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〔コラム〕 旅先で食べるその土地の名物

 出張などで旅に出ると、楽しみなのがその土地その土地の名物である食べ物です。今回は広島への出張に絡めて、週末の三連休を利用して、四国・松山にも帰省して帰ってくるというコースで、各地の食べ物をいただいてきました。

シウマイ弁当 新横浜から新幹線に乗る前に、崎陽軒のシウマイ弁当か横濱チャーハンかを買って乗ることが多いのですが、今回は乗り換え時間が少なかったこともあってパス。両方とも、最近は首都圏では比較的簡単に手に入っておすすめです。特にシウマイ弁当は、つまみから食事までオールインワンの優れもの。シウマイ弁当+缶ビールで、晩酌付きの夕食が楽しめるのです。


080726c1 広島駅に到着したのは午後9時ごろ。急いで隣接する駅ビル(ASSE)の2階にある、お好み焼きの「麗ちゃん」に向かいます。「麗ちゃん」のラストオーダーは午後9時半。のんびり移動していると、その時刻に間に合わないのです。

 「麗ちゃん」は広島風お好み焼きの有名店ですが、もちろん地元・広島では「広島風」とは言いません。普通に「お好み焼き」と言えば、それが広島風で、逆に具材を練り込んで焼く関西風のスタイルを「関西風」とか「大阪風」と呼んで、普通の広島風と区別するのです。

 一番普通のお好み焼き(豚肉・玉子・そば入り、730円)と、瓶ビール(エビス中瓶、500円)を注文して、ビールを飲みながら待っていると、目の前の鉄板でお好み焼きの準備が始まります。広島風のお好み焼きは、必ず店の人が焼いてくれるのです。このお好み焼きに、ビールがまたよく合うこと。


080725c2 その日は広島駅近くのホテルに泊まって、翌日の朝食は、広島駅一番ホームの立ち食いうどん屋で、天玉うどん(390円)と、もぐり寿司(200円)です。もちろん天玉うどんの玉子は、黄身を軽く溶いて麺を絡めるようにしていただきます。(→〔コラム〕やみつきの天玉そば、その理由(わけ)は!?

 広島に来ると、必ずここのうどんを食べていますが、いつもは、いなり(2個160円)か、まき寿司(2個100円)と一緒に食べていて、もぐり寿司にしてみたのは今回がはじめて。もぐり寿司は、いわゆるちらし寿司ですが、その具が酢飯の中にもぐり込むように入っていることから、もぐり寿司と呼ばれているんだそうです。本格的なもぐり寿司は、海の幸、山の幸がたっぷりともぐり込んでるらしいのですが、ここのもぐり寿司の具は、エビ、穴子、レンコンの3種類。透明なパックに盛られたもぐり寿司を、パックのまま渡してくれます。

 こっちのうどんには、寿司がベストマッチ。いなり、まき寿司もそうですが、このもぐり寿司もよく合います。


080726c3 松山で、飲み会の三次会として、地元の人と二人で入ったのが、三番町にある中華そばの「瓢太」。こちらでは有名なラーメン屋なんだそうです。おでんをはじめ、酒の肴になりそうな料理もたくさんあって、カウンターの中の棚には焼酎のキープボトルもずらりと並んでいて、ラーメン居酒屋風です。

 注文を地元の人に任せたところ、いきなり、

「中華そばを2人前。それと生ビールを2杯」

 と中華そばの注文から入ったのには驚きました。「えぇーっ!」と思いながら周りを見渡してみると、ほとんどのお客さんが飲んでるんだけど、目の前にはちゃんとラーメン丼が置かれているのです。

 中華そばが出されたところで「オクラもお願いします」と、それからつまみも注文です。

 もしかすると、こちらではシメにラーメンじゃなくて、ラーメンもつまみのひとつとして酒を飲むのが普通なのかもしれませんね。びっくりです。

 さらにこのラーメンの汁(つゆ)の味が甘いのにもびっくり。

「これが「瓢太」の中華そばの特徴なんですよ。甘味は干し椎茸の甘さです」

 と同行者が教えてくれます。この日は、結局この後、じっくりと六次会まで…。まさに、飲んでる真っ最中でのラーメンとなりました。


080726c4 よく飲んだ翌日は、昼間から父親の兄弟が集まっての宴席に加わります。なにしろ9人兄弟(6男3女)なので、その配偶者も含めると、それだけで大宴会です。急な帰省にも関わらず、夕方からは、同級生たち5~6人ほど集まってくれて飲み会をやってくれることになり、ダブルヘッダーでの宴席参加です。

 親戚の宴会が終わったのが午後3時。それから夕方の宴会が始まるまでの時間を利用して向かったのが、鍋焼うどんの「ことり」です。松山では「アサヒ」と「ことり」という2軒の鍋焼うどん屋が有名。お腹がすいていれば、両方をハシゴしたいところですが、宴席の後だし、この後まだ宴会が控えているので、最初にたどりついた「ことり」だけにしました。

 メニューはシンプルに鍋焼うどん(460円)と、いなりすし(2個240円)の2品のみ。お水を持ってきてくれるおばさんも、「鍋焼うどんでよろしいですか?」と確認してくれるだけです。

 それに対して「はい。あと、いなりもお願いします」と応えると、あっという間に、大きないなりが2個のった皿が出されます。

 松山の鍋焼うどんは、甘い汁(つゆ)と、柔らかい麺が特徴。アルマイトの鍋で出されるのです。


080726c5 横浜への帰り道は、特急「しおかぜ」で瀬戸大橋を渡り、岡山駅から新幹線に乗り継ぎます。この乗り継ぎ時に、いつも買うのが三好野本店という会社で作っている駅弁「祭ずし」です。

 特におすすめなのは1,250円の「特上祭ずし」。これは駅構内でも三好野本店の直売店でしか扱っていないので、そこを探していく必要があります。しかしながら新幹線ホームにも直売店がありますので、見つけにくいことはありません。

 今日もその「特上祭ずし」をもらおうとしたのですが、残念ながら売り切れとのこと。しかたなく普通の「桃太郎の祭ずし」(1,000円)にしました。

 祭ずしというのは、酢飯の上に岡山名物のママカリ酢漬や、瀬戸内を代表する高級魚・サワラの酢漬、さらには錦糸玉子、えび煮、椎茸煮、穴子煮、も貝煮、筍煮、菜の花醤油漬、れんこん酢漬、紅生姜、つなし(このしろ)酢漬、焼穴子、シャコ酢漬、タコ酢漬などがのった豪勢なもの。特上になると具材の量も質もよくなるのです。


080726c6 横浜に到着して、単身赴任寮への道すがら、旅の締めくくりとして出かけたのは、洋光台の中華料理屋、「中華日和(ちゅうかびより)」です。

 この旅の間、うどんやラーメンをたくさん食べてきたからもういいじゃないかと思いつつも、注文したのは半チャンラーメン(790円)。これは醤油ラーメン(500円)と半チャーハン(370円)のセットメニューで、それぞれ単品で注文すると合計870円になるところ、80円分、約1割ほど安くなるのです。

 ラーメンもさることながら、できたて熱々のチャーハンがうまいこと。

 さぁ、明日からまた仕事だ!

《平成20(2008)年7月17日(木)~21日(月)の記録》

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コメント

岡山の祭り寿司懐かしいです。自分も帰省途中の乗り換えでよく買いました。今は、専ら駅ビルで「えびめし」ですが・・・(かなりいけますよ)
今度、仲間内で東海道線ぶらり酒盛の旅を企画しております。三島の鰻や由比の桜エビ、清水のカレーモツ煮で楽しみ(時間があれば新蒲原の岩科酒場も)、〆は小田原駅近くの「田」で青ノリ天ぷら&樽生ホッピーです♪
ちょっと遠出するだけでも日常を離れた解放感と旨い料理、酒があるのを改めて実感しました。
いつも面白く、為になる情報ありがとうございます。これからも楽しく読まさせていただきます。

投稿: だにL | 2008.07.27 13:35

鍋焼きうどん「ことり」は郷愁をそそります。
稲荷ずしと一緒に食べるのは定番ですね。
松山のラーメンは学生の頃は「豚太郎」ぐらいしか
記憶がないです。社会人になってから「瓢太」に
一度訪れた記憶があります。ラーメンに限らず
松山の食べ物は甘めですね。

投稿: シギー | 2008.08.04 17:14

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受信: 2012.08.18 21:10

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