、イサキ、キンメダイ、オナガダイ、サンマ、マグロの5点盛り。イサキには、白いきれいな肝も付いています。

「サンマ以外は、レモン塩で食べてもおいしいと思いますよ」

 と、櫛切りのレモンと、小皿の塩も登場です。

 店主のおとうさんが、築地市場の仲買人をやっているのだそうで、鮮魚の仕入れはお手のもの。

 続いて出されたのは、わら焼カツオの塩タタキ(1,260円)。刺し盛りのときに出してくれた塩とは別の、粒子が粗い塩を出してくれます。カツオも、塩で食べてもおいしいんですねぇ。まだ戻りガツオではないと思うのですが、ものすごい脂ののり。塩だけでいただくと、その脂の甘みを、より感じることができるようです。

 やまだやベーコン(987円)は、一瞬、小ぶりのポークソテーか、あるいはハムステーキかと思うような厚さ。自家製なんだそうで、やわらかい塩味にビールが進みます。添えられているのはキャベツの酢漬け・クミン風味。このキャベツの酢漬けだけを単品(472円)で注文することもできます。ここの店主は、なにしろ「自分でやる」というのが好きで、作れるものは何でも作ってしまうんだそうです。

 このあたりで、みなさん生ビールをおかわり。私はサッポロラガービール(中ビン、630円)をいただきます。

(つづく)

|

« 店情報: 居酒屋「やまだや」(築地) | トップページ | ものすごい食への情熱 … 居酒屋「やまだや」(築地)(2/3) »

コメント

ご紹介ありがとうございます。
楽しい会になりましたね。みんなたくさん食べて飲んで、すごかったですね^^;

ここはとても料理の美味しい店でした。説明をする時のご主人のキラキラした目が印象的でした。次回も美味しいお酒を飲みましょう♪

投稿: くに | 2007.09.05 09:00

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11427/16337790

この記事へのトラックバック一覧です: 築地王・小関敦之さん … 居酒屋「やまだや」(築地)(1/3):

» やまだや@築地 ~築地王さん&「居酒屋礼賛」浜田さんご紹介オフ~ [くにろく 東京食べある記]
築地王さんと「居酒屋礼賛」の浜田さんを引き合わせるオフをやりました。こんなビッ... [続きを読む]

受信: 2007.09.05 08:55

» ものすごい食への情熱 … 居酒屋「やまだや」(築地)(2/3) [居酒屋礼賛]
 のど黒塩焼(1,575円)は、カマあたりの一部分を焼いたもの。それを見て、 「やっぱり、このくらいの量だよねぇ。この値段で1尾だったら、すごく安いなぁ、と思ったんだ」  と築地王・小関さん。なにしろ、日本海を代表する高級魚ですからねぇ。1キロを超えるくらいの大物になると、1尾1万円を下ることはないほどなのだそうです。焼き魚にすると、脂ののった白身が、とろりととろける感じになって、ものすごくうまい... [続きを読む]

受信: 2007.09.09 11:24

« 店情報: 居酒屋「やまだや」(築地) | トップページ | ものすごい食への情熱 … 居酒屋「やまだや」(築地)(2/3) »