東小金井にも大衆酒場 … 居酒屋「スタミナの城(すたみなのしろ)」(東小金井)

吉祥寺を後に、中央線でやってきたのは東小金井駅のすぐ近くにある居酒屋、「スタミナの城」です。吉田さんとおっしゃる、「竹よし」や「秋元屋」にもいらっしゃっているお客さんから、「スタミナの城」のことをご紹介いただいたのは、今から5年ほど前のこと。
「もともとは愛媛出身の、元漁師のおじさんがやってたお店なんですが、今はその息子さんがやっています。四国の天ぷら(じゃこ天)や、イワシの味醂干しなんかが売りのようですよ」
ということで、「スタミナの城」というインパクトのあるネーミングもあって、「いつか行かなきゃ」と思っていたのです。やっと今日、来ることができました。
店内は、うなぎの寝床のように細長く、入口のあたりは冷蔵庫や2階(座敷席)へと上がる階段があり、そこを通り過ぎると、左手には直線カウンターが店の奥に向かって伸び、右手には4人掛けのテーブル席が3卓ほど。カウンター席とテーブル席の間隔はほとんどないほどの細長い造りで、店の一番奥が厨房になっています。
土曜日、午後5時半の店内には、先客は二人くらいしかおらず(ただし2階の座敷は予約の宴会が入っている模様)、我われ3人は一番奥のテーブル席に座り、瓶ビール(アサヒスーパードライ大瓶、550円)をもらって乾杯です。
カウンターの中の壁にずらりと並ぶ短冊メニューは、その数およそ50種類。やきとりの1本100円(注文は2本から)からはじまって、高くてもカツオ刺身(450円)や、アジなめろう(500円)と、ほぼ1品500円以内におさまっています。
そんな中から、四国天ぷら(200円)や、生しらす(350円)、じゃが塩こんぶ(250円)などをもらいます。
じゃが塩こんぶは、茹でて四分の一にカットした新じゃがに、塩こんぶを和えたもの。塩だけで食べる場合に比べて、昆布の旨みが加わります。塩こんぶを使うのは、この店の特徴でもあるのか、メニューには他にも、きゅうり塩こんぶ和え(250円)、ゴーヤ塩こんぶ和え(250円)、厚揚げ塩こんぶ(300円)などが並んでいます。
飲み物を燗酒(大徳利、500円)に切り替えると、カウンター奥の自動燗付け器で燗づけされた「杜氏のこころ」(普通酒)が、「スタミナの城」と書かれた徳利で出されます。
追加のつまみは、2人前で700円というスペシャル・メニューのカシラチャーシューに、岩のり(200円)と、きゅうり塩こんぶ和え(250円)です。
カシラチャーシューは、大きなカシラ肉の塊りをじっくりと煮込んだもの。2人前と書かれているだけあって、かなりのボリュームです。
燗酒をどんどんおかわりしているうちに、店内も近所の常連さんらしきお客さんが増えてきます。カウンター席とテーブル席があまりにも近いので、ちょっと心配していたのですが、ほとんどが顔見知りらしきお客さんたちは、カウンター席のお客さんも後ろ向き、つまりテーブルのほうに向かって座って、みんなでテーブルを囲む形で盛り上がっています。
ゆっくりと2時間ちょっと楽しんで、お勘定は3人で4,950円(ひとり1,650円)でした。
それにしても、さすが中央線沿線。各駅ごとに、大衆酒場がありますねぇ。

カシラチャーシュー2人前 / 岩のり / きゅうり塩こんぶ和え
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