アラ煮を肴に燗酒2本 … 居酒屋「夕凪(ゆうなぎ)」(横浜・屏風浦)

魚がおいしい店で食べる、アラ煮ほど、お酒に合う肴はありません。チマチマと身をほじらないといけないので、長持ちするし、そうやってほじくり出した骨ぎわの身のうまいことと言ったら!
豚や牛、鳥などが、肉もさることながら、内臓がもっと美味しいのと同じように、魚の普通の身の部分より以上に美味しいのが、魚のアラなんですよねぇ。
京浜急行線・屏風浦(びょうぶがうら)駅のすぐ近くにある居酒屋「夕凪」も、そんな魚がおいしく食べられる店の1軒。店主自ら、佐島漁港(横須賀市)に出かけて仕入れてくるという新鮮な魚介類がそろっているのです。
会社帰りにちょっと立ち寄って、まずはお通しの三点盛り(500円)をつまみながら瓶ビール(キリンラガー大瓶、750円)でウォームアップ。ほんのりと心地よくなったところで、いよいよアラ煮(580円)を注文し、飲みものも燗酒(高清水、400円)に移行します。
「夕凪」は、店主と、そのお母さん、そして手伝いの若い女性(アニメの声優さんのようなカワイイ声の持ち主!)の3人で切り盛り中。店内は6~7人座れるカウンター席と、4人掛けのテーブル席が数卓。その他に座敷席もあって、会社の宴会などにも対応できるようになっています。
木曜、午後9時過ぎのこの時間、店内は比較的静かで、カウンター席の先客は男性ひとり客と、男性ふたり連れの、計3人です。
さぁ、店主のお母さんが作ってくれていたアラ煮ができあがりました。丸皿に、2種類の魚の頭の部分とカマの部分が盛られています。
「手前がショッコで、赤いのはハチビキです」
と店主が教えてくれます。ショッコというのはカンパチの子供。ハチビキは、形がサバに似ていて、全体が赤いことから、アカサバとも呼ばれているのだそうです。
さっそく頭の部分をくずしながら、骨の周りに付いた肉にしゃぶりつきます。ん~。このやや甘みのある醤油味がいいですねぇ。くちびる(なのか?)や目玉の周りにある、フルフルの肉の食感もいいですねぇ。
たっぷりのアラ煮は、お酒1本だけでは食べきれず、もう1本(400円)、燗をつけてもらいます。
久しぶりに、店主ともゆっくりと話をしながらの2時間弱。今日のお勘定は2,630円でした。どうもごちそうさま!
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