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金曜の夜はたっぷりと … バー「ピュアー(PURE)」(野方)

070921z
「ピュアー」のマティーニ・オンザロックとお通し

 夕方から、都内に住んでいる故郷(いなか)の級友たちとの飲み会で新宿です。私以外のふたりは、ほとんどお酒が飲めないのだそうで、私が乾杯の生ビールの後に、瓶ビールを1本もらい、さらに日本酒(冷酒)を2杯いただいたら、「強いねぇ!」と目を丸くして驚かれて、こっちがビックリです。

「また近いうちに飲もうね!」

 と言いながら、みんなと別れたのは午後11時。みんなからは「強い」と言われながらも、個人的にはちょっと飲み足りないので、ちょっと寄って帰りましょうか。

 そんなわけで、西武新宿線は野方(のがた)駅で途中下車。向かった先は、野方駅から徒歩10分ほどのところにあるバー、「ピュアー」です。

「こんばんは」

 と入った店内には、先客はひとり。カウンター9席のみの店内の、ちょうど真ん中に座っています。そのお客さんから、1席分を空けた、こちら側に座ると、

「いらっしゃいませ」

 と、店主(マスター)がお絞りを出してくれます。店は、店主ひとりで切り盛りされているのです。ゆっくりと手を拭きながら、バックバー上部の「今月のおすすめ」と書かれた飲み物メニューを確認し、1杯目の飲み物として、マティーニ・オン・ザ・ロック(630円)を注文します。

 マティーニ・オン・ザ・ロックは、その名のとおり、カクテルの王様・マティーニを、氷とともにロックグラスに入れていただくもの。氷の入らないマティーニは、遅くても20分くらいでは飲み終えなければ、ぬるくなってしまいますが、オン・ザ・ロックにすると、いつまでも冷たくいただくことができるのです。

 なんと、今日のお通し(310円)は、芯のところにアンチョビを詰めたオリーブ。もともとマティーニの中にオリーブが入ってるくらいだから、マティーニに合わないはずがないですよねぇ。

 マティーニを飲むときに、1個だけ入っているオリーブを、いつ食べるかというのが悩みの種なんですが、これだけオリーブがあると、好きなときに好きなように食べられますね。うれしいっ!

 先客のおにいさんが食べているのは秋サンマのガーリック焼き(500円)かな?

 この店は、料理が美味しいことでも有名。店主はもともと、レストランで料理人として働いていたそうなので、料理はまさに、お手のものなのです。この店のサンマも、ぜひ食べてみたい一品ですねぇ。

 料理メニューは、そのときの仕入れによって書き直されます。たとえば今日のメニューは、アンチョビのキュウリカナッペ(600円)や、白エビのボイル(600円)、帆立貝のタルタルソース冷製(750円)、手羽先の柚子胡椒焼き(520円)、ゴルゴンゾーラ・ブルーチーズ(500円)、ラム肉とゴーヤのチャンプル(650円)、ショルダー・ベーコン・ステーキ(800円)、ニョッキとチキンのグラタン(700円)などなど。

 料理も、飲み物も、すべて店主ひとりでやるので、お客さんが多いときには、とても大変そう。それでも、メニューの品数は決して減らないところに、店主の料理に対する意気込みを感じますね。

 今日は、すでにお腹がいっぱいなので、料理はやめておいて、2杯目の飲み物としてアクアビット(630円)をもらいます。なぜ、これにしたかというと、メニューの説明書き(手書き!)に、「デンマークの国民酒。ビール添え」と書かれていたからです。

「ほんとにビールが添えられるんですか!?」

 と確認してみると、

「えぇ、付きますよ。グラスですけどね」

 と言いながら、まずは冷凍庫から取り出したアクアビットを、ストレートグラスに注いでくれます。そして、グラスに生ビール。ふっふっふ。この生ビールがチェイサーですよぉ!

 アクアビットは、じゃが芋から作られた蒸留酒。度数はジンなどと同じく45度くらいなので、度数の高い、じゃが芋焼酎って感じですね。ふんわりと甘みを感じる飲み口で、だれにでも飲みやすいお酒です。

 アクアビットと生ビールで勢いがついて、最後にもう1杯と注文したのは、これまた「今月のおすすめ」の中から、カナディアンクラブ・ロック(580円)です。

 先客も腰を上げ、店内は店主と私のふたりだけ。ゆっくりと語らいながらカナディアンクラブを飲むうちに、もう閉店時刻の午前2時です。今日のお勘定は2,150円。

 ジン(マティーニ)、アクアビット、ウイスキー(カナディアンクラブ)の3杯で、すっかりヘロヘロになって家路についたのでした。金曜日の夜は、おもいっきり飲むことができて、うれしいなぁ。

店情報前回

《平成19(2007)年9月21日(金)の記録》

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» シメ炭はペスカトーレ … バー「ピュアー(PURE)」(野方) [居酒屋礼賛]
 中野の「路傍」で樽酒を楽しんだ後は、自宅のすぐ近くの野方まで帰ってきて「ピュアー」です。  前回もいただいた、生ビール添えのアクアビット(630円)を注文すると、今日のお通し(310円)は生ハムのサラダです。  バーで、ひとりで飲み始めたのは、今から10年ほど前。三十代後半だったでしょうか。  若い頃は、バーとスナック、クラブなどの区別がついてなかったのです。そういう形態のお店は、否応なくボト... [続きを読む]

受信: 2007.11.10 16:21

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