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鳥屋、日本酒、うどん … おでん「あわもり」(呉・広)

カウンター内のおでん鍋


 就職してすぐ、独身時代の6年間を過ごした呉(くれ)の町。その呉にあるおでん屋、「あわもり」に来ています。

 松山(愛媛県)の高校を卒業し、博多で6年間を過ごしたあとの、呉の町。博多の印象が焼き鳥、焼酎、ラーメンだったのに対して、こちら呉の印象は鳥屋、日本酒、うどんです。

 鳥屋(とりや)は、言ってみれば焼き鳥屋なんですが、店内には生簀(いけす)があって、新鮮な魚介類を食べることができるのです。ここで地元の人たちがハゲと呼ぶ、カワハギの活作りを造ってもらったり、メバルを煮付けてもらったり、オコゼを唐揚げにしてもらったりしながら、おいしい日本酒に舌鼓を打ったものです。(鳥屋についてはこちらの記事もどうぞ。)

 博多にいるころは、主たる飲物は焼酎(芋焼酎「白波」)のお湯割りだったのですが、こちら広島にやってくると、ほとんどの人たちは日本酒を飲んでいました。なにしろ酒都(しゅと)と呼ばれる西条もすぐ近くにあるし、呉市内にも「千福」がありますからねぇ。今日、ここ「あわもり」でいただいている日本酒も、西条で造られた「西条鶴(さいじょうづる)」です。

 うどんについては、先日も書いたとおり、実は博多のうどんも特徴的で、噛まないでも飲み込めるほどトロトロに煮込んだ太い麺。ごぼう天や丸天を載せて食べるのがおいしいうどんです。

天玉うどん(呉) 一方、こちら呉は、おいしい出汁によく絡む細い麺。博多の太い麺とは対照的です。これに、カリッと上がったかき揚げ天をのせて、生卵を落としていただくのが定番で、こちらにいるときには、昼の弁当を食べた後、毎日のように社員食堂の天玉うどんを食べていたことを思い出します。今日の昼食も天玉うどんをいただきました。

 博多、呉を経て、東京に転勤したのですが、その東京の印象は、もつ焼き、チューハイ、そば、かなぁ。

 さて「あわもり」。ここのおでんは、十数品あるネタのすべてが1品90円。それぞれ串に刺されていて、お勘定の時には串の数で計算します。

 メニューにはロールキャベツもあるんだけど、ロールキャベツも90円って、本当かなぁ。さっそく注文してみると、串には小さなロールキャベツがふたつ。でも、中の具もしっかりとしていて、ちゃんとしたロールキャベツです。

 御酒(燗酒、200円)をおかわりして、じゃが芋をもらうと、小ぶりのじゃが芋ながら、丸ごとのが串に4個。壁に張り出されたメニューには、じゃが芋は載っていないのですが、となりの人が食べていておいしそうなので注文したのでした。

 カウンターの中には、入口側と奥側に、それぞれ1個ずつ、おでん鍋があるのですが、今は入口側のものしか使っておらず、奥の鍋は休止中のようです。

 客層は圧倒的に仕事帰りらしきお父さんたちが多いのですが、スーツ姿の人はほとんどいない。私も、今日は出張で来てるのでスーツ姿ですが、ここに住んでたころは、普段着(ジーンズにジャンパーなど)で会社に行ってましたからねぇ。

 ひとり客が多いんだけど、それぞれ常連さんのようで、店の中に入ってくると「ヨッ」なんて挨拶を交わしながら席に座っています。席を立って帰る人のお勘定は、みなさん千円前後。なにしろ、おでん90円に、泡盛は160円なので、けっこう飲み食いしても、なかなか千円に届かないのです。

 そして、席が空いたと思うと、すぐに次の人が入ってきて、満席状態が途切れることがありません。

 続いて、これまた「なんだろうなぁ??」と思いながら注文してみたのは、あいがも。

 出てきたのは、両側に肉だんごがあって、間に櫛切りの玉ねぎを挟んだおでんです。なるほど、合鴨のつくねなんですね。

080125d 080125e 080125f
ロールキャベツ / じゃがいも / あいがも

店情報前回) (つづく

《平成20(2008)年1月25日(金)の記録》

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 呉にある、おでんの名店「あわもり」に来ています。もとは、泡盛の取次ぎ店だったというこの店が、おでん屋に転向したのは昭和28(1953)年のこと。以来、55年間、地元の人たちに愛される酒場として営業を続けているのです。  壁に張り出されているおでんの品書は、すじにく、かわ、あつあげ、こんにゃく、ひらてん、ぼうてん、かまぼこ、きも、たまご、あいがも、たまねぎ、ロールキャベツ、ねぎま、ウインナー、いわ... [続きを読む]

受信: 2008.02.17 07:46

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