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古くから酒場の多い町 … 大衆酒場「庚申酒場(こうしんさかば)」(庚申塚)

煮込みとホッピー


 せっかく滝野川まで来てるので、ちょっと足をのばして吉田類(よしだ・るい)さんの「酒場放浪記」で紹介されていた、庚申塚(こうしんづか)の「庚申酒場」にも行ってみることにしましょう。

 やきとん「高木」から明治通りを西巣鴨駅方面にちょっと戻り、掘割の信号交差点を右に折れて、巣鴨方面に進むと10分もかからないうちに都電荒川線の庚申塚駅で、そのすぐ先の交差点の左手にあるのが「庚申酒場」です。

 「高木」と「庚申酒場」は、すぐ近くにあるのに「高木」は北区、「庚申酒場」は豊島区。このちょっとの距離の間に、区界(くざかい)を越えちゃったんですね。

 それにしても、ここ「庚申酒場」も、「高木」に負けず劣らず古い建物(褒め言葉!)ですねぇ。こちらも木製の引き戸が4枚並んだ大きな入口。その中央部に小さなのれんがかかっています。入口横の窓のところに、ホッピーのポスターがあるということは、ホッピーも飲めるんでしょうね。

 まん中あたりの引き戸を開けて店内へ。

 古い木製のカウンターが、横長く通った店内は、年配の女将さんひとりが切り盛りしており、カウンターの左側に先客がひとり。このお客さんが、比較的若い男性なのが、ちょっと驚きです。

 私も中央やや右あたりに座り、まずはホッピーを注文します。

 店内にはどこにもメニューがないので、メニューを見ながら飲み物や食べ物を選ぶということはできません。店の外のホッピー・ポスターを覚えていたので、ホッピーにしたのでした。

ホッピー そのホッピーは、氷の入ったホッピー純正ジョッキと、栓を抜いた瓶入りホッピー、そして受け皿付きのグラスにあふれるまで宝焼酎が注がれ、その受け皿にレモンスライスが1枚添えられます。この焼酎とホッピーを、それぞれジョッキに移して、自分の好きな濃さで混ぜ合わせます。

 さぁ。料理のほうもメニューがないので、どうしましょうかねぇ。カウンターの中央部には炭火の焼き台があり、おそらくやきとんができるんだろうと思います。ということは、煮込みもあるかな。

「はいはい。煮込みね」

 と女将さんが小鉢に煮込みをついでくれます。ここもシンプルに腸だけの煮込みですねぇ。このあたりでは、このスタイル(煮込みは腸だけ!)が標準的なんでしょうか。

「このあたりは、古いやきとん屋さんが多いですねぇ」と女将さんに聞いてみると、

「そうねぇ。「高木」さんや「柳下」さんなどは古くからあるわねぇ。このあたりは明治通りと白山通り(旧・中山道)が通っていたから、やきとんのお店だけが特別に多かったというわけじゃなくて、昔から酒場そのものが多かったのよ」と聞かせてくれます。

 女将さんは、話し好きでもあるようで、はじめて来た私に対しても、ごくごく普通にいろんな話を聞かせてくれるので、私も昔から来てる酒場のように馴染むことができます。

 1時間半近くゆっくりとして、お勘定は600円でした。うーむ。安い。ホッピーも煮込みも300円ずつといった感じなのかなぁ。どうもごちそうさまでした。

《平成20(2008)年4月12日(土)の記録》

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