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ちょいと1杯の予定が … バー「ゴテンズ・バー(GOTEN'S BAR)」(下井草)

ラフロイグ


『飲んで、つまんで、仕上げにラーメン』

 学生時代を過ごした博多では、その一連の流れを、1軒で当たり前のように過ごせる屋台がたくさんありました。最近は都内でも、「ラーメン居酒屋」と銘打った酒場も目にするようになってきました。

 そんな「ラーメン居酒屋」の先駆けと言ってもいい店が、下井草のラーメン屋、「御天」。屋台ではないものの、ガンガン焼酎を飲むことができ、しかも酒の肴も豊富で、最後は本場・博多のものと比べても、決して劣ることがない豚骨ラーメンで締めくくれるのです。

 博多出身の店主(岩佐俊孝氏)は、その昔、東京で一大ブームを巻き起こした豚骨ラーメンの「なんでんかんでん」を、川原氏とともに立ち上げた人。その後、自分の理想とする『飲んで、つまんで、仕上げにラーメン』が実現できるラーメン屋を目指して独立し、ここ「御天」をオープンしたのだそうです。

 そんな「御天」に到着したのは、金曜日の午後8時半。まだ時間も早いので、地下の「ゴテンズ・バー」にも、ちょっと寄っていきましょうか。

 店名からもわかるとおり、「ゴテンズ・バー」も、「御天」の店主・岩佐さんがオーナーとなって開店した焼酎バー。なにしろバーだけに、1階の「御天」よりも多くの種類の飲み物がそろっているのです。その分、料理の品数は少ないのですが、そこはなにしろ同じ店主が経営する兄弟店。「御天」の料理を、「ゴテンズ・バー」まで出前してもらって食べることもできるのです。(さすがにラーメンはダメだろうと思いますが……。)

 トントントンと階段を下りて、「ゴテンズ・バー」の扉を開けると、なんとそこにいたのは当の岩佐さん、その人です。

「やぁ、いらっしゃい!」と笑顔で迎え入れてくれます。

 営業時間が午前3時までの「ゴテンズ・バー」にとって、この時間帯は、まだ早すぎるのか、先客はなし。岩佐さんは、ホールに置かれたダーツをしながら、バーテンダーのリョウちゃんと話をしていたのでした。

「今日は飲まないんですか?」と聞いてみると、

「今日は、これから車で帰る予定なんで、飲めないんですよ」とのこと。その出発時刻までを、ここで過ごす予定なのだそうです。

 リョウちゃんは、少し前からこの店で働くようになった、新しいバーテンダーさん。ロックバンドをやっていて、英国にもしばらく住んだことがあるのだそうです。リョウちゃんがバーテンダーになってから、店内にはロックの音楽が流れるようになり、バックバーにはスコッチなどの洋酒も並ぶようになりました。

 せっかくなので、今日はスコッチをいただいてみましょうか。

「ラフロイグ(LAPHROAIG 10)を、ストレートでお願いします」

 ラフロイグは、スコットランド西岸にあるアイラ島で造られた、シングルモルトウイスキー。この島で作られる、他のシングルモルトウイスキーと同様、強烈な香り、強烈な個性です。この味が、香りが、いったん虜(とりこ)になると離れられなくなっちゃうんですよねぇ。

 店主・岩佐さんは、私とほぼ同年代(1歳違い)。

「博多に居たころに、街中ですれ違ってたかもねー」

 なんて話で盛りあがりますが、同年代にしては、やっぱり岩佐さんはシャキッと若く見える。眼光がするどいから、そう見えるのか。何店舗もを経営する社長だから、顔つき、体つきが引き締まってくるのか。

 ウイスキー1杯で「御天」に上がる予定が、他のお客さんもやって来たりで、ついつい飲みが進み、芋焼酎(不二才)のロックを追加です。ワイワイと過ごすうちに、気がつけばもう午後11時。しぇーっ、2時間半も居ちゃいましたか。

 さぁ、そろそろ地上に出ようっと。お勘定は2千円ほどだったような……。(失念)

「どうもありがとうございます」

 という、美人バーテンダー、リョウちゃんの声に見送られながら、階段を上ったのでした。

071214l 071214m 071214n
「ゴテンズ・バー」 / 「不二才」ロック / 店内の様子

店情報前回

《平成19(2007)年12月14日(金)の記録》

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コメント

こんばんは、昨年は色々とお教えいただきまして有難うございました。

下井草にも良いお店があるんですね~。
飲んだ後にラーメンとは、羨ましいです(胃が)。

余談ですが、私もブログを開きましたので、よかったらみてやってください。

投稿: m.k | 2008.01.10 22:06

m.kさま
コメントありがとうございます。
カラフルでビジュアルなブログも拝見いたしました。
今年もまた、よろしくお願いします。

投稿: hamada | 2008.01.14 16:56

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受信: 2008.02.02 14:53

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