松茸を安く楽しむ会!? … 天ぷら「日乃家(ひのや)」(白金高輪)

「松茸を安く楽しむ会をしませんか?」
「Gaily Amaha の 未熟な舌 過敏な腸」のG.Aさんからいただいた、そんなお誘いに、集まったのは「アル中ハイマー日記」のにっきーさん、おっとこまえのH氏、そして私の計4人。店は、白金高輪にある天ぷら割烹「日乃家」です。
店主夫婦と、その娘さんで、まさに店の看板娘の聖子さんの3人で切り盛りするこのお店。G.Aさんは、今は20代になった聖子さんが、まだガキンチョ(失礼!)だった頃からこの店に通っていて、今でも季節ごとに、必ずその時期の料理を食べに来るのだそうです。G.Aさん曰く、
「この店のタラの芽で春を知り、稚鮎で夏を楽しみ、松茸で秋を憂い、日乃家鍋で冬を耐える」(G.Aさんの「陸ボケ日記」2007年11月16日分より)のだそうです。
テーブルを囲み、まずは瓶ビール(キリンラガー大瓶、600円)をもらって乾杯すると、今日のお通しは生の桜海老です。桜海老は駿河湾だけで獲れる、透きとおったピンク色のエビ。漁ができる時期が4~6月、10~11月に限られているので、こうやって生の桜海老がいただけるのも、年に2シーズンだけなのです。このあたりから、すでに季節を感じさせてくれますねぇ。
さぁ、そして。今日の松茸尽くしの第1弾として登場したのは、なんと松茸と牡蠣のバター炒めです。まるでエリンギか、マイタケでも使っているかのように、無造作にどっさりと入れられた松茸。こんなのはじめて食べるなぁ。うへぇぇっ、牡蠣もうまいや。なにしろ、どちらもこの季節の品ですからねぇ。
「すごいよねぇ。熱いうちに食べようね」
と、みんなで一所懸命、松茸と牡蠣に取り組んでいると、続いて出されたのは「松茸と言えば」ともいえる一品、土瓶蒸しです。飲み物は芋焼酎「邑(むら)」をボトル(2,800円)でもらって、各人の好みで湯割りやロックでいただきます。
まずは土瓶蒸しの汁(つゆ)をつまみに、焼酎湯割りをチビリチビリ。松茸の香りあふれる汁が、本当にいい肴になります。
「今年は、小さい松茸しかなくてねぇ。今日までにそろえられるかどうか心配したのよ」
と、おかみさん。なんとか今日の松茸尽くしに足る品物を手に入れることができたのだそうです。
ひとしきり汁を楽しんだところで、土瓶蒸しのふたを取って、スダチをちょいと搾りかけて具材を楽しみます。これまたたっぷりの松茸に、イカ、エビ、トロに銀杏です。
そこへ登場した第3弾は、いよいよ天ぷら割烹「日乃家」の本領発揮ともいえる、松茸の天ぷらと、桜海老のかき揚げの盛り合わせです。
「塩だけで食べるほうがおいしいですよ」
と言いながら、G.Aさんが手渡してくれたのは赤穂の天塩です。この天塩、なんとG.Aさんのマイ塩で、この店に瓶ごとキープしているのだそうです。さすが行きつけのお店ですねぇ。
こんなに松茸を食べたのは、生まれてはじめてかもなぁ。ゲップまで松茸の香りたっぷりで、大々満足です。
「あらかじめお願いしている料理はここまでなので、あとは好きなものをたのみましょう」
ということで、焼酎ボトル(「邑」、2,800円)をおかわりし、注文したのはカキフライ(900円)です。さっきのバター炒めの牡蠣がおいしかったですからねぇ。
出てきたカキフライは、予想どおりの美味しさ。火の通り具合が絶妙ですねぇ。
さらにはポテトサラダ(400円)に、生たらこ煮(500円)、そして穴子天ぷら(1本、400円)ももらって飲み進めると、店主が揚げ銀杏を出してくれます。
この店、夜の部の営業は、午後5時から始まって、9時がラストオーダー。この4時間の間に、天ぷらや刺身を楽しむために、大勢のお客さんがやってくるのだそうです。今日はG.Aさんがあらかじめ予約しておいてくれたスペシャルコースでしたが、普段でも、天ぷら、刺身の他に2品が付く「親父おまかせコース」が1,500円で楽しめるのだそうです。
午後7時から始まった楽しい時間は飛ぶように過ぎて、あっという間に閉店時刻です。あんなに松茸を食べて、いったいいくらくらいになるんだろうと、ドキドキしながらお勘定を待っていると、そのお勘定はなんと4人で23,000円。ひとりあたり、なんと5,750円だったのでした。
冬場の鍋もおいしいんだそうで、これもまた楽しみです。ぜひまたご一緒させてください!>G.Aさん
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