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いつの間にやら六百万 … 居酒屋「三州屋(さんしゅうや)」(銀座)

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 午後4時現在、台風20号が八丈島の北60キロの海上を、北東に向けて時速50キロで進行中。午後6時から8時にかけて、関東地方に最接近の模様なのだそうで、東京地方も雨風が厳しくなってきています。

 そんな天候の中、飲み仲間たちと集結したのは、銀座の「三州屋」の2階座敷。このサイトに設置しているアクセスカウンターが600万を超えたということで、有志のみなさんが、お祝いの席を設けてくれたのです。

 なにしろ「三州屋」名物の鳥豆腐(とりどうふ)は、はずせませんね。きっちりと人数分を注文します。

 鳥豆腐は、その名のとおり、鶏肉と豆腐のスープで、1人前が丼鉢に1杯ずつ。添えられたポン酢醤油にちょいと浸けていただくのです。言ってみれば、鶏の水炊きのようなものですね。

 もちろん、この季節ならではのカキフライもいただかなくっちゃ。もともとフライ類のメニューが多い、このお店。レアめの仕上がりが、カキにぴったりなのです。

 さて、このサイトのこと。

 元々、趣味でニフティサーブというパソコン通信をやっていたのですが、そのニフティが、平成9(1997)年になってホームページサービスを開始したのです。当時は、ちょうどインターネットが日本の中でも普及し始めたころで、新しもの好きの私も、すぐにホームページを開設してみたのでした。(アクセスカウンターを設置したのは、その翌年で、アクセスカウンターのサービスが開始された平成10年2月です。)

 そうやってホームページを作ってみたものの、特に書くこともない。そこで、パソコン通信時代に書き込んでいた記事を、分野ごとに整理して、それをホームページに載せてみたのでした。その分野のひとつが、「居酒屋礼賛」だったのです。

 当時は、その分野だけが、こんなに読まれるようになって、のちにブログにまで発展するという予想はまったくなかったので、ネーミングもいい加減で、当時の愛読書だった、「居酒屋礼讃」(森下賢一著)から、そのまま無断拝借していたのでした。

 ちょうどそのころ、勤めている会社で、工場の移転(東京から横浜へ)計画が持ち上がってきたのです。これは大変。もしかすると、家も横浜へ引っ越さないといけないかもしれません。居酒屋本を読んでるだけじゃなくて、それらのお店に行っておかなきゃ、もう都内の酒場には行けなくなるかもしれない。そんな思いにかられて、酒場めぐりを始め、その記録をサイト内の「居酒屋礼賛」コーナーに記録していくようにしたのでした。

 当時は1日に100くらいのアクセスしかなかった(それでも当時は多いほうだったらしい)のですが、それが200になり、500になりと、自分でもびっくりするくらい増えていって、ホームページ開設から9年(カウンター設置から8年半ほど)で、累積アクセス数600万を迎えたのでした。

 こんなに読んでいただけるようになったら、タイトルも無断拝借のままじゃダメだろうということで、3年ほど前に、森下さんに直接お会いできる場を設けていただいて、改めてタイトルの使用についても、ご了解をいただいたような次第です。

 その後、工場は予定どおり移転したものの、私自身は都内に自宅をおいたまま、単身赴任で横浜勤務をこなすことになったので、今は都内の酒場に加えて、横浜近辺の酒場にも行くことができるという、とてもいい環境(?)で過ごさせてもらっているのでした。

 午後9時過ぎまで、4時間ほどを「三州屋」で過ごし、台風のピークをやり過ごしたところで、二次会へと向かいます。

 酒場通のみなさんが、これだけ集結していると、二次会は店の選択がむずかしいんじゃないかなぁ、と、かなり心配していたのですが、どういうわけだか「二次会はサイゼリヤで、安ワイン(失礼!)をガブガブ飲もう!」という話が盛り上がり、これまたどういうわけだか、みんなで地下鉄に乗って、渋谷の「サイゼリヤ」に向かいます。

 ところがっ!

 台風の日でも、土曜日の渋谷は、やっぱり人・人・人。「サイゼリヤ」も満員で、1時間以上は待たないと入れないのだそうです。それじゃ、と向かったのが、すぐ近くにある居食屋「和民」。今やテレビなどでも大活躍中の渡辺美樹社長が、平成4(1992)年に志高く創めたチェーン居酒屋で、2008年に1,000店舗を、そして2020年には売上高1兆円を目指しているのだそうです。

 若い人たちからも大人気の酒場のようですが、私自身は、飲みに行った先でまで「一所懸命の企業努力」というのを見せつけられるのは、ちょっと落ちつけない感じがするので、個人的にはあまりチェーン居酒屋には行かない。会社で飲んだり、こうやって大勢で二次会に来たりするときに、そういうお店が、どんなメニュー構成になっていて、どんな接客なのかということを見ることができる程度なのでした。

 居酒屋ではなくて、あえて居『食』屋とうたっているだけあって、さすがにメニューは幅広い。居酒屋で考えられるたいていのメニューがずらりと並んでいるほか、食事ものや、デザートまで数多くそろっています。

 「三州屋」で、つまみ的な料理が主体であったことや、時刻がすでに午後10時を回っていることもあって、注文はシメタン(〆の炭水化物)に集中。焼きうどん、焼きそば、五目チャーハン、カキ・チャーハンと、これでもか、これでもかと畳み掛けるように炭水化物が出てくるんだけど、これらがまたあっという間になくなっちゃうのが素晴らしいですね。

 終電間際にボチボチと解散。台風が接近する中、どうなることかと心配しましたが、とても楽しい1日となったのでした。

 このような会を開いてくれたみなさん、改めまして本当にありがとうございました。

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カキフライ / ブリ照焼き / タイかぶと煮

店情報前回

《平成19(2007)年10月27日(土)の記録》

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» 〔コラム〕 課題の店に出かけよう! [居酒屋礼賛]
 都内での仕事に向かう移動中に、昼食としてやってきたのは銀座の「三州屋」です。 「いらっしゃいませ。おひとりさん? 左奥のテーブルにどうぞ」  店を切り盛りするおばちゃんたちのひとりが、そう声をかけてくれます。店内は壁に沿ってL字(Lの内側に人が座るタイプ)に展開するカウンター席と、ずらりと並ぶテーブル席。2階には座敷席がある造りで、ひとり客も入れ込み式にテーブル席に案内されることも多いのです。 ... [続きを読む]

受信: 2009.01.04 10:40

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